コールセンター little soul cafe     リトル ソウル カフェ 下北沢のSOUL BAR    (ソウル バー)        

2016年12月10日

Keith Barrow 1977 Columbia
Keith Barrow / I Put The Twinkle In Your Eye
アルバム Keith Barrow に収録


ソウルミュージックを楽しみながら気持ちよく酔える一本を紹介のコーナー。今回はキューバ産ラムの中から、ロン・ムラータ15年をピックアップ。

ラムというとキューバ産のイメージを持たれてる方が多いのは、カクテルのキューバ・リバー(リブレ)がよく知れ渡っていたり、昔からハバナクラブという有名銘柄が入手しやすかったからでしょうか。一時期ハバナクラブ以外のラムはあまり見かけない時代もあったような気もしますが、輸出しずらかったのかな?日本からは旅行者もたまにいたので、キューバに行くお客さんにお金を渡してなにか買ってきてもらったりもしていました。現在は酒屋でいろんなキューバ産銘柄を見ますが、きっと現地には日本に紹介されてないおいしいのがまだまだあるんじゃないのかなあなんて気もします。

それでは地図で場所の確認をしておきましょう。あらためてみると、いつも取り上げているようなラムの産地と違い面積が大きな国というのがわかります。

CUba   Map

社会主義の国として知られるキューバですが、昨年のアメリカとの国交回復や、先日のフィデル・カストロ前議長の死去といったニュースでも目立っていました。砂糖の生産は国を支える重要な輸出産業で昔から盛ん、もともとスペインの支配にあったのでラムはそちら系に分類されます。

Ron Mulata Gran Reserva Anejo 15 Years Old

キューバには12の蒸留所があり約60銘柄のラムがつくられているようです。ロン・ムラータはキューバの砂糖工業省であるテクノ・アズーカルが有するブランドとのこと。キューバ産の長熟ものというと、ハバナクラブの15年や、サンチャゴ・デ・クーバの高級品がすぐに思い浮かびますが、価格がかなり高価でなかなか手を出しずらくもある。。それに比べると三分の一ほどの5000円前後で入手できるというのはありがたいといったところでしょう。
穏やかな口当たりで、どちらかというとしつこさはそれほなくさらっとした印象ですので飲み疲れを感じさせないタイプ。度数も38度と体に優しいのでキューバの超熟品の入門編としておすすめしておきます。

Keith Barrow / I Put The Twinkle In Your Eye

(21:00)

2016年12月07日

Hollywood Disco Jazz Band Don's Place 1979 A&M Disco
Hollywood Disco Jazz Band / Don's Place
12inch Single


学生時代にDJの上手いヒップホップ友達がミックステープをいくつか作ってくれて、それのどれかに収録されていた曲を20数年たった今になってやっと購入、月日が流れるのは早いです。いわゆるB-Boy ブレイクなクラシックディスコ定番曲とでもいえばいいのかな、音質もよくアレンジもばっちりな1979年のダンスフロア向けの踊れるフュージョン。
ソウルトレインの Don Cornelius と、アレンジャーの Bruce Miller がプロデュースを担当、Bobby Martin がミックスした、シングルオンリーの単発ユニットの作品で、なんとなくソウルトレイン・ダンサーの映像が頭によぎる感じもします。The Waters のコーラスも雰囲気ばっちりで、このタイプとしてはかなりゴージャスな印象、定番曲ってやっぱり素晴らしいです。

Hollywood Disco Jazz Band / Don's Place

(21:00)

2016年12月04日

Inner Life I'm Caught Up 1979 Promo LP


ここ最近のレコ屋の買取リストやオークションからは限られた定番アーティストの一部の名盤のプロモ盤が高値で取引されている様子がうかがえます。通常盤よりも音質が良いとされているプロモ盤ですが、どちらかというと流通枚数が少ないのでコレクタブルな商品という位置づけ。実際に鳴らして高音質を楽しむというかは、同じタイトルの名盤でも他人が所有してないレアなバリエーションを持っておきたいというコレクター心理が働いて高値が形成されるのかな。ロックやジャズの名盤なんかには昔からよく見受けられる傾向だけど、ソウル系にもその波が目に見えるスピードで押し寄せてきた感があります。

