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2013年07月

ラ・ヴィルトゥオーサ キアンティ 2011

La Virtuosa CHIANTI 2011

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近所のコンビニ(セーブオン)で購入した、イタリア産の赤ワインです。店内に設けられたとても小さなワインコーナーに、フランスのA.O.C.やチリのD.O.ワインと一緒に陳列されていたイタリア・トスカーナ州の「統制保証原産地呼称(D.O.C.G.)」ワインです。イタリアワインは、これの他にバルベーラ・ダスティ(同じくD.O.C.G.)もありました。全部498円でした。



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【データ】
生産国:イタリア
生産州:トスカーナ州
等級:D.O.C.G.
タイプ:赤・ミディアムボディ
アルコール分:13%
生産年:2011年
ぶどう品種:サンジョヴェーゼ



【Myテイスティング】
外観:黒味を帯びたガーネット色。濃淡はやや濃く、軽めの粘性が見られる。成熟度は高い印象。
香り:ブラックベリー等の黒い果実香の他、乾燥イチジク、スミレ、タバコ、なめし革、ナツメグをしっかりと感じる。エタノールとアンモニアが混ざった様なツーンとした匂いもある(抜栓直後)。
味わい:やや強めのアタック=弱い甘味と、さわやかな酸味、そして緻密なタンニン。アルコール感はやや軽めで、渋み中心の余韻が10秒程続く。



抜栓直後のツーンとくる匂いは、一口飲むと大して気にならなくなりました。外観や香りから想像したほどのボディは感じられず、イタリアの最上級カテゴリ(D.O.C.G.)のワインはピンキリだな…と三度実感させられました。MLFによるものと思われる心地よい乳酸と、適度なタンニンに対する苦味を伴った酸味のバランスがあまり良くありません。雑味は、あまり感じられない地味な味わいなので、これにグラマーな甘味(アルコール感含)が加われば、かなり美味しくなると思います。サンジョヴェーゼの特徴も感じられましたし、ワンコインで買えるミディアムボディとしては可も無し不可も無しといった所です。



抜栓2日目:外観の変化:粘性が強くなったみたいです。香りは全体的に控え目になってしまいました。味は、初日には感じられなかった甘味が出てきました。官能チャートも、コンパクトながらバランスが良くなったと思います。





カインズ シャブリ 2011

Jean Dazenac CHABLIS 2011

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地元のホームセンター(カインズホーム)で購入した、フランス産の白ワインです。シャブリとは、シャルドネで造る辛口の白ワインで有名な、ブルゴーニュ地方のアペラシオンです。名前は以前から知っていましたが、飲んだ事はありませんでした。そしてホームセンターで見つけたこの千円のシャブリ…。キンメリジャンのニュアンスを感じる事はできるのか!? などなど、期待して飲んでみます。



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【データ】
生産国:フランス
生産地方:ブルゴーニュ地方
生産地区:シャブリ地区
等級:ACシャブリ
タイプ:白:辛口
アルコール分:12%
生産年:2011年
ぶどう品種:シャルドネ100%
商品説明:ミネラルと酸のバランスのいい、本格シャブリ。牡蠣や貝殻のミネラル分を多く含んだ畑のブドウから造られ、きりっとした辛口の味わいが魚介類と良く合います。



【Myテイスティング】
外観:輝きのある澄んだ黄色。やや軽めの粘性が見られる。
香り:レモンの皮、パイナップル、青いバナナ、リンゴをしっかりと感じる他、土や石の様なミネラル香を僅かに感じる。
味わい:やや強めのアタック=弱い甘味と、シャープな酸味。苦味はほとんど感じない。アルコール感は、やや軽めで、余韻も短め。



