コールセンター little soul cafe     リトル ソウル カフェ 下北沢のSOUL BAR    (ソウル バー)        :ボーカルグループ

ボーカルグループ

2020/08/09

The DeBarges 1981 Gordy
DeBarge / Saving Up (All My Love)
アルバム The DeBarges に収録


ソウルミュージックを楽しみながら気持ちよく酔える一本を紹介のコーナー。今回は中米ニカラグア産ラムの中から ケーンアイランド ニカラグア ラム 12年 をピックアップ。

ニカラグアは日本人にはなじみの薄い国ではないかと思われますのでいつものように復習して、世界地図も確認しておきましょう。
中米に位置して北西にホンジュラス、南にコスタリカと国境を接し、東はカリブ海、南西は太平洋に面しています。中米では最も面積は広く人口は600万人弱。この地域の中では経済的発展は遅れているようで所得水準も低い方。過去の内戦とハリケーンが影響しているらしい。主要産業はコーヒー、バナナ、サトウキビ、葉巻など。観光産業はそれほど栄えてないようです。

Nicaragua

日本で買えるニカラグア産のラムだと。フロール デ カーニャというブランドがそこそこ流通してますが、たまにボトラーズからリリースされるものを含めても、ニカラグア産はそれほど数は多くない印象がします。
今回紹介するケーンアイランドもボトラーズもので、2016年にオランダに設立されたインフィニティ スピリッツ社による新しいブランド。オーナーのハイン スミット氏はヨーロッパ最大のラム流通業者E.A.シーア社のブレンダーでもあり、そのノウハウとコネクションを利用して最高品質のラムを世界中から買い付け、驚くほどリーズナブルな価格で販売しているのだとか。
ケーンアイランドからリリースされるラムのラインナップをネットで眺めると、今回取り上げるニカラグア産以外には、キューバ、トリ二ダート、オーストラリア、ジャマイカ、バルバドスといった各産地のラムが日本では流通してるようです。

Cane Island Nicaragua Rum 12 years

たまたまニカラグア産を選んで数か月前から皆様に提供してましたが、最近開催された「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション」というお酒の品評会で、今回のケーンアイランド ニカラグア12年が最高金賞を受賞したとのこと。どのくらい権威のある賞なのかはさておき、プロの方からも評判が良かったということなのでしょう。ちなみに洋酒部門には国内外から427点の出品があり、各省の分布を見ると最高金賞12点、金賞79点、銀賞154点、銅賞83点となってます。

グラスに注ぐとバニラの香りが立ち上がり、いかにも美味しそうな雰囲気を漂わせ、口に含むとオイリーさの後でチョコレートの苦みのような風味が顔をのぞかせます。お店で扱ってる同じニカラグア産となるとフロール デ カーニャ 18年としか比較できないけど、傾向としては似てますが全体の味わいはケーンアイランドの方が濃く、後味もかなり長く続くので、飲みごたえを感じるのかなと。
ボトルの値段も5000円くらいととても手ごろでパフォーマンスもいいので、他の産地のも買ってみようと思います。

DeBarge / Saving Up (All My Love)

(19:00)

2020/06/15

Enlightment Faith Is The Key
Enlightment / Faith Is The Key
アルバム Faith Is The Key に収録


モダンゴスペルブギーのレア盤としてそっち方面のヘビーコレクターに知られる Enlightment 1984年のアルバムのリイッシューを購入。
ドマイナーものとはいえ、演奏も歌もローカルならではのいやなインディー臭を感じさせない完成度の高さで、ミディアムからダンス系までメロディアスで洗練された雰囲気の漂う、なおかつそんなにゴスペルさも感じない軽快な聞きやすさがレア盤好きに注目を浴びたポイントなのでしょう。AOR〜CCM 方面にもアピール度は高いライトメローな雰囲気も好感が持てます。今回買ったのはリマスターの再発盤ですが音質的に嫌な感じはないです。

Enlightment は Larry L. Jordan というゴスペル系アーティストが、女性3人のボーカルを従えたグループ。メリーランドで録音して、New Release Records という自主と思われるドマイナーレーベルからリリースというもので、流通枚数からすると当時は地元で少量だけ出回ったに違いない。Larry L. Jordan がプロデュース、アレンジ、ソングライティング、ボーカルを担当、アルバムを聞く限りなかなか才能のある音楽家だと思うのですが、作品はこの Enlightment のみのようです。
なおクレジットを見ると、となりのワシントン D.C, からあの Al Johnson がアレンジで参加となっていて、モダンで洗練された作風は彼の存在が強く影響しているのかもしれません。

ずっと昔の話になりますが、ebay でレア盤を漁っていたころに購入を試みるも、月日の経過とともにどんどん値段が高くなっていき結局購入できなかったうちの一枚。当時お店によく通ってくれてたレア盤コレクターの方が近所のレコ屋で800円で購入してきて、その帰りに店に寄ってとても興奮した表情だったのをよーく覚えており羨ましかったのでした。
今でもオリジナル盤はかなり高額だと思いますが、popsike で過去の取引履歴を見るとオリジナル盤は5万から10数万くらいといったところ。2013年にブート盤が出回り、2017年には今回買った正規再発盤がリリースされてますので多少値段は落ち着いていると思いますが、Discogs のマーケットプレイスを覗いてみると現在オリジナル盤は9万円以上で3枚出品されています。

