スリランカでは街のスーパーマーケットや道端の八百屋さんでほぼ必ず目にする素焼きの壺がある。それがこちら。
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これはシンハラ語でミーキリ、英語でカードという水牛のヨーグルト。通常のヨーグルトと比べるとちょっと固めで濃厚。酸味が強いのが特徴だ。重量もけっこうあり、1人で1壺食べるともうそれだけでお腹いっぱい。整腸作用も期待できるため、便秘の人にもいいんだって。ちなみにだいたい1つ160ルピー(約130円)~180ルピー(約150円)ぐらいで売られている。

このミーキリにはスリランカ流の食べ方がある。それはキトゥルパニという孔雀椰子から採れた蜜をかけること。キトゥルとは孔雀椰子のことで、パニが蜜の意味。蜂蜜ではなく、椰子蜜だ。このキトゥルパニ、実は日本でもどんどん人気が高まってきている。理由はキトゥルパニに含まれるイノシトールという成分。これはビタミンB群の一種で、抗脂肪肝ビタミンとも呼ばれている。体内の脂肪をコントロールして脂肪肝を防ぎ、コレステロール値を下げる。さらに神経の働きを正常に保つなど良いことづくめ。しかも砂糖と違い糖アルコールという仲間に分類されるため、摂取しても脂肪にならないという嬉しいメリットも。ミーキリにキトゥルパニをとろ~りたっぷりかけて食べる。
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(キトゥルパニをかけていると自然と笑みが。初めて食べたときは旨すぎて悶絶した)

そして、キトゥルパニ入りミーキリとともにいただくのは、シナモン入りのセイロンティー。贅沢にもシナモンスティックが大胆に入れられていて、お値段は270ルピー(約230円)だ。
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(やっぱりドでかポットに入って出てくる。ティーカップ4~5杯分は軽くある)

ちなみに、ミーキリが入っていた素焼きの壺は食べ終わるとパリんと割って土に還す。まるでインドのチャイみたい。エコなところも気に入りました。