「よくある質問Q&A:声優演技研究所」の説明が上手いと思ったのでコピペさせていただきます。


http://www.d7.dion.ne.jp/~hal9000/Q&A.htm#2



Q:リアルな演技と、わざとらしい演技の境界線がイマイチ良く分かりません。リアルな演技が出来るようになるには、何に注意したら良いのでしょうか?



に対する解答。



A:リアル【real】


 実際に存在するさま。現実的。実在的。


 真に迫ったさま。写実的。「―な語り口」~広辞苑より抜粋~




<現実的、実在的、真に迫ったさま>を演じるには、「物事の本質を見極めようと努力すること」が大切なのではないでしょうか。




ひとつ例をあげて説明しますと


「音痴な人を演じなさい」という課題が出たとします。


ここで「わざと音程をはずして歌えば良いんじゃないの?簡単だよ」と考えるか、もうひとつ突っ込んで考えられるかではないでしょうか。




音痴の人が歌うとき、音をはずそうと考えてはいないと思います。音に合わせようとして歌っているはずです。ウケを狙ったり、開き直ったりしている場合を除いては。




リアルな演技とそうじゃない演技の違いは、なんとか音に合わせようとして必死になっている人の気持ちを理解して演じるか、「歌がヘタなんだから音をはずせばいいや」と単純に考えるかなのではないでしょうか。




音をはずそうとしてるのか合わせようとしてるのかの解釈の違いで、役の心理状態は全くの逆となります。逆に逆にと考えていては永遠に正解にはたどりつけません。物事の表面だけを見るのではなく本質を考えようとしない限り、リアルな演技には到達出来ないものと思われます。




「音痴の人は、音をはずそうとしてるんじゃなく合わせようとしている」


そういうふうに、普段から人の気持ちを考えるようにしていれば、少しずつ演技もリアルになっていくものと思いますよ。