発達障害 症状、特徴

発達障害の症状や特徴について。発達障害の症状・特徴については、人によって個人差が大きいですが、代表的なものとして、

・言葉が遅い
・首がいつまでもすわらない
・極端な偏食や服装などへの執着に近いこだわり
・集中力が続かない
・何かに集中すると声をかけても気がつかないほど没頭する
・一人遊びが好きで、他の人とのコミュニケーションがとれない
・常に体を動かしていて、じっとしていられない
・ごっこ遊びができない
・順番が守れない
・他の人の邪魔をしてしまう
・すぐにキレて、暴力をふるう
・読み書き、計算、推論などができない
・オウム返しが多い
・会話が成立しない
・人が話し終わるのを待ちきれず、さえぎって話し始める
・不器用で運動が苦手
・人の表情が読み取れず、思ったことをそのまま口に出してしまう

などがあります。医師の診断を受けて具体的な診断名をつけられたけど、自分には(もしくは、自分の子供には)その診断名に特徴的な症状はあまりないように思うという場合は、他の医師の診断を受けてみるのも一つの方法です。

個人差がとても大きい発達障害は、診断名を特定することが難しく、そもそも、発達障害なのかの判断も専門医でないと難しいでしょう。診察を受けた時期に一番特徴的だった症状に当てはめて、診断名がつけられることもあるようです。発達障害による症状が出ていても、その程度が軽い場合、周囲には、「ちょっと変わった子」、「付き合いにくい子」と思われて、本人の生きにくさや孤立感、苦悩などは理解されないまま、大人になってしまうこともあるでしょう。周囲の無理解によって傷つけられて、うつなどの二次症状が起こり、その二次症状で診断されてしまうこともあるようです。

発達障害