COPPER ESTATE Red

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隣町のスーパーで購入した、オーストラリア連邦産の赤ワインです。

使用ぶどう品種名や生産年の表示の無いデイリーワイン。購入価格は429円。

コッパー・エステート・プレミアム シラーズの廉価版といった位置付けの、所謂ワンコインワインですが、テイスティング結果は想像以上のものとなりました。


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【ワインデータ】
生産国:オーストラリア連邦
生産地:南東オーストラリア
タイプ:赤・ミディアムボディ
アルコール分:11.5%
添加物:酸化防止剤(亜硫酸塩、ビタミンC)
商品説明:ラズベリーやプラムを思わせる心地よい果実味。ベリー系のさわやかな酸味。まろやかでバランスのとれたタンニン。フルーティな余韻が心地よい。


【Myテイスティング】
外観:澄んだルビー色。濃淡は明るく、粘性はやや強め。よく熟した印象。
香り:カシス、ブラックベリー、シダ、ドライハーブ、甘草、血液などをしっかりと感じる。
味わい:やや軽めのアタック=弱い甘みと、シャープな酸味、そして緻密なタンニン。アルコール感は控えめで、酸味中心の余韻が4秒程続く。


香りの第一印象は、シラーズです。口当たりは、ミディアム寄りのライトボディといった感じ。

アルコール分は12%と予想。結果は…11.5%でした。中々、ここまでアルコール感の低い赤ワインというのも珍しいですね。

タンニンが控えめですので、ボディはかなり薄めの印象ですが、甘みと酸味のバランスは悪くなく、今のところそこそこ美味しく飲めています。

※ ワイン16度、室温27度でテイスティングしています。

これくらい軽めの赤ワインだったら、冷蔵庫でバッチリ冷やしてから飲んでも良いかもしれませんね。

開栓20分後:あぁ、これやっぱりシラーズですね(100%かどうかは解りません)。

口に含んでから1〜2秒後に、シラーズ特有の旨みが舌の上にジュワっと広がります。

ほぼ同価格のチリ産のシラー(シラーズ)よりは、ちゃんと品種の特徴が感じられます。

ワインだけで愉しめない事もありませんが、何か…例えば、ボイルしたイカ・タコとか、割と本格的なミートボールなんかを食べながら飲みたくなる、そんな味わいです。



ブティユ(750ml)の約半分を残し、エアー抜きをして冷蔵庫で保管。続きは明日にしたいと思います。


開栓2日目:冷蔵庫でバッチリ冷やした状態でテイスティング。

香りに劣化のニュアンスは感じられず。

口当たり昨日よりも穏やかになり、今のこの状態なら風呂上りによく冷えたこのワインをゴクゴクやる自分の姿を想像する事も容易です。

美味しい赤ワインが飲みたいなら、108円プラスしてプレミアム・シラーズの方を購入する事をオススメします。ただ、コンビニへ行って、もしコレしか無かったら「また買ってもいいかな?」と思えるだけの親しみやすさがあるのも事実です。


ワインのテイスティング・ノートを国別に整理したウェブサイトです。
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