コールセンター little soul cafe     リトル ソウル カフェ 下北沢のSOUL BAR    (ソウル バー)        

2017/07/24

Rim Kwaku Obeng Rim Arrives 1980
Rim Kwaku Obeng / Gas Line
アルバム Rim Arrives に収録


お客さんと物々交換でゲットした、ガーナ出身のドラマー Rim Kwaku Obeng が L.A.のマイナー Rising Times に録音した1980年の作品。10数年前にそのお客さんに譲ってあげたものであるなんて本人は全く覚えてないようで、もちろん言わなかったですが、なので久しぶりにお店に戻ってきたということになります。オリジナル盤はあまり見かけませんが2年前に BBE からアフリカもの発掘シリーズで再発され、エディットのシングルもリリースされてるので以前よりは知れ渡っていることでしょう。
軽快なアフロ・ディスコ・ファンクのアルバムで、それ流なグルーヴやブレイク感覚もまあまあ、中毒的とまではいかないまでも反復するリズムがカッコよく、切れのいいホーンや陽気なおねーちゃんたちのコーラスもアフリカンなブギーの雰囲気を盛り上げる楽曲が詰まった面白盤でありますが、録音が少し薄っぺらく聴こえるかもというのが当時手放した原因なんだろうな。ジャケがこんなにかっこいいんだからボトムはもう少し強く鳴ってればなんてのはさておき、これはこういうものなのであります。DJの方には使い勝手のよさそうな素材がいろいろ入って楽しめることでしょう。

Rim Kwaku Obeng / Gas Line


(20:00)

2017/07/21

Aysha Loren Feel Like Making Love Ariwa
Aysha Loren / Feel Like Making Love
7inch Single


Feel Like Makin' Love のカバーヴァージョンを紹介するコーナーということで、116枚目にいってみたいとおもいます。

最近リリースされたUKラヴァーズのカヴァーで、もともとは Ariwa から2014年にデジタル配信でリリースされたものらしく、日本のUltra Vybe 系 Octave Lab が目をつけて7インチでカットした盤とのこと。Mad Professor の制作で裏面は彼のダブ・ヴァージョンを収録。
Ariwa のサイトを覗いてみると当時の配信ジャケはこのようなデザインだったみたい。

Aysha Loren Feel Like Making Love JKT

今回 Octave Lab と Ariwa のコラボ企画からは Feel Like Makin' Love のカバーに加え、Kofi / Curious と J.C. Lodge / Say You Love Me の2曲をカップリングした7インチも同時にリリースされてます。Kofi の歌う Midnight Star のカヴァー Curious は彼女の1989年のデビューアルバムにも収録されてて中古盤で手軽に入手できますが、J.C. Lodge が歌う Patti Austin のカヴァー Say You Love Me は1996年の CD に収録されてますのでファンにはうれしいシングルカットとなるでしょう。

Aysha Loren / Feel Like Making Love

Aysha Loren / Feel Like Making Love Dub

(20:00)

2017/07/18

David Astri Do It Right 1983 Award Records


2.3年前に再発盤も出回っていた David Astri の1983年の唯一作。昔の中古盤としては久しぶりに3000円台後半という高額な盤を買った気もしますがあまり見かけないのでしょうがない。キーボード奏者だと思いますが、ほかの楽器も一人で演奏するマルチプレイヤーかもしれません。レーベルはボルチモアのマイナー Award Records というところで録音もその地。ジャケに写ったフロント・ローディングのレコードプレイヤーだとか、カセットデッキの時代感覚にそそられます。
このアルバムが注目されて再発までされたのは収録されているエレクトロ・フュージョン・ブギー Dancing Digits を、近年 Harvey や Nick The Record がプレイ、Todd Terje のリエディットもリリースされたなんてのも関係しているのでしょう。この曲はシングルカットもされているようで、当時のエレクトロ好きな方にはシンセやドラムの鳴りもよくドンピシャでは。
一般人向けとしては他に収録されてるボーカル入りのちょいファンキーな80’sらしいブギーだとか、メローで涼し気な AOR〜フュージョンタッチな小洒落たナンバーが好まれるかも、ということでアルバムはわりとカラフルに楽しめるのであり、80年代前半のマイナー物とはいえリスニング用としてもまあまあ内容は優れているほうでは。
購入したオリジナル盤はクリアー盤仕様でしたが、通常の黒盤も流通してたのかな?

David Astri / Dancing digits

David Astri / Safe & Sound

David Astri / Everyone Has Feelings


(20:00)

2017/07/15

Chazz (4) Sassy Style
Chazz / Sassy Style
12inch Single


ダンスクラシックスの定番 シェリル・リンの Got To Be Real 的な雰囲気が感じられる曲というこ とで75枚目にいってみましょう。

ブート盤みたいなのが最近少量出回った1984年のテキサス産80’sブギーのドマイナー・シングル。詳細なんてのはわかりませんが、この筋のコレクターには人気がある曲なのかも。横揺れ感においては遠からずといったところで取り上げてみました。何を歌っているのかはよくわかりませんが、80’sらしい Sassy な雰囲気を味わいところであります。
近年以前にもまして7インチや12インチのレア音源のブート盤らしき類のリリースが加速してるようにも思い、日本に入ってこない商品もあったりですが、当時世界中のあちこちの町でこういったちょっとしたやる気のある人がレコードをプレスして表現活動をしていたんだなあというのを楽しみたいところ。

