コールセンター little soul cafe     リトル ソウル カフェ 下北沢のSOUL BAR    (ソウル バー)        

2016年06月25日

Eleanor Goodman Sneak Preview Trumpet 1987
Eleanor Goodman / Sneak Preview
12inch Single


昔から売れ残っているのをよく目にするけど、リリースが87年なのでついスルーしてしまいますよね。プロデュース、アレンジが Soul Generation、Jimmy Briscoe、Calender、Rhyze といった印象に残る作品を手掛けた東海岸の Paul Kyser なので、とりあえずレジのオネエーサンに108円払って持って帰ることに。そしてそのまま買ったのを忘れてしばらくどこかに放り投げておいたのですが、取り出して聴いてみると作風はアーリー80's がほのかに香るテンポゆっくりなブギーテイストで、Curtis Hairston の Chillin' Out みたいだし、Somebody Else's Guy の延長線上に位地するなどとは褒めすぎだけれど、87年にしては古い音作りだけれどこのジャンル的な揺れ心地という点ではなかなかのもの。今回買ったのは N.Y. の TRUMPET レーベルのものだけど、次のシングルを含めベルギーのレーベルからのリリースもあるのでおそらくはそちらで活動していた人なのかもしれません。ちょっとした拾い物をした気分であります。

Eleanor Goodman はシングル2枚だけのシンガーのようですが、2009年には当時の未発表曲を追加したアルバムが Boogie Times Records よりリリースされていますので80's のファンからは注目されている人なのかもしれません。

Eleanor Goodman / Sneak Preview

(21:00)

2016年06月23日

 Bojangles 1973 cadet
Sonny Stitt / Blue Monsoon
アルバム Mr. Bojangles に収録


アルトサックス奏者 Sonny Stitt の Cadet レーベル1973年作を500円で購入。アルバムが多すぎて途中で追っかけるのが面倒になるアーティストの一人であります。たまにこうやって拾ってあげればそのうちどうにかなるんじゃないかなあなんて気長に考えておりますが、73年だけ見ても、Paula、Muse、Cadet、Prestige と4つのレーベルをまたにかけリリースという仕事量なのでやれやれといったところでしょうか。

収録曲は下に記した通りで、Sonny Stitt がサックスで思う存分に歌う、カヴァー中心のソウルジャズの歌謡集といったところ。

Mr. Bojangles
The World Is A Ghetto
Killing Me Softly With His Song
Blue Monsoon
Got To Be There
Fifty Per Cent
Ben

バックは Jimmy Johnson、Richard Davis、Roland Hanna、Cornell Dupree なんかがファンキー&メローにやってて見どころもそれなりにあり。プロデュースは Esmond Edwards、アレンジは Don Sebesky。こういうソウルジャズな作品っていわゆる3流扱いになるわけだけど、生活感丸出しにしながら昼下がりに窓を全開で風通しを良くして家のしょぼいオーディオ装置で鳴らすと雰囲気はままあなわけで、なんとなく70年代前半にどういう対象として作られたのかが分からなくもないし、 Esmond Edwards、Don Sebesky も大衆向けに Sonny Stitt のプレイが気持ちよく引き立つようにこれはこれで丁寧に仕事をこなしている気がする。

Sonny Stitt / Blue Monsoon

(21:00)

2016年06月20日

King Bee Must Bee The Music
King Bee / Must Bee The Music (Frisco Disco Mix)
12inch Single


ダンスクラシックスの定番 シェリル・リンの Got To Be Real 的な雰囲気が感じられる曲というこ とで71枚目にいってみましょう。

またしょうもない Got To Be Real ネタのラップ作品を発見しましたのでご報告を。
オランダの DJ Allstar Fresh によるユニット、King Bee が1990年にリリースしたサード・シングル Must Bee The Music には、いろんなミックスがありますが、その中の一つ Frisco Disco Mix と名が付いたヴァージョンで Got To Be Real がもろ使いされています。J.B.トラック上にいろいろなサンプリングが散りばめられ、賑やかなパーティー感覚を演出。いかにも当時の欧州産らしいヒップホップを利用したお手頃ダンスサウンドといったところ。
ちなみにこの曲のオリジナルヴァージョンには、Secret Weapon / Must Be The Music のコーラスパートの歌いまわしがちゃんと入ってます。

King Bee

King Bee / Must Bee The Music (Frisco Disco Mix)

(21:00)

2016年06月18日

Richard Evans Dealing With Hard Times 1972
Richard Evans / Angela, My Sister
アルバム Dealing With Hard Times に収録


チェスやカデットでの作品をはじめ数多くの名盤を手掛けた、シカゴの名物プロデューサー、アレンジャー Richard Evans が、1972年にリリースしたソロ名義のファーストを1600円で購入。こういう存在感のあるアーティストの作品は本来ならそれなりの段階で手にしてレコード棚にすでに収納されているはずなんだけど、風向きが悪かったのか、随分と大人になった今頃初めて耳にすることに。

