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備蓄食糧は板チョコ1枚(3時のおやつ)とインスタントコーヒー(3年分)

2013年09月

イエローテイル・シャルドネ 2012

[ yellow tail ] CHARDONNAY 2012

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近所のスーパー(ベルク)で購入した、オーストラリア産の白ワインです。シラーズピノ・ノワールカベルネ・ソーヴィニヨンに次ぐ、4番目のイエローテイルは、シャルドネ主体の白ワインです。オーストラリア産のシャルドネを飲むのも今回が初めてとなります。



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【データ】
生産国:オーストラリア
生産者:カセラ・ワインズ
タイプ:白・やや辛口
アルコール分:13.0%
生産年:2012年
ぶどう品種:シャルドネ
商品説明:熟した果実の旨味とヴァニラやココナッツの香り、豊かでまろやかな余韻となめらかな飲み口をもった白ワインです。



【Myテイスティング】
外観:澄んだイエロー。濃淡は淡く、やや軽めの粘性が見られる。若い印象。
香り:パイナップル、キンモクセイ、樹脂。甘い果実や花のシンプルな香り(開栓直後)。
味わい:やや強めのアタック=豊かな甘さと、しなやかな酸味。旨味をともなった苦味中心の余韻が10秒程続く。



甘い香りに、ほど良い甘味。最近、白ワインは完全な辛口ばかり飲んでいたせいか、この「やや辛口」のシャルドネを一口飲んで、まず最初に感じたのが“まろやかで豊かな甘味”でした。アルコール分は白ワインとしてはやや高めの13%という事もあり、アルコールによるヴォリューム感を含んだ甘味が何とも心地よいです。香りと味わいで判断すると、フランス・ブルゴーニュよりも、アメリカ・カリフォルニア寄りのシャルドネです。


舌の先から中心付近で感じる水っぽさはあまり良いものではありませんが、ある程度しょっぱい味付けの料理と一緒に楽しむには全く気にならないレベルかと思います。シラーズ → ピノ・ノワール → カベルネ・ソーヴィニヨン → シャルドネ と、近所のスーパーで売られているイエローテイルは全て制覇しましたが、まだぱみゅぱみゅのアレが残っています…。


開栓2日目:外観:粘性が高くなり、濃縮感が増した様に見える。同ブランドのシラーズ同様、味わいに上品さを感じる事はありませんが、品種の特徴を活かした厚みのある味わいは、その他の千円未満のヴァラエタルよりも明確な個性が感じられ、好感が持てます。


ぱみゅぱみゅのアレを買いに行きましたが、微炭酸&低アルコールという事だったのでとりあえず今回はバイーパスパスしました。





リーニュ・ド・ヴィー 【生命線】 タナ 2008

LIGNE DE VIE TANNAT 2008

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地元のホームセンター(ケーヨーD2)で購入した、フランス産の赤ワインです。シュッド=ウエスト(南西地方)には赤ワインのみを生産するA.O.C.が3つあります。ベルジュラック地域のペシャルマン、ロット川周辺のカオール、そしてピレネー地域にあるマディランです。マディランといえばタナ(黒ぶどう)で造られる赤ワインで有名です。以前からマディランのワインを飲んでみたいなぁと思っていた所、ホームセンターでタナ100%のACマディランを発見。千円未満というカジュアルなお値段だったため即、買い物カゴへ。初タナ、早速飲んでみました。



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【データ】
生産国:フランス
生産地方:南西地方
生産地域:ピレネー地域
等級:ACマディラン
タイプ:赤・ミディアムボディ
アルコール分:12.5%
生産年:2008年
ぶどう品種:タナ100%
商品説明:凝縮感溢れるチェリーやプラム香にブラックペッパーを思わせるスパイシーなアクセントが重なったフルーティな香り。柔らかながらどっしりとしたタンニンが感じられる、とてもバランスの取れた口当たり。熟した果実味が複雑に絡み合い、表現力豊かに口中を満たします。鴨肉料理やラム、ローストビーフに良く合います。



【Myテイスティング】
外観:澄んだガーネット色。濃淡は濃く、黒味をおびている。粘性はやや軽め。
香り:カシス、ブラックベリー、干しプラム、スミレ、ドライハーブ、ナツメグ。全体的に控え目な印象(抜栓直後)。
味わい:やや軽めのアタック=弱い甘味と、なめらかな酸味、そしてキメ細やかなタンニン。アルコール感は控え目で、水っぽさのあるタンニン中心の余韻が8秒程続く。



