ただいま灯火管制中!

備蓄食糧は板チョコ1枚(3時のおやつ)とインスタントコーヒー(3年分)

2013年01月

ドメーヌ・ラファージュ キュヴェ・ニコラ グルナッシュ・ノワール VV 2010

DOMAINE LAFAGE NICOLAS GRENACHE NOIR VV 2010

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今年のお正月に、いつもお世話になっているお客様から頂いた、フランス産の赤ワインです。私がグルナッシュ100%のワインを飲みたがっている事を察せられて、セレクトしてくださったとの事です。ありがとうございました!



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【データ】
生産国:フランス
生産地:ルーション地方
等級:I.G.P.
生産年:2010年
醗酵・熟成:樽醗酵・樽熟成
タイプ:フルボディ
ぶどう品種:グルナッシュ100%



【Myテイスティング】
外観:紫がかった輝きのある澄んだ濃いガーネット色。やや強い粘性があり、成熟度が高い様に見える。
香り:控え目なドライハーブの他に、メントールの香りをハッキリと感じる。
味わい:やや軽めのアタックだが、まろやかな甘味の中に強めのアルコールを感じる。酸味は柔らかで、キメ細やかなタンニンとのバランスが心地良い。



フルボディという割には重過ぎず、同価格帯のブルゴーニュ産ピノ・ノワール感覚でいくらでも飲めてしまいます。樹齢80年以上のグルナッシュを100%使用したヴィエイユ・ヴィーニュとの事ですが、確かにグルナッシュ主体で造られた千円台のワインと比べると、フレッシュさの奥底に代々受け継がれてきたドメーヌの貫録の様なものを感じ取る事ができました。ワインだけでも充分に楽しめますが、チーズとの相性もバッチリでした!




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地元のスーパーで見つけた、明治・北海道・十勝スマートチーズです。12個入りで200円以下というカジュアルなお値段と、パッケージの「ほろうま新食感」「うまみ乳酸菌熟成」のコピーを見て“ワインに合うといいなぁ”と思い購入してみました。



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カマンベールの様なトロトロ系ではありませんが、口に入れてすぐにサラっと溶けるクリーミーな食感……当たりです!ひとつひとつがアルミで包装されており、残った分は蓋のできる箱の中で保管できるのも便利だなぁ〜なんて思っていたら12個全部食べてしまいました。ワインの美味さを引き立てる新種のチーズとして、常に冷蔵庫に入れておきたいと思います。




カーラ カルメネール 2011

KAARA CARMENERE 2011

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地元の量販店「やまや」で購入したチリ産の赤ワインです。カルメネールというフランス・ボルドー地方原産の品種がある事を知り、気になっていたところで398円の値札を見て即購入。早速飲んでみました。



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【データ】
生産国:チリ
生産地域:セントラル・ヴァレー
等級:D.O.
生産年:2011年
タイプ:ライトボディ
ぶどう品種:カルメネール
商品説明:赤果実のアロマにほんのりとバニラの風味を感じ、口に含むとレッドベリーやコショウ、スパイスの味わいがします。タンニンはソフトでイキイキとし、フィニッシュにはエスプレッソのようなニュアンスを感じます。



【Myテイスティング】
外観:紫がかった、やや濃いガーネット色。粘性はやや軽い程度だが、成熟度は高い印象。
香り:控え目なカシスやベリー系の香りの他に、濃縮感のある茹でた小豆の様な匂いをしっかりと感じる。
味わい:シャープな酸味の後に、まろやかな甘味を感じる。タンニンとアルコール分は共に控え目な印象。甘味と苦味が混ざった様な余韻が10秒以上続く。



ライトボディという割にはしっかりとした味わいで、カルメネールという品種の特徴がよく解った様な気がします。これで398円というのは驚きです。飲まずに匂いだけを嗅いでいると、土臭いミネラルのニュアンスが鼻に付きますが、ひとくち口に入れてしまうと嫌な感じは無くなります。PS.抜栓3日目には、濃い小豆の様な匂いに加え、植物系の青臭い匂いを強く発する様になりました。コレはもう飲めません…。やはりライトボディのワインは抜栓したその日の内に空けてしまった方が良さそうです。同じ値段でカーラのカベルネ・ソーヴィニヨンもあったので、次はそれも飲んでみたいと思います。




いまここロゼ

THE HERE AND NOW

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2012年の年末に、いつもお世話になっているお客様から頂いた国産のロゼワインです。日本のロゼを飲むのは、たぶん今回が初めてです。エチケットの「いまここ」の文字は、ココ・ファーム・ワイナリーがある栃木県足利市出身の詩人、故・相田みつをさんが書いたものだそうです。「いまココ・ファーム」というわけですね?ありがとうございました。



