コールセンター little soul cafe     リトル ソウル カフェ 下北沢のSOUL BAR    (ソウル バー)        :Mellowな気分で

Mellowな気分で

2019/02/12

Smoke Oh Love (Well We Finally Made It) 1972 Mo-Soul
Smoke / Oh Love (Well We Finally Made It)
7inch Single


Barry White プロデュース、ライティング、Gene Page がアレンジで関わった詳細不明 Smoke 唯一の作品を購入。デュエット形式で歌われるいかにもバリーらしいサウンドが楽しめるこみ上げメローグルーヴといったところ。個人的にはなぜだか寒い季節になるとバリー周辺の曲を聴きたくなるのですが、バリーのサウンドにどこかしら暖炉のような温もりを感じるためかもしれません。この曲に関してはお店ではたまに1973年に Love Unlimited が歌ったヴァージョンをかけてますが、1972年リリースのこちらの Smoke がオリジナルのヴァージョンということなのでしょう。Barry White 自身も1974年のアルバム Can't Get Enough の中で取り上げており、自身の関連作で3度使いまわしたということになり、よほど気に入っていたのかもしれません。どのヴァージョンも素晴らしいです。

Love Unlimited Under The Influence Of Love Unlimited 1973
Love Unlimited / Oh Love, Well We Finally Made It
アルバム Under The Influence Of Love Unlimited に収録


Barry White  Can't Get Enough 1974
Barry White / Oh Love, Well We Finally Made It
アルバム Can't Get Enough に収録



Smoke / Oh Love (Well We Finally Made It) 1972

Love Unlimited / Oh Love, Well We Finally Made It 1973

Barry White / Oh Love, Well We Finally Made It 1974

ピッチが速くなった Love Unlimited のライブ映像でのヴァージョンも面白いです。
Love Unlimited / Oh Love, Well We Finally Made It Live At The Royal Albert Hall 1975

(20:00)

2018/02/11

Henry Mancini The Return Of The Pink Panther
Henry Mancini / Here's Looking At You, Kid
アルバム The Return Of The Pink Panther に収録


1975年にリリースされたピンクパンサー関連の映画のサントラ盤。ここに収録されているメローなジャズファンクトラック Here's Looking At You, Kid はもろに自分好みの楽曲で、これを初めて聴いたのはもう20年以上前のはなし。Grand Puba / I Like It の Buckwild Remix でサンプリング使用というので、その元ネタとしてチエックしたのでありました。そのうち買わないとなあと思いながら月日が流れて今に至ったわけだけどレアでも高額でもないわりと大衆的なレコードでありまして、いまでも当時の食べ残しをこつこつと拾い集めているというもので、20年なんてあっという間であります。家聴きのBGMレコードとしては一枚を通して最高に心地よい、巨匠 Henry Mancini による作品集で、ジャケも最高だしポスターも付録で入っていました。

Henry Mancini / Here's Looking At You, Kid

(20:00)

2017/10/19

The Ramsey Lewis Trio Upendo Ni Pamoja 1972
The Ramsey Lewis Trio
アルバム Upendo Ni Pamoja


きっと持ってるはずなんだけどなあなんて思いこんでるけど、実は自分のコレクションからは抜け落ちていたなんてケースはよくあります。メジャー・アーティストのレコードでリリース枚数が多い人だと漏れが生じることはよくありますし、レコ屋で頻繁に目にする盤だとあたかも所有してる錯覚になる場合もあります。ということでなんかの資料として引っ張り出そうとしたら自分のレコ棚にはないことに気づくことも多いけど、お客さんから曲のリクエストを受けて、了解なんて言ってはみたものの棚をごそごそしたら見つからなくてそこで初めて抜け落ちてることに気づく場合もあります。全部そろえる必要はないのですが抜けてるとなんとなく気になってしまう場合もあります。
Ramsey Lewis の作品だったら自分の店で扱う年代だとリリース量は30枚ちょっとくらいになると思いますが、やっぱ今回のように抜けてるのがありました。正確には抜けてるとわかっていながら何年も放置していたといった方がいいかも。ほかにもなんか抜けてるのがもしかしたらあるかもなあなんて考えてはみるけど、枚数が多くて面倒なのでディスコグラフィーとにらめっこなどするわけでもなく、見つかったらその場その場で対応という暢気モード。
ソロ名義、トリオ名義含め Cadet から Columbia に移籍しての一枚目1972年の作品で、メンバーは Cleveland Eaton (B)、Morris Jennings (G)。当時のソウルヒットのカヴァーを取り上げたり、サンプリングネタがいろいろあったり、ビート感覚がいかにもヒップホップ的だったり、楽しめる切り口はたくさんあるけど、シンプルな編成でポップながらファンキー&ドープ&メロー&グルーヴィーに音の隙間にすっぽりハメられて気持ちいいことこの上ない名盤。安価な大衆磐にもかかわらず一番レコードに夢中になってた学生時代に買い忘れていたなんて今考えると不思議なくらい素晴らしい内容であります。ちなみにウォーの Slipping Into Darkness と、スタイリスティックスの People Make The World Go Round のカヴァーはメンバーの Cleveland Eaton が同時期にリリースした自身作でも別ヴァージョンで取り上げているのでチェックしてみるのもよいでしょう。

