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備蓄食糧は板チョコ1枚(3時のおやつ)とインスタントコーヒー(3年分)

2013年06月

シャトー・ル・パン 2011

Chateau Le Pin 2011

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地元のワインショップで購入した、フランス産の赤ワインです。何万円もするACポムロールのル・パンと偶然(?)同じ名前のボルドーワイン(こちらはACボルドー)。エチケットのLe Pinの書体まで似ています(本物のエチケット)。これはただのジョークワインなのか否か…早速飲んでみました。



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【データ】
生産国:フランス
生産地方:ボルドー地方
等級:ACボルドー
タイプ:赤・ミディアムボディ
アルコール分:12%
生産年:2011年
ぶどう品種:メルロー80% カベルネ・ソーヴィニヨン15% カベルネ・フラン5%



【Myテイスティング】
外観:澄んだガーネット色。濃淡は明るい。粘性はやや軽めだが、よく熟した印象。
香り:ブルーベリー、カシス、スミレ、ナツメグ等の香りをしっかりと感じる。僅かに樹脂香がある。
味わい:アタック=シャープな酸味。甘味やタンニンを吹き飛ばしてしまう程の強い酸味を感じます。こんなに酸っぱい赤ワインは初めてです…。



とりあえず抜栓直後の感想ですが、これはダメですね。外観と香りで想像した1,000円前後のボルドーワインの味とはかけ離れた、スッパくて薄いワイン色の飲み物です。アルコールによるヴォリューム感も弱く、強烈な酸味が口の中で不快な苦味に変化するのも嫌です。1,300円もしたのに…。千円未満でも、これよりも美味しいボルドーは沢山あります。あまり笑えないジョークワインでした。ショップによってはフルボディなんて書いてある所もありますが、一口飲めば「そりゃないぜょとっつぁん」と言いたくなるでしょう。いつか本物のル・パンを飲んでやる!という目標ができたとしたら…それはせめてもの救いです。


抜栓2日目:初日の強烈なスッパ味は幾らか穏やかになりましたが、その分、味は薄ボケ、薬っぽい嫌な臭いも出てきてしまいました。「フランス・ボルドー地方のル・パン?あぁ、それなら買って飲んだ事あるぜ!」なんて冗談、とても言う気にはなれません。






イエローテイル・シラーズ 2011

[ yellow tail ] SHIRAZ 2011

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近所のスーパー(ベルク)で購入した、オーストラリア産の赤ワインです。以前からオーストラリアのシラーズを飲みたいなと思っていた所、BS11で放送中の「ワインめぐりの旅」オーストラリア・リヴェリナ(リヴァリーナ)篇でこのイエローテイルが紹介されているのを観ました。とにかく大量に生産されているらしく、アメリカをはじめ、海外にも大量に輸出されているワインだそうです。そして、スーパーのワイン売り場で発見→2012年ものの中に1本だけ、この2011年が残っていました。



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【データ】
生産国:オーストラリア
生産者:カセラ・ワインズ
タイプ:赤・ミディアムボディ
アルコール分:13.5%
生産年:2011年
ぶどう品種:シラーズ
商品説明:熟した果実の旨味とヴァニラやベリー香をもつ赤ワインです。果実味豊かな味わいなので冷やしてもおいしくお飲みいただけます。



【Myテイスティング】
外観:澄んだガーネット色。濃淡は明るく、やや軽めの粘性が見られる。
香り:カシス、ブラックチェリー、メントール、シダ、ドライハーブ、血液の他、納豆の匂いを感じる。
味わい:アタック=まろやかな甘味と、シャープな酸味、そしてキメ細やかなタンニン。アルコール感はやや軽めで、余韻は6秒程度とやや短め。



