QUINTA LAS CABRAS CABERNET SAUVIGNON 2014

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市内にある酒のデパートで購入した、チリ共和国産の赤ワインです。

微妙にムートンっぽい雰囲気のあるエチケット。2年程前からコンビニ等で見かけ、気になっていたワインです。

スクリューキャップ限定のセール中に購入したので、460円(消費税別)という激安価格で入手する事ができました。


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【ワインデータ】
生産国:チリ共和国
生産地方:中央渓谷地方
生産地区:ラペル・ヴァレー
生産zone:カチャポアル・ヴァレー
生産者:ヴィーニャ・ラ・ローサ
タイプ:赤・ミディアムボディ
アルコール分:13%
生産年:2014年
ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニョン メルロ
商品説明:熟したカシス、ブラックチェリー、ベリーなどの香りを包み込んだ、滑らかな口当たりのワイン。更にチョコレートやミントの香りも感じられます。

【Myテイスティング】
外観:澄んだルビー色。濃淡はやや濃く、黒みを帯びている。やや強めの粘性が見られる。成熟度が高い印象。
香り:ブルーベリー、ブラックベリー、甘草、ヴァニラ、血液、丁子などをしっかりと感じる。
味わい:やや強めのアタック=弱い甘みと、シャープな酸味、そしてキメ細かなタンニン。アルコール感はやや軽めで、酸味中心の余韻が6秒程続く。


チリカベのいい香りがしっかりと感じられたので期待して飲んでみると…?

かなり酸味が強いですね(開栓直後)。

それに加えてぶどうの茎や種を連想させられるエグみの様なものもしっかりと感じられます。

上記の通り、弱い甘みとタンニンに対し、酸味が突出してしまっているため、味わいのバランスは良くありません。

今の所、あまり良い印象はありませんが、嫌な変なニオイがするわけでも無いので、順調に残量が減っている状況です。

開栓20分後:若干ですが、口当たりが柔らかくなり、果実味中心の程好い甘味が感じられる様になりました。

そして、このワインを口に含む度に感じるピュアな印象。

たぶんカベルネ・ソーヴィニョン100%なのかな?と推測(ハズレでした。インポーターのHPによると「僅かなメルロー」が混ざっているとの事)。

ワインだけで愉しめない事もありませんが、照り焼きチキン等、何かコッテリとしたものを食べながら飲んだ方が良いかもしれません。


開栓2日目:香り&味わい共に、ボルドーの赤ワイン…正確には千円未満のボルドーの赤ワインの様なテイストに。

あぁ、いいですね。今のこの状態なら充分にお値段以上の味わいと言っていいでしょう。



メドックのカベルネの様なエレガントさは感じられませんが、この「フレッシュな酸味中心の味わい」も悪くありません。

ほぼ同価格のアルパカ・カベルネ・メルローよりも、より辛口でさっぱりとした飲み口です。

今回同様、ワンコインで買えるなら文句なしにデイリーワインとして採用しても良さそうです。LP:87pt


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