外観や香りから想像したものより、はるかに薄い味わいでした。これといった旨味を感じない反面、嫌な青臭さや雑味が無いため冷たいストレートティーを飲む感覚でゴクゴク飲めてしまいます。MLFによるものと思われるヨーグルトの様な乳酸香も感じられ、香りは気に入りました。ただ、タナの品種の特徴とかはよくわかりませんでした…。とてもシンプルな飲み口で、大概の食事ともそこそこ合いそうです。


抜栓20分後:まろやかな甘味が感じられる様になり、同時にタンニンが強くなってきました。これは時間の経過とともに美味しくなるかも!?ライト寄りのやや痩せ気味なミディアムボディですが、悪くはないです。


抜栓3日目:ビターチョコレートの様な味が感じられる様になり、味わいに深みが出てきました。






フェラトン・クローズ・エルミタージュ・ラ・マティニエール 2008

FERRATON PERE & FILS CROZES-HERMITAGE LA MATINIERE ROUGE 2008

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たまにお世話になっている実弟から頂いた、フランス産の赤ワインです。厳密には地元の激安店内において「2千円以下でしっかりとした味わいの赤」という条件の下、フランス産ワインコーナーを中心に15分程吟味した挙句、このシラー100%のクローズ・エルミタージュを私が選びました。“クローズ”が付いていますが、北ローヌ左岸で造られるエルミタージュならではのエレガントなシラーを堪能できるか…?期待して飲んでみます。



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【データ】
生産国:フランス
生産地方:コート・デュ・ローヌ地方
生産地区:セプタントリオナール地区
等級:ACクローズ・エルミタージュ
タイプ:赤:ミディアムボディ
アルコール分:12.5%
生産年:2008年
ぶどう品種:シラー100%
商品説明:黒すぐりやラズベリーなどの芳醇な果実のアロマが漂うこの赤ワインは100%シラー種で造られました。



【Myテイスティング】
外観:澄んだガーネット色。濃淡は濃く、黒味を帯びている。やや強めの粘性が見られる等、成熟度が高い印象。
香り:カシス、ブラックチェリー、干しプラム、ドライハーブ、杉、血液などをしっかりと感じる。木樽からのニュアンスを僅かに感じる。
味わい:やや強めのアタック=弱い甘味と、シャープな酸味、そして強い(突出した)タンニン。アルコール感はやや軽めで、酸味中心の余韻が8秒程続く。



5年掛けて健全な瓶熟をしてきたシラーだと思います。ただ、フルボディのローヌ産シラー100%ワインと比べてしまうと、弱い甘味や軽いアルコール感に対する酸味が強過ぎるためか、官能のバランスはあまり良いとは言えず、痩せた味わいのミディアムボディ…と表現せざるを得ません。香りにスパイシーさを感じられなかったのも残念でした。これでは、ワインだけを楽しむのはちょっと困難かもしれません。濃い味付けのナヴァラン・ダニョー等を食べながら飲む分にはちょうど良いのかもしれません。これで1,780円なら、迷わずドメーヌ・ダンデゾン・コート・デュ・ローヌ(1,700円)を買って飲みます。


抜栓2日目:黒味がより強くなり、レンガ色を思わせる色調が見受けられる様になる。20年物のヴィンテージワインの香りと共に、成熟度の高いローヌ産シラーの濃縮した味わいを堪能できる様になりました。しかし、無駄に強い酸味は相変わらずで、このツンとくる酸っぱい匂いと味が穏やかになってくれれば笑顔で最後まで飲み干せるのになぁ…とか何とかいいつつ、ブティユ(750ml)が空になってしまいました。もっとワインの勉強をして、次はもっと好いワインを選んであげたいと思います。





イエローテイル・カベルネ・ソーヴィニヨン 2012

[ yellow tail ] CABERNET SAUVIGNON 2012

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いつもお世話になっている近所のスーパー(ベルク)で購入した、オーストラリア産の赤ワインです。イエローテイルを飲むのはシラーズ、ピノ・ノワールに続いてコレが3本目となります。2011年のシラーズみたいに美味しいといいなぁ…と期待しつつ栓を開けました。



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【データ】
生産国:オーストラリア
生産者:カセラ・ワインズ
タイプ:赤・ミディアムボディ
アルコール分:13.5%
生産年:2012年
ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン
商品説明:熟した果実の旨味とスパイシーで豊かなベリー香をもつ赤ワインです。果実味豊かな味わいなので冷やしてもおいしくお飲みいただけます。



