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2013年12月

レ・カーヴ・ド・ランジュヴァン アンジュ・ブラン 2011

Les Caves de l'Angevine ANJOU BLANC 2011

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地元のワインショップで購入した、フランス産の白ワインです。ロワール地方の白ワインは、ナントのミュスカデ(ムロン・ド・ブルゴーニュ)しか飲んだ事がありませんでした。今回購入したこのワインは、ナントの隣の産地アンジュ(&ソーミュール)地区の白という事で、使用品種はもちろんシュナン・ブラン!シュナン・ブランには「ピノー・ド・ラ・ロワール」というシノニムがあるくらいなので、ロワール地方を語る上で一度は飲んでおかねば…と以前から気になっていたワインのひとつです。



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【ワインデータ】
生産国:フランス共和国
生産地方:ロワール地方
生産地区:アンジュ地区
等級:A.C.アンジュ
タイプ:白・やや甘口
アルコール分:11%
生産年:2011年
ぶどう品種:シュナン・ブラン100%



【Myテイスティング】
外観:澄んだイエロー。僅かに黄金色がかっている。濃淡は淡く、粘性は軽め。
香り:レモン、パイナップル、メロン、アカシア、キンモクセイなど、全体的に控え目な印象(抜栓直後)。
味わい:強めのアタック=まろやかな甘味と、さわやかな酸味。苦味は控え目。アルコール感はやや軽めで、酸味中心の余韻が8秒程続く。



口に含んだ瞬間、甘酸っぱいぶどうの果実味が口中に広がります。溌剌としたドライな味わいの中にも、濃縮したフルーツの甘味や、花の蜜の様な芳醇な香りが感じられます。温度上昇と共に苦味が出てきましたが、これのお蔭で味わいに“旨味を伴ったコク”が感じられる様になり、より美味しくなりました。


何も食べずにワインだけでも充分楽しめますが、ドイツ産モッツァレラチーズとの相性も抜群です。シャルドネと似ている部分がありますが、シャルドネよりも強力な酸味を感じます(これ、ミュスカデみたいにシュル・リーで造ったら、もっと美味しくなるんじゃないのかな?なんて思ってしまいました)。


抜栓2日目:昨日も感じた事ですが、ここまで濃縮感の高い果実味を味わえる白ワインは、このACアンジュが初めてかもしれません。LP:100pt






カルベ・レゼルブ・デ・バロン・ボルドー(赤) 2010

CALVET RESERVE DES BARONS BORDEAUX (R) 2010

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近所のスーパーで購入した、フランス産の赤ワインです。これも、今年9月の“商品入れ替えの為の半額処分セール”で購入したものです。通常価格=千円程度のボルドー・ルージュであることを意識しつつ、テイスティングしました。




カステル・バロン・ド・レスタック ボルドー 白 2011

BARON de LESTAC BORDEAUX BLANC 2011

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いつもお世話になっているお客様から頂いた、フランス産の白ワインです。ACボルドーのワイン、特に白の場合は、使用されているぶどう品種の表示が無いものが多い様な気がします。このワインは、インポーター作成の裏ラベルに“セミヨン種ならではの〜”という商品説明があるので助かります。ソーヴィニヨン・ブランの文字はどこにも見当たりませんが、SB主体のボルドー・ブランとしてテイスティングしてみました。



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【ワインデータ】
生産国:フランス
生産地方:ボルドー地方
生産者:カステル社
等級:A.C.ボルドー
タイプ:白・辛口
アルコール分:12.5%
生産年:2011年
ぶどう品種:ソーヴィニヨン・ブラン セミヨン
商品説明:“バロン ド レスタック”はフランスで多くの人に親しまれているボルドーACブランドです。おだやかな酸と、セミヨン種ならではの厚みのある、オーク樽熟成によるバニラ香との調和のとれた白。



【Myテイスティング】
外観:澄んだイエロー。濃淡は淡く、やや軽めの粘性が見られる。軽いがよく熟した印象。
香り:柑橘、リンゴ、洋梨、菩提樹、バター、火打石など。全体的にしっかりと感じられ、第一アロマが強い印象。
味わい:やや強めのアタック=弱い甘味と、シャープな酸味。旨味をともなった苦味も感じる。アルコール感は軽めで、苦味中心の余韻が8秒程度続く。



