文字コードはかく語りき

EUC-JP 陣営
わが陣営は伝統の UNIX に裏打ちされた重みがあります。
若い unicode 陣営や Shift-JIS には負けません。
通常の使用では、全角は2バイトで半角文字は1バイトになり、 バイト数が文字幅に完全に比例します。

でも補助文字は3バイトですよね。
それにプロポーショナルフォントでは文字幅は比例しないんじゃないでしょうか。

えーですから、通常使用と申し上げました。
皆様、伝統と実績の EUC をよろしくお願いします。

Shift-JIS 陣営
私どもは歴代の出荷台数の圧倒的シェアがあります。
Windows だけに限らず、多くの UNIX でもご賛同を得ております。
それに半角カナ問題に尽くしてきたことを誇りにしております。

でも機種依存文字の問題がありますよね。それはどうお考えでしょうか。

NEC 選定 IBM 認可文字のように、機種依存文字を捨てるのではなく、 共存させるという思想で行動してまいりました。
そこをどうかご理解してください。

unicode 陣営
わが陣営は日本語だけでなく、グローバルスタンダードな視点に立ち、 将来を見据えた政策を着実に遂行していきます。
世界平和のためにも世界共通の文字コードを推進してまいりたい所存です。

でも日本語と中国語の文字が似ているだけで同じコードですよね。
それに今までなら EUC-JP から Shift-JIS に機械的に変換していたのが、 テーブル駆動になって、機種依存文字はおかしくなるという弊害が多く 出てきたという問題がありますが。全角チルダ問題もあり・・・

それは些細な問題です。それよりもグローバルな視点で考えていきましょう。
unicode その中で UTF-8 が私ども実装の中で一番のお勧めです。
どうかご支援を賜りますようにお願い致します。


結局 ISO-2022-JP 陣営は20人の推挙人が集まらずに出馬を断念しました。
どうでしょうか、解説の EBCDIC さん。
そうですね、ISO-2022-JP は JIS コードと呼ばれていたときから、 メールだけしか支持を得られなかったから、仕方がないですね。
それで unicode の圧倒的勝利になるのでしょうか。
Java や .NET でのメモリ表現として支持されたのが大きいですね。 UTF-8 は長老の ASCII 陣営の推薦も得ているのが強みです。
それでは2番手争いはどうでしょうか。EUC-JP か Shift-JIS のどちらでしょうか。
面白い争いですが、過去のものになりそうです。
unicode の天下はしばらく続くのでしょうか。
それは分かりません。しかし米国主導の unicode の次は確かに話題になっています。中国や日本が巻き返しをどのように図るかが問題です。
もしかしたら、TRON の3バイト文字が復活するのはあるのでしょうか。
それはありません。センスの問題です。

あ、どうやら、unicode が総裁に決まった模様です。 早速、組閣に入りました。UTF-8 が文部科学省大臣、え、EBCDIC さんが外務大臣に任命されました。おめでとうございます。
ありがとうございます。ホストコンピュータとの折衝をやっていきたいと思います。