コールセンター little soul cafe     リトル ソウル カフェ 下北沢のSOUL BAR    (ソウル バー)        :最近買ったレコード  

2012/06/07

Longines Presents Disco Express
Yes We Can Can
アルバム Longines Presents Disco Express に収録


10年以上前の号だったと思いますが、音楽雑誌「GROOVE」でレア・グルーヴ特集というのが組まれており、そこで掲載(多分)されていたのがこちらのレコードだったと思います。その後すぐにこのレコードは吉祥寺にもしばらく店を構えていた Banana Records で2000円で見つけることになり、レジの横のターンテーブルで試聴してみたんだけど気に入らなくて結局は買わないで戻すことになりそれからは見かける機会はほとんどなかったと思います。
これに限らず今まで同じようにして戻してしまった相当数のレコードには、ほんのわずかな試聴だけではわからない面白さが詰まってるかも、という未練たらしさを現在も引きずっていることもあるので、昔に戻って簡単に試聴ができるシステムが無くなれば、なんて考えますが、予算に限りがあってかすみたいな盤を掴みたくないと思うとつい試聴して選別してしまいます。本当は全部買ってきて自分のターンテーブルに乗っけて思う存分真相を確かめたいというのは欲張りすぎだと思いますが、曲の出来が良いか悪いかとか使えるかの分かりやすい全体像はもちろん重要なはずだけど、その瞬間にどんな空気が記録されていたのかなという肌触りみたいなのはヘッドフォンの短時間の試聴で読み取る自信はないといえばそうかもしれない。マイナープレスの多い古いレア・グルーヴなどの分かり難いジャンルはレコードの溝に刻み込まれた無音部にも暗号が隠されてるかもなんて意味不明なことを考えるとなおさら、試聴だけでその空気の面白さを解読しろといわれても見過ごしてしまうのであります。
Disco Express とタイトルのついたこちらの2枚組みのアルバムは75年のリリース。当時のディスコヒット24曲をどこの誰だか分からないアーティストがカバーというよくある企画もの。少し値段は高かったけど2800円で見つけて今回は試聴しないで購入、営業終了後に取り出してターンテーブルに乗っけてソファーに座ってなどしておりましたが、ゆるいカバーも多いので知らないうちに眠ってしまいまして。しかしながらおなじみの Yes We Can Can のカバーは打ちっぷりもよく興奮度はそれなりに兼ね備えております。音の処理も手伝ってか、やってる曲はメジャーでポップなのに不安定な不気味さを味わえる地下密室的なにおいもするディスコアルバム、そういう点ではレア・グルーヴの端くれの感触は十分に感じられ、なので完成度にこだわらずそういうのが楽しめる方には面白いといえるでしょう。いずれにせよ自分のスピーカーで確認できてメデタシでありました。


Yes We Can Can

(21:00)

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