Enlightment / Faith Is The Key

Enlightment / Burning Flame

(19:00)

2020/05/11

New York Community Choir The Gathering 1981 Myrrh
New York Community Choir / Help
アルバム The Gathering に収録


以前より探していたゴスペル隊 New York Community Choir (NYCC)の1981年のアルバムを購入。 NYCC のアルバムは1977年の The New York Community Choir と、1978年の Make Every Day Count の2タイトルはメジャーの RCA からのリリースなのでよく見かけるけれど、その次にリリースされた今回のタイトル The Gathering はゴスペル系の Myrrh レーベルからなのもあってかあまり見かけない印象です。
RCA 時代は N.Y. の著名スタジオミュージシャンを従え Warren Schatz が制作してましたが、今回は以前から NYCC の制作をサポートしていた Benny Diggs が全面的にプロヂュースを行います。Benny Diggs は同時期にボーカルグループ Revelation のメンバーとしても活躍した人物ですね。

このアルバムには女性ボーカルの心地よいメローダンサー Help という曲が収録されそれ目当てでの購入となりました。それほどゴスペルテイストが強くありませんのでそちらの雰囲気が苦手という方にもなじみやすいんじゃないのかなと思います。リードは Clyde Gamble というシンガーで、SWV のリード Coko の母親。他の収録曲もナイスなモダンゴスペルダンサーが収録されたり、一曲で当時レーベルメイトだった Al Green もリードをとっていたりで楽しめる内容でした。

New York Community Choir / Help

New York Community Choir / Judgement Day

(20:00)

2020/05/08

The Sylvers  1972 Pride
Sylvers / Wish That I Could Talk To You
アルバム The Sylvers に収録


リトルソウルカフェは緊急事態宣言を受け4月8日から休業いたしておりますが、東京都における緊急事態措置等期間の延長に伴い、5月7日以降も引き続き臨時休業とさせていただきます。再開につきましては当ブログにて告知させていただきます。



ソウルミュージックを楽しみながら気持ちよく酔える一本を紹介のコーナー。今回はオーストリア産のクラフトジンからスティン スティリアン ドライジンをピック・アップ。

何百本もの酒ビンに囲まれる生活を21年間ずっと続けて、毎日色んな銘柄の酒ビンに当たり前のように触れていたのだけど今はそれがない、もちろんレコードに関しても同じだけど。今回の騒動に関しては実は悲観というのはそれほどなくて、不思議な体験をしているという感覚の方が強いかもしれない。

なのでこうやって普段接していたお酒のビンをまじまじと眺めると少しばかり懐かしい気分になったりもします。いつになったらお店を再開するの?という声も耳にしますが、休業要請も伸びたのでもう少し様子見することに。下北沢の街は連休明けの昨日から今まで休んでたアパレルだとか物販系で再開しているお店を目につきます。ステイホームのわりには相変わらず人の行き来は多い印象でしょうか。

ということで今回はオーストリアで2017年に設立された小さな蒸留所からリリースのクラフトジン。実をいうとこのジンはオーストラリア産だと最近まで思い込んでまして、一部のお客さんには勘違いしてそのように伝えてしまいました。中身はトウモロコシをベーススピリッツに、地元で作られる甘さや酸味の異なる6種類リンゴやエルダーフラワーを中心に、28種類のボタニカルで形成されているとのこと。

Stin Styrian Dry Gin

ロンドンドライジンのタイプで、特殊なフレーヴァーで際立たせているわけではないのでわかりやすいような個性を発揮しているわけではないけれど、上品で華やかかつ甘くてクリーミーな香りが口中に広がり、プレミアムな風格が漂うジンであることを確信させられます。モンキー47などと同じくこちらも500ml の小瓶サイズに収められ、形状やらシックなラベルデザインなんかもそそられます。アルコール度数は47%ですがそれらの臭いを感じないのでストレートでぐびぐびいけちゃいます。ちょうど今くらいの心地よい季節にピッタリなんだけど、店が閉まっててなんとも残念。めちゃくちゃ美味しくてクラフトジンの中でもお気に入りの銘柄です。

Sylvers / Wish That I Could Talk To You

(20:00)

2020/03/30

Moments Of Faith Singers Look Up Al-Tone extended mix
Moments Of Faith Singers / Look Up (Al-Tone extended mix)
7inch Single


