コールセンター little soul cafe     リトル ソウル カフェ 下北沢のSOUL BAR    (ソウル バー)        

2016年07月25日

's Latest Arrival Cry Like A Wolf  1984
RJ's Latest Arrival / Cry Like A Wolf
12inch Single


アルバムはかなり出しているけど人気のないバンド RJ's Latest Arrival、しかも微妙な時期1984年のアルバムB面の最内に収録という地味さ。個人的に好きでごくたまにかけているんだけど、誰の目にも止まらないんだろうなというのは十分に承知、たまに外人のレコード収集してるブギー好きDJが反応するくらいなんだけど、そんな今回の題材は Cry Like A Wolf というナンバー。

さて100円ゴミ扱いレコード拾いのお仕事に出向くと、なんとこの曲は当時12インチでカットされていて、しかも Club Mix という名のリミックスバージョンまで収録された盤があった、なんてのは単なる自分の勉強不足だったわけだけど、今回のベルギー盤にはジャケットまでついていてテンションが上がるのでした。アルバムと同じリリース元である US の Golden Boy Records の盤が同内容で多く流通してるようだけど、なんでベルギーの ARS からも出てるのか気になるところ、その地では多少は流行ったのかな。

いわゆるボコーダーのロボ声入りミッド80's 感覚まる出しの女性ボーカル・エレクトロシンセブギーで、アルバムに収録されたバージョンをボトムを強くしてパワーアップ、ダサいラップパートも追加して、されにはロボ声も新たにオリジナルとは違う別の声質に録音しなおすというやる気満々な内容に。ただ個人的な好みとしてはシンプルなグルーヴのオリジナルが好みで、ロボ声の近未来宇宙感覚もオリジナルに軍配かな。


RJ's Latest Arrival / Cry Like A Wolf (Original Version)

RJ's Latest Arrival / Cry Like A Wolf (Club MIx)

's Latest Arrival


(21:00)

2016年07月23日

Alexander Robotnick Problemes D'Amour
Alexander Robotnick Problemes D'Amour (Ah Ou Ah Single Edit)
12inch Single


古典イタロディスコ〜ガラージ〜ハウスの流れで定番の Alexander Robotnick / Problemes D'Amour。ロボットジャケが印象に残る FUZZ DANCE というおなじみのダンスコンピ盤にも収録されて昔よくかけていましたが、 Ah Ou Ah Version と名の付いた US プロモ12インチも見つけたので購入、価格は400円。

Alexander Robotnick はイタリアはフィレンツェを拠点に活動するキーボード奏者・プロデューサーの Maurizio Dami によるユニット。もともとジャズを演奏していたギタリストみたいだけど、次第に電子音楽に興味を持ち、ローランドの TR-808 や TB-303 を操りディスコビートの楽曲に取り組むようになったのだとか。

Sire から1985年にリリースされた盤で、Edited By – Bruce Forest のクレジットがあるので、Francois Kevorkian がリミックスしたヴァージョンにさらに手を加えたということなのかな。3分65秒というユニークな表記になっている B面 の Single Edit ヴァージョンが、この曲のダビーでアシッドな要素をぎゅっと凝縮して使いやすくもあり、久しく耳にしていなかったけれど、以前接していたよりもかなりキレキレな印象に聴こえるミッド80’sならではの808とシンセによるダンスエレクトロな芸術作品。

Alexander Robotnick Problemes D'Amour (Ah Ou Ah Single Edit)

Robotnick 1984


(21:00)

2016年07月21日

Jorge Dalto Chevere 1977 Capitol
Jorge Dalto / I've Got You On My Mind
アルバム Chevere に収録


ソウルミュージックを楽しみながら気持ちよく酔える一本を紹介のコーナー。
今回はフランスの海外県、マルティニーク島のラム人気ブランドから、トロワ・リヴィエール・トリプルミレジムをピック・アップ。ブランドからは様々な商品がリリースされてますが、初の試みとなるマルチ・ヴィンテージ品で、1998・2000・2007年の3つ原酒をブレンドして瓶詰したもの。最近 Rhum J.M. からも2003・2004・2005, のマルチビンテージ品がリリースされていたのでちょっとしたトレンドなのかな。

Trois Rivieres Triple Millesime  1998 - 2000 - 2007

さとうきびを搾ったフレッシュ・ジュースのみを原料とする「アグリコール製法」で作られるマルティニーク島産ラムは、収穫年によって味わいに特徴が出ますが、マルチ・ヴィンテージ品の狙いは、各年の個性を見事なハーモニーでブレンドして複雑でありながらバランス良く仕上げてさらに新たな美味しさのステージまで持ち上げるといったところ。
グラスに注ぐと胡椒、フルーツ、フローラル、スィーツといったフレイヴァーが顔をのぞかせ、空気に触れる時間の経過とともに味が変化していくのをゆっくりと楽しみたいところ。コニャックを彷彿させる滑らかで繊細さを備えた逸品で、トロワ・リヴィエールのリリース品はどれも完成度が高いですが、こちらも実に美味であります。

トロワ・リヴィエールの名前はフランス語で3本の川を意味し、120ヘクタールの広さを誇る自社農園の中を流れる3本の川に由来しています。

トロワ・リヴィエール蒸留所のちょっとした映像

Jorge Dalto / I've Got You On My Mind




(21:00)

2016年07月18日

Mother's Finest One Mother To Another 1983 Epic
Mother's Finest / Everybody Needs Somebody
アルバム One Mother To Another に収録


