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2016ニューモデル Nick。
Ugo DeRosaのお孫さんに当たるニコラスのニックネームを製品に採用した思い入れのあるモデルがこのNick

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まだ充分な試乗はしていませんが、デローザにしては珍しく詳細なジオメトリーを公開しています。
それを読み解くことで、このロードバイクの特性をある程度理解することができます。
USAなどのハイエンドモデルと比べても、魅力的な数値が並びますが、特質すべきは406というFのリヤーセンター数値です。
この数値はシマノ カンパニョーロともに405舒幣紊覇虻酳歉擇鬚靴討い泙后
多くのロードモデルが405个鮑陵僂靴討い訝罎任錣困1仗ばしているところにDeRosaのこのモデルに対する思いを私は感じます。
この数値は短ければ短いほど反応の良いフレームになります。
後ろのドライブ部分の剛性も上がる傾向にあります。
半面、短くしますと乗り心地の悪化を招きます。
408个箸いΕ侫譟璽爐TREKのそれのように410个箸いδ垢気泙任泙舛泙舛平値ですが、1个任眞擦作りたいのが昔のフレーム職人の考えで、短くしすぎて当時のロードエンドで空気を抜かないと後輪が外れないフレームも普通に存在しました。
弊社オリジナルのチタンフレームでも、お客様の乗り方、使い方にこだわるのがこの数値でもあるのです。

そして406个箸いΔ海凌値。
あえて405个任呂覆ね由。
それは反応の良さを残しつつも少しでも快適性を求めたいという思い入れに他なりません。
Nickを語るうえで、この数値の意味をまずおさえておきたいところです。
そして次に快適な走りを楽しめる数値としてはシートアングルCの値があります。
この数値は大きくなればなるほど高回転向きに。
競輪では76度前後が好まれます。
私は171僂74-74.5度を好みます。
私のサイズでは74.1度となっていて、これは自分でも理想のシートアングル。
気持ちよくペダリングを継続できる良い数値です。この辺りは他フレームも同じように作ってきますが、もっと大きなサイズになると突然73度となったり、小さなサイズでは75度を大きく超えるようになっているモデルも見受けられます。
フレーム選びで、モデル選びで私たちがお客様にフィットしたモデルを選ぶのはとても大切なことです。
フレームサイズは最も重要ではありますが、お客様の骨格、筋肉量、体格を判断して、どのように乗るのか、今後どのように変わっていくのかをも加味して適切なモデルをお選びさせていただくのにはこのような意味があるのです。
話がたびたびそれてすみません。
もっともっと奥深いお話はあるのですが、それはとても私ののろまなタイピングではいつ終わるかもわからないものになってしまいますので、直接私にご相談ください。

さらにNickの性格を物語る数値がハンガー下がりEと ヘッドアングルDにあります。
他ブランドの他モデルと比べてEの数値が大きいことに気が付かれると思います。
イタリアのフレームブランドは昔から70舒幣紊鮑陵僂靴討い泙靴拭
日本のモデルやアメリカのものは68舒焚爾凌値を採用しているモデルが多いと思います。
重心が下がるともいえるこの数値は、コーナー時のペダルと路面のクリアランスにも若干影響を受けます。
しかし一番違うのは、ペダルを踏んだ力をチェーンステーだけではなくできるだけシートステーにも分散して受け持ってもらうことに意味があります。
例えばこの数値を限りなく0に近くしますと、ほとんどチェーンステーにしか駆動力を支える構造がなくなってしまいます。この場合、ペダルを回してチェーンを引っ張った時に、ハブ軸右側が前に移動しようとする力が発生し、それを受け止めるのがチェーンステーになるからです。
ここで、クランク軸を下げることで、その力を支えるフレーム構造がシートステー1本であるのに対しシートステーにも支える構造を分散することになるのです。
なお、このフレームにはあてはまりませんが、ホリゾンタルの場合はこの数値を下げすぎるとヘッドチューブが相対的に短くなります。

ヘッドアングルは、タイヤとつま先が低速でハンドルを切った際にぶつかるであろう数値が小さなサイズに見受けられます。
46サイズの566个呂修譴謀たりますが、その分魅力的なヘッドアングルを実現しています。
それがD角です。
この数値が大きくなるほど高速でのハンドリングが向上し、小さいほど低速の安定性、直進安定性がよくなります。
72度以上のこの数値は他のフレームに比べ大きいことに気が付くはずです。
これはロードレーサーとして高速でのハンドリングを重視しているからにほかなりません。

これらを読み解くと、このモデルは充分なペダル回転を保持したロングライドを得意としています。
フレーム全体のバランスもよく、全体のカーボンフレーム特性を生かした疲れないロードフレームといっていいと思います。
経験者が2-300kmを走る。
ビギナーの方が、ロードレーサーをすぐになじんで好きになる。
短距離スプリントには向かないが、高回転のペダリングを容易に維持しやすい。
こんなことを感じます。

先に試乗した時に、すぐに素性の良さ、癖のなさを感じたのはこのためで、多くの皆様に長く愛されるモデルになることは間違いなさそうです。
ほかにも魅力的なモデルが多い(といっても他ブランドに比べ遥かに少ないが)DeRosaにあって、埋もれがちではありますが、弊社では多くのご注文を頂いているモデルでもあります。

2016 在庫数量表
受注可能数量表が届きました。
それによりますと、すでに受注を承れないモデルも出てきています。
2017モデルは消費税が切り替わる時期にも重なってきますので、どうかお気に入りのモデルをお求めいただきたく思います。
いつまでも価値の変わらないDeRosa。
ご用命お待ちしています。