VICENTE GANDIA PAKAPAKA SAUVIGNON BLANC 2015

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隣町にあるホームセンターで購入した、チリ共和国産の白ワインです。

この「パカパカ」のお値段は、同チリ産の「アルパカ」と同じで498円でした。

ビセンテ・ガンディアという、スペインで有名なワイナリーが造るチリワインという事で、期待して飲んでみましたが…?


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【ワインデータ】
生産国:チリ共和国
生産者:ビセンテ・ガンディア
タイプ:白・辛口
アルコール分:13%
生産年:2015年
ぶどう品種:ソーヴィニヨン・ブラン100%
商品説明:マスカットのさわやかで心地良い香り。果実の甘味を酸味が包み込み、柑橘風の甘味となっています。なめらかなフルーティーさの中にも、後口にはキレがあります。


【Myテイスティング】
外観:澄んだイエロー。濃淡は淡く、粘性は軽め。若く軽い印象。
香り:グレープフルーツ、洋ナシ、アカシア、すいかずら、硫黄などをしっかりと感じる。
味わい:やや強めのアタック=まろやかな甘みと、爽やかな酸味。苦味は穏やかで、アルコール感はやや軽め。余韻は4秒程度。


かなり水っぽい白ワインです。

開栓直後にも拘らず、硫黄系の匂いや、それ程「旨味を伴わ無い苦味」がしっかりと感じられる点などはお値段なりといった感じです。

ただ、香りや味わいの中にソーヴィニヨン・ブランの特徴を感じ取る事も可能であるため、現時点でマイナス評価をしてしまうのは時期尚早かと。

グレープフルーツの皮のみを搾って作ったジュースに硫黄の風味を加えた様な、ある意味力強いテイストと表現する事も可能…かな??

何と言うか、フランス産のSB…や、ニュージーランド産のSB…、これらの何方とも違った今までに経験した事の無いソーヴィニヨン・ブランという品種の特徴を知る事のできる希有なワンコインワインなのかもしれません違うのかもしれません。ソーヴィニヨン・ブラン100%なだけあって、品種の特徴はちゃんと感じられました。

正直、498円という購入価格を踏また上でもあまり高評価できない理由は「熟す前の青い植物的なニュアンス」が香りや味わいの中に感じられてしまう点でしょうか。

開栓30分後:パーマ液っぽいニオイのする、グレープフルーツの皮と熟す前の青いトマトをすり潰して搾った汁を飲んでいるかのようなテイストです。

とりあえず、ブティユ(750ml)の3/4を残し、エアー抜きをして冷蔵庫で保管。続きは明日にしたいと思います。


開栓2日目:冷蔵庫でバッチリ冷やしたものをテイスティング。

あっ…。悪く無いですネ。やや酸味が突出してしまっている感はありますが、味わいのバランスは昨日よりも断然良くなりました。

コレ、以前どこかで飲んだ様な……?はうあっ!数年前に「やまや」で買って飲んだ、カーラ・ソーヴィニヨンンブランと、とても良く似たテイストです。

確かアレも、冷蔵庫でバッチリ冷やして飲むと美味しいワインだった様な気がします。

この“よく冷やすとそこそこマシになる白ワイン”と合いそうな食べ物は……マックのチキチーとかかな?

あとは、小麦・油・白身魚・マヨネーズを材料に使用して作られた料理もよく合いそうですね。裏ラベルにある「うにクリームパスタ」は食べた事が無いのでわかりません。



ウニ…いいですネ。

しっかりとした香りや味わいの感じられる、お値段なりのチリワインだとは思いますが、コレは私好みのテイストではありません。消費税込みで498円という、それほど美味くは無いが、飲めなくは無いといった味わいのワインでした。LP:50pt


ワインのテイスティングノートを国別に整理したウェブサイトです。
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