とはいえ同じタイトルでもプロモ盤を含めレアなヴァリエーションの盤の価値がもてはやされるのは昔からごく一部、例えば歴史的名盤といわれるものに限られているわけで、ほとんどの市場に出回っているアルバムのプロモ盤なんかは、収録内容やヴァージョン違い、もしくは何らかの特別な価値でもなければ通常盤と同じ扱いの場合がほとんどなのはレコ屋に頻繁に通っている方ならご存知かと。

Inner Life のおなじみのファーストのプロモ盤というのをたまたまゲットしたので、以前から所有している通常盤と音質の聴き比べをしてみようと思ったのです。ところがラベルを見ると、どうやらこの盤にはプロモ盤2種類、通常盤3種類という風に、下に写真を張り付けた合計5つのバリエーション(もしかするともっと多い可能性もあり)が市場に出回っていることに気が付いたのですね。これははなしがめんどくさくなりそうで、記事にするんじゃなかったと後悔しているところ。この盤に関しては5つの盤はどれも価格的には同じくらいのその辺で買える大衆ディスコ盤であろうと認識するものであり、プロモ盤しか買わない変態コレクターでもなければいちいち気にする人なんてそんなにいないとは思うのですが・・・・・


プレスされた時期や、工場など違うのかもしれませんが、はなしが長くなるかもだけど5つのバリエーションをみていくことにしましょう。マトリックス番号はややこしいので無視、今回はラベルだけ。

PRL 12175 Promo 2

.◆璽謄スト名、アルバムタイトル両方がセンターより上に印刷されたプロモ盤。

PRL 12175 Promo

▲◆璽謄スト名はセンターより上、アルバムタイトルはセンターより下に印刷されたプロモ盤。

PRL 12175 2

プロモ盤,汎韻固枸鵑妊◆璽謄スト名、アルバムタイトル両方がセンターより上に印刷された通常盤。

PRL 12175

ぅ廛蹈眸廰△汎韻固枸鵑妊◆璽謄スト名はセンターより上、アルバムタイトルはセンターより下に印刷された通常盤。

PRL 12175 3

ゥ◆璽謄スト名はセンターより上、アルバムタイトルはセンターより下に2列で印刷された通常盤。



自分の勘だと、,鉢が文字配列のデザインが同じなので1979年に出荷されたファーストプレスのオリジナル盤。理由はプレリュードレーベルからリリースされる作品は1979年のある時点を境に年代の表記、今回の Inner Life 盤の場合は Ⓟ 1979 Prerude Records の文字の場所が、センター右側からセンター下部にほとんどのリリース作品で移動しています。(カタログの一部によっては1980年リリース作品でもセンター右側に表記のものもあり。)よって1979年の同じ年代のプレスだとしてもどれが先にリリースされたのかなんとなく順番がつけられます。なので↓きイ蓮↓,鉢よりも後にプレスされたものという判断になります。△鉢い亙源の配列の判断だと同じ過程でプレスされたものなんだろうなという気もしますが、追加オーダーが入って新たにプロモ盤共々,鉢より後にプレスしなおしたセカンドプレスという判断でいいのかも?そおするとイ呂い張廛譽垢気譴燭發里覆里ということになりますが、もしかするとこちらにもプロモ盤が存在するのかもしれませんが、確認はしてません。とりあえずは近い年代でリリースされたサードプレスということにしておきましょう。以上は自分の考えなので正しいのかどうかはわかりません。

Inner Life のファースト,離廛蹈眸廚鯒磴辰燭里如∩阿ら持っているイ板阿比べて音質が違うという点を簡単に書こうと思っていたら余計なことまで知ってしまい文章も長々となってしまいました。両方ともにオリジナル盤として扱われますが、上に書いた内容が大体はあっていると仮定すると、ファーストプレスとサードプレスの聴き比べになってしまいます。もしプロモ盤と通常盤の音質の違いを正確に聴き比べようとするなら,鉢、もしくは△鉢い鯣罎戮覆ゃいけないわけで・・・・

