Alpaca SAUVIGNON BLANC 2015

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隣町にあるホームセンターで購入した、チリ共和国産の白ワインです。

アルパカのSBを飲むのは、ちょうど1年前に飲んだアルパカ ソーヴィニヨン・ブラン2014以来、2回目となります。購入価格は消費税込みで498円。

1年前のものと似た様な味わいを想像し、開栓。しかし、テイスティング結果は予想外のものとなりました。


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【ワインデータ】
生産国:チリ共和国
生産地方:中央渓谷地方
生産者:サンタ・ヘレナ社
等級:D.O.セントラル・ヴァレー
タイプ:白・辛口
アルコール分:12%
生産年:2015年
ぶどう品種:ソーヴィニヨン・ブラン100%
商品説明:チリの名門サンタ・ヘレナ社がお届けする高品質なワイン「アルパカ」。ハーブやピーチのような香りとフレッシュな酸を楽しめます。


【Myテイスティング】
外観:澄んだイエロー。濃淡は淡く、僅かにグリーンがかっている。粘性はやや軽め。若く軽い印象。
香り:グレープフルーツ、桃、洋ナシ、アカシア、すいかずら、金木犀などをしっかりと感じる。
味わい:やや軽めのアタック=弱い甘みと、爽やかな酸味。苦味は控えめで、アルコール感もやや軽め。余韻は6秒程。


香りが良く、味わいのバランスも悪くありません。これは、とても美味しい白ワインです。

ただ、この香りは…ソーヴィニヨン・ブランっぽく無い!?ブラインドで香りを取った瞬間、「チリのシャルドネ!」と答えてしまいそうです。

口に含むと、グレープフルーツの皮っぽい苦味が感じられる等、SBの特徴もちゃんと感じられます。しかし、この黄色い果実を連想させられる甘い香りは、本当にとてもシャルドネっぽいと表現せざるを得ない状況です。

アルパカ ソーヴィニヨン・ブラン2014は、SBの特徴の一つであるグリーンハーブの香りがしっかりと感じられたのを今でもハッキリと覚えています。

この飲欲をそそられる甘い香りの正体は…やはりMLF(マロラクティック発酵)がよい仕事をしている結果なのかもしれません。

香りはシャルドネ。でも鼻をつまんで飲むとソーヴィニヨン・ブラン。明日は冷蔵庫でバッチリ冷やしたものをテイスティングします。


開栓2日目:冷蔵庫でバッチリ冷やしたものをテイスティング。

昨日よりは、若干グリーンハーブ系の香りが強めに感じられる様になりました。−が、やはりとてもシャルドネっぽい香りです。



本当においしいワインですが、二次試験対策用のアイテムとしてはお薦めできません。

更に数分後:空気との接触により、口当たりも円やかになり、よりシャルドネっぽい飲み口に…。

さすがアルパカというか、充分にお値段以上の味わいを愉しめる、コストパフォーマンスの高いワインである事は事実です。

−ですが、こんなにシャルドネっぽいソーヴィニヨン・ブランを体験するのはこれが初めてですし「コレ実はシャルドネなんじゃね?」と疑いたくなってしまう、ある意味ちょっち面倒くさいワイン…どうしてこうなった(後で、もう1本買って飲んでみよう…)


ワインのテイスティングノートを国別に整理したウェブサイトです。
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