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Cono Sur BICICLETA RIESLING 2013

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隣町にある量販店で購入した、チリ共和国産の白ワインです。コノスルのヴァラエタルを全種類飲覇したいと思っているのですが、ネットショップ以外で探すのはなかなか大変です。見つけ次第、買ってテイスティングしていきたいと思います。


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【ワインデータ】
生産国:チリ共和国
生産地方:南部地方
生産地区:ビオビオ・ヴァレー
生産者:ヴィーニャ・コノスル
等級:D.O.ビオビオ・ヴァレー
タイプ:白・やや辛口
アルコール分:13.5%
生産年:2013年
ぶどう品種:リースリング100%
商品説明:シトラスやオレンジの花の香りがあり、活き活きとした酸と、ほのかな甘みが余韻に残る、デリケートなスタイルのワインです。口当たり:やや辛口 適温:6℃〜10℃ 合う料理:寿司、キスの天ぷら、焼き鳥(塩)、アンキモなど


【Myテイスティング】
外観:澄んだレモンイエロー。濃淡はやや濃く、粘性はやや軽め。軽いがよく熟した印象。
香り:レモン、グレープフルーツ、リンゴ、洋梨、花梨、メロン、キンモクセイ、ラムネ等をしっかりと感じる。
味わい:やや強めのアタック=まろやかな甘味と、爽やかな酸味。苦味は控え目で、アルコール感はやや強め。凝縮感の高い果実の甘味中心の余韻が8秒程続く。


アルザスともドイツとも違った香り&味わいのリースリングです。ビオビオ・ヴァレー産という事は、チリの中でも南に位置するワイン産地です。南半球なので南に行くほど冷涼な気候となる訳ですが、このリースリングから感じる濃厚な味わいは、トロピカルな印象が強いです。

開栓20分後:微かにペトロール香が感じられる様になってきました。甘い花の香りと乳酸ドリンクっぽい酸味を含んだ匂いから「あぁ、これはリースリングなのだな」と確信。エレガントさは控えめですが、駄菓子香…というか、ヤクルトっぽい匂いがしっかりと感じられます。香りはちょっと違いますが、果実味や甘味など、ドイツのDr.ワグナーのリースリングに近い味わいです。

開栓30分後:温度上昇と共に、甘味を強く感じる様になりました。ブティユ(750ml)の2/3程を残し、冷蔵庫でよく冷やしてたものを2日目にテイスティングしたいと思います。


開栓2日目:冷蔵庫から出したばかりですが、キンモクセイの様な黄色い花の甘い香りを強く感じます。たまらず口に含むと、フルーツの缶詰の汁の様な甘い果汁の味わいが…。桃の缶詰とパイナップルの缶詰を50%50%でミックスした様な果実味です。これではリースリングというより温暖な産地で栽培されたシャルドネです。唯一、引き締まった酸の感じからリースリングを特定できる可能性があります。やはり、リースリングという品種の特徴を識るには、フランス産かドイツ産、あるいはオーストラリア産のものが最適かと思われます。じゃあ「ダメなのか?」と言われれば、そんな事は全くありません。甘いワインが苦手な私ですが、はっきし言ってこのヴァラエタルは、かなり美味いです。