コールセンター little soul cafe     リトル ソウル カフェ 下北沢のSOUL BAR    (ソウル バー)        :ボーカルグループ

ボーカルグループ

2019/08/05

Cornelius Brothers & Sister Rose Greatest Hits 1976
Cornelius Brothers & Sister Rose / Since I Found My Baby
アルバム Greatest Hits に収録


70年代の前半に活動した Cornelius Brothers & Sister Rose のベスト盤的コンピを購入。彼らは1972年とその翌年にオリジナルアルバムをリリースしてすでに持っているのでベスト盤を買う必要はそれほど感じないけれど、シングルオンリーの曲がアルバムではこのベスト盤にしか収録されてなく購入。シングル曲を聴くためにわざわざベスト盤を買うというのは今回に限らずほかのアーティストでもたまにあるケースかなと。 シングルを買えばいいだけのはなしなんだけど、どちらの盤にせよだらだら何年も買わないとなあなんて頭にあってたまたまアルバムが目についたのでした。
今回のベスト盤の選曲はファーストからがほとんどで、セカンドからは1曲、シングルから2曲となってて、目当ての曲は1974年の Since I Found My Baby といういい感じのナンバー。この曲を耳にする度に Four Tops の名曲 Ain't No Woman (Like The One I've Got) が頭によぎるのだけど、こういった70's の演歌系ソウル曲は時代が進化しても好きなのはなんにも変わりません。
Cornelius Brothers & Sister Rose は初期の段階で Treat Her Like a Lady や Too Late to Turn Back Now といったポップスチャートでもヒットした楽曲があるんだけど後が続かなかったのか70年代中盤に解散となります。

Cornelius Brothers & Sister Rose / Since I Found My Baby

(20:00)

2019/07/24

The Staples Pass It On 1976 Warner Bros.
The Staples / Take This Love Of Mine
アルバム Pass It On に収録


ソウルミュージックを楽しみながら気持ちよく酔える一本を紹介のコーナーということで、今回はフランスの海外県マルティニーク島産のラムからサンテティエンヌ(セントエティエンヌ) XO をピック・アップ。

マルティニーク島はフレンチラムの有名産地というのでお店でも多くの銘柄を扱っていますが取り上げるのは久しぶりとなります。ということでいつものように地図で位置を復習しておきましょう。ごちゃごちゃしてて見にくいですが赤でアンダーラインを引いたところがマルティニーク島。カリブ海に浮かぶ西インド諸島のなかのウィンドワード諸島に属する一島で、人口は40万人前後。砂糖、ラム酒、バナナ、パイナップルなどの農業と観光業が経済の中心。本土から離れてますがフランスの海外県のひとつであり、フレンチラムのファンにはよく知られるところ。フランス語圏の地で生産されたラム酒のスペルは、RUMではなくRHUMとなるのは何度か書いてきたと思います。

Martinique

ラベルに HSE と書いてあるサンテティエンヌ(セントエティエンヌ)社のラムが目につくようになるのはここ10年くらいのような気もしますが、店にいての体感温度的には有名銘柄が多いマルティニークのラムの中ではまだまだ地味な存在といえるでしょう。
1989年に自社蒸留所内での生産を中止し、現在はマルティニーク島にあるシモン蒸留所に蒸留器を移してラム原酒の生産を委託、自社では熟成・ボトリングのみ行っているのだそう。このシモン蒸留所内に間借りしての原酒の生産というケースでいえば Jバリーやクレマンといった有名銘柄と同じといえます。

Saint Etienne xo

最近のサンテティエンヌのラインナップを眺めると様々な樽のフィニッシュ物を展開しており、新たなチャレンジという姿勢をもって他のブランドとの差別化を図っているのかもしれません。店では最近までシェリー樽フィニッシュをメニューに掲載して大変美味でありましたが空になり、現在はかなり前に買ったフィニッシュなしの XO とだけ書かれた銘柄を扱っています。輸入元のインフォにはセラーで保管している中で一番古いビンテージ1960を含む厳選された商品となっておりますので、様々な年代の貯蔵古酒をブレンドしたということになるのでしょう。飲み口は以前のシェリー樽フィニッシュの甘くフルーティーな個性と比べると、マルティニーク熟成ラムの力強さが際立ち後味も長く続きますのでこの地のラムの醍醐味を味わいたい方にお勧めです。

The Staples / Take This Love Of Mine

(20:00)

