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2013年11月

センシィ・コレチオーネ サンジョベーゼ 2010

SENSI COLLEZIONE SANGIOVESE 2010

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市内のスーパーで購入したイタリア産の赤ワインです。購入の最大の理由は、裏ラベルにサンジョベーゼ100%と書いてあったからです。セパージュの割合が表記されているワインは何かと助かるので、つい買ってしまいます。



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【データ】
生産国:イタリア
生産州:トスカーナ州
生産者:センシィ
等級:I.G.T.
タイプ:赤・ミディアムボディ
アルコール分:13%
生産年:2010年
ぶどう品種:サンジョベーゼ100%
商品説明:イタリアを代表する赤葡萄サンジョベーゼ100%使用。フルーティな果実香と酸味のバランスの良さが特徴。



【Myテイスティング】
外観:澄んだガーネット色。濃淡はやや濃く、やや強めの粘性が見られる。よく熟した印象。
香り:カシス、シダ等の香りを微かに感じる程度。全体的に控え目な印象。
味わい:やや軽めのアタック=まろやかな甘味と、なめらかな酸味、そしてキメ細やかなタンニン。アルコール感はやや軽めで、余韻は6秒程度。



控え目な香りと、雑味の無いシンプルな味わい。サンジョヴェーゼの特徴はよく分かりませんでしたが、イタリアっぽさは何となく感じられました。全体的に薄いながらも、官能のバランスが良いので飲みやすいです。デイリー向けのミディアムボディとして、文句なしの味わいだと思います。ワインだけで楽しむには力不足ですが、唐揚げなんかを食べながら飲むのに丁度良いかもしれません。


開栓26日目:訳あって開栓から26日ぶりのテイスティングとなりました。外観・香り・味わいの全てにおいて、健全に熟成が進んだヴィンテージワインの様になってしまいました。温度上昇と共に硫黄の匂いが僅かに出てきましたが、難なく飲めるレベルです。初日には感じられなかったビターチョコの様なコクのある味わいを楽しめる様になったのは正直嬉しかったです。






アリアーニコ・コンタド 2005

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AGLIANICO CONTADO 2005

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いつもお世話になっているお客様から頂いた、イタリア産の赤ワインです。これは2012年の年末に頂いてから約9ヶ月間、15℃に保たれたMyセラーの中で大切に寝かせておいたワインです。その時(8月の1次試験合格)が来たため、9月の2次試験に向けて抜栓する事ができました。今年の2次試験でアリアーニコは出題されませんでしたが、とても良い勉強になりました。



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【データ】
生産国:イタリア
生産州:モリーゼ州
生産者:ディ・マーヨ・ノランテ
等級:D.O.C.モリーゼ
タイプ:赤・フルボディ
アルコール分:13.5%
生産年:2005年
ぶどう品種:アリアーニコ
商品説明:モリーゼ州で最も重要な醸造所のひとつです。収穫量を制限して造られています。とても滑らかで深みのある味わいがいいです。



【Myテイスティング】
外観:黒味を帯びた澄んだガーネット色。濃淡は濃く、ディスクが僅かにオレンジがかっている。粘性はやや強めで、成熟度が高い印象。
香り:カシス、ブルーベリー、干しプラム、バラ、シダ、杉、メントール、線香、ドライハーブ、黒胡椒など。全体的に控え目(抜栓直後)。
味わい:やや強めのアタック=弱い甘味と、なめらかな酸味、そして力強いタンニン。アルコール感はやや強めで、タンニン中心の余韻が8秒程続く。



まず、外観から健全な熟成が感じ取れました。香りは意外と控え目で、樽のニュアンスも殆ど感じられませんでした。8年のヴィンテージを感じさせない落ち着いた香りです。タンニン中心の骨格のある味わいが感じられ、あと5年は余裕で熟成させられたかもしれません。舌の中心や歯茎で感じる力強いタンニンが心地良いです。