意外と良い!酸味中心の旨味のある美味しい白ワインだと思います。私が初めて飲んだシャルドネ主体のフランスワインの味と似ています。冷涼なブルゴーニュ地方のシャルドネらしさは前面に出ていないのかもしれませんが、この独特のミネラル香やコハク酸の旨味は、とても良い印象です。ワインの温度上昇と共に、味と香りのエレガントさは無くなっていきます。去年の暮辺りに「シャルドネ=シャブリ・カキ=シャブリ」という言葉を呪文の様に繰り返し唱え覚えました。生牡蠣は食べた事がありませんし、今後もしばらくは食べる予定がありません(牡蠣フライと合わせてみようかな?)。なお、高級カマンベールチーズ(289円)との相性はイマイチでした。


抜栓2日目:酸味・苦味・アルコール感のバランスが良くなり、とても飲みやすい美味しいシャルドネになりました。値段相応の味わいといえます。シャブリにはもっと高級なものが沢山ありますが、これはホームセンターでキャットフードやボディーソープ等と一緒に買い物カゴに入れられる“カジュアルシャブリ”だと思います。





純米吟醸 水芭蕉

Mizubasyou

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いつもお世話になっているお客様から頂いた日本酒です。以前お土産に頂いた水芭蕉は、とても美味しい国産の地ビールでした。今回の水芭蕉は、原料米に兵庫県産の山田錦を100%使用した純米吟醸酒。さっそく飲んでみました。


【データ】
生産国:日本
生産県:群馬県
生産者:永井酒造株式会社
アルコール度数:15%
原材料:米(国産)・米こうじ(国産米)
精米歩合:50%
製造年月:平成13年4月
備考:平成二十三酒造年度 全国新酒鑑評会(金賞) 最多金賞受賞蔵 群馬県第1位 平成元年より通算十四回 平成二十三酒造年度 群馬県清酒品評会(首席)



【Myテイスティング】(冷酒)
外観は澄んだ無色透明で、やや強めの粘性が見られる。そして吟醸酒ならではのフルーティーな香りをしっかりと感じます。味は濃い目で、旨味を伴った苦味が長時間、口の中に残ります。醸造用アルコールを使用していない純米酒ならではの雑味の無いスッキリとした味わいですが、かなりのコクを感じるため、スイスイゴクゴクという飲み方はできません。チビリチビリ、時間を掛けじっくりと味わうタイプの清酒です。と言いつつ、アっという間に瓶が空に…。とても美味しかったです。ありがとうございました。






イゲルエラ 赤 2011

HIGUERUELA Tinto 2011

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地元のワインショップで購入した、スペイン産の赤ワインです。ガルナッチャ・ティントレラという果肉まで赤い黒ぶどうで造られた珍しいワイン。漫画「神の雫」では“千円前後で買える素晴らしいワイン”として登場(コミック17巻)。その他、世界的に有名なワインジャーナリストが高得点を付けるなど、日本国内でも脚光を浴び有名になったスペインワインです。




ロス・モリーノス 赤

LOS MOLINOS Red Wine

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近所のコンビニ(セブンイレブン)で購入した、スペイン産の赤ワインです。数ヶ月前に飲んだロス・モリーノスの白が割と美味しかったので、この赤の方も398円というお値段以上の味わいがあるのでは?と期待して購入。早速飲んでみました。



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ボトルの裏側に貼られた、バルデペーニャスD.O.の証明シール。Tinto=赤。



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【データ】
生産国:スペイン
生産地方:ラ・マンチャ地方
生産地区:バルデペーニャス
等級:バルデペーニャスD.O.
タイプ:赤・ライトボディ
アルコール分:12%
ぶどう品種:テンプラニーリョ、 ガルナッチャ
商品説明:スペインの代表品種、テンプラニーリョとガルナッチャを使用した、華やかな香りとやわらかい口当たりが魅力の赤ワインです。



【Myテイスティング】
外観:輝きのある澄んだ赤紫色。やや強めの粘性が見られる。よく熟した印象。
香り:カシス、ブラックベリー、ブラックチェリー、乾燥イチジク、ドライハーブの他、胡椒系のスパイス香がしっかりと感じられる。
味わい:軽いアタック=まろやかな甘味と、なめらかな酸味、そしてキメ細やかなタンニン。全体的に薄く、バランスは痩せた印象(抜栓直後)。アルコール感はやや軽めで、タンニン中心の余韻が8秒程続く。



