ALTOS LAS HORMIGAS MENDOZA MALBEC CLASICO 2012

地元のワインショップで購入した、アルゼンチン共和国産の赤ワインです。ここ1年半でマルベックも何度か飲みました。しかしブラインド・テイスティングにおいて、かなりの確率でシラーと間違えてしまいます…。シラーとマルベックには、共通する独特な甘〜い風味がある様な気がします。今回購入したマルベック100%ワインは、1,600円前後と、とてもカジュアルなお値段のフルボディです。このワインを飲み、シラーには無いマルベックの特徴を見つけてみたいと思います。

【ワインデータ】
生産国:アルゼンチン共和国
生産州:メンドーサ州
生産者:アルトス・ラス・オルミガス
タイプ:赤・フルボディ
アルコール分:14.2%
生産年:2012年
ぶどう品種:マルベック100%
【Myテイスティング】
外観:深みのあるルビー色。濃淡は濃く、黒味がかっている。粘性はやや強めで、濃縮感がある印象。
香り:カシス、ブラックベリー、メントール、血液、黒胡椒、インクなど。全体的に落ち着いた印象(抜栓直後)。
味わい:やや強めのアタック=まろやかな甘味と、さわやかな酸味、そして強いタンニン。アルコール感はやや高めで、タンニン中心の余韻が8秒程続く。
抜栓して間もないからなのか、マルベックにしては香りが大人し過ぎます。これではシラーなのかマルベックなのか判断に苦しみそう(このワインを買う前に、ブラインドでこのワインをテイスティングし「シラー」と答えてしまいました…)。時間の経過と共に開いて来る事に期待します。口に含むとフランス産の赤ワインの様なエレガントさを感じました。以前飲んだ同アルゼンチン産のドン・クリストーバルのマルベックよりも、フランス・カオール産のマルベックに近い味わいだと思います。
抜栓20分後:甘く好い匂いが少しずつ出てきました。と同時に、樽熟によるものと思われる熟成香もしっかりと感じられる様になりました。今の所、クセが無くとても飲みやすいマルベックです。都合により、約1/4を飲んだ状態でエアー抜き→クローゼットで保管。続きは明日にします。
抜栓2日目:廻り寿司で好きなだけ食べ放題なガリ(甘酢生姜)の様な甘い香りが出てきました。味わいは…、やっぱりシラーっぽいですね。オーストラリアのシラーズというよりはローヌのシラーっぽい味わいです。シラー好きの私にとって、このシラーっぽいマルベックは文句なしに美味しい最高の赤ワインです。と同時に、2次試験対策としてシラーとマルベックの区別を付けられる様にしておかなければ!と肝に銘じされられた1本となりました。
抜栓3日目:相変わらずマルベックっぽさが解らず…。わたしにとってこのワインは良質のシラーです。深みに嵌る前に全て美味しく飲み干してしまいたいと思います。

地元のワインショップで購入した、アルゼンチン共和国産の赤ワインです。ここ1年半でマルベックも何度か飲みました。しかしブラインド・テイスティングにおいて、かなりの確率でシラーと間違えてしまいます…。シラーとマルベックには、共通する独特な甘〜い風味がある様な気がします。今回購入したマルベック100%ワインは、1,600円前後と、とてもカジュアルなお値段のフルボディです。このワインを飲み、シラーには無いマルベックの特徴を見つけてみたいと思います。


生産国:アルゼンチン共和国
生産州:メンドーサ州
生産者:アルトス・ラス・オルミガス
タイプ:赤・フルボディ
アルコール分:14.2%
生産年:2012年
ぶどう品種:マルベック100%

外観:深みのあるルビー色。濃淡は濃く、黒味がかっている。粘性はやや強めで、濃縮感がある印象。
香り:カシス、ブラックベリー、メントール、血液、黒胡椒、インクなど。全体的に落ち着いた印象(抜栓直後)。
味わい:やや強めのアタック=まろやかな甘味と、さわやかな酸味、そして強いタンニン。アルコール感はやや高めで、タンニン中心の余韻が8秒程続く。



