コールセンター little soul cafe     リトル ソウル カフェ 下北沢のSOUL BAR    (ソウル バー)        

2008/10/08

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De La Soul / Eye Know
12インチシングル


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この曲のLPバージョンが収録された彼らのデビューアルバム

あの日に帰りたいなあなんて、音楽を聴いて思ったりすることってありますか?
友達の家に集まって、買ってきたレコードやお互いのコレクションを見せ合いっこして、意味もなく朝までおしゃべりしていたあの頃、きっと何か新しい音楽が生まれて、どんな感動がこれから訪れるんだろうかと毎日ワクワクしながらレコード聴いていた頃なんですけど。

リトルソウルカフェってカップルのお客さんが多いんですけど、数日前にいたカップルを思い出したので書いてみましょう。

男性は30代半ば、女性は20代後半のかわい子ちゃん、二人とも小奇麗でサラリーマン、OLカップルなのかな。面識がないのでよく分りませんが。

いい感じでお酒が入ってきてお目当ての女の子を口説きだすのだけど、まあ
リトルソウルカフェでいつも見ている光景ですね。 (こちらとしては、がんばって二人が上手く行って欲しいと思うわけです、だからといって自分は何をするわけでもなく、リクエストなんかを聞いてみたりして。) 男性が女の子に対してかなり押せ押せムードで、自己アピールや俺様論なんかを展開して。 (個人的には、なよなよして思っていることを言い出せない、はっきりしない男よりも、
多少強引でも女の子を口説こうとする姿勢のある男性の方が好きかも、もちろん単なる酔っ払いだったり、スケベオヤジだったり、は論外です。あくまでも女の子の反応を見ながらということで。)

今日取り上げた曲はそんな押せ押せムードの最中にかかっていた曲なんだけど。この曲がかかったらなぜか、俺様論を展開していたはずなのに今度はHIP HOP論に。
HIP HOPの歴史から、このアーティストのよさ、どのように曲を作るのかとか、それを聴いていた頃自分はどのような生活をしていたかとか。まあ出てくるはいろんな知識や青春ネタがってなぐらい、このときの口調がすごく穏やかで、少年ぽかったのが印象的でしたね。もちろん女の子はただ頷くだけです。
まあ2.3曲後には再び押せ押せな雰囲気に戻っていましたが。

お店を出た後この二人がどうなったかなんて分んないですが、でもきっと何もなかったかもしれませんね。その男性が欲しいものってきっとそんなもんじゃないんだろうとふと思ったからです。

今日はリトルソウルカフェでいつも見ている光景と、手探りで中々思うように事が運ばず試行錯誤していたあの頃に戻りたいなんて思いにさせる、ほんのり
SWEETな香りのする曲の紹介でした



(21:44)

2008/10/07

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Donald Fagen / The Nightfly / I.G.Y.
アルバム The Nightfly に収録
サウンドもDJ姿のジャケット デザインもこの時代の最高傑作
歴史的名盤です。


昨日のブログで、お客さんが買ってきたレコード袋の中身を見せてもらうのは楽しいというのを書きました。
よく似ているんですが、リトルソウルカフェのお客さんがDJをしている姿というのも見て楽しみたいんですよね。もちろんプロのDJじゃなくて一般の素人さんの話です。
いつもの自分とは逆の立場です、お客さんがレコードをセレクトしてかけてくれて、自分がそれを聴いて楽しむというものなんだけど。

このお客さんとして普段来てくれている人のDJ姿を楽しみたいというのは、どういうことなのか少し考えてみました。
かけてくれる曲の中身というのも多少は大事なんだけど、一曲一曲はそれほど期待していないかもしれません。自分は音楽は何でも楽しめるタイプなので何がかかっていても気にならないかも。ただかける曲の全体の構成なんかは多少気にします。