【Myテイスティング】
外観:澄んだ赤紫色。僅かに黒味を帯びたルビー色ともいえる。濃淡はやや濃く、やや軽めの粘性が見られる。
香り:カシス、ブラックベリー、干しプラム、スミレの他、黒胡椒の様なスパイシーな香りを感じる(開栓直後)。
味わい:やや強めのアタック=まろやかな甘さと、なめらかな酸味、そしてキメ細やかなタンニン。アルコール感はやや強めで、タンニン中心の余韻が8秒程続く。



外観から見て取れる通り、実際に若いワインなんですが、熟成感のある香りと若いカベルネ・ソーヴィニヨンの青臭さを包み込む様なタンニン、そしてMLFによるものと思われる乳酸が良い仕事をしているのを感じます。がっしりとしたボディも感じられ、ミディアムとフルの中間くらいに位置する飲み口です。今までに飲んだ千円前後のカベルネ・ソーヴィニヨンの中ではこれが一番美味いですね。コノスルのレゼルバ(2011)よりも旨い!オーストラリアで大量生産されているイエローテイル…今の所ハズレ無しです。シャルドネの後はぱみゅぱみゅが宣伝してるやつも飲んでみたいと思います。洒落臭いボルドーの2千円前後のワインよりも親しみやすい美味しさを感じます。


開栓1時間後:香りが豊かになり、舌の先で心地よい甘味を感じられる様になる。温度上昇に伴い、余韻に苦味を感じる。


開栓2日目:千円未満の若いチリカベでよく感じられる青臭さが出てきました。ワインを飲みはじめて(テイスティングをはじめて)約9ヶ月…。ソーヴィニヨン系の品種の特徴が解ってきた様な気がします!






シャトー・ルクーニュ(赤)2008

Chateau Recougne(Rouge) 2008

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地元のワインショップで購入した、フランス産の赤ワインです。ワインを飲み始めた頃からこのCh.ルクーニュという名前のワインは知っていたのですが、中々買って飲む機会がありませんでした。2千円未満で買えるメルロ主体のボルドーの中では、かなり美味しいんだろうな…と、何となく想像していましたが…。とりあえず飲んでみました。



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【データ】
生産国:フランス
生産地方:ボルドー地方
生産地区:ラランド・ポムロール近郊
等級:ACボルドー・シュペリュール
タイプ:赤・ミディアムボディ
アルコール分:12.5%
生産年:2008年
ぶどう品種:メルロ主体



【Myテイスティング】
外観:澄んだガーネット色。僅かに黒味をおびており、濃淡はやや濃い。やや強めの粘性が見られる。
香り:カシス、ブラックベリー、ブラックチェリー、ドライハーブ、杉、たばこの他、僅かにナツメグに近いスパイス香を感じる。全体的に控え目な印象(抜栓直後)。
味わい:強めのアタック=弱い甘さと、なめらかな酸味、そしてサラサラとしたタンニン。アルコール感は控え目で、苦味をともなったタンニン中心の余韻が10秒程続く。



5年前のヴィンテージとは思えない程、若々しい味わいでした。MLFによるものと思われる心地よい乳酸も感じられ、とても飲みやすい辛口の赤ワインだと思います。ドルドーニュ川右岸で造られるメルロ主体の1500円前後のボルトーとしては可も無し不可もなしといった所でしょうか…。裏ラベルには「やや重」と書いてありますが、フル寄りではない完全なミディアムボディだと思います。私がこのワインを飲んで、まず真っ先に「似てるな!」と思い出したのが、以前飲んだシャトー・ル・パン(偽)です。奇しくも同じインポーターのワインでした。初日はこの辺にしておいて、明日に期待しようと思います(とか何とか言いつつ、休肝日明けという事もあり、もう半分飲んでしまいました)。



抜栓2日目:初日とそれ程変わらず。これは初日にも感じた事ですが、アルコールによるヴォリューム感が弱く、タンニンも穏やかなためか、フレッシュ&フルーティさを感じさせない“雨後の国道上で潰れたダンボール”の様な水っぽい酸味が雑味として感じられます。同時に、ホームセンターの材木売り場の匂いも感じました。1,300円のル・パンと殆ど同じ匂いと味です。千円未満でも、コレより美味いボルドーは沢山あります。






シャトー・ド・リコー ブラン 2011

CHATEAU DE RICAUD BLANC 2011

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地元のワイン専門店で購入した、フランス産の白ワインです。セミヨンという白品種の特徴を覚えておきたいなと思い、このセミヨン主体のボルドー・ブランを選びました。過去に一度だけセミヨン主体の白ワインを買って飲んでいますが、それはサント・クロワ・デュモンの貴腐ワインでした。初の辛口セミヨン(&ソーヴィニヨン・ブラン)、さっそく飲んでみました。



