コールセンター little soul cafe     リトル ソウル カフェ 下北沢のSOUL BAR    (ソウル バー)        

2018/08/20

The Main Ingredient I Just Wanna Love You
Main Ingredient / I Just Wanna Love You (12inch Version)
12inch Single


100円レコードの残骸を物色、何もほしいものが見つけられないけど手ぶらで帰るのもなあというので、ならばお客さんに配布用で使えそうなのがないかもう一周してみるけど特にこれといったものがあるわけでもない。無理くり一枚引っこ抜いたのがこちら1989年の Main Ingredient のアルバムのタイトル曲の12インチロングヴァージョン。良心的な曲だけど、今の時代にこれですかと思わなくもなく、だからこそ100円で売れ残っているというわけなのでしょう。
大学に入学してタンテやらのDJ機材をそれえるのがこの1989年という年で、ヒップホップやハウスが一気に浮上してそれらのレコードを収集するのに忙しかったのを覚えている。歌ものR&Bでいえばド派手なNJSがシーンの主役。レコードを集め始めのころなんて知識もあまりなく、もちろん今より情報収集できるソースもそれほど多いわけではない。なんでこの曲を当時買ったのかは定かではないけど、新譜だからというので適当に買ったかもしくは当時バイトしていたクラブのDJにお勧めされたかどちらかなんだろうな。DJ素材として見映えの良いレコードを欲していた時期にあっては何とも地味すぎる当時の言葉でいうとクワイエットストームのタイプで使い道はほとんどなかったと思うけど、ハートウォーミングないい曲だなと思うのは時代が変わっても一緒。

Main Ingredient / I Just Wanna Love You (12inch Version)

(20:00)

2018/08/17

Made in U.S.A Melodies 1977 De-Lite
Made in U.S.A / Melodies (12inch Version)
12inch Single


N.Y.ダンスクラシックスのド定番、Made In USA / Melodies の12インチがコンディションが微妙というので特価になっていたので拾ってみることに。12インチの場合は音がでかいので見た目が多少悪くてもうまく鳴ってくれる場合が多く今回も特に問題のないレベルでした。個人的にも長年プレイしているおなじみの曲でアルバムを引っ張り出してたまにかけていましたが、12インチは8分の長尺ヴァージョン&アルバムにはないイントロやブレイクパートでの仕掛けあり、もちろん音質も向上してさらにゴージャスな印象となります。もっと早めに移行しておくべきだったかな。
Melodies はどことなくサバンナバンド風でもあり、バンドの紅一点Jann Harrison のボーカルが軽快に舞い上がる摩天楼感覚あふれる N.Y.ディスコティーク夜間飛行が楽しめる印象に残るナンバー。アルバムを見渡すと Never Gonna Let You Go も同路線で、Theo のエディットでも知られますが、ロウテンポディスコの Shake Your Body が最も好きだったりで、このアルバムは個人的な N.Y. ディスコの名盤でよくできていると思う。

Made in U.S.A De Lite LP 1977

さてさて Made In USA というバンドは1977年に De-Lite Records からアルバムを一枚だけリリースというまあまあ地味な存在だけど、後の1981年に Strikers を結成するメンバーの集まりでもあり、ダンスクラシックス的にはいわゆる Crown Heights Affair 周りにいたブルックリンのスタジオミュージシャンたちが、プロデューサー、アレンジャー、ライターの Britt Britton、Freida Nerangis 主導でデビューしたということで、CHA の弟分的な目線で楽しむのもよいでしょう。

Made in U.S.A / Melodies (12inch Version)

(20:00)

2018/08/14

Blue Magic Mystic Dragons 1977
Blue Magic / Summer Snow
アルバム Mystic Dragons に収録


ソウルミュージックを楽しみながら気持ちよく酔える一本を紹介のコーナー。今回はキューバ産のラムからレジェンダリオ 9年をピック・アップ。以前同じ銘柄の7年ものを取り上げたことがあるけど今回はさらに2年長く熟成させた高級??ヴァージョン。

