コールセンター little soul cafe     リトル ソウル カフェ 下北沢のSOUL BAR    (ソウル バー)        

2017/09/22

The Dynamic Superiors The Dynamic Superiors 1985
The Dynamic Superiors / Shoe Shoe Shine
アルバム The Dynamic Superiors に収録


ソウルミュージックを楽しみながら気持ちよく酔える一本を紹介のコーナー。今回は新しく仲間に加わったトリニダード産ラムをピックアップ。

まずはトリニダードの位置を地図で確認をしておきましょう。カリブ海の小アンティル諸島南部に位置するトリニダード島とトバゴ島の二島と属領からなる共和制国家で、南米ベネズエラの海岸から15kmの沖合いに位置しています。イギリス連邦加盟国で、独立したのは1962年。西インド諸島で唯一、豊かな石油と天然ガスの資源があり、これらが経済の中心になっています。人種はアフリカ系が4割、インド系移民が4割。カリプソやソカといったジャンルだとか、スティールパン(スティールドラム)の発明など、音楽的にも面白い国といえるでしょう。

Trinidad Map

今回のトリニダード産のラムはスコッチのボトラーズとして人気のイタリアのサマローリ社がリリースした商品。このボトラーズはうまいラムの送り手としてもファンにはよく知られるところだけど、いろんな国の蒸留所からラムを買い付け、自社に持ち帰って熟成させ、ピークに達した樽をボトリングして毎年リリースしています。クオリティーも高く、ラベルデザインにも心惹かれ、出回る本数が少なくコレクタブル性は高いんだけどお値段もそれなりなので指をくわえてみて見ぬふりをする場合もあるのですよね。レア盤のレコードと一緒な魅力とでもいえばわかりやすいかな。今回取り上げたのはカリブ海の最南端に位置するトリニダードから1999年の厳選した樽のラムを買い付け、スコットランドに運んで熟成させ、2016年に瓶詰したシングルカスクのボトル。

Samaroli Trinidad Rum 1999


Dynamic Superiors / Shoe Shoe Shine

(20:00)

2017/09/19

Brooklyn Express Burnin' Up 1983
Brooklyn Express / I'm So Glad
アルバム Burnin' Up に収録


N.Y.のダンスユニット Brooklyn Express のセカンドアルバムを購入。このグループのシングルはタイトルもそれなりに多く中古盤屋でよく見ますが、アルバムはファースト、セカンドともにあまり見かけません。特にアルバムが人気というわけではありませんが、ともにUSプレス盤が存在してないので流通量が少ないのでしょう。
ちなみに1982年のファーストはイタリア、スペイン、ユーゴ、1983年のセカンドはカナダ、スペイン、ユーゴからのみのリリースとなっています。

Brooklyn Express の中心人物はプロデューサーの Began Cekic。自身ではブルックリン発 BC Records というインディー・ダンス・レーベルも経営していました。ここからは Brooklyn Express をはじめ少数ながらアンダーグラウンドで良質なマイナーなダンスミュージックのシングルがリリースされてますが、中古盤屋で古典ダンス物の12インチをあさっている方ならわりとなじみのあるレーベルではないでしょうか。Brooklyn Express のアルバムは自身のレーベルからはリリースせずなのはどんな経緯だったのかな。まあ収録曲がシングルの詰め合わせみたいなものと考えると、すでにそれなりにシングルで流通しているUSはまあいいやという考えなのかも。それにしてもスペインやユーゴでリリースという変わった流れも気になります。

シングルなんかを眺めるといわゆる他人のヒット曲を自己流にカヴァーした作品が目立つユニットで、複数の曲のカヴァーを生演奏でつなげて一曲にまとめたりという手法、例えばセカンド収録曲だとシングルにもなった、スティーリー・ダン Do it Again ~ マイケル Billie Jean は人力的要素が強いとはいえ近年のエディットのルーツ的部分も垣間見え、ダンスミュージックの進化の過程でこういったグループがいて名門 Blank Tapes Studio で実験を試みていたんだなあというのを楽しめばいいのでしょう。セカンドはファーストに比べると露骨に他人の作品を拝借というのは前出の曲くらいにとどまってますのでキャッチーな要素は後退しています。

Brooklyn Express / I'm So Glad

(20:00)