むしろ自分が楽しみたいのは、その人がDJするときの姿、ターンテーブルを前にレコードを選んでかける姿や動きって、少し大げさな言い方かもしれませんが、その人の生き様というか、人間味、性格がすごく出るんですよね。レコードの扱い方から、微妙な音量の調整の仕方や、どんな表情をしてるのかなとか、どんな動き方で機械を操作するのかなとか。これってみな人それぞれで、見ていると面白いんですよね。

すごくすごく細かいことだけど、レコードプレーヤーのスタートボタンの押し方ってすごく性格が出ますよね。神経質とか、人に優しいとか、強引とか、がさつとか、人当たりがいいとか、器用か不器用か、恋愛上手か・・・・・

そんな風にその人がDJをしている姿を見ながらあれこれ考えをめぐらせて、お酒を飲みたいだけなのです。

近所に下北では有名で何十年も営業している中華料理屋があります。いつも繁盛している名店です。でも個人的には味はおいしいとは思いません。でも行ってしまいます。じゃあ何で行くのかよく考えます。

何十年もの間、変らずに毎日毎日大きな中華鍋をガス台の上で振って調理している、頑固で気難しそうな、おじいさんの姿をカウンター越しに見たいから行ってしまうのです。このおじいさんって今までチャーハンを何万食作ったのかな、なんてその人の人生について思いながら食べる、あまり美味しくない中華丼は最高です。
食べ物の味そのものを楽しむというよりは、いつものおじいさんの姿を見て、その生き様を味わいたいがために行ってしまう中華料理屋です。

お客さんがDJしている姿を楽しみたいというのも、中華料理屋のおじいさんを見たいのとほとんど同じです。

好きな曲を聴きたければ家で聴かばいいし、
美味しい中華を食べたければ、30秒先の店に行けばいいんだから。



皆さん知っている曲だと思いますけど、知らない方はぜひ聴いてみてください。
80年代を代表する名曲です。

Donald Fagen - The Nightfly

Donald Fagen - I.G.Y.



(19:46)

2008/10/06

Isn't Jejus Wonderful
The Brothers / Isn't Jejus Wonderful
アルバム He Will Be There に収録


昨日、雨の中、レコード屋の帰りに久しぶりにリトルソウルカフェに寄ってくれたお客さんがいました。

個人的にすごく好きな時間というか、楽しい時間があります。
それは、お客さんが買ってきたレコードを見せてもらって、その人とあれこれその買ったレコードについておしゃべりをするときです。ちょっと趣味が悪いかもしれませんね、だって他人の買ったものを覗き見するというのですから。

「大したの買ってないですから」とか、
「恥ずかしいなあ」とか、言う人もいます。

こちら側とすれば、大したものが出てくるとも思っていないし、恥ずかしいレコードがもしも存在するというなら、毎日お店でレコードをかけている自分は、世間に恥をさらしているということになるかもしれません。まあ仮にアニメや、演歌、やくざ映画に、お経、アイドル歌謡曲、などリトルソウルカフェとはあまり無縁のレコードを見せられたとしても、それもその人の個性だと思うので尊重するし、その人の人間性の判断にもしないですね。

いつもは自分がお客さんに曲を聴かせる側です。こんなレコードかけるから聴いてみて、みたいな感じで。
でも買ってきたレコードを見せてもらうときは、情報の発信基がお客さん側にあります。こんなの買ってきたよ、見てみて、というような感じかな。だからいつもとは逆になるわけですよ。この逆パターンが楽しくて好きな時間なのです。薀蓄や能書きは勘弁して欲しいけど、その人がそのレコードを買った理由や、思い入れをさらっと面白く話してくれるとなお楽しいですね。

昨日のレコード屋帰りのお客さんは、リトルソウルカフェでいつも聴いて3年間欲しいと言っていた、The Brothers のLPをようやくゲットしたようです。



(19:49)

2008/10/05

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Billy Griffin / Hold Me Tighter In The Rain
アルバム Be With Me に収録


