
地元のドラッグストアーへ目薬を買いにいった所、ブリスターパックに入った『たまごっち風』の家庭用放射線測定器「エアカウンター(AIR COUNTER)」を発見→購入してみました。

使用電源は単4形乾電池2本(FUJITSUのアルカリが付属)。電池蓋の内側に「製造国 日本」の文字あり。

製品台紙ウラ。製品特長や使用方法、仕様等が書かれてあります。特長の中には“首都大学東京大学院人間健康科学研究所放射線科学域 福士政広教授監修の下で本製品は企画・販売されております。”という一文があります。

付属の小冊子「正しく覚えよう 放射線の基礎知識(福士政広教授監修)」。
【実際に測定してみた結果】(全て栃木県佐野市・高さ1m)
a地点:0.17μSv/h (エアカウンターを購入したお店の駐車場)
b地点:0.11μSv/h (自宅庭の屋根あり駐車場)
c地点:0.06μSv/h (自宅建屋内2階にある自室)
d地点:0.21μSv/h (自宅庭の雨どいの水が排水される所)
e地点:0.05μSv/h 未満 (掃除前のネコのトイレ)
* ここ数ヶ月間の栃木県発表の数値(屋外1m)が0.07μSv/h程度なので、このカウンターの測定結果も割りと当てになるのかなぁ?って思えます。取扱説明書にもありますが、低い(0.10~0.30μSv/h程度?)放射線量だと測定完了までに最長で5分程度かかります。同じ姿勢で5分間じっとしているのは疲れますが、ガンマ線検出アイコンもリアルタイムでちゃんと機能しているみたいなので「あ…ここヤヴァイ!」という場所はすぐにわかると思います。測定範囲は0.05~9.99μSv/hと、家庭用放射線測定器としてはちょうど良い性能なんじゃないでしょうか。¥9,800(税込)でした。
【仕様書より】
付属品:アルカリ単4乾電池2本、小冊子、取扱説明書(保証書付)、本体保護用シリコンジャケット
電池寿命:約2ヶ月(1日1時間使用、アルカリ乾電池の場合)
検出器:シリコン(Si)半導体(フォトダイオード[PD])
測定対象:ガンマ(γ)線
表示数値:1cm線量当量率(μSv/h)
測定範囲:0.05μSv/h~9.99μSv/h
誤差:±20%
測定時間:最長約5分(放射線量による)
本体サイズ:約82mm×62mm×34mm
本体重量:約110g(電池・シリコンジャケット含む)
本体材質:ABS樹脂
校正:校正定数による表示補正済み