[ yellow tail ] SHIRAZ 2012

20131205_01

近所のスーパー(ベルク)で購入した、オーストラリア産の赤ワインです。商品入れ替えのため半額で処分されていたものを9月に購入。イエローテイルは、2011年のシラーズがとても美味しかったので、コストパフォーマンスの良いオージーワインとしてすぐにファンになってしまいました。その新ヴィンテージが半額(445円)で買えるとはなんてラッキーなんだ!と大喜びしておりました…飲むまでは。



【データ】
生産国:オーストラリア
生産者:カセラ・ワインズ
タイプ:赤・ミディアムボディ
アルコール分:13.5%
生産年:2012年
ぶどう品種:シラーズ
商品説明:熟した果実の旨味とヴァニラやベリー香をもつ赤ワインです。果実味豊かな味わいなので冷やしてもおいしくお飲みいただけます。



【Myテイスティング】
外観:黒味がかった、澄んだ赤紫色。濃淡は濃く、やや軽めの粘性が見られる。濃縮感がある印象。
香り:カシス、ブラックベリー、シダ、ヨード、インクなどをしっかりと感じる。全体的に若々しい印象。
味わい:やや強めのアタック=まろやかな甘味と、なめらかな酸味、そしてキメ細やかなタンニン。アルコール感はやや軽めで、酸味中心の余韻が8秒以上続く。



以前、私が絶賛した2011年のイエローテイル・シラーズとは全く別物の赤ワインです。残念ながらこのワインは“ワンコインのチリ産シラー(シラーズ)と同等の味わい”と言わざるを得ません…。2011年のイエローテイル・シラーズは、好い意味で下品なシラーの特徴が上手く表現されており、フランス産シラー好きの私にとっての新しい良き出会いとして記憶しておりました。しかしコレは、ただただ青臭いだけの渋味のある赤紫色の飲みのもでしかありません。たった1年のヴィンテージの違いがこうまでも大きいものなのか…という事を学ばせてもらいました。今日はここまでにして、一応、2日目に期待してみます…。


開栓10日目:10日も経ってしまいましたが、ちゃんとエア抜きしていたからか、初日と変らぬ香りと味わいを保っております。相変わらずの植物の青臭さが嫌です。しかし口に含むと、やや豊かになった感のある甘味のお蔭で濃縮したフルーティな心地よいフレーヴァーを楽しめる様になりました。



PS.先月、2013年のイエローテイル・シラーズを地元のホームセンターで見かけました。ヌーヴォーじゃないんだから…と思ってしまいましたが、オーストラリアは南半球にあるので半年のズレがあるわけですね。2012年は残念な味でしたが、恒例としてイエローテイルを毎年飲んでいこうと思います。