この銘柄の7年ものの印象は、ラムの中でも特殊系といいましょうか、シロップを舐めているかのような激甘な味わいが高インパクトの一本。カラメル、シロップ、香料類無添加の自然な甘さとありますが、口にふくむとびっくりするくらいの口当たりの良さでアルコール臭はほとんど感じられない不思議な気分にさせる甘い飲み物、今の季節だとアイスクリームにかけたらおいしいだろうなというまるでデザート感覚で楽しめる酒でありました。値段も手ごろでリピート率も良かったので大人買いしたけど残りわずかとなってしまっている状況で、そこで買い置きしてた今回の9年ものというのを思い出すのでありました。ちなみにレジェンダリオはサトウキビから作られるお酒だけど、蒸留は一回だけ(キューバラムは4回蒸留というと規定されている)で、それで出来上がったものはアグアルディエンテというジャンルでラムとは違う酒税で管理されているというもの。こういう特殊なのは1種類お店に置いとけばいいんじゃないのかなあとは思うし、7年も9年もそんなに違わないんじゃないのなんてやり過ごせばいいんだけど、怖いもの見たさもあってつい気になってしまうもの。

Legendario Anejo 9y

ボトルを眺めると、形状やネックにゴムバンドのキューバ国旗が巻かれるデザインは一緒。白ラベルの7年に対して黒ラベルの9年。アルコール度数は7年が低めの34度に対して9年は通常度数の40度となっています。さて味わいの方はといいますと、7年ものの特殊ともいえるデザートのような甘さがどのようになっているのかに興味があったのですが、ごく普通というのもなんだけど、いわゆるその他大勢の樽熟成のラムとなっていて、甘さにフォーカスをあてると肩透かしをくらいます。7年ものと製法が違うのかはわかりませんが、口当たりはスムースで後味に焦がしたような苦みがほんのり顔をのぞかせというタイプ。お店で扱っている様々なラム酒の中ではそれほど主張は強くもなく、個人的には期待していた極甘のとは別方向だったとはいえ、これはこれで楽しむべきでありましょうと書いてもなんとなく負け惜しみのようにひびくかもしれません。こういうケースはレコードどを買って家でならしてみたら、あれれれ、というので慣れているのでありますがね。

Blue Magic / Summer Snow

(20:00)

2018/08/11

Jim Mullen & Dick Morrissey Up 1977
Jim Mullen & Dick Morrissey / Footloose
アルバム Up に収録


ソロになる前のルーサー参加作品というので多少の興味をもった Jim Mullen & Dick Morrissey の1977年のファースト。英国のサックス&ギターのコンビで活動するフュージョン系で、80年代後半までに Jim Mullen & Dick Morrissey (Morrissey Mullen )名義のアルバムは7枚ある。真ん中の3枚は80’sのUKジャズファンク・ブギーの流れでかなり昔に購入してたまにかけていた時期もあったけど、すっかりこの人たちの名前も忘れかけていた今になってデビュー作を手に取ることに。
リリースは Herbie Mann の Embryo Records ということで、Exe プロには彼の名前が。プロデュースは Average White Band となっていて、Alan Gorrie、Steve Ferrone、Hamish Stuart、Roger Ball、Malcolm Duncan といったメンバーが演奏するので、AWB + Jim Mullen & Dick Morrissey みたいな感じ。インストとちょいコーラスの楽曲で構成され、冒頭から活きのよい Footloose というナンバーがかっこいいですが、AWBというよりかは Players' Association みたいな N.Y. ファンキーテイスト。この曲を含めルーサー参加は2曲あり、表立って彼の声が目立つという演出はなくあくまでもコーラス隊でのレモンピール程のほんのりな香り付け。同じ時期の同系統のジャズファンク系でのルーサーの仕事でいえば Brecker Brothers のセカンドほど出番はなしというのは、まあバックコーラスですからねえなんてムキになってもしょうがない。ルーサーは当時 AWB のアルバムでコーラスの仕事をしていた経緯もありというのでここでも声がかかったのでしょう。Bernard Ighner の Everything Must Change のカヴァーで Hamish Stuart の声がほんのり聴こえると、そうそうこれは AWB なんだよなあと戻されるのでありました。

Jim Mullen & Dick Morrissey / Footloose

(20:00)