気が付けばまたまた雨になってしまった日曜日です、こんばんは。
「日曜日の雨が降った中飲みに来る人は本当に遊び好きな人だよ」って大学生の頃一緒に働いていた先輩が教えてくれたことがあります。確かに自分が会社員だとしたら8時ぐらいには家に帰って、月曜からの仕事に備えて早く寝ることと思います。でももしも寝れない時は、リトルソウルカフェは日曜日も営業していますのでお立ち寄りください。

今日は80年代メローダンスクラッシックスの定番を取り上げてみました。
胸がキュンとなるような美しいメロディー、雨の日にぜひ聴いてみてください。



(21:27)

2008/10/04

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KOKOMO / Happy Birthday
アルバム Rise And Shine に収録


今日は土曜日で快晴、下北沢の街はデートや買い物を楽しむカップルでいっぱいでした。

昨日リトルソウルカフェでバースデーを迎えられた方が二組いました。
バースデーソングというとやはりStevie Wonder のあの曲が有名ですね。
今日は少し地味でおとなしめの曲ですが、とてもいいメロディーのバースデーソングがありますので取り上げてみます。

昨日バースデーの方は、逆算するとクリスマスイブの頃に仕込まれて誕生したと考えると何か幸せな感じがします。

いつもはSTEVIEで賑やかにお祝いしていた方も、たまには違った雰囲気で楽しむのもいいのではないでしょうか。



(21:07)

2008/10/03

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Mieko Hirota / Sweet Love
アルバム My Funny Valentine に収録


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こちらは裏ジャケット、
76年リリースだから、昭和51年、雰囲気ありますね。



こんばんは、金曜の夜ということで、今回も

彼氏彼女のお家にお泊りをして、秋の夜長、レコードを聴きながら二人でいいムードで寛ぎましょう、

というテーマで一枚選んでみました。

このアルバムはどの曲もとても素晴しく大好きな一枚。
LITTLE SOUL CAFE では「Sweet Love」という弘田三枝子さん自身が書いた曲を一番よくプレイします。

※※※※初めに断っておきたいのですが、いつものようにimeem の試聴ファイル付けましたが、「Sweet Love」の曲の本当のよさが味わえるかどうかは正直、微妙なんですね。MP3音源だと、何でこんな風にしか音を表現できないのか本当に残念です。可能な方はぜひアナログレコードで聴いてみて下さい。女性の内面を歌いこんだ本当に素晴しいグルーブです、これぞまさしく、
「THE.女」だなっていつ聴いても惚れ惚れします。MP3音源からは自分が判断する限り女性の一番ジューシーな美味しさは聴き取れませんでした。

話がずれましたがすいません。
やはりレコードじゃないと表現できない部分がたくさんあるんだなあって今回改めて思ったのですね。きっと聴ければなんでもいいやと思う人たちも沢山いると思うので、無理強いなんてしませんけど。
でもこのレコードはきっときっと、制作に関わった人たち全員が、本当にいいものを作ろう、カッコいい物を作ろう、アメリカのサウンドに負けないものを作ろう、という思いで、録音したんだと思います。レコードの溝一杯にみんなの一生懸命が入っているのを強く感じるわけで、その一生懸命がMP3では再生されないのがもどかしいだけ。これが制作された76年というのは、Marena Shaw の名盤「Who Is This Bitch Anyway」リリースの2年後です。

「Sweet Love」から発せられる音、ボーカリストやミュージシャンがどのように主人公の感情を表現しているかとか、まあいわゆる隙間の音が一杯です。様々な隙間の音が調合されて奇跡的なグルーブは生み出されるわけなんだけど、このグルーブがまさしくリアルに生きている生身の人間の感情なのだと思います。

リトルソウルカフェでこのレコードをかけると、みんなから「いいね」「ほしい」と言われます。
「Sweet Love」聴いた男性はきっと、
自分が男であるが故に知ることのできない、女性の神秘的な未知の世界を探求したいと言う欲望に本能的に駆られ、
「Sweet Love」聴いた女性はきっと、
自分自身に眠って隠れた、女性本来の姿を呼び起こされる、