経年劣化を全く感じさせない、フレッシュささえ感じられそうな長期熟成可能なイタリアン・フルボディです。今でも充分美味しく飲めていますが、あと5年寝かせていたら…もっと美味しくなっていたのでは?なんて期待もできちゃうポテンシャルを秘めた素晴らしいワインです。ありがとうございました。






フランク・サンカン ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー 2013

SCEA FRANCK CINQUIN Beaujolais Villages Nouveau 2013

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いつもお世話になっているお客様から頂いた、フランス産の赤ワインです。今年は樹齢100年のB.V.N.は後回しにして、フランク・サンカンさんの方を先に飲んでみたいと思います。



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【データ】
生産国:フランス
生産地方:ブルゴーニュ地方
生産地区:ボージョレ地区
生産者:フランク・サンカン家
等級:ACボージョレ・ヴィラージュ
タイプ:赤・ミディアムボディ
アルコール分:12.5%
生産年:2013年
ぶどう品種:ガメイ100%
商品説明:今年の秋収穫された葡萄から造られた新酒(ヌーヴォー)。鮮烈な赤紫色。果実味あふれる香りと味わいはまさに葡萄そのものを感じさせます。尚、サンカン家の造り出すワインは、フランス国内で行われる権威あるワインコンクールにおいて数多く入賞しています。



【Myテイスティング】 ※ 訳あって抜栓から9時間後のテイスティングとなりました。
外観:澄んだルビー色。かなり紫がかっている。濃淡は明るく、やや軽めの粘性が見られる。若い印象。
香り:イチゴ、ラズベリー、すみれ等をしっかりと感じる。
味わい:やや強めのアタック=まろやかな甘さと、円みのある酸味、そしてシルキーなタンニン。アルコール感は軽めで、フルーティな甘味中心の余韻が6秒程続く。



昨年同様、今年のフランク・サンカンB.V.N.も、とてもビビットなルビー色でした。アルコール感やタンニンが控え目なため、新鮮なぶどう果汁を使って造ったジュースの様な味わいです。甘いイチゴ果汁の様な香りが何ともいえません。このイチゴの芳醇な香りは、去年のものよりもしっかりと感じられました。更に口の中で軽くグチュグチュすると、より一層イチゴの甘い香りを楽しむ事ができます。ボルドーのフルボディの様な渋味が全くと言っていい程感じられないため、白やロゼワインの様なスッキリとした飲みやすさがあります。


とても若く、軽い飲み口ですが、何も食べずにワインだけでも充分楽しめる美味しい新酒です。今年もありがとうございました!






ドクター・ワグナー ザール・リースリング・トロッケン 2011

DR.WAGNER Saar Riesling trocken 2011

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地元のワインショップで購入した、ドイツ産の白ワインです。今までちゃんとしたドイツのリースリングを飲んだ事が無かったため、2千円くらいで何かいいの無いかな…なんて思っていた所で、入荷して間もないこのVDPを発見(ザールのファウデーペーが2千円で買えるの!?と驚き、即購入)。アルザスやオーストラリアのリースリングとの違いを感じられるか等、じっくりと味わって飲んでみました。



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【データ】
生産国:ドイツ連邦共和国
生産地域:モーゼル
生産地区:ザール
生産者:ハインツ・ワグナー博士
等級:Q.b.A.
タイプ:白・辛口
アルコール分:11.0%
ぶどう品種:リースリング100%
商品説明:ザールの持つ特徴を表すように造られています。フレッシュでエレガントな酸があり、リースリングの個性が充分に感じられます。



【Myテイスティング】
外観:澄んだイエロー。濃淡は淡く、やや軽めの粘性が見られる。若い印象。
香り:レモン、グレープフルーツ、リンゴ、花梨、キンモクセイ、乳酸などの香りをしっかりと感じる。
味わい:やや強めのアタック=豊かな甘味と、さわやかな酸味。苦味は控え目で、アルコール感はやや軽め。余韻は8秒程度。



