☆4.成長七則 「(5)第六の要件・・・ “ 考える ” 」からの続き

 
“ やってみる ”

恒常的な成長のための七つの要件、最後、第七番目は「やってみる」です。

以前にも書きましたが、全国の会社や団体様の教育研修のお手伝いをさせて頂く中で、次のような人が多いことに驚きます。良い学校を、良い成績で卒業し、多くの資格を有し、読書家で物知り、頭の回転も速く、話も上手いし聞き上手、論評や分析は専門家級。しかし「やってみる」が不足するがために「奴は只の評論家だ」「頭でっかちだ」などと冷遇されている人々です。

成長には“気づき”というきっかけが必要だとは繰り返し述べてきていますが、実はそのきっかけは、他者から与えられたものではダメなのです。自らが導き出したものでなければならないのです。

では、自らが“気づき”を導き出すためにはどうすれば良いのか?それは「行動する」=「やってみる」以外にありません。つまり、成長に結びつく“気づき”は行動からしか生まれないということです。

確かに本を読んだだけで、人の話を聞いただけで何かに気づくと言うことは往々にしてあるものです。しかし、それらは言わば仮の気づきであって、これを成長に結びつく真の気づきにするためにはを、その仮の気づきを踏まえて「やってみなければ始まらない」のです。仮の気づきに従ってやってみて、そこで真の気づきを得るのです。

前回の主張を引用すればこうなります。考える=思考とは、結論を導き出すことであり、その結論は当然、最終結論ではなく仮説と言うことになります。例えば本を読んだり、人の話を聞いたりして考えさせられ、仮の気づき=仮説を得たとします。その仮説を行動(やってみる)によって試すことが、つまりは仮説に検証を加えるということなり、その結果、行動が伴った分、「ああ、そうか!!」「やっぱりそうか!!」と言う衝撃を伴った大いなる気づきを得ることとなります。これが真の気づきなのです。

そして、この自ら導き出した真の気づきを次の行動に活かした瞬間、ステップアップ=成長があるのです。

ステップアップしたならば、また読む、書く、見る、聞く、話す、考える、やってみる( 検証) ・・・そして、更なる「ああ、そうか!!」「やっぱりそうか!!」という更なる真の気づきの獲得して行くのです。

このような仮説と検証の繰り返しによって、多くの貴重な気づきを得て、その方面の観念はより良く育ち、結論と行動はどんどんと進化し、つまり習熟、成長して行くのです。

因みに「書く」は「描く」にも通じ、この場合は「あるべき姿を思い描く」「ビジョンを描く」「目的を明確化する」という意味になります。

また「見る」は「視る…ミクロの視点で注意深く観察する」や「観る…マクロの視点で全体を見渡す。大観する」に通じ、更に「診る…良い・悪いを判断(診断)する」「看る…手伝う。世話を焼く。引き受ける」にも通じます。

そして「聞く」は、只単に「解からないことを訊ねる…訊く」から、「相手の発言の真意に耳を傾ける傾聴…聴く」にも通じるのです。

なるほど、成長七則に従えば、確かに成長しそうな気がしてきます。



☆4.成長七則 「(7)圧倒的行動量で実践するための “ 意志 ” 決定・・・ “ 決断 ” 」へ続く
※ 岡崎信用金庫調査月報への寄稿「人を財と為す」を加筆編集



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