赤ワインのサンプルイメージとして使える程、色がとてもキレイです。ガルナッチャ(グルナッシュ)特有の強いスパイス香のお蔭で安っぽさを感じさせません。外観・香りで感じたほどの味わいではありませんでしたが、タンニンがしっかりとしているためか、同価格帯のその他のライトボディよりは明らかに格上のボディを感じます。ロス・モリーノスの白同様、この赤もお値段以上の味わいがありました。24時間いつでもコンビニ買え、カジュアルに楽しめるスペインワインだと思います。





モメサン エルミタージュ 1988

MOMMESSIN Hermitage 1988

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いつもお世話になっているWAから頂いた、フランス産の赤ワインです。エルミタージュとは、コート・デュ・ローヌ地方セプタントリオナル(北ローヌ)の左岸にある、シラーを使用した高級赤ワインで有名なA.O.C.です(白も造っています)。そしてこのワインのヴィンテージは…なんと1988年(昭和63年)!!私がまだ小学生だった頃に造られたシラーを自分で抜栓し、自分の部屋で飲むことになるなんて思ってもいませんでした。これはとても良い勉強になります。ありがとうございました。



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【データ】
生産国:フランス
生産地方:コート・デュ・ローヌ地方
生産地区:セプタントリオナル
輸出者名:モメサン社
等級:ACエルミタージュ
タイプ:赤:フルボディ
アルコール分:12.5%
生産年:1988年
ぶどう品種:シラー



【Myテイスティング】
外観:やや濁ったレンガ色。オレンジ色のディスクが確認できる。やや強めの粘性が見られる。
香り:黒い果実系の香りを僅かに感じる他、エタノール臭と硫黄臭も僅かに感じる(抜栓直後)。全体的に控え目。クローズしている可能性がある。
味わい:アタック=まろやかな甘味と、さわやかな酸味、そしてビロードのようなタンニン。アルコール感は控え目で、酸味と渋味が絡み合った余韻が10秒以上続く。



コルクの状態を見てこれはダメかな…?と思いましたが、3つに分裂させてしまいながらも慎重に最後のコルクを抜いた瞬間、年代物の赤ワインのいい匂いが辺りに漂いました。グラスに注いだ直後はブラックチェリー等の果実の香りが感じられるのですが、1分もすると濡れた木と硫黄の匂いを僅かに感じるだけになってしまいます。


味は極めて健全な状態でした。口に入れた瞬間は、ちゃんとシラーの味がします。そして1秒後には、控え目な甘さとフレッシュな酸味を感じる若いヴィンテージのピノ・ノワールの様な味わいを感じました。抜栓から20分程経ちましたが、ワインが急激に変化している様な気がします。これは一体…(何が起こっているんだ!?)。モロに感じられる“クレアラシルの硫黄臭”が邪魔です。これがなければ美味しく飲めるのに…。


抜栓2日目:初日の硫黄臭が消えました。香り・味ともに若いヴィンテージのピノ・ノワールになりました。


抜栓10日目:スモークチーズの香りになりました。味は、まろやかな甘味と、やさしい酸味、そしてとってもシルキーなタンニンを感じます。ちょっとだけ美味しくなった様に感じます。


今までは写真や文章で知るのみだった“年代物ヴィンテージワインの外観や香り、そして味わい”をじっくりと時間を掛けて体験することができました。ソムリエ教本にも書いてある「熟成すると驚くほどの丸みや滑らかさを見せる」というエルミタージュの特徴を飲んで知る事ができました。このワインで大量の経験値を得、レベルがいっきに2つ上がった様な気がします。本当にありがとうございました!






ティオ・ペペ パロミノ(フィノ) シェリー

TIO PEPE PALOMINO FINO

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隣町の酒屋で購入した、スペイン産のシェリーです。このティオ・ペペとは、世界的に有名なシェリーのブランドで、日本国内でも以前から親しまれている酒精強化ワイン(甘味果実酒)のひとつです。家で飲む初めてのシェリー…とても楽しみです。




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