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【データ】
生産国:フランス
生産地方:ボルドー地方
生産者:アラン・ティエノ
等級:ACボルドー
タイプ:白:辛口
アルコール分:13.0%
生産年:2011年
ぶどう品種:セミヨン、ソーヴィニヨン・ブラン
商品説明:畑の石灰質粘土土壌は、ワインにミネラルをもたらします。手摘みで収穫し、スキンコンタクトします。その後、澱と共に醸造します。



【Myテイスティング】
外観:澄んだ黄色。グリーンがかっている様にも見えるが、黄金色がかっている様にも見える。濃淡はやや濃く、粘性はやや軽め。
香り:グレープフルーツ、リンゴ、アカシア、蜂蜜、火打石の他、セミヨンの特徴と思われる独特な香りをしっかりと感じる(抜栓直後)。
味わい:やや強めのアタック=弱い甘味と、シャープな酸味。とてもドライな飲み口で、心地良い穏やかな苦味もある。アルコール感はやや強めで、酸味と苦味がとけ合った余韻が8秒程続く。



言葉で表現出来ないのがなんとももどかしいのですが、以前飲んだサント・クロワ・ディモンの貴腐ワインと共通する匂いをしっかりと感じます。今までに飲んだどの白ワインからも感じられなかった匂いであることから、これがセミヨンの香りの特徴である事は間違いなさそうです(例え様の無いこの匂い…仕様がないので「セミヨン香」として記憶する事にします)。華やかな香りやフルーティな果実味もあまり感じられません。味わいは完全なドライで、若さを感じさせない奥行があるにも関わらず、成熟度や濃縮感はそれ程高くない印象。独特なセミヨンの香りと、コクのある苦味がこのワインの特徴と言えるかもしれません。


抜栓20分後:味わい:アタックで感じるシャープな酸味はすぐに穏やかになり、白ワインとしてはやや強めのアルコール感と苦味が口中を支配する。


抜栓4時間後:抜栓直後のシャープな酸味は柔らかくなり、フレッシュ&フルーティな
溌剌とした青さのソーヴィニヨン・ブランが前面に出てきました。甘いメロンや桃の香りを感じられる様になった反面、セミヨン香はグラスの残り香で感じる程度に。


抜栓2日目:子供の頃、よく駄菓子屋で食べたヨーグルの様な甘酸っぱい香りを感じる。昨日よりも美味しくなった。


抜栓3日目:香り&味ともに薄くなり、セミヨンやソーヴィニヨン・ブランの品種の特徴を感じる事ができません。このワインの飲み頃は抜栓4時間後〜2日目辺りかと思います。






フィンカ・ラス・ヴィルトゥードス シラー

FINCA LAS VIRTUDES SYRAH

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市内の激安店で購入した、スペイン産の赤ワインです。これのカベルネ・ソーヴィニヨン版が値段の割に美味しかったので、私の大好きな黒品種であるシラー版も試してみる事にしました。輸入者はもちろんコンドンヴェール株式会社。498円で購入。



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【データ】
生産国:スペイン
生産地方:カスティーリャ
等級:I.G.P.(Vino de la Tierra)
タイプ:赤・ライトボディ
アルコール分:12.5%
ぶどう品種:シラー
商品説明:赤果実のフルーティなアロマにほんのりとメントールやミルクチョコレートのニュアンスを感じます。酸味と甘味のバランスが良く、しっかりとしたタンニンがあります。



【Myテイスティング】
外観:澄んだ赤紫色。濃淡はやや濃く、やや強めの粘性が見られる。若いが濃縮感がある印象。
香り:カシス、ブラックベリー、乾燥イチジクの他、ドライハーブ、血液、黒胡椒などを感じる。全体的に控え目。
味わい:やや軽めのアタック=弱い甘味と、さわやかな酸味、そして粗いタンニン。アルコール感はやや軽めで、タンニン中心の余韻が10秒以上続く。



香りにシラーの特徴を感じました。しかし、味は薄くアルコールによるヴォリューム感が低いため、シラーの良さである赤ワインの濃厚なふくよかさが全く感じられませんでした。弱い甘味と痩せた酸味に対する突出した渋みが口中を支配してしまうため、バランスも良いとは言えず「もう一杯!」という気になりません…。。ワインだけを楽しむのはちょっと無理がありますが、このテのワンコインワイン(特にチリ産)にありがちな嫌な青臭さが無いのが救いです。なんというか…渋めの紅茶飲料を飲んでいる様な感覚です。ミルクでも入れてみるかな!?


開栓2日目:初日と大差はありませんが、味わいのバランスがいくらか良くなり、飲みやすくなりました。





Chateau FlashLight (JP)

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