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Coldridge ESTATE SHIRAZ 2012

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近所のコンビニエンスストアで購入した、オーストラリア産の赤ワインです。産地は南東部とだけ書かれています。明確な生産州や地区の表記が無い、オージー・ヴァラエタル・ワイン。たぶんヴィクトリア州かニュー・サウス・ウェールズ州のぶどうで造られたワインかな?と予想(アデレード(南オーストラリア州)近辺の産地かも?)。パワフルな味わいを想像し、テイスティング開始。


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【ワインデータ】
生産国:オーストラリア
生産地:南東部
生産者:コールドリッジ・エステート
タイプ:赤・ミディアムボディ
アルコール分:12.5%
生産年:2012年
ぶどう品種:シラーズ
商品説明:オーストラリア南東部で育った上質なシラーズです。ミディアム・ボディのまろやかな辛口をお楽しみ下さい。


【Myテイスティング】
外観:澄んだルビー色。濃淡は明るく、僅かに黒みがかっている。粘性はやや強め。濃縮感がある印象。
香り:カシス、ブラックベリー、メントール、ドライハーブ、血液、黒胡椒などをしっかりと感じる。
味わい:やや強めのアタック=まろやかな甘味と、なめらかな酸味、そしてキメ細かなタンニン。アルコール感はやや軽めで、余韻は6秒程度。


濃淡の明るさから想像した通り、シラーズにしてはタンニンがあまりにも穏やかです。ローヌのダンデゾンや、同オーストラリアのイエローテイル等と比べても、明らかに軽い飲み口です。

軽いですが、かなり美味いです。食事との相性を考慮して、あえてこういう飲み口に仕上げているんじゃないかと思う程、味わいのバランスが絶妙です。シラー好きの私にとって、この完璧といっていい程のミディアムボディ・シラーズとの出会いは新鮮で、幸運と言えます。品種の特徴もちゃんと解るし、ワインだけでも充分楽しめます。こんなに美味しいシラーズが24時間いつでもコンビニで、しかも1,000円で買えるのは嬉しいですね。今のところ全く欠点が見当たりません。LP:90pt


開栓5日目:訳あって5日目です。約96時間、エアー抜きをし16℃に保たれたセラーの中で保管。

あぁ、全く問題ないですね(良かった)。フレッシュさは無くなってしまいましたが、ヴィンテージ物のエルミタージュを飲んだ時に感じた熟成感を(ほんのちょっとだけ)楽しめる様になりました。微かにオレンジジュースの様な香りを感じます。ワインからオレンジジュースの香りを感じるのは今回が初めてです。