木樽のニュアンスが心地良い、とても美味しいソーヴィニヨン・ブラン主体のボルドー・ブランです。香りと味わいでセミヨンの特徴は感じられず(抜栓直後)。ソーヴィニヨン・ブラン由来の第一アロマが強く出た、溌剌としたドライな印象が全体を支配します。酸味が強く、口に含んだ際に舌の先で微炭酸を感じるなど、白ワインならではの心地良いフレッシュさも堪能できました。


フランス産で、ここまでソーヴィニヨン・ブランの第一アロマをしっかりと感じたワインはコレが初めてかもしれません。ボルドーといえば赤ワインが有名ですが、こんなに美味しい白もあるんですね。とても好い体験ができました。ありがとうございます。


抜栓3日目:青いソーヴィニヨン・ブランの香りが大人しくなった。そしてバナナの様なセミヨンの特徴を強く感じる様になる。粘性が高くなり、味わいに厚みが感じられる高級感のあるボルドー・ブランに変貌を遂げました。



なんと、このワインの抜栓日は9月17日の早朝です(二次試験に行く前に開けて一口飲みました)。そして、上記のテイスティングコメントを書いたのが9月19日…。一部の例外はありますが、テイスティングしてからブログに投稿するまで3ヶ月以上のタイムラグが生じてしまっています。年末年始になんとか調整したいと思います。






モンテス・アルファ シャルドネ 2011

MONTES ALPHA Chardonnay 2011

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都内から帰省した実弟と義妹に買ってもらった白ワインです。今回、ブラインド・テイスティングをさせてもらえるという事で、白と赤を1本ずつ用意してもらいました。それぞれ1,500円以上のワインであるという事以外、何もわからない状態でのテイスティングとなりました。まずは白ワインからです。


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【ワインデータ】
生産国:チリ共和国
生産地方:アコンカグア地方
生産地区:カサブランカ・ヴァレー
等級:D.O.カサブランカ・ヴァレー
タイプ:白・辛口
アルコール分:14.5%
生産年:2011年
ぶどう品種:シャルドネ


【Myテイスティング】
外観:澄んだイエロー。濃淡はやや濃く、僅かにグリーンがかっている。粘性はやや強めで、よく熟した印象。
香り:レモン、リンゴ、洋梨、パイナップル、キンモクセイ、樹脂、バター等の香りをしっかりと感じる。
味わい:強めのアタック=まろやかな甘味と、なめらかな酸味、そしてコク(深み)を与える苦味。アルコール感は強めで、余韻は8秒程度。


ブラインド・テイスティングの結果

・品種(シャルドネ)と年号(2011年)は正解。
・国は「オーストラリア」と答えて、正解は(チリ)でした。

南半球という点は当たっていましたが、カリフォルニアかな?とも迷ったのでこれは偶然ですね。フランス(特に冷涼な地域)産ではないシャルドネとして、かなり良くできたワインだと思います。ちょっと変な表現ですが、トロピカルトロピカルし過ぎていないのに、温暖な地域のシャルドネの良さがちゃんと感じられるワインです。以前飲んだシャブリ・プルミエ・クリュ(超高級)が 酸70:トロピカル30=100点だったのに対し、このワイン(やや高級)は酸45:トロピカル55=100点といった味わいの表現ができるかと思います。


マロラクティック発酵によるヨーグルトの様なニュアンスも、このワインの美味しさを引き立てる重要な要素の一つとなっています。今までに飲んだシャルドネの中でも上位3位に入る程、心から美味しいと思える白ワインでした。


抜栓3日目:フルーティさは穏やかになってしまいましたが、バターやアーモンドの濃厚な香りが顕著に感じられる様になり、より深みのあるコクのある味わいが感じられる様になりました。何も食べずにワインだけで充分楽しめます。官能、そして高いアルコール感と味わいのバランスが絶妙な、素晴らしいチリのシャルドネだと思います。




トップバリュ セップドール ボージョレ・ヌーヴォー 2013

TOPVALU LE CEP D'OR Beaujolais Nouveau 2013

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市内のイオンで購入した、フランス産の赤ワインです。11月第3木曜の解禁日から1ヶ月弱経過し、処分価格とはいかないまでも、若干の値引きがあり、更に解禁直後よりも美味しくなっているであろう激安ヌーヴォーを求めてイオンのワイン売り場へ。解禁直後の値段がいくらだったのかは分かりませんが、680円(698円だったかも?)という値段はおそらく値引き後の価格なんだと思います(追記:定価だったみたいです)。ペットボトル入りのヌーヴォー2013。解禁日から少し経っておりますが、気軽にテイスティング開始です。