2017/09/16

Benny Green & Russell Malone Bluebird 2004
Benny Green & Russell Malone / Feel Like Makin' Love
アルバム Bluebird に収録


Feel Like Makin' Love のカバーヴァージョンを紹介するコーナーということで、118枚目にいってみたいとおもいます。

2.3年前だったか、お客さんから引っ越しするにあたってコレクションを少しばかり減らさなきゃというので何枚かもらったうちの一枚なんですよね。自分が普段扱っているようなジャンルではないので、聞かないで部屋の押し入れの奥に積み上げてたんだけど、少し前に整理をする際に見つけ出したというわけです。
2004年のジャズピアニストの作品で、Feel Like Makin' Love が収録されているよ、というので手渡され解説もしていただいたと思うのですが、なにを教えてもらったのかほとんど覚えてませんで、昔のジャズ・トロンボーン奏者 Benny Green と名前は同じだけど、こちらは60年代生まれの中堅ピアニストの Benny Green のほうなんて解説されたような気もします。
ということで、そのピアニスト Benny Green と、ギタリスト Russell Malone 二人だけの演奏によるスタンダード曲をカヴァーしたジャズアルバム。 コール・ポーター、オスカー・ピーターソン、チャーリー・パーカーやらの曲に混じって、今回の Feel Like Makin' Love や、スティーヴィーの You Are The Sunshine Of My Life、ロバータ&ダニーの Where Is The Love? といったポップなソウル曲という構成。

Benny Green & Russell Malone / Feel Like Makin' Love

(20:00)

2017/09/13

Jean Adebambo Feelings 1983
Jean Adebambo / Say That You Love Me
アルバム Feelings に収録


ずっと買わないとなあなんて頭の隅をうろうろしていた UK ラヴァーズものをようやくゲットしました。日常的にレコードを集めてる人なら何十枚ものレコードの欲しいものリストが頭の中にあると思いますが、個人的にはまあいつか買えればいいのかなあ程度のゆるいものが多いわけで。なのでべつに買えなくてもいいんだけど、なんとなくな毎日の生活の中でのちょっとした欲求を満たすためにコツコツというかフラフラというか買い足されていくことになるんですよね。

UK ラヴァーズ・ファンのお客さんなんかに尋ねると、ずばり名盤とのことですが、アルバムはあまり見かけない印象でしょうか。自身が運営する ADE.J というレーベルから1983年にリリースしたファーストで、この人は歌って、ギターを弾いて、曲も書いて、レーベルもやってと多才なアーティスト。さてこのアルバムはラヴァーズものとして素晴らしいのですが、一曲だけ Sylvia Striplin 的な可愛らしいブギー・ナンバー Say That You Love Me というのが収録され個人的にも目当てはその曲でありました。ロングヴァージョンの12インチもリリースされてそちらが欲しかったのですが、かなりレアということでとりあえずはアルバムを購入となった次第です。
2014年に Z Records からリリースされた Nick The Record 編集のブギーコンピ盤にはこの曲の Re-Edit ヴァージョンも収録されてました。

Jean Adebambo / Say That You Love Me (LP Version)

Nick The Record のヴァージョンはこちら
Jean Adebambo - Say That You Love Me (DJ Nick The Record Re-edit)

(20:00)

2017/09/10

Paul Craver Back To You Sandae 2017
Paul Craver / Back To You
7inch Single


ドイツに Sundae Soul という小さなレーベルがあって、ここは昔の再発も手掛けるけれど主に新録のモダンソウルっぽい作品をリリース、レコ屋の新譜コーナーでこのラベルデザインの7インチ見たことある人もいるんじゃないのかなあ。そんなに派手な作品はないけど、時代は流れているとはいえ最近の作品ではフィリー・テイストな歌物ダンサー Peter Symphorien / State of Mind はもろ自分好みで、尺の短い7インチではなくぜひともフルヴァージョンもリリースされないかなあなんて。

このレーベルから直近で最も新しいのが今回取り上げた Paul Craver という白人のおじさんらしいシンガーのBack To You というタイトル。今の時代感覚的には古臭く聞こえるなんでもないようなモダンソウル風なミッドダンサーなんだけど、個人的に目茶好きな曲のカヴァーヴァージョンで、オリジナルは Lou Rawls 1982年のアルバム Now Is The Time に収録され、こちらは Mtume & Lucas 黄金コンビによる制作でした。
艶ややかさや夜間飛行感覚はオリジナルとまではいきませんが、こういった曲をカヴァーして今の時代にリリースしようと思う善人がいるんだなあなんて。

