コールセンター little soul cafe     リトル ソウル カフェ 下北沢のSOUL BAR    (ソウル バー)        

2017/10/16

Evelyn Champagne King The Girl Next Door 1989
Evelyn "Champagne" King / Day To Day
アルバム The Girl Next Door に収録


ちょっとした時間を見つけて100円レコードの残骸集めにいくことに。
ビッグネーム、イブリン・キングの1989年のアルバムをゲットして、これで彼女のアナログ・アルバムはすべてコンプリートとなりました、めでたし。その辺で安価で買える不人気盤とはいえなぜかこの1989年盤だけ抜け落ちてたわけですが、理由などは特にございません、単なる風向きの問題でありましょう。
EMI 移籍2作目で、制作は Leon F. Sylvers III が引き続き4曲を担当しています。時代感がよく表れた打ち込みの強いダンスナンバーが目を引きますが、どうしても世代交代を感じるように響くというのは彼女が過去にヒットを放って当時の華麗に舞う印象が強いからでしょう。ミディアムとかスローはいいですし、Marshall Jefferson & Ten City 制作によるハウストラック Day To Day は、ハウスとブラコンとミッド80’s的なダンスクラシック感覚が見事に融合されたこの時代ならではの旨味が凝縮されといったところ。アルバムの統一感はないけど Marshall Jefferson 節な Day To Day 一曲でポジティヴな気分になれたのでこれはこれでラッキーな発見。この曲は Blaze がリミックスしたシングルもあるので100円で見つけたらぜひゲットしたいところ。
セールス的に厳しかったのでしょうか、メジャー契約はここで打ち切られ次作は1995年の英 Expansion レーベルからのリリースとなってます。

Evelyn "Champagne" King / Day To Day



(20:00)

2017/10/13

The Coon Elder Band Featuring  Brenda Patterson 1977 Mercury
The Coon Elder Band Featuring Brenda Patterson /
What Does It Take (To Win Your Love)
アルバム The Coon Elder Band Featuring Brenda Patterson に収録


いろんなレコ屋のサイトをぐるぐる回りながら試聴するのが何年もの日課になっています。新譜も中古もだし、日本だけでなく海外もなので相当な量、今はジャンルも増えているので追いかけるのは少し手間もかかります。新譜のチェックに関してはちょっとさぼってると最近はリリース量が多いのでまとめてやるのが面倒になりますが、プレス枚数が少ない商品も多いので買い逃しをしないように気を配ったりして。

ネット上でのレコ屋巡りは実際に買うかどうかよりは、トレンドの把握だったりというのもあります。試聴しながら今はこういうのがよく売れて、逆に売れ残るのはどういうテイストなのか。あとは中古盤なら時代によって新しい価値が付与されて再評価されるケースも多いので復習ついでにいろいろ見て回ります。レコ屋の解説も大変参考になります。持っていても最近かけてない曲とか、貼り付けられた試聴ファイルを聴きながら思い出してみたりして。ノーマークだった曲は頭にとりあえずはインプットして、いつかどこかのレコード屋に行ったときに探してみようとなり、最近たまたま見つけたのはこちらのレコード。カントリー系?のバンドでしょうか、なので自力ではたどり着きませんで、レコ屋の試聴ボタンを何気なく押すと流れてきたのはモータウン・クラシック Junior Walker の What Does It Take のカヴァーで、1977年 Mercury レーベル発の長ったらしいグループのアルバムに収録されている。いろんな人がカヴァーしてる有名曲で個人的にも目茶好きなのですが、このバンドのハートウォーミングなビター&スウィートなヴァージョンも文句なし。Harvey Fuqua、Johnny Bristol ペンによる名曲でありました。

The Coon Elder Band Featuring Brenda Patterson /
What Does It Take (To Win Your Love)


(20:00)

