母娘<子どもの「うつ」の見分け方>

言葉で心の中身を伝えられないのが子ども
気分が落ち込み、体調にも変化があらわれることのある“うつ”。どんな人でも、大なり小なり抑うつ気分に襲われることはありますよね。しかし、うつは大人だけに特有なものではなく、赤ちゃんにだって起こる可能性があるのです。
「赤ちゃんのうつ」などというと、驚く方も多いかもしれませんね。たとえば赤ちゃんの場合、それまでそばにいた養育者と急に離れ、その状況が長く続いたりするとストレスでうつになることもあります。
子どもは周りの出来事に左右されず、勝手気ままに生きている、と思う人も多いかもしれません。しかし、実は子どもの心こそ周りの人たちや環境に影響を受けやすいのです。それは子どもの体が未成熟であるように、心もまだ不安定だからなのです。

■子どものうつを見分けるサインはこの7つ

しかし、大人は子どものうつのサインになかなか気づくことができません。なぜなら、乳幼児や幼児は、コミュニケーション能力がまだ未熟で、心の状態を人にうまく伝えることができないからです。

では、乳幼児や幼児のうつに気づくには、どうしたらいいでしょう。代表的には以下の7つのサインがありますので、参考にしてみてください。

1 理由もないのに泣き叫ぶことがある
2 あらゆることに臆病すぎるところがある
3 他人にあまり関心をもたない
4 自分からは積極的に遊ばない
5 会話のペースがゆっくりすぎる
6 食欲の低下が激しくなった
7 目をパチパチしばたくことが多くなった

■大人の不安な表情は子どもに伝わる

では、まだ言葉を十分に理解できない乳児や幼児は、何をもって人の考えや心を読みとろうとしているのでしょう。それは、相手の“表情”です。これに関しては、J.ソースらが行った興味深い実験があるので、紹介しましょう。
1歳程度の子どもの前に、深い段差があるような状況を設定しておもちゃを置きます。そして、その先にお母さんの顔が見えるようにします。このとき、お母さんの表情が微笑んでいたとき、75%の子どもがおもちゃを取りに行ったのに対し、お母さんが怖れの表情をしていたときには、おもちゃを取りに行った子どもはいなかったのです。
この結果からも、子どもは自分が信頼する人の表情を観察して、物事や状況を判断していることがわかります。ではもし、養育者がいつも不安な顔や沈んだ顔をしていたらどうなるでしょう。子どもにもその不安が伝わり、何をするにも臆病になったり、自信をもって成長できなくなる可能性もあります。

■「自己効力感」の高い子どもに育てよう

一方、乳児や幼児が外の世界とコミュニケーションをとろうとする場合、どんな手段を使うでしょう。言葉が発達していないうちには、泣き叫ぶことで自分の状況を知らせようとします。
このとき、養育者は「また泣いてる……」などと放っておいてはいけません。子どもの呼びかけに対応してあげることで、子どもは自分が発したメッセージが相手に伝わり、環境を変化させられたということを知るのです。
こうしたやりとりが続くうちに、子どもは行動を起こしている自分を認識します。そして、必要に応じて自分から外界に働きかけることで、望んだ状況に変えることができると感じられるようになります(このことを「自己効力感」といいます)。そして、この自己効力感が子どもの積極性を育むことにつながるのです。
たしかに、泣き叫ぶ子どものメッセージを判断し、逐一対応していくのは大変なことです。しかし、精神的な成長を助けるためには、こうした子どもの呼びかけに地道に応えていくことが必要になるのです。 

それを放置すると慢性的なうつ状態から他の精神病の合併症を起こす事もあります。





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