まず、香りが独特で、子供の頃に飲んだ乳酸飲料(ヤクルトとかマミー)の甘い香りをしっかりと感じました。口に含むと、舌の先で僅かな微炭酸を感じます。


トロッケン(辛口)という割にはフレッシュ&フルーティな果実の甘味が強く感じられます。甘味・酸味・苦味・アルコール感の官能のバランスが完璧といってよい程素晴らしく、第一アロマが強い濃厚な味わいにもかかわらずゴクゴクといくらでも飲めてしまいます。これはドイツのリースリングですが、仏アルザスのものよりもオーストラリアのものに近い味わいなのかな?と感じました。さすが、ファウデーペー。これもシュペートブルグンダー同様、期待を裏切らないとても美味しいワインでした!


抜栓2日目:昨日と同様に微炭酸を感じる。そして桃の様な甘い旨味が出てきました。あまりの旨さに、気が付くと瓶が空になっていました。







マルキ・ド・ボーラン シラー 2011

LE MARQUIS DE BEAU ROND SYRAH 2011

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隣町のスーパー(ヨークベニマル)で購入した、フランス産の赤ワインです。698円というカジュアルなお値段ですが、南フランスの比較的暖かい所で造られたシラー100%のミディアムボディという事で、シラー好きの私として一度飲んでおかねば…と思い購入。値段の倍以上の味わいがあるのでは?などと期待して飲んでみました。



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【データ】
生産国:フランス
生産地方:ラングドック・ルーション地方
等級:I.G.P.ペイドック
タイプ:赤・ミディアムボディ
アルコール分:13%
生産年:2011年
ぶどう品種:シラー100%



【Myテイスティング】
外観:澄んだ赤紫色。僅かに黒味を帯びている。濃淡はやや濃く、粘性はやや軽め(抜栓直後)。若い印象。
香り:カシス、ブラックベリー、ブラックチェリー、メントール、血液、シダ、黒胡椒などをしっかりと感じる。程好く開いている印象。
味わい:やや軽めのアタック=まろやかな甘味と、なめらかな酸味、そしてキメ細かなタンニン。アルコール感はやや軽めで、余韻は6秒前後とやや軽め。



第一印象は、若いシラーで造ったミディアムボディ。香りと味わいの中に、あまり心地よくない青さが感じられました。MLFによるものと思われる乳酸が良い仕事をしている様で、官能のバランスはあまり良くないながらも、濃縮感のあるフルーティさが感じられます。ただ、シラーという品種の特長をうまく表現できているとは思えません。濃厚なスパイシーさが殆ど感じられない青臭いシラーなんて、ワンコインのチリカベと一緒です。


抜栓20分後:どちらかというと不快な塩味や苦味が出てきてしまいました…(ワインだけを楽しむのは困難と判断し、おつまみを用意)。コンビニで買ってきた生ハムと裂けるチーズを胃の腑へ流し込み終えたら再びMyセラーに22時間封印し、次回(抜栓2日目)のコメントを認めてみようかと思います。


抜栓2日目:飲めなくはないが、全く美味しいとは感じられません。シラー好きの私としては、シラーという品種の特長を全くといってよい程表現できていないこのワインは、お値段以下の残念なワインと結論付けざるを得ません。変に期待してしまった分、がっかりが大きかったのかもしれません。






ガロ・ファミリー・ヴィンヤード シャルドネ 2011

Gallo FAMILY VINEYARDS CHARDONNAY 2011

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近所のスーパー(ベルク)で購入した、アメリカ・カリフォルニア産の白ワインです。商品入れ替えのため半額で処分されていたものを購入(490円でした)。通常価格900円前後のカリフォルニアのシャルドネという事で、期待して飲んでみます。



