11 décembre 2018

ジレ・ジョンヌ(黄色いベスト)−その5−ついに大統領が

 12月10日月曜日20時、ついに大統領がテレビで発表。各チャンネルによる同時報道です。

 まずは、暴力行為を糾弾し平静を呼びかけた後、やんわりと誤りをみとめました。具体的な政策はというと、最低賃金の2019年1月から100€引き上げ。しかも使用者に負担がかからないよう。(ということは税金から出すの⁉)時間外労働やボーナスの税金削除。そのほか月2000€未満の年金生活者の社会保険料を減額。と、とりあえず少しはプレゼント。さらに、今後も話し合いに応じる姿勢。

 しかし、財産税の復活はなし。根本的には社会的不平等は是正されず。ということで、多くのジレ・ジョンヌたちはまだまだ納得していないようです。


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10 décembre 2018

ジレ・ジョンヌ(黄色いベスト)−その4−まだ続く...

 12月8日の土曜日、ジレ・ジョンㇴ(黄色いベスト)は続きます。土曜日に出かけると渋滞に巻き込まれるのであまり出ないようにしています。パリの様子も気になるのでついつい朝からテレビをつけてしましました。とりあえず暴動は起こっていないようでした。前日から、政府や一部のジレ・ジョンㇴ代表者たちが、なるべくパリへは行かず地元で活動しよう!と呼びかけていました。それでもシャンゼリゼ通りはジレ・ジョンㇴであふれており、警官隊が要所をふさいでしました。どうやら、朝から駅やパリに向かう道路で500人以上の人が訊問を受け、危険とされる人たちがパリに入るのを防いでいたそうです。逮捕された人たちの荷物からは、金づち、火炎瓶、ナイフ、ペタンクのボールなどが見つかったそうです。

 そして、結局夕方には、パリ各所でお店のショーウィンドウが壊され、商品が盗まれていました。車も何台か燃えていたようです。しかも同じ現象がパリだけでなく地方都市まで及んでいたようです。


limouxdayori at 04:36|PermalinkComments(0) 時事/Actualite 

7 décembre 2018

ジレ・ジョンヌ(黄色いベスト)−その3―譲歩とさらなる要求

 12月1日土曜日のジレ・ジョンヌ(gilets jaunes)への便乗暴動の後、政府がやっと動きました。3日月曜日、野党各党の党首が首相と会談。4日火曜日にはフィリップ首相が、ガソリン、ディーゼル税率引き上げ凍結(6カ月間)、ガス・電気代の値上げを3月まで凍結、車検強化法の見合わせ、を発表。その後各界の批判を受けて、5日水曜日には、『凍結』が『中止』に変わりました。つまり2019の値上げは見合わせ。12月7日金曜日には首相とジレ・ジョンヌ一部の代表と会談。

 当初ジレ・ジョンヌの要求はガソリン、ディーゼルの税率引き上げ反対というものでした。ところが、日を追うごとに別の要求が加わってきました。ガソリン代だけではなくそもそも生活全般が厳しく各個人、特に低所得者層の購買力が低下している。所得は低く税率は高いため、毎月15日、20日にはもう生活費が底をつく。特に冬、クリスマス前は出費が増えるので不満も増長。
「もっと具体的に生活が安定する政策をすぐに打ち出せ!」
「最低賃金を引き上げろ!」
「社会福祉天引きを引き下げろ!」
「現大統領が廃止した財産税を復活させろ!」
ひいては、
「マクロン退陣!」
などと要求がエスカレートしてきました。

 そうして、また土曜日が…


limouxdayori at 23:30|PermalinkComments(0) 時事/Actualite 

5 décembre 2018

ジレ・ジョンヌ(黄色いベスト)−その2−暴動

 11月17日の「交通妨害」の後、政府は「政策は変えない」の一点張り。そこで翌週11月24日の土曜日、一部のジレ・ジョンヌ(gilets jaunes)が大統領官邸のあるシャンゼリゼ通りに集まりました。そもそもジレ・ジョンヌは非暴力的運動で、manif(manifestation、デモ行進のこと)のようなものでした。問題は、そこにCasseurs(破壊者)と呼ばれる人たちが加わって、エリゼ宮(官邸)を警護していた憲兵隊に舗石などを投げだし小競り合いになったこと。

 この casseurs というのは、不気味なんですけど、デモ行進があるときや12月31日などにパリをはじめとする大都市にて、理由もなく物を壊す人たちです。ゴミ箱や自動車も燃やします。お店のショーウインドウなどを壊して商品を盗んだりもします。別に デモに賛同するわけではなく、ただ壊したいから壊すのです。盗むのが目的かというとそうではなく、壊したついでに盗める物は一応持っていくみたいですが。パリ郊外や地方からも壊しにやってきます。

