工程表はいろんな書き方があります。

簡単に2種類ネットワーク工程表とバーチャート工程表
これらに付属する形で、出来高工程や、分掛工程などあります。

実感でいえるのが、ネットワーク工程は実務的に考えると誰もが理解できる内容ではありません。ラップする作業や、余裕時間や、軸となる工程の重要度など、管理項目は一目瞭然ですが説明することでの時間のロスはあります。

いつからいつまで簡単な表示方法でバーチャートの工程表があります。一本の線で始め終わりがあるので単純に判りやすい。職人さんは簡潔を好みますので、バーチャートのほうが好まれます。

しかし、現在良く見かけるのがバーチャートの工程のみが伺われます。

前工程が終わらないと始められない言うとおりその通りなのですが、作業はラップすることで上手くいくことや、無理をかけずにできる作業などが多くあります。

下請け業者さんの職人さんもほかの会社の職人さんに応援を頼むより少ない人数で日にちがかかりながらも終わることも利益が出る、先々の計画ができる面での利点はあります。時間がかかるからデメリットではありません。工程の中には、ここまでかかっても、結果は一緒などの時間的な現象もあります。

明確な適正工程が職人の利益を生み、無駄な予算をかけずに仕事が進みます。



守れる工程をかけることが、第一です。ただ工程は狂いだすと修正が困難で結果仕上げ工事に大きく影響いたします。なので着工前の工程計画はとても重要で、詳細なものでなければなりません。

工程の基本は工期があるわけなので、完成からの逆追いにて工程を考えます。

仕上がりから下地への工程を考え工期がなくなるところのラップ作業、工区分けなどの作業から段取りを考える、そこにはもちろん養生など時間や、手配、製作の時間、季節での職人の帰省や不足時期の考慮、下請けの業者さんの職人数の状況、その会社のほかの仕事の状況など、かなり複雑な要因を考えながらの工程製作の作業になります。ここではやはりネットワークの工程表が有効に使えます。作業の細分化や、線がつながらない場所はおかしなところと判明する手法はとても良いのですが、技術力が必要です。

現在、確認申請が遅れているなどの報道もありますが、やはり、始まりも決められない、終わりも決められないこんな状況では常に行き当たりばったりとなり、そもそも品質に影響する事態となります。

本来、しっかりとした建物を造る目的での法改正が、逆に粗悪品を生む結果となる。

なので、工程短縮はほぼ考えないほうが得策で、事前の日掛り工程を元に工期の確定が必要。

ただ、いくらしっかりとした工程表を書いても、下請けさんのほかでの受注工事における工程管理がお粗末ですと、その影響が本来関係ありませんが、こちら側の工程に影響する場面があります。

「そんなのかんけーねー」と考えてしまう監督はおそらく手抜きされることでしょう。
ここで問われるんが、真の工程管理、今まで挙げた内容をできるだけ考慮し常に厳戒態勢の工程管理、無理強いや、強要はしない、そんなことが重要でうす。

人が造るもの、生活をするために働いています。ここだけで働いて一生食っていけるならいいのですが、職人はそうではありません。いろんな建設会社、場所に行くことで生計を立てています。

そこに、スーパーゼネコンの大企業の社員と、職人さんには温度差があるのでしょう。とりあえずいれば定年までは入れる環境と、常にその日の収入が生活を支えている状況。これはかなりの温度差です。

最後に、工程表はすべての作業が盛り込まれることが重要、特に建築の担当者が設備の工程もしっかりと盛り込み作業日程を確保することが良い建物になる第一手段。

設備は隠れてしまうもの直すには、それ相当の大きな費用と時間がかかります。

言い換えれば設備の工程をかける人間は優秀な工程をかける現場監督ともいえるでしょう。

団子のあんを包む感覚といいましょうか?