2019/05/28

The Four Tops Catfish 1976 ABC Records
The Four Tops / Strung Out For Your Love
アルバム Catfish に収録

ソウルミュージックを楽しみながら気持ちよく酔える一本を紹介のコーナーということで、今回は京都発のクラフトジンの中から KI NO BI “SEI” Kyoto Dry Gin (季の美 “勢” )をピックアップしてみましょう。
京都蒸留所からリリースされるジンにはレギュラー主力商品であるノーマルの 季の美 のほかにも限定数ながらいくつかのヴァリエーションのジンが生産され、季の美 “勢” はその中の一つ。ノーマルの季の美はリリースから3年が経過し酒好きの間でその名が徐々に浸透してきたようにも思いますが、季の美から派生したその他のヴァリエーションのジンも機会があれば試していただきたいと思います。

さて季の美というクラフトジンについて少し復習しておきましょう。特徴は檜、柚子、緑茶、山椒など和を感じるボタニカルを使用しているのと、米から造るライススピリッツがベースになっている点。ジュニパーベリーの効いたロンドンドライスタイルを尊重しながら日本でなじみ深い原料のボタニカルやベーススピリッツ使用して細部まで「和」のエッセンスを加えた英国と京都の伝統を融合させたユニークなジンであります。お店では国産プレミアムクラスのウイスキーと並んで外国人にとても人気のある日本産のお酒となります。
そして今回の季の美 “勢” ですが、ノーマルの季の美との違いはアルコール度数54度でボトリングしている点で、香りや味わいがパワーアップしたヴァージョンということになります。ジンとしてはさすがにアルコール度数が高めですがボタニカルの自己主張はさらに増し、思う存分に季の美の世界観を味わえるというものでファンにはうれしい一本ではないでしょうか。ボトルに大きく印刷された “勢” の文字のいい意味での純日本風なオラつき加減もたまんないです

KI NO BI SEI

お店ではメニューに載せてないのもあるのかノーマルものの季の美やお茶に特化した味わいの 季の TEA に比べるとあまりオーダーされることもなく存在感が薄いですが、先日料理を作る際にこの季の美 “勢” を使ったところ大変美味に仕上がったのですね。エビのプリプリ揚げにかけるオーロラソースの香り付けの隠し味にちょこっと混ぜると絶品なのですが、檜、柚子、緑茶、山椒といった和のボタニカルは料理との相性もばっちりで、全然関係のない分野とはいえ京都蒸留所のジンの実力を確認したのでした。

The Four Tops / Strung Out For Your Love

(20:00)

2019/05/01

The Original Drifters Something Old Something New 1980
The Original Drifters / Just Let Your Heart Be Your Guide
アルバム Something Old Something New に収録


1950~1960年代に活躍した有名ボーカルグループ Drifters が1980年にリリースしたドマイナーなアルバム。アーティスト名があえて The Original Drifters となっているのだけど、グループの長いキャリアの中でメンバーが幾人も入れ替わりながら存続、枝分かれなどして同じ時代に複数の Drifters が存在していたということになります。なので普通に The Drifters と名乗ってる別グループもいて、すでにそちらは UK に活動拠点を移していて、今回のはそっちのグループと区別するために Original という文字が追加されているのでしょう。芸歴が長くてメンバー交代のあったグループやバンドでこういうケースってたまに見かけるけどややこしい。

両 Drifters ともに時代が変われど自身の昔のヒット曲を歌いながらそれなりに仕事をこなしていたのかなと思いますが、今回のアルバム収録曲でも自身の放ったおなじみの古典曲のセルフカヴァーをたくさん収録、時期的なものかそれらがディスコ仕立てのアレンジになってたりして、雰囲気的には微妙でトホホな気分に感じることもあるわけです。もう80年台なんだからそんな昔の名前で今もステージに上がってます的グループのアルバムを追っかけてわざわざ買う必要はないんですがなんて自己嫌悪になったりもする。
とはいえ耳に止まる曲がないわけではなく、5 Degrees Farenheit というグループが1971年にシングルのみでリリースした Just Let Your Heart Be Your Guide のカヴァーヴァージョンはまあまあいい感じ。アルバム収録以前の1978年にすでにシングルでもリリースされてるようなのでこの曲はおまけ的な扱いでアルバムに収録されたのかな。ごくごくオーソドックスなボーカルグループのナイスなソウルフルダンサーなんだけど、自身の昔の曲のカヴァーではなく普通ぽいつくりのこういったナンバーがたくさん収録されてたほうが個人的にはうれしいのだけど、かなり前の時代とはいえヒット曲のレパートリーがたくさんあるグループというのはどうしてもそれらを期待されるのか、頼ってしまうのはしょうがないことなのかも。

