2011年10月29日

NHKスペシャル 無縁社会

日本社会を紡いできた3つの絆が急速に失われていると番組は主張する。故郷との「地縁」、家族との「血縁」、会社との「社縁」。縁を失った人たちがどのような人生をたどったのか・・(朝日新聞 試写室より)
年間3万2000人にのぼる「無縁死」
身元が分からなかったり、分かっても引き取り拒否のために無縁墓地や献体に送られた亡骸
その一人一人の人生を丁寧にたどった番組

紹介された人たちは、決して特別な人たちではなかった。
ごく普通に生活して
一つ
また一つ
『つながり』を失い、
人生の最後に、
ただ一人、
誰にも気づかれず‥
それは将来の私かもしれない

日本に今広がる無縁社会、でも私は、こんな無縁社会に向き合い、コツコツと窓を叩く人たちを見てきた‥


番組の最後に、一人とじこもっていた男性の身を案じて、毎日屋根つたいに訪ね、窓をたたき続けた少女とおじさんの交流が紹介されていた

『となりのおじさんの姿を最近見かけない』

9歳の女の子が訪ねるも応答なし、
窓からなら開けてくれるかな?
開けてくれてもくれなくても、少女は屋根つたいに通い、窓を叩いた。

やがておじさんは窓を開けてくれるようになった。
おじさんはその子の成長を見守り、アルバムを作り始めた。
すごく丁寧な心のこもった字と写真で、少女の成長が綴られていた。
その子は保育士になった。

おじさんは歳を重ね、ある日引き取り手のない『行旅死亡人』となった。

でもおじさんは少女にとって家族として記憶に残り
その保育園には、おじさんが書き残した元気などんぐりの絵が飾られている。



窓を叩き続ける人たち
つながりを育む人たち
そんな小さな
でも確かに血の通った活動を
私は忘れないよ‥

lightcompany at 23:36│Comments(0)

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