BULLETIN PLACE CABERNET SHIRAZ 2013

20160626_01

市内にあるホームセンターで購入した、オーストラリア連邦産の赤ワインです。佐野のカインズで598円で購入。足利のカインズ(大月店)では、現在は取り扱っていないみたいです。

連邦の赤ワインは、今の所ハズレ知らず。今回も期待してテイスティング開始です!


20160626_02

【ワインデータ】
生産国:オーストラリア連邦
生産州:南オーストラリア州(?)
タイプ:赤・ミディアムボディ
アルコール分:14%
生産年:2013年
ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン シラーズ

【Myテイスティング】
外観:澄んだガーネット色。濃淡はやや濃く、僅かに黒みを帯びている。やや強めの粘性が見られる。濃縮感がある印象。
香り:ブラックベリー、ブラックチェリー、甘草、ドライハーブ、血液などをしっかりと感じる。
味わい:やや強めのアタック=まろやかな甘みと、はっきりした酸味、そしてキメ細かなタンニン。アルコール感はやや強めで、アルコールによるボリューム感中心の余韻が6秒以上続く。


スクリューキャップを「バキバキッ」と開け、ワインをグラスに注いだ瞬間から、熟した黒系果実の強い香りが辺りに漂いました。結構、香りの強いワインですね。

口に含むと…。

まず最初に、ここにはカベルネ・ソーヴィニヨンが居ます。

フランス・ボルドーのカベルネでは無く、カリフォルニアのカベルネに近いテイストですね。

そして肝心(?)の、私の好きなシラー(シラーズ)の存在も確認。

口の中で転がした際に感じる甘みやタンニンの具合はローヌ産のシラーに通ずるものがある様な気がします。

これはリピートありですね!同オーストラリア産のイエローテイル・シラーズイエローテイル・カベルネ・ソーヴィニヨンを飲んで「美味しい!」と感じる事ができる方なら、余裕でアリな味わいです。

開栓直後という事で、カベルネ感とシラーズ感が分離してしまっている感は否めませんが、ワインだけでも充分美味しく愉しめるフル寄りのミディアムボディだと思います。

食事と合わせるなら、断然「肉」!ラードを敷いた鉄板にサーロインを乗せて「ジューーーーーッ」っと焼く。



ナイフで一口大に切った肉を口の中へ…。塩コショウすら使用せず、肉のみの旨みで満たされた口中に、このカベルネ・シラーズを流し込みます。

「おぉぉ!こ、これは!!(妄想です)」

現実は、100円ショップで買ったあらびきコショーを手の平にふり、それを舌で舐めとっている有り様です…。


開栓2日目:グラスに注いだ際、液面にできる泡が消えにくくなる。

香りは、ボルドーのカベルネと豪州のシラーズをブレンドした様な感じです。

口に含むと…?

開栓直後同様、アルコールによるボリューム感を軸に、適度な甘みと酸味=ぶどうの果実味がしっかりと感じられるバランスの良い味わい。

現時点で充分にお値段以上。これは中々のものです。


開栓3日目:劣化のニュアンスは全く感じられず。

こんなにがっしりとした味わいの赤ワインが数百円で買えてしまう事に、ただただ感謝です。

とりあえず、買いものに行ったついでに2〜3本買ってMyセラーに入れ、寝かせておきたくなる、とてもコストパフォーマンスの高いオージーワインでした!LP:78pt


ワインのテイスティング・ノートを国別に整理したウェブサイトです。
hdlbn01
URL:http://www.lightch.com/wine/