The Original Drifters / Just Let Your Heart Be Your Guide

(20:00)

2019/04/10

New York Community Choir Reachin' Out 1982 Myrth (2)
New York Community Choir / Steal Away / Never Turn Back
アルバム Choir Reachin' Out に収録


N.Y.C.C. の呼び名で知られるゴスペル隊 New York Community Choir 1982年のアルバム Reachin' Out を購入。本当はブギー好きのお客さんから教えてもらった前年1981年の同じ Myrrh レーベルのアルバム The Gathering を探しているのだけど、なかなか見つからないので同グループとはいえ関係のない別アルバムを買ったというわけ。

N.Y.C.C. に関しては RCA レーベル時代の1977年のアルバムThe New York Community Choir 収録曲や1978年のアルバム Make Every Day Count に収録されてる I'll Keep My Light In My Window の人気の12インチリミックス盤、Disco Spectacular 収録の Where Do I Go? など店で流してとても馴染みあるアーティストですが、ゴスペルですので、そっちよりの歌詞やコーラスがあまり目立ってくると少し苦手な部分もあります。RCA というメジャーからという理由もあるでしょうか、先ほど述べた N.Y.C.C. の普段かけてる曲はゴスペルレーベル所属のそれに特化した作品に比べればそのテイストは薄目ではあります。

先ほどのブギー好きのお客さんはゴスペル系のブギーに詳しいというか、もう普通のブギーレコードはほぼ買ってしまったのでゴスペル系に進出という流れで、教えてくれる曲はマニアックすぎてよくわからない作品が多いし、いいなと思った曲に関しては人気があるのか、すでにレア&高額になってる盤も多いのでどっちにしろ買えなかったりする。興味の対象からやや外れるゴスペルだからまあいっかで軽く流せるとはいえ、バックトラックなんかを聴いてるとメロディーの展開やら演奏やら耳に残るいい曲がいっぱいあるんだなと気づかせてくれ、取り入れられそうなソフトなゴスペルは気が向けば買うようにはしたいかなと。あとは外国人のブギーレコード好きのお客さんなんかもその辺のジャンルが詳しい方が多い印象がします。

今回買った N.Y.C.C. の1982年作はクリスチャンミュージックのレーベル Myrrh からのリリースで、プロデュースは Benny Diggs と Al Green。苦手とはいえジーザスと連呼されるのはある程度は想定内で、ブギー曲としては Steal Away と Never Turn Back がまあまあでした。

New York Community Choir / Steal Away

New York Community Choir / Never Turn Back

(20:00)

2019/04/07

Koffee Brown  Mars  Venus 2001 Arista
Koffee Brown / After Party
アルバム Mars / Venus に収録


ソウルミュージックを楽しみながら気持ちよく酔える一本を紹介のコーナー。前回に続きフレーヴァーウォッカの中からプラヴダ エスプレッソ フレーバード ウォッカをピック・アップ。

ずいぶん昔にコーヒーのフレーヴァーウォッカを扱ってましたが、近年は仕入れてなくなんとなく忘れかけてましたが、コーヒー風味のウォッカを思い出したきっかけというのがあって。外国人がそれなりの割合を占めるお店というのもあるのかもしれないけれど、少し前からごくごくたまにエスプレッソ マティーニという新種をオーダーされることがあります。新種と書いたけどすでに1980年代に考案されているらしく、たまたまだとは思うけど耳にする機会が重なって認識するようになっただけなのですが。海外で何年か前から少し流行ってるらしいというもので、ネットの記事は大げさに書かれるケースもあるのでどの程度なのかはわかりませんが、こんな古びたレコード酒場にやってくる外国人の口からも出るので海の向こうではそれなりに認知されているのかなあなんて思ってみたりする。

そのエスプレッソ マティーニのレシピはざっくり書くとウォッカ、コーヒーリキュール、エスプレッソコーヒーをシェイクしてカクテルグラスに注ぐというモノ。提供する店によりアレンジが加えられ様々なヴァリエーションがあるのではないかと思いますが、ビターな味わいにほんのりとした甘さなのだとか。名前はマティーニだけど本来のそれとは関連性はありません。

