wakugumikoe-seityouimage-sugasan成長の秘訣には様々な切り口、教示があります。

ここでは「一止自己否定」という考え方と精神性をご紹介します。

この「一止自己否定」ですが、私が京都にある臨済宗総本山の一つ ‟ 天龍寺 ” の助けを借りながら、某企業幹部の座禅研修を担当しているときに私自身が学んだ精神です。


temples and shrines 01


当時、禅定(ぜんじょう)体験プログラム(実際に座禅を組んで瞑想体験をするプログラム)の実施にあたっては、研修そのものの講師である私も他の研修生の皆さんと共に座禅を組み、皆さんと一緒に指導を受けていました。その際、当時の教学部長(禅の精神を教授してくれる僧侶部の長)から直々に警策指導を受け啓発された言葉、考え方です。

仏教は禅宗の教えの中に「一止自己否定」という精神があるとのこと。人間は日常の中で、ともすると深く物事を考えず、今までやってきたから、やってこられたからという理由で同じようなことを繰り返していくものです。

だから、時にはしっかと立ち止まり(「一止」し)、自身の足跡を振り返って「ここがいけない」「あそこがダメだ」と是々非々で自らの行動を評価、改善点を明確化し、これに取り組んでいかなくては進歩がないという考え方です。

禅宗では日常生活そのものの中に禅定を取り込み、以て日常生活そのものを修業と為します。普通の私たちには、全面的な自己否定は心の病を招きがちですので注意が必要ですが、しかしポイント絞って改善点を明確にするという意味では、「一止自己否定」は成長の種探しとなります。是非、私たちの生活の中にも取り入れたい考え方です。

さてこの観点で、自己否定が出来ない人間はダメです。常に自分が正しく、だから改善点がなく、結果、全く進歩がありません。悪いのは常に他者、周囲、制度、環境、社会、つまり他責となりがちです。

従って自分に不都合なことが起ると、その原因を自責ではなく他責中心で追究する思考癖があり、よって周囲からは敬遠されがち。そして、それに気づいても更にそうした周囲の側に不理解があると考え、慢性的に周囲と敵対或いは心的に高い壁を立てては自らがその中に閉じこもるような生き方をします。


business man heart keeping image


「人間のあらゆる言動は、その本性(本質)が局面ごとに具現化したものである」

という教えがありますが、日常生活にある様々な振り返りのチャンスにあって、皆さんはご自身の内面(本質的な部分)に潜む改善点の明確化、そして意図的な改善ができていますでしょうか。

本性(本質)に改善が見られなければ、言動パターンに大した変化はありません。

これでは、せっかくの経験であっても、そこから学びがありませんから「ただやっただけ」「やらなければならないからやっただけ」というように、行動が、つまり生きた時間が陳腐化してしまいます。

せっかくなにごとかを体験していながら、「ふーん」「へー」「なーんだ」といった弱い感嘆詞を発するだけで、それ以上の考察を放棄してしまってはいませんか。

やり方にばかり固執して、際立った不都合が起きなければ、浅い意識レベルで「順調」と判断してしまう癖があり、結果、自身の内面を洞察する機会を逸してしまってはいませんか。

全面的な自己否定はいけませんが、全くもって自己否定がないという方は、即ち自己の改善点が見いだせない方であり、進歩がありません。



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