コールセンター little soul cafe     リトル ソウル カフェ 下北沢のSOUL BAR    (ソウル バー)        :ほとんど知られていないかも?2種類存在する内容の違う Ren Woods 2nd 「Azz Izz」1982年

2016年01月26日

Ren Woods Azz Izz Elektra 1982
Ren Woods / I Don't Wanna Stop / Get It Right
アルバム Azz Izz に収録


ねじったショートヘアにハチマキも素敵、1982年にリリースされたシンガー、女優 Ren Woods のセカンド Azz Izz はセールス的にはいまいちだったけど、ブラコン好きにはよく知られるお馴染みのアイテム。昨年の夏にワーナーから「Warner 80's Soul Classics Best Collection 1000」というタイトルの1000円シリーズで再発もされたばかり。

ちょっと細かい話になりますが、このアルバムには収録曲が1曲違う盤が存在、つまりはジャケは一緒だけ中身は違う盤があることに最近気が付きました。いわゆるファーストプレスとセカンドプレスで曲が差し替えられるという、レコードを長く買ってればこの盤に限らずたまに遭遇するケースなんだけど、何が起こってそうなったのかな?ちなみに下に貼り付けた裏ジャケの写真はセカンドプレスの際にはモノクロのものに差し替えられており、当然クレジットも書き換えられていますが、大衆ブラコン皿というのもあり一度手に入れてしまえば裏ジャケのデザインの違いなんてそんなに気にせず2種類あることには気が付かない、なのでこの件に関しては語られることはないものと思われます。

Ren Woods Azz Izz Back 1st PressRen Woods Azz Izz Back 2nd Press


おそらくは

(裏ジャケがカラー写真の盤)
プリンスが書いたファンクナンバー I Don't Wanna Stop が収録されているファーストプレス。ディスクガイドに掲載されたり、ネットで紹介されるのはこちらの盤。CDの再発盤もこちら。

(裏ジャケがモノクロ写真の盤)
その I Don't Wanna Stop が省かれ、代わりにシングルにもなったダンクラ曲 Get It Right が新たに収録される、同時期にリリースしたセカンドプレス。

となるのでしょう。

流通量は圧倒的にファーストプレスが多いものと思われ、セカンドプレスはごく少数枚の流通かな?このセカンドプレスがあることはネットでの様子を伺うとほとんどしられていない可能性も。

昔からのレコ堀経験でいうと、セカンドプレスに収録されてる Get It Right はシングルオンリーのリリースとして紹介されることが多いのですが、たしかにファーストプレスには収録されてないので、この曲が収録されたセカンドプレスがあることを知らないとシングルオンリーと認識してしまう。

Get It Right の作者はサックス奏者の Azar Lawrence と Graham Central Station にいた Patryce Banks。プロデュースはアルバム同様 Chuck Jackson。エンジニアだけは他の楽曲とは別人が起用されているので後から追加されているということになる。軽快でキャッチー、ノリのよい当時のブラコンダンクラの王道といえるサウンド。

なぜ飛躍的に才能を開花させたプリンスがわざわざ提供した I Don't Wanna Stop を省いて、別曲 Get It Right に差し替え新たにプレスし直さなければならなかったのかは気になるところ。なんかトラブルでもあったのかな、とも考えたくなります。

このジャンルのアルバムとしては内容はそこそこいい方なので、仮に何かごたごたに巻き込まれてプロモーションもままならずセールス的に不調に終わったんだったらちょっともったいないような気も。

些細なこととはいえほとんど語られることがないので取上げた次第であります。

Ren Woods - Get it right

Ren Woods - I Don't Wanna Stop

(21:00)

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