Chazz / Sassy Style

(20:00)

2017/07/12

Shaw DISCOver Me 1976
Shaw / More
アルバム Discover Me に収録


昔からたまに売れ残っているのを見かけますが話題になることもなく中身は一度も聴いたことがありません。ジャケの雰囲気からしてディスコのインスト物の類なのかなあという印象で期待値は高くありませんが持って帰ってターンテーブルに乗せて針を落として確認することに。
1976年の London レーベルの作品で、Decca レーベルでライティングやアレンジの仕事をしていた Roland Shaw という人が世間のディスコ音楽の流行の兆しをいち早く感じ取ってレーベル主導で制作したディスコの世界観を表現してみた即席インスト集といったところ。ネットで各レコ屋のサイトをチェックしてみると、オールドスクール期からディスコブレイク盤として知られているようですがあまり気にしたことはなかったですね。確かにイントロや間奏にブレイクパートが配置されてる曲がちょくちょく見当たりDJプレイの素材としては有効なのかなとも思えなくはありません。メロディーやコーラスは欧州風味でそんなにそそられませんが、同時期の MFSBやサルソウルなど東海岸の演奏やアレンジの対比で聞き比べてみるのもよいでしょう。また値札に Sadar プレイみたいなコメントが書かれてあったような気もしますのでそういったセンスのいいDJがなにかに挟み込んでかければひと際グルーヴィーに輝く場合もあるのでしょう。

Shaw / More

Shaw / How High The Moon


(20:00)

2017/07/09

Split Decision Band LP Now Again
Split Decision Band
LP Split Decision Band


数か月前に Egon の Now Again からCDでリリースされてた Split Decision Band の発掘音源のアナログ LP がようやく出回ってきました。ファンクやモダンソウルのレアなシングル盤集めてる方にはおなじみ、1978年に Watching Out の7インチ一枚だけをリリースしたアイオワ州のファンクバンドで、当時アルバムをリリース予定だったのかこんな音源が眠っていたなんて驚き。

Split Decision Band Watchin' Out Network Records 1978

そのシングル一枚きりの Watching Out というナンバーがめちゃめちゃ好きで、この曲を初めて知ったのは20年位前に BBE からリリースされた、Bob Jones と Keb Darge がコンパイルしたレア音源集 Soul Spectrum なんだけど、店を始めた時期と重なってその頃は頻繁にかけていたなんて、つい先日のようにも思えるんだけどもうとっくの昔で時が流れるのは早いのを実感。どうにかしてオリジナルの7インチを手に入れようと2000年代の初めくらいに ebay でチャンスをうかがっていたけど結局希望の値段では買えなくてそのうちあきらめてしまうんだけど、どんどん人気化レアになって値段も高騰していったように記憶、今は落ち着いてるみたいだけど3万円くらいはするようです。3年位前になりますが、この曲に対する熱も忘れたころになって Athens Of The North や Now Again から7インチで再発盤がリリースされてそちらも購入、気軽に聴けるようになりましたが、そんなのも忘れていたら今回のアルバムのリリース。この種のレアな未発表や発掘音源なんてのはいまどき珍しくはなく、聴ききれないほどリリース量も多く、わけの分かんないのも多いですが、ゴリゴリファンクからブギー、スローまでボーカルが入ったローカルファンクバンドの発掘音源としては作品のクオリティーはそれなりに優秀な方で、70年代後半のファンキー&メローな空気が詰まっているといえるでしょう。また Watching Out は7インチとは別ヴァージョンで収録、個人的には思い入れがあるので7インチのヴァージョンが断然好みですが、どちらが好きかは各自の好みといったところ、当時の資料としては面白いです。

こちらで全曲試聴できるようです。

(20:00)

2017/07/06

Lisa Boray Searchlight 1983
Lisa Boray / Something About You
アルバム Searchlight に収録


お客さんから2枚同じレコードを買ってきたので1枚お譲りしますといわれ、せっかくなんでラム酒1杯と物々交換となりました。オランダのブルー・アイド・ソウルで、Lisa Schulte Nordholt 名義で American Gypsy にも在籍、バンドメンバーはじめオランダのスタジオミュージシャンが大勢参加した1983年に Philips からリリースされたソロファーストとなります。
当時のオランダ産らしいポップなダンストラックが並んで、目立つポイントとしては、1981年の Angela Bofill のヴァージョンでよく知られる AOR〜フュージョン・ダンサー Something About You のカヴァーが入っているという点でしょうか。 この曲は Bobbi Walker が1980年のアルバム Diamond In The Rough に収録したヴァージョンがオリジナルで、この二者の完成度は抜群でありますから比べてしまうと Lisa Boray のヴァージョンはやや不利になりますが、曲の良さに助けられ大崩れはしないのであります。
ほかにはクインシーのブラコンダンストラックな雰囲気も感じられるしっとりブギー All Of The Love もまあまあ気に入りましたということで、ジャケからして知らなければ自分じゃ絶対買わないようなレコードをお譲りいただきありがとうございました。

Lisa Boray / Something About You

Lisa Boray / All Of The Love

(20:00)