コールセンター little soul cafe     リトル ソウル カフェ 下北沢のSOUL BAR    (ソウル バー)        :100円レコードコーナーに寄ってみよう 149

2020/03/09

Juanita Dailey You Know How To Love Me
Juanita Dailey / You Know How To Love Me
12inch Single


100円レコードの残骸を拾いに行くお仕事へ、そして90年代後半に制作された R&B 作品をゲット。Juanita Dailey というシンガーの名前は聞き覚えがないけど、ラベルを見ると収録してる4曲はすべて70,80年代のソウル定番曲というのがすぐにわかり興味を持ちますが、時代的にもそんなに期待はしておりません。

You Know How To Love Me (Phyllis Hyman 1979)
Forever Mine (O'Jays 1979)
Before I Let Go (Maze 1981)
Free (Deniece Williams 1976)

これらおなじみの4曲を90年代後半 R&B 仕立てのサウンドでカヴァーするというモノですが、さすがに音使いに古さは感じるけれど原曲がいいだけに余計なことをしないでまじめに歌ってればそれなりに形になるもの、もちろんこれらを今の時代に使ってみようかなとは思えないのでありますが。
リリース元の Border Breakers は当時は気にしてなかったけど2000年前後に日本クラウン傘下で活動していたレーベルだったようで、今回の作品は日本企画でプレスしたものなのでしょう。4つの収録曲は Juanita Dailey 1998年の Ichiban International よりリリースしたアルバム Free からカットしたもののようで、時期的に DJ ユースよりな R&B 作品でキャッチーなカヴァーは日本市場ではそれなりに売れるだろうという目論見でシングルカットしたのかな。マイナーとはいえ当時はこういった類の音源のレコードでもそれなりの数売れていたなんてのを思い返すと時代の変化のスピードを感じます。
Juanita Dailey

Border Breakers から当時リリースされていたタイトルを眺めると、Paprika Soul だったり Blacknuss といったアーティストが歌ったカヴァー曲をライセンスを得てリリース、今でもそれらは100円コーナーで見かける機会がありますが、2000年前後に DJ ユースなレコードが大量にリリースされシーンが盛り上がっていた当時の光景が思い返されるというのはごく個人的な感覚でもあります。ということでこのレコードは作品そのものが音的にどうかということより当時のクラブミュージックのアナログカルチャーを物語る資料といったところ、個人的に残骸レコードの王道とはこういったレコードのことを言うのかなと。

Juanita Dailey / You Know How To Love Me

Juanita Dailey / Before I Let Go

(20:00)