ずっと探していたモダンゴスペルダンサーの曲があったんだけど、手ごろな値段で見つかりそうもないのでそのうち忘れてしまってましたが、最近ロングエディットの再発盤としてリリースされ思い出すことに。
レア音源の再発を手掛ける Rain & Shine レーベル発、Tone B Nimble がレアなゴスペルブギーを7インチで再発して紹介する Soul Is My Salvation シリーズの第2弾シングルの表面に収録されたのがその探していた曲というもの。
ゴスペル隊 Moments Of Faith Singers が1980年に Miracles (下の写真)というタイトルのアルバムに収録した Look Up というグルーヴィー・ナンバー。鍵盤奏者 Harold Johnson がプロデュースとアレンジを行い、おそらく自身の自主レーベルと思われる Chocolate Johnson Music からリリースしている。ちなみに当グループの作品はこのアルバムのみのようです。

Moments Of Faith Singers Miracles 1980

今回 Look Up の再発にあたっては、Tone B Nimble 自身がエディットしてアルバム収録のオリジナルヴァージョンより尺を長くしたものを収録しています。なお裏面のカップリングは Lamont Butler が歌う Ungodly War というアングラ感漂うゴスペルブギー。こちらも知る人ぞ知るレアなゴスペルダンサーなのでしょう。
Soul Is My Salvation シリーズの再発企画は今後第3弾。第4弾のリリースが準備されてるようです。

Moments Of Faith Singers / Look Up (Al-Tone extended mix)

(20:00)

2020/03/15

The Stylistics  Closer Than Close 1981 TSOP
The Stylistics / Mine All Mine
アルバム Closer Than Close に収録


ソウルミュージックを楽しみながら気持ちよく酔える一本を紹介のコーナー。今回はベルギー産のクラフトジンからパンダ オーガニック ジンをピック・アップ。

世界で初めてベーススピリッツにライチを使用したジンというので、以前からずっと気になっていたのが今回の一本。ラベルに描かれたパンダのイラストもなんだか不気味なんだけど怖いもの見たさもあって興味がそそられました。

通常ジンは穀類由来の蒸留酒をベースに造られる銘柄が多いのでライチがベーススピリッツというとかなり個性的といえるかもしれません。とはいえ店で扱っているクラフトジンを見ても、リンゴ原料の Le Gin Christian Drouin だったり、ブドウ原料の g' VINE floraison や Nordes Atlantic Galician、またおなじみの京都産ドライジン季の美みたいに米から作ったものもあります。クラフトジンとはこのようにベーススピリッツに何を使用するかも含め作り手の表現の自由度が高いお酒であります。

Panda Organic Gin

パンダ オーガニック ジンの香り付けのボタニカルにはジュニパー、チェリー、バジル、オレンジピール、ローズマリーなどを使用、これらの素材は全てオーガニックとのこと。
グラスに注ぐと甘いフルーツの香りがふわっと立ち上がり、エキゾティックな気分に。口に含むとライチやチェリーがクリーミーに広がり、なるほどかなり個性的な味わいだと感じます。ノルディスやブロックマンズといったフルーティーなジンを好まれる方にお勧めのキャラの濃い一本です。

The Stylistics / Mine All Mine

(20:00)

2019/12/27

Main Event So Delicious 1990 Washington Hit Makers
Main Event / So Delicious
アルバム So Delicious に収録


年内は12月30(月)まで営業、新年は1月6日(月)からの営業となります。

ネットで予約注文した新譜を近所のレコ屋に取りに行って、ついでに中古盤も何か買って帰ろうとついでにレジに持って行ったのが今回のインディーレーベル1990年のアルバム。欲しいものが特になかったので無理やり選んだ感が強いのでした。
Washington Hit Makers からアルバムを一枚だけリリースしたボーカルグループで、Al Johnson がプロデュース欄に名を連ねてたりで興味をそそられる要素もないわけではないけど、レコ屋ではいかにも人気のないアルバムというので30年間無視され続けている状況を間近で他人事のように見ていたわけなのでめちゃ安いとはいえ今さら手に取ってみようとはなかなか考えにくいもの。しかしながら未開封のシールドで値札のタグには小さく NJS 良作だか名作だか忘れたけどポジティヴなコメントが遠慮がちに書かれていてなんとなく確かめたくなったのでした。
ほぼ期待値はないに等しいにせよとりあえずは開封して中身をタンテに乗せると確かに元気のいい Go Go 強め NJS サウンド満載で、今はあまり耳にすることがないその類のジャンルゆえ当時にタイムスリップしたかのような楽しい感覚になる。NJS マニアにとっては聞きごたえあるけど良作とか名作とかは少し言いすぎかも。もう何十年もたっていればある程度それ風で雰囲気もキープしてればそこそこ盛れちゃいますね、使い道はほぼないけど個人的には嫌いじゃありません。
年末というのもありクリスマス辺りの閉店後に店に居残って小分けに普段掃除しないところをいじくりながら BGM として流していたのだけど、賑やかな時期というのにレコードとしては色気のあまり感じない NJS レコードを買ってきて、そのサウンドの特徴ゆえ無理にカラ元気にさせられたりもする。こういうわけのわからない不人気レコードを拾ってきて相変わらずさえない人生だなと一年を振り返るのもこの時期の恒例といえばそうなのかもしれません。

Main Event / So Delicious

Main Event / Qualified

(20:00)