らんちゅう

らんちゅう 産卵

らんちゅうの産卵について。らんちゅうを産卵をさせたいのであれば、冬から準備をしましょう。らんちゅうは、冬になると冬眠します。水温が10℃以下になると、冬が来たと感じ、冬眠すし、餌をまるっきり食べなくなります。水温が10℃以上になると、餌を食べることもありますが、産卵をさせたいのであれば、冬は絶食させましょう。

らんちゅうの冬眠時は、水深を40cm位にします。餌をあげなくても、水槽の藻などを食べますので、糞は出ます。1日1回は糞を掃除してあげます。また、水が少なくなってきたら、水を足してあげますが、静かに行います。水が大きく動くと、らんちゅうは驚いてしまうので、気をつけましょう。

らんちゅうの産卵時には、産卵巣を作ってあげる必要があります。網戸の網を水槽の底に敷いて、棕櫚を親指位の大きさにしたものを網の中心に置き、水草の代わりにします。もちろん、水草だけでも大丈夫ですが、水草は移動してしまったりするので、産卵数も着く卵の数も、少なくなってしまいます。産卵をさせる雌雄のらんちゅうは、新水に入れます。1度失敗した場合、両方を元の水槽に戻すことはせず、雄の方だけを元の水槽に戻します。雌はそのままにしておきます。そして、翌日に再度産卵をさせてみましょう。2日間共に失敗してしまったら、水あたりを起こしているかもしれないので、塩水に入れて回復させます。そして、回復後に再度チャレンジしてみましょう。らんちゅうがうまく産卵できることを願って、頑張ってみましょう。

Permalink

らんちゅう 育て方

らんちゅうの育て方について。「らんちゅう」は金魚の中でも、高級というイメージがあります。しかし、らんちゅうの育て方は特別なものではありません。金魚と同じ育て方で大丈夫なのです。では、どのようならんちゅうの育て方がいいのでしょう。

水槽の水は水道水ですが、カルキが含まれているためらんちゅうには良くありません。カルキ抜きの錠剤もありますが、できれば自然にカルキ抜きをした方がらんちゅうのためにもいいでしょう。水道水を室内で1日汲み置いておけば、カルキは抜けます。日の当たる戸外であれば、3時間ほどで抜けますので簡単です。

1日汲み置いた水が金魚に最適というわけではありません。この水に空気をたくさん送ることで、金魚がとても住みやすい水になります。餌についてですが、お店から買って来て、自宅の水槽に入れてから3日ほど経ってから餌をあげるのが望ましいです。らんちゅうは、1ヶ月位餌を食べなくても生きています。まずは、飼育環境が変わったことによる金魚のストレスを取り除いてあげることが先決です。

餌は、環境に慣れてからで充分です。餌をあげ始める時期が来たら、朝晩の2回程度で大丈夫です。餌のあげ過ぎは病気の原因にもなりますので、注意します。生餌の方が消化も良く、金魚にも望ましいですが、人工飼料でも餌のあげ方を間違えなければ大丈夫です。量は、餌をあげてから5分程度で食べ終わる量が望ましいです。らんちゅうの育て方を間違えずに、長生きさせたいですね。

Permalink