 政府は「シャンゼリゼ通りを完全に警備するのは難しのでエッフェル塔の近くのシャン・ド・マルスなら許可します。」と言っていたのですが、ジレ・ジョンヌが政府の言うことを聞くわけもなく、結局みなシャン(ゼリゼ通り)に集まり、便乗した casseurs と憲兵隊の小競り合いとなってしまったのでした。

 そして、さらにその翌週12月1日の土曜日はもっと凄いことになってしまいました。朝からシャンが囲われて荷物検査が行われていたため、その入り口の凱旋門があるエトワール広場を casseurs が占拠。それを退けるべく憲兵隊が進んでいき、舗石対催涙ガス+放水車。市街戦の様相を呈していました。それが1日中続いたのです。周辺のお店は壊され、盗まれ、凱旋門も中まで壊されていました。そしてパリだけで112台の車が燃やされたそうです。

 これを毎週やられてはたまらない、ということでついに政府が重い腰を上げました。


limouxdayori at 21:45|PermalinkComments(0) 時事/Actualite 

4 décembre 2018

ジレ・ジョンヌ / Gilets jaunes !

 3週間前からフランス中を大騒ぎさせているジレ・ジョンヌ。ジレ(gilet)はベストとかチョッキ、ジョンヌ(jaune)は黄色い、という意味。直訳すると黄色いベスト!?なんのこと−?
 じつは、これ、安全ベスト(gilet de securite)のことです。黄色い蛍光色であることが一般的なためジレ・ジョンヌと言えば、ああ安全ベストのことかというのはすぐわかります。が、テレビなどでは、「ジレ・ジョンヌが交通を妨げている」などと言っています。ということ物ではなく人。そう、『黄色いベスト』が『黄色いベストを着た人』を示す名詞となっているのです。
 さて、なぜその黄色いベスト(を着た人達)が交通を妨げるの???そもそもの起こりは現政府が打ち立てたエコロジー政策:ガソリンおよびディーゼルの計画的な値上げ。細かい数字は省きますが、毎年少しづつ税率を上げていってガソリン、ディーゼルの消費を減少させようというのが建前。税収を増やして財政赤字の補填というのが本音か!?これに対する反対の署名などがネット上で回っていたそうなのですが、遂にソーシャル・ネットワークなどで、「11月17日に皆で安全ベストを着て主要幹線道路の交通を妨げよう」という呼びかけが出回ったのでした。結果は、

giletsjaunes (1)

 早速、家の近くのロンポワン(rond point、ロータリー交差点のこと)でやってました。完全に封鎖するのではなく、車をいちいち止めて交通の邪魔をしていました。

giletsjaunes (2)

 リムーで一番大きなスーパーに行くにはこのロンポワンを通らなければいけません。その結果スーパーは、

giletsjaunes (3)

 土曜日で一番にぎわう日のはずなのに、ガラガラ。

 この日、なんとフランス全土で20万人もの人がジレ・ジョンヌを着て集まったそうです。そして、負傷者300人、死者1名...

 翌11月24日の土曜日もやってました。今回はちゃんと食料など準備して音楽などかけてほとんどお祭り騒ぎ!

giletsjaunes (4)


 と、このようにリムーではのんびりとしたジレ・ジョンヌ運動だったのですが、パリではちょっと大変なことになっていました。そして、ここまでは海外のメディアではまだ取り上げられていませんでした。 


limouxdayori at 23:47|PermalinkComments(2) 時事/Actualite 

8 novembre 2018

秋の味覚、セップ茸 / Cepes !!!

 カルカソンヌの観光局のお仕事も先週ついに終了。今年は7カ月の契約で、しかも10月は洪水のせいか観光客もすくなく非常に長く感じられました。忙しかった7,8,9月は矢のごとく時がたったのに…

 ちょうどもうすぐ契約が終わるというある日、セップ茸をシテのレストランに売っている可愛いお姉さんが観光局に寄ってくれました。どうやら同僚の大好物とかで安く売ってくれるとのこと。籠に一杯入っていて、秤まで持ってきてくれたので、では私も!さすがに1キロは多いので、特別に500gだけ売ってもらうことにしました。価格は1キロにつき25€。市場で買うと30€前後なので、まあお得。前述の同僚は1.5キロも買い求めていました。


automne 1


 家に帰って早速、茸売りお姉さんのお勧めに従ってバター炒めで頂きました。お味は?結構微妙。もっと濃い味を期待していたのですが、秋の香りは堪能しました。500gはあっという間に二人の胃の中へ...

 その週は急に寒くなり、10月末だというのにピレネーには雪が降りました。ついにリムーも冬支度。


automne 2


limouxdayori at 04:31|PermalinkComments(0) めしあがれ/Bon appetit | 風景/Paysage

24 octobre 2018

オード県で大洪水

 ご無沙汰しております。あいかわらずカルカソンヌの観光局で頑張っています。契約は残るところ2週間!
 ところで、先週の月曜日(10月15日)、仕事に行く前に天気予報を見ておこうとMETEO FRANCEのサイトにアクセルたら、なんとオード県に『警報』が出ているはありませんか!