想像をかなり膨らませて書いてみましたが、きっとそんな感じなのかな?
まあ自分は男なので女性がどう思うかは適当に書きましたけど。

「Sweet Love」恋人同士でいい雰囲気になった夜に、試しに聴いてみてください、このグルーブは頭で聴く音楽ではないですね、このグルーブは恋をしてない人や、恋愛経験の少ない方は分りにくいかもしれません。


皆さんは本日取り上げた 弘田三枝子 というシンガーはご存知ですか。
とにかくすごい方ですね、詳しくは Wikipedia で見てください。
また彼女の映像を見たい方は、You Tube にいろいろ面白いのありますのでぜひ。なんだか調べると、整形だったり、ダイエット本のヒットだったり、事件だったり、いろいろこの人は出てきますね。もちろんシンガーとしてはかなり評価され、一つの時代を築きあげた方のようです。自分は弘田三枝子というシンガーは、ジャズシンガーの面でしか知らなかったです。色々ググッてみて感じたのは本当にみなから愛されたシンガーだったようですね。

ぜひ弘田三枝子さんの素晴しい作品を聴いてみてください。









このレコードが製作された年のあれこれです

●昭和51年の出来事
アメリカで、ロッキード事件、田中角栄前首相逮捕。
日本ビクター、家庭用VHSビデオテープレコーダ1号機を発売

●昭和51年公開された映画
タクシードライバー
犬神家の一族

●昭和51年開始のTV番組
徹子の部屋
欽ちゃんのどこまでやるの
クイズダービー

●昭和51年ヒットした邦楽
ペッパー警部(ピンク・レディー)
およげ!たいやきくん(子門真人)
北の宿から(都はるみ)
春一番(キャンディーズ)
あの日にかえりたい(荒井由実)
横須賀ストーリー(山口百恵)
夏にご用心(桜田淳子)
なごり雪(イルカ)

●昭和51年スタートのアニメ
まんが日本昔ばなし
母をたずねて三千里
キャンディ・キャンディ
ドカベン

(19:24)

2008/10/02

STEVIE%20WONDER%20PRESENTS%20SYREETA
Syreeta / Just A Little Piece Of You
アルバム Stevie Wonder Presents に収録


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Betty Everett / Just A Little Piece Of You
アルバム Happy Endings に収録
こちらは Syreeta のカヴァーバージョン、
Gene Page制作、DaviD.T他LAのいつものバックミュージシャンによるサウンドが最高。リトルソウルカフェでは普段はこちらをよくかけます。




先々週の木曜日に毎週木曜日は、Stevie Wonder 関連の日にしようと決めたにもかかわらず、先週の木曜にはてっきり忘れてました。今日はきっちりと Stevie Wonder にしましょう。

今日も前回に引き続き、Stevie Wonderの元奥さん&音楽制作のパートナーでもあった、Syreeta Wright の曲を取り上げてみました。

Just A Little Piece Of You って何か可愛らしい響きですよね。
歌詞カードがないので詩の全体の意味があまり理解できませんが、何となく全体の雰囲気からすると、好きな人を想う、けなげな女の子の気持ちを歌っているのかな?陰から支えるとか、あなたのことを本当に分っているのは私だから、とか?

曲とはあまり関係ありませんが、
でも男って、陰で支えるそういう女の子の優しい気持ちは分っているつもりなんだけど、ついその気持ちに甘えてというのかな、素直になれなかったり、ひどい時には別のかわいい女に走ったりすることがある生き物だと思います。もちろん自分がそうじゃないですよ、お店でお客さんの恋愛話を聞くと、よくある出来事みたいですね。皆さんも似たような話、聞いたこと体験したことあるんじゃないかな。男は愚かだし女は哀れだし。

なかなか実生活での恋愛は、ドラマや映画のようにロマンティックには行かないようですね。だからこういう曲を聴くととてもピュアな気持ちになります。




Syreeta / Just A Little Piece Of You


Betty Everett / Just A Little Piece Of You


(19:13)