【データ】
生産国:アメリカ合衆国
生産州:カリフォルニア州
生産者:ガロ・ファミリー
タイプ:白・辛口
アルコール分:13%
生産年:2011年
ぶどう品種:シャルドネ100%



【Myテイスティング】
外観:澄んだ輝きのあるイエロー。濃淡は淡く、やや軽めの粘性が見られる。若く軽い印象。
香り:グレープフルーツ、ホワイトアスパラ、炒ったアーモンド、バターなどの香りをしっかりと感じる(開栓直後)。
味わい:やや強めのアタック=まろやかな甘味と、円みのある酸味。苦味は穏やかで、厚みのあるバランス。ヴォリュームのあるアルコールを感じる。余韻は8秒以上とやや長め。



香りと味わいから、樽熟のニュアンスらしきものを感じました。バターの香りの他に、ココナッツミルクの様な香りも取れたのでフレンチオークなのかアメリカンオークなのかの特定はできません。主体品種はシャルドネですが、酸が弱いのでフランスのものでは無いという事はすぐに分かりました。ただ、よく熟したぶどうで造った(と思われる)割には、あまり心地よくない水っぽさが感じられてしまうのはちょっと残念です。


嫌な匂いも無いので、濃い目のミネラル中心の味わいを楽しめるカリフォルニアワインだと思います。千円未満であれば、値段相応の味わいであるといえるかと思います。


開栓30分後:口に含んだ際に、パーマ屋さんの匂いを感じる様になる。この匂いと、温度上昇と共に強くなった苦味が絡み合い、やや不快な味わいに…。


開栓2日目:粘性が高くなり、初日には感じられなかったパイナップル香が出現。同時に熟成感のある苦味を強く感じる様になる。この苦味に対する酸味が弱過ぎるため、官能のバランスは良いとは言えないものになっています。この白に限らず、今までに飲んできた千円前後のカリフォルニアワインに共通して感じられるのが「飲めば飲むほどノドが渇く」という雑味です。ピザを食べる機会が年に一回未満の私には、この濃過ぎる味付けが理解できないのかもしれません。


開栓3日目:粘性がより高くなり、凝縮感のある濃厚な味わいになりました。心地良い果実味も感じられる様になり、完全に開いた状態になった模様…。3日目が一番美味しかったです。






ブラー カルヴァドス・デュ・ペイ・ドージュ

Boulard Calvados Pays d'Auge

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隣町の酒店で購入した、フランス産のカルヴァドスです。これはブランデーですが、原材料は葡萄ではなく林檎です。リンゴで造ったシードルを蒸留したスピリッツがカルヴァドスとなります。2012年の2次試験で出題されていたので、一応飲んでおこうと思い購入。そのお蔭で2013年の試験(2年連続でカルヴァドスが出題!)で正解する事ができました。



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【データ】
生産国:フランス
生産地方:ノルマンディー地方
等級:ACカルヴァドス・デュ・ペイ・ドージュ
タイプ:ブランデー(カルヴァドス)
容量:700ml
アルコール分:40%



【Myテイスティング】
外観:澄んだ黄金色。豊かな粘性が見られる。
香り:強いエタノールと木樽で熟成させた香り。そして微かにリンゴのニュアンスを感じる。
味わい:口に含んだ瞬間、強いアルコールのヴォリュームによる甘味と同時に、熟した林檎の果実味を感じた様な気がした。



香り・味わい・アルコール感の全てがブランデーですが、ワイン(葡萄)を蒸留して造ったものとは明らかに違うものだと感じます。スコッチ・バーボン・ラム・コニャック等、様々なスピリッツを飲みましたが、このカルヴァドスが一番美味しいかもしれません。


ロックで…
あぁ、好いですネ。カルヴァドス、最高です。リンゴで造ったブランデーがこんなにも美味しいものだったなんて…。ちなみに、2013年の2次試験で出たカルヴァドスは、コレと外観・香り・味わいが全く同じでした。





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