明るくサラっとした外観から想像したほど軽くはなく、濃縮感のある力強い味わいを感じました。フランス・ローヌ地方のシラーよりは、チリのシラー(シラーズ)に近い味わいです。しかし、チリのシラーと比べても、香りや味に上品さは感じられません。悪くない意味で野蛮で荒削りな味わいを堪能できました。オーストラリアで大量生産され、世界中に輸出されているイエローテイルのワイン…気に入りました。1,000円以下で買えるシラーとして、文句なしの美味しいワインだと思います。





ティンポット・ハット マールボロ ソーヴィニヨン・ブラン 2012

TINPOT HUT MARLBOROUGH SAUVIGNON BLANC 2012

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地元のワイン専門店で購入した、ニュージーランド産の白ワインです。南島にあるマールボロ地区は、ニュージーランド最大のワイン用ぶどう産地であり、今や世界的に有名なソーヴィニヨン・ブランの産地となっています。以前から、ソーヴィニヨン・ブランの特徴というのがイマイチよく分からないなぁ…と思っていた所、このティンポット・ハットの白ワインは、ソーヴィニヨン・ブランの特徴がハッキリと分かる美味しいワインである、と店主(WA)に教えてもらい、購入。さっそく飲んでみました。




甲州甘口 モンデ酒造

Koshu sweet

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いつもお世話になっているお客様から頂いた、国産の白ワインです。前回の赤ワインと一緒に買ってきて頂いたものです。日本を代表する世界的な白品種である『甲州種』で造られたワインは、一度も飲んだ事が無かったので、これはとても良い経験になります。ありがとうございました。



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【データ】
生産国:日本
生産県:山梨県
生産市:笛吹市
製造者:モンデ酒造株式会社
タイプ:白・甘口
アルコール分:12%
ぶどう品種:甲州種100%
商品説明:山梨県産甲州種を100%使用し、味わい深くバランスのとれた飲みやすいワインとなっております。



【Myテイスティング】
外観:輝きのある澄んだ薄い黄色。さらっとしており、粘性は殆ど無い。
香り:リンゴ、グレープフルーツ、アルコール、蜂蜜など。全体的に控え目な印象(抜栓直後)。
味わい:アタック=豊かな甘味と、さわやかな酸味。旨味をともなった苦味も感じる。アルコール感はやや軽めで、余韻は10秒以上とやや長め。



外観のサラっとした粘性や、控え目な香りからは想像できないくらい、甘さ中心の濃厚な味わいがあります。甘口なのでかなり甘いですが、シロップの様な甘さではなく、ぶどう本来のフルーティーな自然な甘さです。国産のワインも、まだ数える程しか飲んでいませんが「さすが!山梨県産のワイン」と思える美味しいワインでした。


余韻というか、飲み込んでから数分後…サッポロポテト・バーベQ味を食べた後の様な感覚(嗅覚ではなく舌の上で感じる匂い)が口の中に残っています。これが甲州種の特徴…なのかも!?抜栓初日から2日後のテイスティングでも、初日同様のサッポロポテト・バーベQ味の風味が口中に残りました。“遅延系のスパイス香”と覚える事にします。





モンテリア ルージュ

Monteria Rouge

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いつもお世話になっているお客様から頂いた、国産の赤ワインです。国内最大のワイン用ぶどう栽培面積を誇る山梨県にあるワイナリーで買ってきてくださったとのことです。山梨には、小規模なものも含めると80ものワイナリーがあるそうです。国産のワインを買って飲むことは少ないので、とても良い経験になります。ありがとうございました。



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【データ】
生産国:日本
生産県:山梨県
生産市:笛吹市
製造者:モンデ酒造株式会社
タイプ:赤・ミディアムボディ
アルコール分:13%
ぶどう品種:マスカットベリーA種
商品説明:12ヶ月以上樽熟成させ、茜色に姿をかえたマスカットベリーA。特有の果実香が焙煎した樽香と融合し、渋み、酸味のバランスのとれた味わい、落ちついたボディとともにやさしく広がります。『素敵なひとときにどうぞ!』