久米仙 琉球泡盛 古酒 ろく

Kumesen Awamori Kosyu Roku

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近所のスーパーで購入した、沖縄産の泡盛です。泡盛は焼酎の一種ですが、米の糖化に黒麹を使用して造られるため、一般的な米焼酎や麦焼酎には無い泡盛特有の香りが出るとの事。泡盛は高級なイメージがありますが、この300ml入りの泡盛「古酒・ろく」は700円未満と、とてもカジュアルなお値段で入手する事ができました。初めての泡盛、さっそく飲んでみます。



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【データ】
生産国:日本
生産県:沖縄県
生産者:久米仙酒造株式会社
アルコール分:25%
容量:300ml
詰口年月日:2012年8月9日
原材料:米こうじ(タイ産米)
商品説明:100%黒麹米を用いた蒸留酒を三年間樫樽に貯蔵し、琥珀色に熟成させ、伝統の技でまろやかな味、豊かな香りに仕上げた泡盛古酒(クース)。



【Myテイスティング】
外観は、冷涼な地域で造られたシャルドネ主体の白ワインの様な薄い黄色。やや高めの粘性が見られる。しかし、グラスに口を近づけるとワインとは明らかに違う独特な香りを感じます。これは初めて嗅ぐ匂いです。この香りを何と表現してよいのかわかりませんが、度数の高いお酒ならではのエタノールの他にスパイスの様な強い匂いを感じました。そして口に含むと、甘味や酸味は感じられず、豊かなアルコール感と同時に、まろやかな旨味がスーっと口中に広がります。


初めての黒麹。さらに初めての樫樽の香り。何も食べずに泡盛だけを楽しんでいますが、この味は慣れるとクセになってしまいそう…。想像以上に個性的な飲み物でした。次は泡盛と相性の良い料理を食べながら楽しみたいと思います。






レッドウッド・クリーク メルロ 2008

REDWOOD CREEK MERLOT 2008

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近所のスーパー(ベルク)で購入した、アメリカ産の赤ワインです。今年の9月に、商品入れ替えのため半額で処分されていたワインの一つです(514円で購入)。当日、オーストラリア産のメルロを探していたのですが、見つけられず「カリフォルニア産のも似た様なもんだろ?」と思い半額セールのこれを購入。もちろん、カリフォルニアのメルロを飲むのは今回が初めてとなります。



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【ワインデータ】
生産国:アメリカ合衆国
生産州:カリフォルニア州
生産者:フレイ・ブラザーズ
タイプ:赤・ミディアムボディ
アルコール分:13.5%
生産年:2008年
ぶどう品種:メルロ



【Myテイスティング】
外観:黒味を帯びた、澄んだガーネット色。濃淡は濃く、豊かな粘性が見られる。濃縮感がある印象。
香り:カシス、ブラックベリーなどの黒系果実香の他、梅干しやワラ等の香りを感じる。全体的に控え目。
味わい:やや強めのアタック=まろやかな甘味と、なめらかな酸味、そして強いタンニン。アルコール感はやや強めで、酸味と渋味が絡み合った余韻が8秒程続く。



これは悪くないですね。骨格のあるボディがしっかりと感じられ、メルロ主体のフル寄りミディアムボディとして完成された味わいといえます。微かに感じるワラの様な香りがちょっと気になります(樽からくる香りなのかな?)。ワインからワラ香を感じるのはコレが初めてです。エレガントさは感じられませんが、甘味・酸味・渋味・アルコール感のバランスが絶妙。ちょっと香りにクセがありますが、雑味も無く赤ワインならではの凝縮感も楽しめました。ワインだけでも充分に楽しめる、官能バランスの良いカリフォルニアワインだと思います。もう1本買っておけば良かった…。


抜栓2日目:初日には感じられなかった生臭い嫌な臭いを強く感じる様になりました。これは以前飲んだレッドウッド・クリークのピノ・ノワールでも同様に感じられた匂いです。もう飲めません…。たった1日で印象が163度近くも変わってしまったワインはコレが初めてかもしれません。抜栓初日に飲み干しておくべきカリフォルニアワインでした!







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