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【データ】
生産国:日本
生産地方:関東地方
生産県:栃木県
生産市:足利市
残糖:0.855%
熟成:ステンレスタンクで5ヶ月。後にブレンド。
ぶどう品種:マスカット・ベイリーA 62% メルロ15% シャルドネ15% 甲州2% その他6%
商品説明:「いまここロゼ」は、やさしい甘さのロゼワイン。色はサーモンピンク。香りはキャンディー、さくらんぼ、苺のシロップ、などの綺麗でフレッシュな印象とともに香ばしさも感じる。口中は、優しい果実の香りが優しく広がり、さくらんぼ、キャンディー、ラズベリーやチェリーなどの素直なやわらかい果実味たっぷりの味わい。



【Myテイスティング】
外観:透明度の高い、淡い朱色。やや軽目の粘性がある。
香り:控え目な干しプラム香の他に、マンゴーの様な香りを感じる。
味わい:口に入れ、まず最初に舌の上で微炭酸を伴う酸味を感じる。アタックは軽く、甘味は豊でまろやか。タンニンは殆ど感じられず、アルコールも控え目な印象ですが、余韻はやや長い。



まず、色がキレイなので、本能的な飲欲が湧いてきます。黒ブドウ主体で造られたロゼワインですが、ブランド・テイスティングだと香り・味ともに白ワインと間違えてしまいます。複数のぶどう品種がブレンドされている様ですが、スペインのマカベオ種100%の白ワインの味わいと似ているな、と感じました。豊かな甘さがあるワインのため、相性の良い料理の種類は限られてしまいますが、シンプルな味付けの肉料理や揚げ物、またスナック菓子とも良く合いました。   炭酸がすでしゅわしゅわしたら もっと旨くなるんじゃないのかなぁ みつうぉ





シャトー・ボーモン 2009

CHATEAU BEAUMONT 2009

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今年のお正月に地元のワインショップで購入したフランス産の赤ワインです。ブルジョワ級のボルドーワインを飲むのはコレで2回目となります。



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【データ】
生産国:フランス
生産地方:ボルドー地方
生産地区:オー・メドック地区
等級:ACオーメドック
格付け:クリュ・ブルジョワ
熟成:オーク樽14ヶ月
生産年:2009年
ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン53% メルロー46% プティ・ヴェルド1%
輸入業者:JSRトレーディング株式会社



【Myテイスティング】
外観:澄んだ輝きのある、濃いガーネット色。適度な粘性が見られ、健全な熟成が感じられる。
香り:濃縮感のあるカシス、グレープフルーツ、青ピーマンに加え、ナツメグの様なスパイシーな香りが感じられる。
味わい:口に入れた瞬間、心地良い甘さと同時にシャープな酸味を感じる。その後訪れる、なめらかな収斂性は、ビロードの様で心地良い。酸味・甘味・タンニンのバランスがとれているのがハッキリとわかります。



濃厚な味わいなのに、とても飲みやすい。エチケットのデザイン等も含め、高級感漂うボルドーワインです。グレート・ヴィンテージである2009年モノのブルジョワ級ボルドーワインが、実勢価格¥2,000前後というカジュアルなお値段で買えるのも嬉しいですね。これは、もう1本買って、セラーで寝かせておきたくなるワインです。



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はごろもフーズの缶詰「シーチキン・コーン&ポテト」です。ワインに合うかな?と思い、地元のスーパーで購入。



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美味い!一応“魚料理”になると思うので、白ワインに合うのは勿論ですが、ポテトとコーンの食感も良く、赤ワインとのマリアージュも完璧でした。1缶100円くらいだったので、スーパーに行く度に毎回買ってしまうかもしれません。





エコスル カベルネ・ソーヴィニヨン

ECOSUR CABERNET SAUVIGNON

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だいぶ前から地元のスーパーで売られている、チリ産の赤ワインです。2年くらい前から、たまに買って飲んでいましたが、冷蔵庫でキンキンに冷やしたものを、ビールを飲んだあとのジョッキにドボドボっと注いでグビグビッ…という飲み方をしていました。というわけで、エコスルをちゃんとテイスティングするのは今回が初めてとなります。



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【データ】
生産国:チリ
容量:500ml
タイプ:ミディアムボディ
ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン
商品説明:濃いルビー色。カシス、ベリーの香り。しっかりとした果実味とぶどうの完熟味が楽しめます。



【Myテイスティング】
外観:濃い深紅色。健全な熟成が感じられる。粘性もやや軽いがある。
香り:カシス、ブラック・チェリー、ナツメグの他、上品なヴァニラ香も微かに感じる。
味わい:若々しさを感じるフレッシュな酸味。適度な甘さもあり、軽いタンニンの渋みとのバランスも良い。