2017/10/10

High Inergy Turnin' On 1977
High Inergy / You Can't Turn Me Off (In The Middle Of Turning Me On)
アルバム Turnin' On に収録


ソウルミュージックを楽しみながら気持ちよく酔える一本を紹介のコーナー。今回は新しく仲間に加わったガイアナ産ラムをピックアップ。

guyana

南米ガイアナはラムのファンには名産地ということで、こういう仕事をしていると馴染みがある国ですが、普通の人からすると全く接点がなさそうなので、いつものように地図で位置を確認してみましょう。南アメリカ北東部に位置するイギリス連邦加盟国で、南アメリカで三番目に小さい国。南アメリカで唯一英語が公用語の国で、ラテンアメリカよりも英語圏のカリブ海諸国と文化的に近いようです。サトウキビの栽培が盛んで、砂糖は輸出額の28%を占め、なので当然ラムの生産も主要産業となっています。デメララ川流域で生産されるラムはデメララ・ラムと呼ばれ、この文字がラベルに表記されたラムはガイアナ産のものです。

今回取り上げるのはスキッパーという初めて聞く名前のもので、値段が3000円弱と手ごろなので試しに買ってみたのですが、日本には少数本しか入荷しなかったのでしょうか、すぐに市場から消えてしまった感があります。(高い値段ではまだ買えます)
1930年に発売された当時のラベルをそのまま踏襲する伝統のブランドということで瓶を眺めているだけでも楽しい気分になります。中身はダイヤモンド蒸留所で蒸留されたタイプの異なる7つの原酒をブレンドしたもの。口当たりはまろやかですが、すぐにガイアナ産らしい焦げ感が口中に広がります。最近はガイアナ産というとボトラーズのものとか熟成感のある高級品ばかりを口にしてましたので、なんとなくガイアナ産の真っ黒なラムとはそもそもこういうものなんだよなあというのを思い出したりしてゾクゾクするのでありました。

Skipper Demerara Rum

High Inergy / You Can't Turn Me Off (In The Middle Of Turning Me On)

(20:00)

2017/10/07

African Suite 1980 MCA
African Suite / Pigmy
アルバム African Suite に収録


学生の頃に中古磐屋で売れ残っているのをたまに目にするも、手に取ることがなかったのはやっぱジャケの女豹のせいなんだろうな。ちなみにこのイラストを描いたのは William Rieser という人みたいで、ブレイクビーツが有名な偽 Funkadelic 1981年の Connection & Disconnection だとか、モダンファンク名盤 Wynd Chymes のファースト Arrival ‎のジャケイラストもこの人の作品なんて何の役にも立たない豆知識も書いておきましょう。
近年はあまり見かけなくなったような気がするけどどこかの方面では注目されたかな、数年前にブートみたいな再発盤も出回っていました。
1980年に MCA からリリースされた Richie Rome プロデュース、アレンジによる単発のディスコプロジェクト。Richie Family の売り出しに成功のみならず、フィリー方面ではメジャーレーベルでの仕事量の多かった Richie Rome ということで、昔のソウル系のレコード集めてる方なら彼がかかわった作品は何枚かは所持してるでしょうなじみ深い人物。何でもできちゃうようなマルチな才能の人でしたが、このアルバムは彼にとっては実験的にダンスビートに特化した作品とでもいえばいいのかな。ガラージ〜ロフト色の強い反復するグルーヴが堪能という点では今の空気ともクロスさせて楽しむことができるのでありますが、同じ1980年に Richie Rome がリリースしたソロ作品と全くテイストが違うのも面白いのであります。ということでリズム主体のダンスミュージックの素材集めに夢中になれる方には面白い要素も見出すことができるマニアック作品。

African Suite / Pigmy

African Suite / Grass


(20:00)

2017/10/04

DELICIOUS SOUL LOUNGE


毎年行っているイベントに今年も参加させていただくことになりました。いつも一緒にDJする東京のソウル系のお店の方たちに加え、今回は北海道のお店の方たちも多数参加して9人でレコードを流します。日曜の夕方から夜遅くまでゆる〜くやってます。

