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2020/03/24

Orlando Johnson Funky Time Remastered 2020 LP
Orlando Johnson / Drive Me Out Of My Mind
アルバム Funky Time Remastered 2020 に収録


ちょうど一か月くらい前に Orlando Johnson の新譜がリリースされてるのを発見してワクワクしたのだけど、よく調べると2011年に CD のアルバムでリリースした Funky Time というタイトルをリマスターして300枚限定でアナログ盤の LP でリリースしたものでした。Orlando Johnson が近年も活動していたのは知らなかったけどプレス枚数も少ないのでとりあえずは購入しておくことに。
Orlando Johnson というとイタロディスコの有名人というイメージで、Orlando Johnson & Trance 名義で1983年にリリースした Turn The Music On は US でもヒットしたダンスクラシックスの超定番。アーリー80's のイタロ〜ヨーロピアンディスコのカテゴリーにおいて個人的にはもっとも初期の段階で覚えたのがこの曲なんだけど、イタロとN.Y. テイストなディスコやファンクの融合ってなんて素晴らしいんだろうと初心者の頃にそのジャンルにあこがれを持たせてくれたのでありました。

今回の作品は2011年頃の新録ということになると思いますが、アーリー80's 風なブギー感覚の曲がいろいろ収録されてます。面白いというか笑えるのが、いくつかの楽曲は過去のイタロディスコ系の別アーティストの楽曲のバックトラックを拝借し少し手直しして新たに歌を入れ替えて新曲として仕上げている点。例えばオープニングの Drive Me Out Of My Mind は Kano 1983年の Dance School のトラックを使用。A4 You Got What It Takes は Rainbow Team 1981年の Dreaming のトラックを使用。B3 Funky Night は Kano 1981年の Can't Hold Back のトラックを使用。カヴァーでもないのによくもこんなに昔の曲を大胆に使いまわしするよなという気もしないでもありません。このような手法は狙ってのものなのかある種の手抜きなのかはわかりませんが、この辺のイタロダンス古典に詳しく元ネタがすぐにわかる方なら別の面白さを見出すこともできるでしょう。Drive Me Out Of My Mind などは現代版80's 風ブギー曲としてそれなりに楽しめますが、せっかくなら一から書いた曲ももっと聞きたかったかなという気も少しします。
作品のプロデュース、アレンジのクレジットは Claudio Donato と Orlando Johnson となってます。Claudio Donato はイタロディスコ界隈で名曲を多数輩出した有名プロデューサーですが、今回の使いまわしの各元ネタは彼が80年代前半に手掛けた名曲たちであり、よく言えば近年のイタロディスコ再評価の波に後押しされて現代版に蘇らせたということにもなります。

Orlando Johnson Funky Time / Drive Me Out Of My Mind

上の曲の元ネタ
Kano / Dance School

(20:00)