派手さはそんなにないけど、いわゆる70年代前半のソウルジャズ、ジャズファンク的な香ばしい路地裏感がよく味わえる渋いアルバムで各楽器いい音で鳴ってくれます。エヴァンスはベースを演奏し、バックは Phil Upchurch、Odell Brown といったシカゴの名演奏家から、Soulful Strings の最終作でエヴァンスに起用された Billy Wooten などなど。アルバムタイトルが Dealing With Hard Times で、表裏のジャケ写はホームレス風でもありますが、エヴァンスのような存在でも業界で生き抜くのは大変な様子を表現しているのかな。シカゴの冷たい風が吹き寄せる黒人街の情景描写がとてもよくできたインストソウル・アルバムでエヴァンスのオリジナルとカヴァーが半々ずつ収録されている。ニューソウル的な位置づけという見方もできると思います。同じシカゴからは Donny Hathaway や Curtis Mayfield が台頭してくる時期だし、ここではマーヴィンの Mercy Mercy Me が取り上げられていたりする、裏方とはいえアーティスト的自立という点で、そういう新たな潮流に後押しされるかのように自己名義のアルバムをリリースしてみようという気になったのかも。
自身が手掛けたアーティストを各曲に配置した、いわばシカゴ版クインシー的作風のセカンドも強く印象に残っているけれど、こちらのファーストも職人らしい手腕の名盤。

Richard Evans / Angela, My Sister

(21:00)

2016年06月15日

Thumbs Carllile Guitar Wizard 1979
Thumbs Carllile / Feel Like Makin' Love
アルバム Guitar Wizard に収録


Feel Like Makin' Love のカバーバージョンを紹介するコーナーということで、103枚目にいってみたいとおもいます。

耳馴染みのないギタリストなんだけど、この人ある特徴的なギターの弾き方で知られるようです。ギターを膝の上に乗せて横に寝かせてプレイするというものなんだけど、下の映像を見るとかなり面白いです。
こういうコーナーをやっていなければ決して出会うことのなかったアーティストだと思うけど、いろんなタイプのミュージシャンがいるもんです。

Thumbs & Curly - Lil Liza Jane

Take the "A" Train, Thumbs Carllile, 1987

今回の作品はオーディオファイル Direct-Disk Labs レーベルから79年にリリースされたシリアル番号入りの限定生産品、ダイレクトディスクの高音質録音盤。
Feel Like Makin' Love の他は、ビリージョエルの Just The Way You Are といった有名スローから、ビージーズの Stayin' Alive、ピーター・ブラウンの Dance With Me といったおなじみのディスコヒット曲まで、イージーリスニング風にカヴァーしたアルバムなので、内容はそんなに面白いものではないけれど、音色がかなり柔らかく鳴り響くのはこの奏法によるものなのかもしれません。

Thumbs Carllile / Feel Like Makin' Love

(21:00)

2016年06月13日

Wham Grt 1978
Wham / Love Maker
アルバム Wham に収録
 

半年くらい前にこのバンドの Lovemaker という曲をリクエストされたけど置いてなかったのを思い出して買ってみることに、価格は700円。昔から中古盤屋でよく見る印象なのは派手なジャケットが目に付くせいかもしれませんが、白人のロックテイストなディスコバンドと知っていたからずっと放置となっていました。近年は Harvey のプレイネタだったりエディットされていたりということらしく、人気とまではいかないまても、もしかするとどこかで少しくらいは注目されているのかも。同名だけどもちろんクリスマスソングで有名な80年代のあの有名なグループとは全く別ものです。

ナシュビル産の1978年の作品で、レーベルは GRT。 Lovemaker はいかにも Harvey 好みなブギーなテイストで、彼があの風貌とやり方でプレイすると、本来楽曲が持っているポテンシャル以上に活きてくるんだろうなという気がします。アルバムを買ってきて普通に部屋で鳴らしても期待したほど映えるような感じはないですが DJ によって新たな生命が吹き込まれ再度評価が与えられた点は素直に楽しみたいところ。この曲には Jim Burgess がミックスしたロングヴァージョンの12インチもリリースされています。収録曲では Prison Of Love みたいになんとなくきになる曲があったり、ドラムの打ち方やシンセの跳び方が今風に聴こえたりもするけど、全体的にはロッキン・ディスコなテイストで、ボーカルの歌いまわしとかを許容できるかどうかなんだろうな。ディスコアルバムとしては面白い部類。

Wham / Love Maker


(21:00)

2016年06月10日

Creative Source Consider The Source 1976
Creative Source / I'd Find You Anywhere
アルバム Consider The Source に収録


ソウルミュージックを楽しみながら気持ちよく酔える一本を紹介のコーナー。久しぶりにテキーラのドンフラノをメニューに復活させました。
以前この銘柄のアネホを扱っていて個人的に好印象を持っています。日本には10数年前から紹介されて、プレミアムテキーラの素晴らしさを早い段階で教えてくれたブランドのひとつ。

Don Fulano Reposado Tequila

今回は、フレンチオークの新樽だけで8か月熟成したレポサド品の入荷。口に含むとテキーラ特有のクリーミーな滑らかさにまず感動して、それからちょっとした渋みが顔をのぞかせるんだけど、そのリッチな味わいにこんなにおいしくっていいのでしょうかと、グラスにどんどん注ぎそうになるのを我慢するのが大変。短期樽熟成なのでライトでクリアーなせいもあるでしょう、飲み疲れしないでいくらでもいけそうな気がします。ああやっぱりこのブランドは体になじむのだと再確認いたしました。

Creative Source / I'd Find You Anywhere



(21:00)