COPPER ESTATE PREMIUN Shiraz 2014

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隣町のスーパー(ヨークベニマル)で購入した、オーストラリア連邦産の赤ワインです。購入価格は537円と、アレグレメンテよりもワンランク上の価格設定。

裏ラベルを見ると「ボトリング:マンズワイン(山梨県甲州市勝沼町山)」とありますので、これがバルクワインとして輸入され、国内で瓶詰めされたものだという事が分かります。

今のところ、オーストラリアのシラーズはハズレ知らーずなので、期待して飲んでみました。


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【ワインデータ】
生産国:オーストラリア連邦
タイプ:赤・ミディアムボディ
アルコール分:13%
添加物:酸化防止剤(亜硫酸塩、ビタミンC)
生産年:2014年
ぶどう品種:シラーズ
商品説明:熟れたプラムとカシスのアロマの中に、かすかなスパイスが調和。熟した果物を思わせるふくよかな味わい、タンニンはほど良くまろやか。


【Myテイスティング】
外観:澄んだルビー色。濃淡はやや明るめで、僅かに黒みを帯びている。やや強めの粘性が見られる。濃縮感がある印象。
香り:カシス、ブラックベリー、シダ、ドライハーブ、メントール、甘草、血液などをしっかりと感じる。
味わい:やや強めのアタック=まろやかな甘みと、はっきりした酸味、そしてキメ細かなタンニン。アルコール感はやや強めで、甘味中心の余韻が6秒程続く。


香りを取った時点で「おおぉ!」っとなり、笑みが零れました。

開栓直後にも拘らず、シラー(シラーズ)の特徴である黒系果実や、野生の動物が滴らせた血液の様な、ある意味クセのある匂いがしっかりと感じられます。

堪らず口に含むと、外観を観て想像した通り、タンニンは控えめ。

この時点で、私のお気に入りのローヌのシラー(値段は3倍以上しますが)には及ばない味わい。

ただ、アルコールによるボリューム感を含む程よい甘みと、よく熟したぶどうを頬張った時に感じる心地よい酸味が織り成す官能のバランスは絶妙と言えます。

「重くも軽くもない」ある意味完璧なミディアムボディ。

開栓20分経過:空気との接触により、香りや味わいがどんどんと豊かになっているのを確認。

かなりイイですね。リピート確定です!

ヨークベニマルと同価格で、近所のセブンイレブンで扱ってくれたらとてもありがたいです。

開栓40分経過:「これ、本当に540円のワインかよ!?」と、購入時のレシートを確認してしまう程の美味しさです。

いつも通り、何も食べずにワインだけで愉しんでいます。

何か食べ物と合わせるなら??

ぶっちゃけこのオールマイティな味わいなら、300円以下のプロセスチーズから、100グラム当たり700円以上する赤身肉など、どんな料理とも一緒に楽しむ事ができるでしょう。

 

南アフリカのピノタージュの余韻も覚めやらぬまま、それよりも格安な大当たりを引いてしまった事に悦び、あっという間にブティユ(750ml)の半分を飲んでしまいました。

可能であれば、エアー抜きをして、セラーで保管。続きは明日にしたいと思います。


開栓2日目:キャップを抜き、グラスにワインを注いだ瞬間、油性マジックの様な強烈な匂いを感じました。油性マジックといっても、杏仁のアノ匂いとは違います。

「なんだコレは!?」と思いましたが、なんの躊躇いも無く口に含むと…「うん!美味い!」私の鼻が可笑しくなっていただけなのかもしれません。

サンSunと降り注ぐ太陽の光を浴び、健全に熟したブドウの甘酸っぱい果実味を堪能できる、とてもフルーティな味わいのワインです。これで540円というのは本当に凄い!LP:83pt

オーストラリアのシラーズ…、今回も大当たりでした!


ワインのテイスティング・ノートを国別に整理したウェブサイトです。
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URL:http://www.lightch.com/wine/