ファンクロックなバンド Mother's Finest の1983年盤を500円で購入。
なぜかこのアルバムだけほとんど見かけないのは、おそらくオランダの Epic 盤しか流通しなかったせいなのでしょう、なんで US でリリースされなかったのかは不明。
まじめにソウルやファンクが好きな方からすると、彼らの作品は Skip Scarborough が手掛けた1978年のサード Mother Factor 以外は見向きもされなさそうなのは持ち味のロック要素のためですが、さてこのアルバムはどうなのかな、願わくはロック抜きでといきたいところですが、期待値ほとても低いのであります。
前作がコケたからかなんとなく商業路線にも聞こえるロックテイストと、かといって過度にソウルやファンク寄りになるわけでもない、微妙なラインの上でひたすら Joyce Kennedy のボーカルが印象に残る、まるで彼女のソロアルバムにも聴こえる内容。翌年バンドから離れ A&M から R&B 寄りのソロアルバムを2枚リリースしていましたが、バンドとしてはいまいち時代の波に乗れずに方向が見えずらくなっていたのかもしれません。聴きようによっては Chaka 在籍時の70年代の Rufus みたいな楽しみ方も出来なくもないんだけどなあ。

Mother's Finest / Everybody Needs Somebody

Mother's Finest


(21:00)

2016年07月15日

Oddi 5 1974 RCA
Gianni Oddi / Feel Like Makin' Love
アルバム Oddi 5 に収録


Feel Like Makin' Love のカバーバージョンを紹介するコーナーということで、104枚目にいってみたいとおもいます。

ブラインドのジャケにハズレなしという決まり文句を、ソウルやファンクのレコードを集めてる人が言ってるのをたまに耳にしますね。
Delegation のファーストとか、Larry hancock のいた Truth とか、Somebody Else's Guy が入った Jocelyn Brown のアルバムとか、サルソウルのファンク Jakky Boy とか、Patti Austin のクインシー盤とかがブラインドジャケの類でありまして、いずれも名盤であります。今回のも一応はブラインドジャケということなんだけど、さて内容はどうなのかな。

イタリアのサックス奏者、Gianni Oddi が1974年に RCA Italiana に吹き込んだイージーリスニングなカヴァー集で、この中で Feel Like Makin' Love が取り上げられている。当時の流行歌が収録されていて、ソウル系では TSOP、Rock Your Baby、Knock On Wood といったおなじみのナンバーなんか目につくところ。どの曲も演奏やアレンジはユルめで、幼稚園のお遊戯や運動会の BGM を連想させる場面もあってほとんど耳に残らないんだけど、イージーなイタリアンの洒落た感覚が分からなくて本当に申し訳なく思う。

この人、同じ時期に STYLE というイタリアンなレアグル的にまあまあなセンスのアルバムをリリースしているんだけど、セクシーなオネーさんが表紙に写った数字がタイトルになっている一連のこのシリーズに関しては大体こんなものなのかなあ?ということで今回のブラインドジャケは溜息が止まらないくらい退屈な作品なので個人的な趣味としてはいまいちであります。

Gianni Oddi / Feel Like Makin' Love

(21:00)

2016年07月13日

Samona Cooke One Night Affair 1978 Mercury
Samona Cooke / One Night Affair
12inch Single


70年代後半の Mercury レーベルのプロモ盤12インチシングルには、いかにも業務用ちっくとはいえ白黒のデザインのジャケットが付属している盤が多くありますね。どれもデザイン自体は手の込んだものではないけれど実に味わい深いと感じてしまう。プレーンスリーヴが多いその時代の12インチのなかにあっては、曲は大したことがないと分かっていても、2割増しによく見えてそそられてしまう場面も。

サム・クックには娘がいて、70年代にシンガーとしてシングルを数枚リリースしてましたが、こちらは彼女が1978年に Mercury に移籍してリリースした作品。60年代後半にギャンブル&ハフが書いて O'Jays がヒットさせた曲をディスコアレンジでカヴァー。
プロデュースは Carl Maduri For Belkin-Maduri Productions となっていて、ここは Wild Cherry や La Flavour の売り出しに成功したところ。Samona は当時オハイオを拠点にしていたのかな。
一般向けに出回った7インチ盤の裏面には、Ken Gold 作 Real Thing のヒット曲 You To Me Are Everything のカヴァーを収録しています。

Samona Cooke / One Night Affair

samona cooke




(21:00)

2016年07月10日

Samson African Trilogy & Other Curious AVI 1980
Samson / Sangoma
アルバム African Trilogy & Other Curious に収録


個人的な名門 AVI Records の作品でもあまり見ないと思われるジャケからして意味不明な1980年のレコード。当時全く売れなかったんだろうなという気がしますが、後にレコ掘り的な視点で再評価されたような形跡も全くありませんので、買う前からテンションが上がらないのは言うまでもありません。AVI というレーベルは当たり外れの振り幅が激しいし、ジャンルもソウル、ファンク、ジャズ、ディスコ、ゴスペル、ロック、フォーク、エレクトロ、など多岐にわたって中身を開くまでわからない博打感覚のドキドキがたまらないのですが、なんとなくダメダメな予感はするのであります。とりあえず800円払って持って帰ることに。

AVI Records

内容はタイトルにあるようにアフリカンなテイストのポップなディスコ曲が目立ち、いわゆる土煙系のそっちの要素は皆無で、予想通りのがっかりな展開。AVI の創業者で El Coco や Le Pamplemousse の売り出しに成功した Ed Cobb、Ray Harris の名コンビが発掘してきた南アフリカのスタジオミュージシャン界隈の US 進出作品とでも呼べばいいのでしょうか、1980年という時期的にも着地点が何となく難しかったのかも。

Samson / Sangoma

(21:00)