ふもと旅館
九州の山奥、黒川温泉の老舗旅館です。
今回のツーリングで、宿泊先にこの温泉を選んだのは、パールイズミの山崎さんから、訪ねられた時のことを伺っていたことがきっかけでした。
TV等で、その存在は知っていましたが、有名な場所ほど自分には合わないのが、今までの経験でした。
さて、黒川温泉はどうでしたでしょうか。

ふもと旅館 杉の間






足湯


岩石をくりぬいたお風呂


露天風呂


やわらかく豊富な湯


露天風呂


朝食


ふもと旅館 渡り橋


黒川温泉の共同湯です。
まずは、すぐ隣の地蔵湯。
地蔵湯


すぐお隣の新明館です。

新明館



新明館


入り口の門には、こんな配慮も。

黒川温泉にて



河畔の穴湯です。

穴湯


黒川温泉


黒川温泉。
始めて行かれる方は、どの宿にしようか迷うはずです。
お値段、立地条件、お風呂、たたずまい等などを参考にされると思いますが、私も同様でした。
私の選択した一番条件は、一人で泊まれるかです。
そしてお風呂です。

正直、HPは、たいして事実を伝えていませんでした。
宿泊予約サイトの写真も、たいして良くないし。
でも、この宿で本当に良かったと思っています。
ふもと旅館のおかみさんと、暫しお話させrていただく時間がありました。
立ち話でしたが、黒川温泉の事、おかみさんが学生時代各地を旅行していて、当時流行していた通行手形を集めていたこと、色々なアイディア、木を植え環境を整えて今の黒川温泉にしつらえたこと。そして、温泉のこだわり。

食事は、いつも素食の私が言うのもなんですが、大変豪華で食べきれないと思ったほどです。(実際は完食)
色合いだけではなく、味にもコントラストがあり、脂の多い肉を美味しくいただける工夫が随所に見えます。
到着が遅くなり、厨房には迷惑をかけていたはずなのですが、仲居さんもそんなそぶりはおくびも見せず、丁寧に給仕してくれました。

川のせせらぎ、カジカ蛙の鳴き声を枕に、本当に気持ち良く寝ることもできました。
入湯手形。
集めていた通行手形からヒントを得て、宿のおかみさんのアイディから始まったのですが、露天風呂を含め、多くの内湯を有するこの宿の客には、不要のものと思いました。
正直、全てのお風呂に入るのは結構大変です。
朝、窓のカーテンを開けて寝たので、日差しとともに早起きしました。
自分の自転車は、宿の玄関の中に丁重にしまわれていて、嬉しく思いました。
温泉街と言っても、細い路地の散策ですが、隣の共同浴場等を楽しみながらの写真散歩です。
平日ということもあり、宿泊客はそれほど多くありません。
若い女性の3人連れが、綺麗な揃いの浴衣で歩いているのが、目についた程度で、静かな黒川温泉は落ち着いた環境です。

穴湯。
河畔に設けられた古くからの共同湯で、100円を入れて入ります。
このお風呂は、鉄分を含んだ湯がとても柔らかく、湯加減もちょうど良くて朝食時間を忘れてしまいそうになるくらい、浸っていました。

朝食も、本当に色々と楽しませてくれる工夫があります。
スケジュールの都合で、夕食、朝食、マッサージをお願いするのも、時間が細かく決められています。
全てのお風呂には時計が備えられ、普段から時間を気にして仕事をしている身にとって、時計があると目についてしまうのが、少し気になるとおかみさんにお話ししましたが、この旅館を多くのスタッフとともに切り盛りするには、時間を区切らないと出来ない事なんだろうとも思いました。

その点が少し気になった事。腕時計をしているのですからと、ひさなが光機の鶴社長に御意見を伺いましたら、鶴社長は、お客様の前で腕時計を見るのは失礼と。
確かにそうです。

細かい心配り。
絶対仕事でいらいらしそうもない鶴社長と中村さん。
ひさなが光機の仕事を、垣間見たお人柄です。

後ろ髪を引かれるようにとはこのことか。
おかみさんを始め、御世話してくれた仲居さんも、他のスタッフも遅い時間の出発にもかかわらず見送ってくださり、黒川温泉を私は後にしました。

やまなみハイウェーに這い上がり、中村さんと待ち合わせて、阿蘇に向かいます。