【Myテイスティング】
外観:僅かに紫がかった、輝きのある澄んだガーネット色。さらっとした粘性が見られる。
香り:カシス、杉、なめし革、インク、硫黄、焦げ臭。全体的に控え目な印象(抜栓直後)。
味わい:やや軽めのアタック=弱い甘味と、さわやかな酸味、そしてサラサラとしたタンニン。アルコール感はやや軽めで、心地よい余韻が10秒程続く。



これは初めての味です。フランス等の飲み慣れたミディアム〜フルボディと比べると、香り・味わい共に弱い印象ですが、甘味・酸味・収斂性、そしてアルコール感のバランスが良く、これはこれで完成されたワインなのだと感じました。香りと味(アタック)で感じる第一印象は、あまりパッとしない薄ボケた様な印象ですが、一口、また一口と飲んでいく内にどんどんとこのワインの慎ましやかな美味しさに気付かされ、つい夢中になって720ml(4合)を空にしてしまいました。マスカットベリーA特有の独特の香りは好みが分かれるかと思いますが、ハッキリとした個性のある、美味しい国産ワインだと思います。





ムラーリ ヴァルポリチェッラ 2011

MURARI VALPOLICELLA 2011

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地元の激安店で購入した、イタリア産の赤ワイン(ヴェネト州のヴァルポリチェッラD.O.C.)です。これにアマローネ・デッラ(陰干し辛口)やレチョート・デッラ(陰干し甘口)が付くとD.O.C.G.になります。千円以下のライトボディですが、期待して飲んでみます。



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【データ】
生産国:イタリア
生産州:ヴェネト州
等級:D.O.C.
タイプ:赤・ライトボディ
アルコール分:12%
生産年:2011年
ぶどう品種:コルヴィーナ主体?
商品説明:北イタリア・ヴェネト州ヴァルポリチェッラ地区産。レッドルビー色で口当たりなめらか。少し酸味があり、渋味の少ない軽い飲み口です。室温(18〜20度)または軽く冷やしてパスタや肉料理と一緒に。



【Myテイスティング】
外観:澄んだ、薄めのガーネット色。粘性は少なく、さらっとしており軽い印象。
香り:僅かに干しプラムの香りを感じる他は、青臭い嫌な臭いしかしません。熟成は全く感じられず、若すぎる印象。
味わい:軽めのアタック=弱い甘味と、なめらかな酸味、そしてサラサラとしたタンニン。アルコール感も控え目で、酸味中心の余韻が6秒ほど残る。



これは…想像以上に不味いワインです。味は全体的に薄く、同じ輸入会社(コルドンヴェール)のチリの398円ワインと同等、もしくはソレ以下の青臭い嫌な臭いがします。「コレは本当にイタリアのヴァルポリチェッラD.O.C.なのか!?」と疑いたくなります。MLFによると思われるヨーグルトの様な風味が微かに感じられるのが救いです。カッコイイデザインのエチケットに騙された気分です。698円もしたのに…。今までで最もがっかりしたワインです。




デマンディス ライチ・リキュール

DEMANDIS Litchi's LIQUEUR

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地元の激安店で購入した、フランス産のリキュールです。ライチの匂いを嗅いで覚えるために、大手スーパーで本物のライチを探したのですが、1つも見つけられず…。ライチは結構な高級品らしいので、この348円で買ったライチ・リキュールでライチの香りを確認できれば、かなり安上がりで目的が達成できます。



スクリューキャップを開けた瞬間から、ライチのフルーティな香りが広がりました。ストレートで一口飲んでみると、かなり甘い。グラス半分程の量をロックで飲みましたが、ライチの香りがかなり強いです。口に含み飲み込むと、強烈な悪臭を感じます。たぶん何か(ライチ果汁?)が濃過ぎるんでしょうね。カクテルの材料としてちょこっと使うのなら問題なさそうです。もうコレを飲むことはありませんが、キャップを外してライチの匂いを嗅ぐための「アロマオイル」として、クローゼットの中にしまっておきたいと思います。





Chateau FlashLight (JP)

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