とりあえず残りの3枚も買って全部の音質の違いを確認する気にもならないので、,鉢イ硫纂舛琉磴い世噂颪い討きますが、もともとこのアルバムは全体的にそんなに高音質とはいえないのでドングリの背比べみたいなものかもしれませんが、明らかに,里曚Δイ鉾罎戮堂擦領愕圓くっきりでクリアなサウンド、ボーカル、各楽器が前によく出るのがわかり、音圧も高めです。

このアルバムに収録のハイライトナンバー、I'm Caught Up をアルバムでかけて音質がどうのこうのいう人はそんなにいないかもしれませんね。音にこだわる方なら流通量も多く値段もそんなにしない高音質の12インチのオリジナル盤をゲットするでしょう。もう一つのハイライト曲 I Want To Give You Me の12インチはプロモオンリーで流通量が少なくレアなのでこちらは簡単にというわけにはいきませんが。
通常盤い硫纂舛廊イ鉾罎戮匹鵑覆發里覆里気になるところであります。

ということで、その辺で見かけるちょっとしたレコードにも同じジャケット、タイトルで中身は同じとはとはいえモノによってはいろいろなバリエーションがあって、製造工程や少しだけずれる時期により音質の差も様々になる可能性があるんだろうなということです。どれもオリジナル盤とはいえそんなのをいちいち気にしていたらレコードなんて買ってられないと思うし、よほどの暇人でもなければ同じタイトルの大衆盤を何枚も買って音質の聴き比べなんてしないでしょう。また微妙に音質が違ったとしてもそれに気が付くかどうかは個人差や、システムの環境などの要因もあるのでわかりませんしね。

そういうことがあるんだということを知るだけでちょっと面白いのではないかなあというはなしであります。ちなみにタイトルにによってはどれも同じような時期にリリースされたオリジナル盤とはいえセカンド、サードプレスのほうがファーストプレスより音がいい場合もあります。

一般的にプロモ盤がなぜ音質がいいとされているかは、自分が書くよりもプロの方の解説がわかりやすいのではと考え、Saboten Records さん、Face Records さんのHPから引用、リンクを張らせていただきます。

レコードを買うのが好きでたまらない方は覚えておくべき内容であります。

Saboten Records さんからの引用は以下のとおりとなります。
引用元リンクhttp://img.sabotenrecords.com/yahoopromo.htm

同じマトでもプレスが初期の盤と後にプレスした盤では当然後にプレスした盤はスタンパーの劣化により、基本的に後半にプレスした盤の方が理論上は音が劣っているはずです。(そのことが聴いて簡単にわかるかどうかは別ですが...)もし劣化しないのであればスタンパー自体を変える必要は無くなりますが、あるプレス枚数に到達すれば必ず交換することを考えれば私どもが書いたことがおわかりいただけると思います。プロモ盤は基本的に最初にプレスするので通常ではそのマトの中では一番の高音質ということがいえるのではないでしょうか。レーベルにプロモと記載されていなくとも当然のことながら基本的に初期プレスの盤が使用されています。またジャケットなどに無記載ながらプロモのみに高品質のビニールを使っている場合もあります。
しかしながら当該商品が必ず最高音質とは言い切れない部分もあります。当然のことながらプレスされる盤ごとに極僅かにプレスに違いがでてきますし、またマト違いで後でプレスされた盤が初回の盤より音質が優れている場合も当然ながらあります。
また「売れ行きが良かったのでよりプロモーションに力を入れたい」などの理由により後に再度プロモ盤を制作したタイトルもあります。
私どもはこの盤が最高音質と断言することはできませんが通常コレクターの間ではプロモ盤に関して、概ね音質が良いと考えられています。


Face Records さんからの引用は以下の通りとなります。
引用元リンクhttp://www.facerecords.com/shop/free_contents.php/cacode/information/coid/52/format/info