裏面は Garland Green が1977年に7インチでリリースしたモダンダンサー Don't Let Love Walk Out On Us のカヴァーで、最近自己名義のアルバムもリリース(アナログ盤はもう少ししたら出る模様)して世界レベルのトラックメイカーとして話題の日本人 Yuki T-Groove Takahashi 氏がリミックスを手掛けています。当レーベルと T-Groove 氏はつながりは深いようで、McCrei / Take My Hands、Peo Feat. Chris / Another Weekend といった楽曲のリミックスも手掛けていました。

Paul Craver / Back To You

Lou Rawls / Back To You

(20:00)

2017/09/07

Real Music OYE EDITS 04
Real / Music
12inch Single Oye Edits 04


Secret Weapon による1981年の N.Y. ダンスクラシック Must Be The Music は個人的に好きなのもあり今まで何度か記事にしてきました。近年のエディットの流行でそのうち素材としてだれか使用するだろうなと思ってましたが、最近その類の盤になってリリースされてますので取り上げておきましょう。

Must Be The Music のエディットはベルリンの人気ショップ Oye Records が手掛けるリエディット・レーベル Oye Edits の第4弾に収録。こちらは Delfonic と Kent Clark によるプロジェクト The Real によるエディット4曲入り12インチ盤であります。
以前も書きましたが、Secret Weapon / Must Be The Music は80年代前半にすでにオリジナル・リリースもとのプレリュード・レコードから以下の4つのヴァージョン

12inch Version (1981)
7inch Francois Kevorkian Edit Version (1981)
Shep Pettibone's Mastermixes Version (1982)
Album Version (1983)

がリリースされており、今回は新たにどんな風に調理されてるのか楽しみなところですが、期待したほどではないなんて書いたら怒られそうですが・・・・・
原曲のボーカル、ラップパート、ギターソロなんかの濃ゆい部分を取り除いて、リズム隊とコーラスだけで構成され少し並び替えてブレイクを付け足した単調な作り。これを手にした人がかならずしもオリジナルを知ってるわけではないと思うし、今風の空気なんだよと言われればそれまでなんですが、オリジナル12インチ盤の裏面のインスト使えば、ちょっとPCいじりが好きなら素人でも作れそうかも。もう少し工夫してほしかったなあなんて。
新譜のエディット盤のリリース量がとても多い昨今の状況で、昔の曲を今風な味付けにしたりで楽しみも多いんだけど、そろそろマンネリの空気も感じています。

Real / Music

ちなみにオリジナルはこういった曲ということで、LPヴァージョンを参考に。
Must Be The Music LP version

(20:00)

2017/09/04

Music For Unicef Concert A Gift Of Song
Earth, Wind & Fire / September / That's The Way Of The World
アルバム Music For Unicef Concert A Gift Of Song に収録


こんなのがあったのは今まで気に留めていませんでした。ということで、ユニセフのチャリティーコンサートでしょうか?そのライブの模様を収めた実況録音盤でポリドールから1979年にリリースされたもの。世界中でプレスされ流通枚数も多いことでしょう。レーベルを超えてアーティストが集結、各自の持ち歌を披露というもので、収録曲は下に記した通り。トップには絶頂期のアースのおなじみの2曲 September〜That's The Way Of The World のライブヴァージョンが配置され、かっこいい演奏を楽しむことができます。メドレー形式の短い演奏で2曲ということで物足りなさは残るものの当時の資料として面白いものを発見した気分です。

Earth, Wind & Fire / September / That's The Way Of The World
Andy Gibb / I Go For You
Donna Summer / Mimi's Song
Andy Gibb & Olivia Newton-John / Rest Your Love On Me
ABBA / Chiquitita
Rod Stewart / Da Ya Think I'm Sexy?
Olivia Newton-John / The Key
John Denver / Rhymes & Reasons
Kris Kristofferson & Rita Coolidge / Fallen Angels
Bee Gees / Too Much Heaven

アースは1曲目で登場します
The Music For Unicef Concert - A Gift Of Song(Full Vinyl LP)

PIC Back (2)


(20:00)