自分の店ではエスプレッソコーヒーをそもそも提供してないので作ることはできないのだけど、先月中目黒にオープンした新名所のスタバのメニューを見るとエスプレッソ マティーニは掲載され2000円とのことで、日本の一般層にもほんの少しくらいは浸透していくのかウォッチしてみたいところ。まあそんなこんなで全くの別ものとはいえコーヒー味のウォッカを思い出してまたなんか置いておこうかなと思った次第でありました。

Pravda Espresso Flavored Vodka

フレーヴァーウォッカとはウォッカにハーブやフルーツの香りを閉じ込めたお酒で、世界中のブランドから様々なヴァリエーションの商品がリリースされ、コーヒーやエスプレッソ味のウォッカも数社からリリースされている模様。いろいろ試してみようと思いますが、まずはなんとなく勘で買ってみたのが今回のポーランドのジョベル・ポルスカというメーカーがリリースするプラヴダ エスプレッソ フレーバード ウォッカ。メーカーのインフォによれば、ローステッドしたコーヒーから抽出したナチュラルエキスを使用することで香り・余韻ともにエスプレッソが深く香る、高級感のあるフレーバードウォッカ、とのこと。コーヒー味のお酒というと有名なリキュールにカルーアというのがあるけど、雰囲気的にはそれの甘ったるい部分を大幅にカットしてコーヒーのコクや苦みにフォーカスしたお酒、コーヒーの後味も長く残ります。口当たりがあまりにもいいのでアルコールは感じられないけれど、ウォッカなので度数は37.5度としっかりしています。生クリームを入れてブラックルシアン風だとか、カルーアの代わりにミルクで割っても少し大人風に仕上がるのでありました。

Koffee Brown / After Party (Video Version)

(20:00)

2019/02/03

Labelle Chameleon 1976 Epic
Labelle / Isn't It A Shame
アルバム Chameleon に収録


ソウルミュージックを楽しみながら気持ちよく酔える一本を紹介のコーナー。今回はトリニダード産のラムからコンパニーデザンド トリニダード 15年 シングルカスクをピック・アップ。

いつものようにトリニダードの位置や諸々を復習しておきましょう。カリブ海の小アンティル諸島南部に位置するトリニダード島とトバゴ島の二島と属領からなる共和制国家で、南米ベネズエラの海岸から15kmの沖合いに位置しています。イギリス連邦加盟国で、独立したのは1962年。西インド諸島で唯一、豊かな石油と天然ガスの資源があり、これらが経済の中心になっています。人種はアフリカ系が4割、インド系移民が4割。カリプソやソカといったジャンルだとか、スティールパン(スティールドラム)の発明など、音楽的にも面白い国。

Trinidad Map

日本には昨年から一気に商品が輸入されてきた感のあるコンパニーデザンドはフランスの新しいラムのボトラーで、前バンクスラムのマネージャー、フロラン・ブシェ氏がオ ーナーとなっているブランド。各地域の蒸溜所特有のカスクの味わいが活きたクオリティの高いラムを提供することに情熱を注いでいるとのことで、ベストクオリティなラムを世界中からディグって紹介してくれる新興のボトラーといったところでしょうか。
ブランドのHPでラインナップを確認すると今回のトリニダードのほかにはガイアナ、ジャマイカ、バルバドス、セントルシア、グァテマラ、ベネズエラ、ドミニカ、キューバ、パナマ、マルティニーク、グアドループ、ハイチといったおなじみのラム生産国から、フロリダ、ブラジル、フィージー、エル サルヴァドル、インドネシアなどなど様々な地域、熟成年数、度数のボトルをリリース、ざっと数えるとHPには90種類くらいのラムのコレクションが掲載されててすごいです。日本にはその中からごく一部が輸入されてきているとはいえどれを買えばいいのか迷います。

Compagnie des Indes Trinidad 15Years Single Cask

ということでなんとなくこのブランドの試し買い感覚でまずはトリニダード ディスティラーズからの2003〜2018の15年熟成品を選んでみることにしました。口に含むと思っていたより線は細いようにも感じるけれど、英系らしさに混じってほんのりオレンジやリンゴといったフルーツの香りが顔をのぞかせ丁寧かつ上品に仕上げているのがわかります。食後のなんとなく口が落ち着かないシチュエーションで試すと開き方も抜群で素直においしいと満足するのでありました。

Labelle / Isn't It A Shame

(20:00)