芦屋川
 家で倒れこむように朝寝を楽しむことがない休日を、最近は過ごしている。
健康な証拠だ・・・と、思われる。

五月の連休は、結婚以来連れて行くよと言っていた大台ケ原へ行ってきた。
四十数年かかってしまった。
二十歳そこそこのころ、勤めていた測量屋さんの社内旅行で大台ケ原から瀞峡と言うルートを社用車で走った。
ハンドルを握っていたのは、測量屋さんの共同経営者。
助手席には、もう一人の共同経営者。
社員は、私一人だった。
それがすべてだったという簡素な会社ではあった。
それでも社内旅行は社内旅行。
大台ケ原へのルートは、風光明媚でハンドルを握っている社長にハンドル握っていないで景色を御覧よと声を掛けたぐらい。
もっとも道は「対向車来ないで!」と、願ってしまうような山の細道。
ハンドル離されたら、崖の下だけれど。

川上村ダム 四十数年経つうちに記憶は美化されたのか、はたまた景色を見る余裕もないぐらい山の細道だったからか、思っていたほど景色は広がらなかった。
もっとも、川上村辺りでは天気も良く晴れていたが大台ケ原は、厚い雲に覆われているようで見通しが悪かった。

嫁さんは、もっぱら道の駅がお目当てで道の駅があるたびに寄り道。
そして必ずタケノコを買うのだった。
なんでそんなに買うの?と聞くと、家の分と保育所の分と友達の土産と・・・。
理由はなんでもいいらしく、買いたいらしい。

大台ケ原 奈良の葛城郡に昔お世話になったお客さんがいる。
大台ケ原へ行く道の途中に立ち寄った。
個人でお仕事をされているので、連休だけれど仕事されているだろうと思ったが、やっぱり仕事をされていた。
お久しぶりとお邪魔して、使って頂いていた機械はもう使っていないという。
その方がいいですよと、臆面もなく申し上げて珈琲をごちそうになって奥様も交えてしばし世間話。
大台ケ原へ行くというと、奥様が川上村の出身なのよとおっしゃる。
ここから川上村は結構遠い。
どんなつてで結婚されたのかしらんと、思わずにいられなかった。
人の縁と言うのは、本当に不思議なものなんだろう。

西宮砲台 写真一枚目、村上春樹ゆかりの地。
芦屋川を川沿いにぶらぶら歩き海辺へ。

写真二枚目、川上村のダム。
ダムは二つあって・・・名前は忘れた。
ダムがあるたびに立ち寄って、私って結構ダム好き?と、気付いてしまった。
自然を凌駕してしまうほどの巨大な建築物。
これだって人の力で作ってしまうのだ、驚嘆してもおかしくはないだろう?
三枚目、大台ケ原のハイキングコースから。
本格的にハイキングコースを歩くには、入山許可証がいるのだ。と、駐車場に書いてあった。

最後の写真、休みのたびに出かけることがつながって、靭公園のバラ祭りの日は滋賀から末娘が孫を連れてきたので靭公園に出かけ、迎えに来た末娘の亭主と入れ替わりに靭公園に長女が孫を連れてきてコンビニのおにぎりを食べた。
みんなで連れ立って散髪屋さんが出品されている写真展に車を走らせる。
紛らわしいことに写真展を開いている団体がもう一か所あって、そちらに入り込むところだった。
で、長女は嫁さんと一緒で芸術に興味がないということだった。
あんなに小さいころ美術展に連れて行ったのに・・・。
長男と末娘はちゃんと興味を示しているのに・・・。
性格か!
また別の日、ドライブ癖がついた私は、用もないのにハンドルを握って気の向くまま西宮へ。
西宮浜で見かけた明治時代の砲台が保存されていて、カメラを構えたのが最後の写真。
説明がえらい遠回りだった。