2018/08/08

Leon Haywood Energy 1979 MCA
Leon Haywood / Blessed With Love
アルバム Energy に収録


ダンスクラシックスの定番 シェリル・リンの Got To Be Real 的な雰囲気が感じられる曲ということで80枚目にいってみましょう。

調べものがあり Leon Haywood の過去作品を7、8枚聴きなおすことに。ごくたまにとはいえ普段の営業でかける曲は限られているので、このアルバムってどんなんだったかなあなんて忘れてしまっているタイトルもあるというのはなにもこの人に限ったことではないんだけど。
さて1979年の Energy というアルバムがあって、これなんか針を落とすの久しぶりなんじゃないのかなあ。時代的にディスコ路線だけど、あからさまにアース、エモーションズ、スターガードのヒット曲のアレンジをパクったようなナンバーが飛び出してきて、当時ヒットしてるダンス曲に一通り耳を通して俺様印のアルバム一枚作ったような気がしないでもないけど、まじめなのか緩いのか思わず苦笑いしてしまう。取り上げた曲は Got To Be Real の姉妹曲 Best Of My Love をパクった Blessed With Love というナンバーで、何事もなかったかのように気持ちよさそうに歌っているのであります。
これらの曲はヒットはしなかったとは思うけど、次作1980年の Naturally に収録されてる Don't Push It Don't Force It、こちらは Kool の大ヒット Ladies' Night からアイデアを拝借したんじゃないのかなあとおもえる曲調で、チャートの2位まで浮上させ本人最大のヒットとしてしっかり結果を残すあたりはさすがの職人芸かなと。なおこの人のパクリ路線で最も優秀だと感じるナンバーは1981年に Carl Carlton に提供した This Feeling's Rated X-Tra。こちらは Tyrone Davis 1979年のヒット In The Mood からアイデアを拝借したメローグルーヴの名曲。This Feeling's Rated X-Tra はもともと Leon Haywood 本人が1975年のアルバム Come And Get Yourself Some で取り上げた曲だけど、Tyrone Davis 風にアレンジしなおして Carl Carlton に提供することに。

Leon Haywood / Blessed With Love

(20:00)

2018/08/05

The Osmonds  Steppin' Out 1979 Mercury
Osmonds / Baby's Back
アルバム Steppin' Out に収録


1.2年前だったかお客さんから勧められた盤を思い出して買ってみることに。おなじみの兄弟グループ Osmonds 1979年、マーキュリー・レーベルの作品。70年代の作品やメンバーのソロ作品はちょくちょく持っているのだけどこの盤は抜け落ちていました。白人ポップスグループだけどソウルよりの楽曲でいいのがあったり、演奏にかっこいいのがあるといっても最近は全く触らなくなってるグループなので一度ぐるっと復習せねばなりません。
さてこのアルバム、Baby's Back というナンバーがとてもいいよと教えてもらったと記憶しています。たしかにキャッチーで万人受けしそうなグルーヴィー・ダンストラック、今の季節にもいいかなと感じました。90年代〜ゼロ年代初期のフリーソウル界隈がにぎわっていたころにこの曲を知っていたらその頃には頻繁にかけていただろうなという雰囲気もしますが、ぐるりと時代が変わってもこのテイストは有効でありましょう。
他の気になる曲としてはコズミック風な I,I,I というナンバーが活用できそうかなと感じましたが、ちゃんと Todd Terje のエディットネタだったり、DJ Harvey プレイ曲だったりで目はつけられているということのようです。

Osmonds / Baby's Back

Osmonds / I,I,I

(20:00)

2018/08/02

Steve Myers Feel Like Makin' Love
Steve Myers / Feel Like Makin' Love
12inch Single


Feel Like Makin' Love のカバーヴァージョンを紹介するコーナーということで、128枚目にいってみたいとおもいます。

今回は Steve Myers という人のヴァージョンをみてみることに。経歴や詳細が全く分からないアーティストが、Sir George というレーベルからリリースした12インチシングルで、おそらくUK辺りかな?年代の記載もありませんが80年代後半から90年代前半位のような気がします。
ラヴァーズロック仕立てで女性コーラスを従えクラシックナンバーを気持ちよさそうに歌うというもので、個人的に見どころはそれほど感じられませんがなんとなく涼しげな空気に包まれなどして今の季節的には納涼効果のあるヴァージョンではないかと。

Steve Myers / Feel Like Makin' Love





(20:00)