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KAARA CHARDONNAY SAUVIGNON BLANC 2014

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市内にある激安店で購入した、チリ共和国産の白ワインです。購入価格は429円(消費税込)。以前飲んだカーラのソーヴィニヨン・ブランが美味しかったので、迷わず購入。

シャルドネとソーヴィニヨン・ブランのブレンド…。テイスティング結果は如何に!?


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【ワインデータ】
生産国:チリ共和国
生産地方:中央渓谷地方
等級:D.O.セントラル・ヴァレー
タイプ:白・中辛口
アルコール分:12.5%
生産年:2014年
ぶどう品種:シャルドネ ソーヴィニヨン・ブラン
商品説明:上品な花の香りとともにパイナップルを彷彿とさせる酸味のあるアロマがします。さわやかでフルーティな味わいの飲みやすい白ワインです。9−11℃に冷やして、新鮮なサラダやシーフード料理と一緒にお召し上がりいただくと、一層おいしくいただけます。


【Myテイスティング】
外観:澄んだイエロー。濃淡は淡く、粘性はやや強め。軽いが、成熟度が高い印象。
香り:グレープフルーツの皮、桃、アカシア、すいかずら、硫黄などをしっかりと感じる。
味わい:やや強めのアタック=まろやかな甘味と、シャープな酸味。苦味は控えめで、アルコール感はやや強め。酸味中心の余韻が6秒程続く。


外観からとても軽い印象を受けましたが、香りや味わいはかなりしっかりしています。

香りの第一印象は、ソーヴィニヨン・ブランです。そして、シャルドネもちゃんと居ます。硫黄臭や青い柑橘系の香りの中に、やや温暖な地域で造られたと思われるシャルドネっぽい桃のニュアンスが感じられました。

そして味わい。白ワインとしては、ちょっと高めの温度でテイスティングしています(保管:17℃ 室温24℃)。

裏ラベルには「中辛口」とありますが、個人的には完全な辛口です。

味わいのバランス的には、ちょっと酸味が強すぎるかな?という気がします。何というか、アレグレメンテのSBフロンテラのシャルドネを7:3の割り合いでブレンドしたら、こんな味わいになりそう…。

開栓30分後:舌の先から中心付近にかけて、ピリピリする様な刺激を感じます。

ワインを飲み込んでしまえば気にならなくなりますが、これは今までに感じた事の無い独特の酸味と言えるかもしれません。

嫌な臭いや雑味も少なく、今の所美味しく酔えています。

この価格帯のSBとしては上出来なんじゃないでしょうか。ブティユ(750ml)の2/3程を残し、セラーで保管。続きは明日にしたいと思います。


開栓2日目:飲む1時間程前に、セラーから冷蔵庫へ移動。軽く冷やした状態でのテイスティングです。

【外観】
粘性が高くなっているのを確認。

【香り】
昨日よりもかなり控えめになってしまいました。

品種の特徴もよく分からなくなってしまいましたが、美味しそうな匂いは漂っています。

【味わい】
若干の水っぽさが感じられる様になりました。昨日程ではありませんが、やはり酸味が強いです。

このシャルドネとソーヴィニヨン・ブランのブレンド…、失敗はしていないと思いますが、成功しているとも思えません

まだ、飲み始めてから15分しか経っていませんが、既に「あぁニュージーランドのSBが飲みたい!」という衝動に駆られている事態です。



購入価格を考えれば、損をした気分にはなりませんし、よい経験になったのではないかと思います。次にカーラの白を買う時には、迷わずソーヴィニヨン・ブランを選択するでしょう。


ワインのテイスティング・ノートを国別に整理したウェブサイトです。
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