ブログネタ
ワイン に参加中!
Domaine Takahiko Soga Nana-Tsu-Mori Pinot Noir 2012

20150605_01

いつもお世話になっているお客様から頂いた、日本国産の赤ワインです。一瞬ブルゴーニュのピノ・ノワールかな?と思ってしまいましたが、よく見ると何やらただならぬ気配漂う国産ワインです。ワインと一緒にA4サイズの説明書の様なものも頂きました(ドメーヌの紹介や、生産・醸造のこだわり等が書かれてあります)。

そして、この「ナナツモリ ピノ・ノワール 2012」の説明文の最後の方に

“飲み頃は、まず2015年の春頃まで抜栓を待つことをお勧めしたいが、理想としては、最低でも2016年まで熟成させて頂きたい。”

と書いてありました。

このワインを頂いたのが2014年の秋…。2016年まで待とうかとも思いましたが、2015年4月14日にたまらず抜栓する事を決意!



20150605_02

人生初の「ロウ」キャップです。ロウがガラス瓶にピッタリと貼り付いているため、抜栓するまでに苦労しました。テーブルの上に散らばった、無数のロウソクの滓を掃除してから、テイスティング開始です!


20150605_03

【ワインデータ】
生産国:日本
生産地:北海道余市郡余市町
生産者:ドメーヌ・タカヒコ(曽我貴彦)
タイプ:赤・ミディアムボディ
アルコール分:11.5%
樽:小樽熟成(古樽)
濾過:無濾過
生産年:2012年
ぶどう品種:ピノ・ノワール(100%ビオ)
商品説明:日本の自然の中に溶け込み栽培・醸造したワインは、自ずと日本の食に馴染み寄り添います。


【Myテイスティング】
外観:澄んだガーネット色。濃淡は明るく、僅かに赤みがかっている。粘性はやや軽め。軽いがよく熟した印象。
香り:ラズベリー、プルーン、すみれ、バラ、シナモン、紅茶の他、木樽のニュアンスをしっかりと感じる。
味わい:やや強めのアタック=弱い甘味と、シャープな酸味、そしてキメ細かなタンニン。アルコール感はやや軽めで、酸味中心の余韻が6秒程続く。


ラインガウのシュペートブルグンダーの様な、明るく赤い色調です。微妙にレンガ色がかっている様にも見え、外観だけを見るとブルゴーニュ産のヴィンテージワインの様にも見えます。

香りを取ると…これまた数年間木樽と瓶内で熟成させたとしか思えない様なヴィンテージワインのニュアンスがしっかりと感じられます。

以前飲んだエルミタージュ1988と共通する熟成香があります。このワイン、本当に2012!?

口に含んだ瞬間、両頬の内側から大量の唾液がジュワッ!!っと分泌されるという、これまでに経験した事の無い事態発生!

かなり酸味が強い(すっぱい)です。甘味は弱く、完全な辛口。

外観から想像した通り、タンニンも穏やかなため、赤ワインとしての官能チャートは、シャープな酸味を頂点とした先の鋭い三角形になります。

抜栓30分後:かなり酸っぱいですが、かなり美味いです。

ピリっとした微炭酸を感じる程の若くフレッシュな口当たりにも拘わらず、20年もののフランス産・ヴィンテージワインの様な風味が感じられてしまうという、これまでに経験した事の無い不思議な味わいを愉しんでいます。

いつも通り、何も食べずにワインだけでブティユ(750ml)の半分を飲んでしまいました。抜栓2日目はどんな味わいになるのか…。今回ばかりは、全く想像できません。エアー抜きをし、セラーで保管。続きは明日にしたいと思います。


抜栓2日目:外観は明るいレンガ色に。

香りは、とても2012年ものとは思えない木樽メインの熟成香が感じられます。

なんというか、昨日も書きましたがこれは今までに経験したことの無い不思議なワインです。

口に含むと…。昨日同様、はっきりと感じられる酸味の内容は、フレッシュな果実味から酢酸系のすっぱ味に変化してしまいました。

とりあえず、今のところ劣化のニュアンスは感じられませんが、昨日(抜栓初日)の方が美味しかったのは事実です。



これは私にとって、いろんな意味で特別なワインとなるかもしれません。ありがとうございました。

このワインを造った醸造家が、ブルゴーニュの畑で獲れたピノ・ノワールを使って造るワインはとんでもなく素晴らしいものになるのではないか!?等と妄想しながら、テイスティングはここまでにして、あとはチーズを食べながらお気楽にこのワインを楽しむ事にします。


ワインのテイスティング・ノートを国別に整理したウェブサイトです。
hdlbn01
URL:http://www.lightch.com/wine/