 フランスの注意報は4段階に分かれており、何もなければ『緑』。ちょっと注意が必要な場合は『黄』。要注意は『オレンジ』。最大の注意をはらう必要があるときは『赤』となります。今回はその赤になっていました。自分の住んでいる県に『赤』色警報が出たのはフランスに来て初めてです。確かに一晩中雨が降っていましたがそんなに?という感じでとりあえずテレビを付けるとカルカソンヌ周辺が大変なことになっていました。

 オード県を突き抜けるように流れるオード河とその支流があちこちで決壊していてすでに10人以上の死者が出ていました。カルカソンヌの北の村では村の真ん中を通る橋が完全に決壊してい周りの家ごと流されていました。東の村トレーブはオード河とミディ運河に挟まれていて新市街が完全に水浸し。それこそ津波の後の様相を呈していました。

 赤色警報は「なるべく外に出ないようにしましょう」という意味で、もちろん公共の交通機関も完全に麻痺。早速職場に連絡したら、案内所も閉鎖するので家にいるようにとのこと。わたしは翌日から出勤しましたが、主人の勤める学校は2日間、カルカソンヌ周辺の学校は3日間閉鎖していました。

 翌々日には早速フィリップ首相が、そして昨日はマクロン大統領が災害の被害者の方々をお見舞いに来ていました。

 今回は数時間でなんと4か月分の雨が降ったそうなのですが、なんかそれだけではなく都市計画上の問題もいろいろありそうな感じです。

 そして、もちろん温暖化も異常な集中豪雨の一因だと思うのですが、まるで自分たちには関係ないかのようにあいかわらずずこちらの人たちは、一家に一台ではなく一人一台の自動車を自由に乗り回しています。

 画像はこちらでどうぞ:


limouxdayori at 06:41|PermalinkComments(0) 時事/Actualite 

3 août 2018

くまモンの動画

くまモンがカルカソンヌに来た時の動画が朝日新聞DIGITALに載りました!

以下カルカソンヌ観光局のサイトからリンクしてみてください。



limouxdayori at 19:04|PermalinkComments(0) 文化/Culture 

19 juillet 2018

カルカソンヌの花火 2018 / Feu d'articfice de Carcassonne

feu artif 18 (2)


 7月14日、カルカソンヌの花火を久ぶりに見に行きました。

 最近カルカソンヌに、ダブルツリー(ホテル)がシテの対岸にオープンしたのですが、そこの従業員さんが用で観光局にいらした際、「皆さん、14日の花火はぜひ当ホテルのテラスからご覧ください。」とおっしゃったそうです。

 それを同僚から聞いたわたしは、では遠慮なくと当日20分前に観光局の名札を持って友人と二人でのこのこ押しかけていきました。ホテルの前には警備員が二人立っていてなんだか入りづらそう。でもここまで来たからにはと、「OOさんがぜひとおしゃって下さったので…」と、日本人女性二人でニコニコ顔で言ったら、「では特別に」と入れてくれました。

 こうして、人込みに埋まることなくゆったりと花火を見物することができたのです。右側が木で隠れてしまっていたのは残念ですが、シテの城壁とポンヴュー(古橋)まで見えたので贅沢は言わないことに。

 おかげで、シテが火事になったかのように赤く染まるのも見ることができました。


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 それにしても花火の写真を撮るのは難しいです。手がぶれるとこういうことに…

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 フィナーレは花火が多すぎで煙に包まれちゃっていました。

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 カルカソンヌの花火を十分満喫させていただきました!

 翌日はセグウェイ勤務だったのですが、皆ワールドカップのファイナルをワイドスクリーンで見ようとカルノー広場に集まっていて、観光どころではなかったようです。わたしは時々点数をのぞくぐらいにしておきました。さすがに堂々とさぼるわけにはいかないので…

 そして、昨日やっと5日連続勤務が終わり3連休。のんびりさせていただきます!


動画をご覧になりたい方はこちらをどうぞ。さすがテレビ局。


limouxdayori at 20:02|PermalinkComments(2) 文化/Culture | 風景/Paysage

4 juillet 2018

くまモン、カルカソンヌのラグビーチームを倒す⁉

シュヴァリエと剣を交わしたくまモン、今度はカルカソンヌのラグビーチーム、US CARCASSONNE (第2リーグ)と戦うことに… 
二つの城壁の間でラグビーするのは前代未聞なのでは?

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くまモン、ちゃんとユニフォームを持参。
なんでも、2019年ののワールドカップのフランス戦は熊本で開催されるのだとか。だからラグビーチームが呼ばれていたのですね。

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ラグビーチームの色によく合っている。黄色いシュヴァリエはチームのマスコットです。

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最後にスタッフ全員と記念撮影。

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帰りがけに、お掃除までしてくれました。

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くまモン、カルカソンヌに来てくれて、どうもありがとう!


limouxdayori at 16:38|PermalinkComments(4) スポーツ/Sport | テレビ / TV