プロモ盤について

何故プロモ盤が音が良いとされているか?プロモ盤について
プロモ、DJ、見本盤、プロモーション用レコード、DJ盤、などとも呼ばれてます。
レコード盤を工場で作製する時に、音の溝とマトリックス番号をを掘った金属製のスタンパーというものの間に樹脂を流し込み、成型して作製されますが、このスタンパーも何枚もプレスする事によって劣化するため、基本的には、最初にプレスした物より、あとにプレスした方の盤の方が音が劣っているということで、一番最初に作られるプロモ盤が音が一番良いということになっています。 プレス枚数が増えることによってスタンパーが劣化するという事実は、プレス枚数が多いレコードはマトリックス番号が増えていることで証明されており、 あるプレス枚数に到達すれば必ず交換され、別の番号のマトリックス番号をつけたスタンパーに交換していました。ジャケットにプロモのスタンプが押してあって、中身が通常盤でも、中身を別の物と変えて無い限り、初期プレスのものと考えられます。
目に見えない様な繊細な溝の信号を掘った金属板に何千枚も圧力をかければ、劣化するのは当たり前ですよね・・・・。
などの理由で、専門店や、レコード・ディーラー、レコード・コレクターの間ではプロモ盤は「音が良い」と考えられています。値段も少々高い場合が多いです。
ただ、音に関しては、それを聞き比べられるオーディオと耳を持っていない限り、ほとんど大差は無いとも考えられますので、それほど気にする必要もありません!

それでは皆様、今年も残り少なくなりましたがレコ堀楽しんでくださいね。

(21:00)

2016年12月01日

Luther Allison Night Life 1976 gordy
Luther Allison
アルバム Night Life に収録


レコード屋に行って買うものがないのでブルースのコーナーでも覘いてみるかとなって、Luther Allison 1976年作品を見つけてレジに持っていくことに。人物や中身は知らないまでも Motown の Gordy に所属というだけで長年捕獲対象となっていましたが、ブルースの人なのでたまに見かけてもまあいつでもいいかと今まで先延ばしになっていたのでした。
ブルースに夢中のタイプではありませんので、退屈なスタイルのこてこて作品だったらいやだななんて、この辺のレコードに針を乗っける前はいつも思うもの。仕事が終わってお客さんが帰った後に今日買ったレコードを聴いてみるかとなって誰もいない店内で片づけをしながら流すんだけど、そおいうのだったら疲れがどっと出ますから。
中身は何も心配のいらない、ソウル、ファンクよりのタイプで、ざっくりなアルバムの表情は、チンピラ感の少ない J.G.Watson といったところでしょうか。この辺の大衆感覚は時代を考慮してのモータウンだからかな。プロデュースは Mark Meyerson、Michael Cuscuna で、このコンビはCornell Dupree / Teasin' を手掛けた二人。バックのメンバーは Ralph MacDonald、Richard Tee、Gerry Brown、John Lee、Steve Khan、David Newman、Robin Kenyatta、Brecker 兄弟、となるほど N.Y. の腕利きフュージョン系がずらりで、Mac Rebennack (Dr.John) もいる。キリッとした演奏にモダンなアレンジを加えたブルース、ソウル、ファンクのフュージョン感がたまらない作品で Luther Allison 本人の歌もギターソロも負けちゃあいない。
Tyron Davis、Ray Charles、Allen Toussaint、Little Milton、Wille Nelson 等の曲を取り上げクロスオーヴァーなセンスで調理したファンキー・ブルース面白作品で気に入りました。
ブルース界隈では評価の高い人のようで作品もいろいろ出ているみたいだけど、このアルバムがキャリアの中でどういう位置づけなのか気になるところ。72年、74年にも Gordy からアルバムをリリースしているのでいずれ購入したいと思います。

Luther Allison / Night Life Full Album

(21:00)