開栓初日は香りも固く、舌の先で微炭酸を感じる様な状態でしたが、2日目には芳醇な香りを発する様になり、まろやかな甘さも出て豊かな味わいになりました。ジョッキで飲んでいた頃から、薄々感じていましたが、やっぱりエコスルは旨いですね!ペットボトル入りの¥298ワインですが、テーブルワインのひとつ上を行く味わいがあると思います。エコスルの白は未飲なので、近いうちに買って飲んでみます。




シャトー・レ・マリア 2006

CHATEAU LES MARIAS 2006

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自宅から車で40分ほどの場所にある、酒の激安店で購入したフランス産の赤ワインです。このChレ・マリアは、新聞の折込広告でよく見かける700円前後の激安ボルドーワインです。ヴィンテージは2006年ですが…?



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【データ】
生産国:フランス
生産地方:ボルドー地方
等級:ACボルドー
生産年:2006年
タイプ:フルボディ
ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン43% メルロー43% カベルネ・フラン14%



【Myテイスティング】
外観:透明度の低い、濃いガーネット色。ディスクに僅かなテュイレが感じられる。粘性はやや軽い。
香り:熟成によるブーケが感じられる。ブラック・チェリー、カシスの他、上品なヴァニラ香もある(抜栓直後)。
味わい:シャープな酸味の後に、溶けたタンニンの心地よい渋みを感じる。しかし、余韻として舌の上に残るのは…酢酸。

「すっぱい」のでグラス3杯ほど飲んで、そこでストップ(たぶん今までの保管状態が適当でなく、劣化してしまったものと思われます)。

抜栓2日目:やはり酢酸を強く感じるため、ボトルの中のワインを激しくシェイク!そして2時間後のテイスティング…約6年掛けて閉じていたものが開いてきた?ビロードの様なタンニンに加え、グラマーな甘みを僅かに感じる。
抜栓3日目:初・2日目に感じた良い香りや味のボリュームは殆ど消えてしまい、すっぱいだけのワインビネガーになってしまいました。



ボルドーのヴィンテージチャートを確認しても、2006年が特別弱かったという事でもなさそうです。やはり劣悪な保管状態を経て劣化してしまったワインということでしょうか…あ、だからこの値段?(ってことではないと思いますが、残念)。




シャトー・ラ・コサード 2007

CHATEAU La Caussade 2007

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フランス・ボルドー地方を流れる、ガロンヌ河左岸にある世界3大「貴腐ワイン」の一つとして有名なソーテルヌ。…の対岸にある極甘口白ワインA.O.C.「サント・クロワ・デュ・モン」の貴腐ワインを買ってみました。貴腐ワインを飲むのは初めてなのでとても楽しみです。



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【データ】
生産国:フランス
生産地方:ボルドー地方
生産地区:サント・クロワ・デュ・モン地区
等級:A.C.サント・クロワ・デュ・モン
生産年:2007年
醗酵・熟成:ステンレスタンク
ぶどう品種:セミヨン75% ソーヴィニヨン・ブラン25%



【Myテイスティング】
外観:濃い黄金色。滓や異物は見られず、とても澄んでいる。
香り:甘い香りやフルーティーな香りは全く感じられず(抜栓直後)。その代わり、斬ったばかりの杉の木の様な匂いを僅かに感じる。薬品っぽいニュアンスも…。これがボトリティス・シネレア菌による“貴腐香”というやつなのでしょうか?
味わい:初めての貴腐ワインですが「極甘口」の意味がコレを飲んで良く解りました。シロップやMAXコーヒーよりも甘い飲み物がこの世にあったとは!希釈していない梅酒の味にも似ている気がします。



「デザートワイン」などと呼ばれている理由が良くわかりました。舌全体を包み込むようなトロリとした甘味は、貴腐ワインでしか味わえない甘さなのだと感じました。抜栓3日目あたりには、ちょっとだけフルーティーな香りを感じられる様になりましたが、それと同等に漂ってくるカビ臭には、まだ慣れる事ができません。

 保存料にソルビン酸Kが使用されていますが、ソーテルヌの対岸付近にあるA.O.C.貴腐ワインをお手軽価格で楽しむ場合に限っては、しょうがないのかな?って思います(酵母の代謝を阻害して、糖度の低下を防ぐ目的で使われているみたいですね)。保存の効く「ドリンク・スイーツ」を数日に分けてチビリチビリ飲めるという点など、750mlで¥2,300前後という価格設定は決して高くないと思います。エチケットのデザインもソーテルヌっぽくて気に入りました。




Chateau FlashLight (JP)

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