<日時>
10月29日(日曜日)
17:00スタート〜
入場料2000円(1ドリンクつき)

<開催場所>
カブキラウンジ
新宿区歌舞伎町 1-23-13 TC大滝ビル5階 
03-6205-5125


(20:00)

2017/10/01

The Soul Symphony Soul Hits Volume Two 1972
The Soul Symphony / Freddie's Dead
アルバム Soul Hits Volume Two に収録


ジャケがカワイイので小銭を払ってお持ち帰りした UK からの1972年のコンピ盤。収録曲を見ると当時のソウルヒットがずらりと並んでいます。レーベルは Stereo Gold Award というところ。USで盛り上がっているソウルミュージックにプロデューサーの Leo Muller という人が目をつけて The Soul Symphony なるアルバムレコーディングのためだけに集めたであろう即席ユニットにカヴァーさせるというよくある試みのアルバムの類かな。収録曲は以下の通りで、期待値は低いんだろうなというのは長年の勘だけど、カーティスとかJ.B.のそれは何とか使い道でもあればなあなんて思わないわけではありません。

A1 Ben
A2 Power Of Love
A3 Starting All Over Again
A4 Long Gone Woman
A5 Use Me
B1 Woman Don't Go Astray
B2 Get On The Good Foot Part 1
B3 Your Wonderful Sweet Sweet Love
B4 Put Down
B5 Freddie's Dead

針を落とすとまあ欧州の大衆向けに作られたポップス色の強いカヴァーが多くて退屈というのはしょうがないというかもう慣れっこになっているけど、やれやれといったところで、一枚を通して聴いてると眠くなってくるのはいつものことで想定内、ただジャケが気になったので手にしただけですから。
ちなみに同年リリースされてるこのシリーズの Volume One は以下のジャケになっているみたいで、どちらもヨーロピアンなデザインであります。

Leo Muller Right On! Soul Hits 1972


The Soul Symphony / Freddie's Dead





(20:00)

2017/09/28

Marva King Soul Sistah 2006
Marva King / Be Thankful
EP Soul Sistah に収録


さてと、いつものように100円レコードの残骸を拾い集めに行くことに。2000年以降のR&B、ヒップホップのシングル盤の段ボールにロボットになった気分で手を突っ込んで上下運動を繰り返すという、これなんの罰ゲームやってんだかという気分になるとこですが、いちいち考えないようにしましょう。

2006年に Marva King 25年ぶりにリリースしたアルバムが英 Expansion からリリースされ、当時CDで買って押し入れのどこかにあると思いますが、ここから6曲をカットしたアルバム・サンプラー的なEPが当時アナログでもリリースされていたんですね。ネオソウルなアルバムで、William DeVaughn のあの名曲とか、Minnie Riperton の Baby This Love I Have のカヴァーも印象に残る良作で、CDのジャケはこんな感じ。歌だけでなく作曲、プロデュース、演奏まで自身でこなしています。

Marva King Soul Sistah

Marva King というとそんなに目立つ存在ではありませんがつい先日、1981年のファースト Feels Right が AOR の1000円シリーズで CD 化されていました。1981年に Arista から一枚だけアルバムをリリースしたファンク・フュージョン・ユニット Madagascar ではリード・ボーカルを担当して、このアルバムはモダンファンクの名盤。1990年にボーカル・デュオ Answered Questions を結成して EMI からご機嫌なスウィング・ビートのアルバムを一枚リリースなんてのは忘れてましたので、引っ張り出して聴きなおさねばなりません。プリンス、スティーヴィーのバンドをはじめメジャー・アーティストのバックコーラス仕事も目に付くマルチな職人さんでありますが、こういった才能を見逃さなかった Expansion もさすが。

Marva King / Be Thankful

(20:00)