2016年11月28日

II Close Call Me Up 1993 Tabu
II Close / Call Me Up
12inch Single


さてと、100円レコード拾いのお仕事に出かけることに。前回に引き続き撃沈することなくいい盤を引き当てることができたような気がします。とはいえ自分の店では今はあまり活躍の場のない1993年のNJS名盤であります。
名門 Tabu からプロモオンリーでリリースされたボーカルグループ II Close Call Me Up のリミックス盤は、リアルタイムのヒットというよりは、少しあと90年代後半から00年前半にかけてちょっとした90年代R&B再評価、発掘の流れにおいてミックステープだとか DJ 的なアイテムとして少しだけ人気になった盤と記憶しているけど、どうだったけかな、たしか再発盤も出回っていました。このころは自分もお店で90年代や当時のR&Bをよくかけていたと思うけど、今はすっかり時代も変わってしまい、実年齢からしても感覚からしても客層はほぼ二回り近く新しい世代の人たちに入れ替わってますので、次第に扱わなくなったような気もします。
さてこのようなバキバキ系はどのような受け取られ方をするのか、好みは真っ二つに分かれそうで、踊れる NJS とはまさにこのような曲のことを言うのでありますよ、素晴らしいなんていいたいところだけど、久しぶりに耳にするとさすがに単調にきこえますね。いろんな曲をミックスする中でこそちょっとした光を放つのだと思います。
これら NJS の楽曲群も新しい世代の方が何らかの価値を見出して新たな素材として浮上できれば、ちょっと面白くなってくるんだけどなあなんて、他人まかせでそういう時代が来るのを待つことにしましょう。ちょうど Bruno Mars の新作に収録の Finesse が Teddy Riley 初期作品からの影響を感じさせるものでありましたしね。

II Close / Call Me Up


(21:00)

2016年11月25日

Pado & Co 1978 (2)
Pado & Co / I Want To Talk To You
アルバム Pado & Co に収録


いちおう Cerrone の Malligator レーベルの作品というので前々から気になっていたけど、下半身がむき出しになっているジャケに抵抗あったのですね。こういうファッションなのかもしれませんが、何もつけてないように見えますよね。
Cerrone がプロデュースした1978年のロンドン録音アルバムで、フランスのスタジオミュージシャンを集めて制作した、単発のディスコプロジェクト作品のようです。リーダーはベーシスト兼ボーカルの Christian Padovan で、彼の名前がグループ名になっているのでしょう、 写真に写っているのがおそらくその人物。
You Keep Me Hangin'On の長尺ディスコ仕立てのカヴァーはもともとこの曲が好きではないのでおいといて、下の2曲はなんかの素材として、地味にはさみ込めそうな気もします。1曲収録されてるスローもこの類のレコードとしてはまあまあ聴けますし、予想してたよりは印象に残るアルバムでありました、Cerrone ファンの方は資料としてもそろえておきたいところ。

Pado & Co / I Want To Talk To You

Pado & Co / Let's Have A Party

(21:00)

2016年11月22日

Caesar Frazier Another Life 1978 Westbound
Caesar Frazier / I Got To Have Your Love
アルバム Another Life に収録


ソウルミュージックを楽しみながら気持ちよく酔える一本を紹介のコーナー。今回はトリニダード産ラムの中から、2003年に閉鎖したカロニ蒸留所のボトラーズものをピックアップ。

ほかのラムの産地同様トリニダードもあまりなじみのない国だと思うのでいつものように地図で位置確認をしておきましょう。カリブ海の小アンティル諸島南部に位置するトリニダード島とトバゴ島の二島と属領からなる共和制国家で、南米ベネズエラの海岸から15kmの沖合いに位置しています。イギリス連邦加盟国で、独立したのは1962年。西インド諸島で唯一、豊かな石油と天然ガスの資源があり、これらが経済の中心になっています。人種はアフリカ系が4割、インド系移民が4割。
カリプソやソカといったジャンルだとか、スティールパン(スティールドラム)の発明など、音楽的にも面白い国といえるでしょう。Nicki Minaj はトリニダード生まれで、5歳にクイーンズに移り住んだのだとか。

Trinidad Map

取り上げたのは、ブラックアダーというウイスキー専門のボトラーが瓶詰めしたトリニダード産ラム。カロニ蒸留所は2003年に閉鎖されてますので、現在残っているカロニの原酒は様々なボトラーに引き取られその倉庫に眠ってるものだけということになるのかな。各ボトラーからは頃合いを見て小ロットずつ瓶詰めしたものが時々出回りますが、今回のはそのうちの一つで1368本瓶詰めされた12年もの。

Blackadder Caribian Rum Trinidad Caroni 12y

ブラックアダーの商品というと樽出し度数のものがほとんどですが、今回は46度に調整されたものを選んでみました。熟した果実の甘みとイギリス系ラムらしい力強い香味の複雑なバランスが楽しめるということで、どちらかというと男性タイプの味わいで、モルトスコッチが好きな方に是非お勧めです。

Caesar Frazier / I Got To Have Your Love

(21:00)