旧垂水町公民館
 いい天気の日曜日、父の朝食も作らず惰眠をむさぼっていても、お日様が起きてよ~とおっしゃるので起きてしまった。
久しぶりに自転車で徘徊だ!と、とりあえず家を出る。
東に向かって走ろう。
天竺川を越えて、高川越えて。

旧西尾家ステンドグラス で、相変わらずどこをどう走ってどこに着くのかわからないまま吹田の垂水町。
人通りのそれなりに多い道を走っていると、コインパーキングの向かいに古い建物。
こんな街中に珍しいとカメラを向けたのが一枚目の写真。
ネットで調べてみると、街歩きをされている方のブログで「旧垂水町公民館」と知る。

旧西尾家応接間 豊津駅を過ぎて木の向くまま走っているとJR東海道線にぶつかり、線路沿いの整備された道を快適に走る。
小さな公園(多分明和池公園)でトイレを借りて、線路の下をくぐる歩道を抜ける。
そのまま走って安威川に当たる。
ここは以前に来たことがあるので(その時は歩いてきた)、マップを確認すると「旧西尾家」が近い。
針路を旧西尾家にとる。

旧西尾家応接間と蓄音機 吹田の旧西尾家は高い塀に囲まれていて、入り口を見つけると「ご自由にお入りください」と書かれてあった。
門をくぐって自転車を置くと、どうぞこちらへーと言う声がして、思わず声の方へ行ってしまった。
こちらにご住所とお名前をと促されて、受付用紙に書き込んで「ちょうどいま、案内が始まったばかりなのでどうぞ」と、ボランティアのおじいさんの案内人のところへ参加する。
先客が二人。
「お邪魔しますー」と、ついて回る。

旧西尾家玄関 普段、案内サービスを受けたことがないのに、どうしたことだろうと自分で自分を訝しく思いながら説明に聞き入る。
ボランティアの御老人は、博学な方で茶道のことやら建物が建てられた当時のことやらいろいろと教えていただいた。
特に茶道に関しては一家言おもちらしく、なかなかの考察を拝聴。
これも勉強になった。

旧西尾家茶室 モダンなマントルピースがある離れは、武田吾一の設計になる。
ステンドグラスが貼られ、サンルームまである。

写真の格子は、茶室の窓。
ボランティアの方の説明によると、茶室そのものの形が奥深く禅の侘びと寂に通じるとか。
茶室の入り口が低く設計されているのは、武士が刀を差したままでは通れないようにとかそういう世俗的な意味合いではないだろうとおっしゃる。
同感、私的には子宮回帰のように見える。

色々勉強をさせてもらって帰途につく。
帰りは糸田川沿いに・・・また、知らない川を発見。
川沿いの遊歩道がきれいだった。