Ramsey Lewis - Slippin' Into Darkness

Ramsey Lewis Trio - People make the world go around

Ramsey Lewis Trio - Collage

Ramsey Lewis Trio - Uendo N Pmoja (Lve Is Together)

Ramsey Lewis Trio - The Nite Before

Ramsey Lewis Trio - Got to be there

(20:00)

2016/09/18

Sharon Paige  New To You 1977 abc
Sharon Paige / New To You
7inch Single


Harold Melvin And The Blue Notes のフューチャリング女性シンガーとしてグループ在籍時に印象に残る作品を残した Sharon Paige がソロ名義で1977年にリリースしたシングル。Blue Notes 時代1975年の Hope That We Can Be Together Soon はチャートの1位を獲得、続く1976年のアルバム Wake Up Everybody 収録の You Know How To Make Me Feel So Good ~ I'm Searching For A Love での彼女のメロウな歌いまわしも最高でありました。

Blue Notes はその後、リードのテディペンがソロになるためグループを脱退、Blue Notes はレーベルを ABC に移籍するわけですが、さてここで Harold Melvin が Sharon Paige も連れて行って彼女のソロでの売り出しを画策する第一段階が今回のシングルではなかったのかなあという気もしております。

A面には Intruders のヒット I Wanna Know Your Name のカヴァーを、今回取り上げたB面にはニューソウルにフィリーらしいエッセンスを注入した美しくもメロウな楽曲を配置。どこかで聴いたことがあるようなよくありがちなマーヴィン・テイストが感じられるタイプなんだけど素晴らしいことに変わりはない。プロデュースは両面ともに Harold Melvin。

しかしながら Blue Notes が在籍した ABC は当時財政難で1978年には MCA に吸収されることになるのだけど、このごたごたにより Harold Melvin の Sharon Paige ソロ計画はなくなったのかなあなんて想像します。
Blue Notes 本体は1979年に MCA 傘下の Source Records に移籍、1980年には Harold Melvin And The Blue Notes Featuring Sharon Paige という長ったらしいアーティスト名で、The Blue Album というタイトルのアルバムをリリースということで、再度両者でのコラボでのリリースの流れになったんだろうなという気がします。ABC の経営状態が良好だったら Sharon Paige のソロアルバムもありだったのかもと考えるとちょっともったいないなあなんて気がしなくもありません。

今回取り上げたシングル盤ですが、白ラベルのプロモ盤のほうには New To You は収録されておらず、両面ともに I Wanna Know Your Name が収録されてます、念のため。

Sharon Paige / New To You

Sharon Paige




(21:00)

2016/09/15

 Walker Peace & Understanding Is Hard To Find
Jr. Walker & The All Stars / I Don't Need No Reason
アルバム Peace & Understanding Is Hard To Find に収録


ソウルミュージックを楽しみながら気持ちよく酔える一本を紹介のコーナーということで、今回はグアテマラ産のラム、マルテコ20年をピック・アップ。

グアテマラ産のラムといえば、ロン・サカパ・センテナリオという飛びぬけた人気銘柄があるので、古参のロン・ボトランみたいなブランドもあるけど、どうしても他のラムは目立たなくなるもの。今回登場するマルテコも日本に紹介されてから5.6年経ってるけど、そのうち輸入されなくなって忘れ去られるのかもという気がしなくもありません。ロンサカパのファンの方はちょっと寄り道して飲んでみてはいかがでしょうか。

いつものように生産地グアテマラの位置を地図で確認しておきましょう。メキシコに隣接する中米の国で、日本ではコーヒーのイメージが強いかも。

Guatemala

いわゆる元スペイン領の国々のラムの中でも、かなり甘口の部類に入るというのはロン・サカパを想像していただければ何となくわかっていただけるでしょうか。柔らかい口当たりでアルコール臭をほとんど感じることなく、チョコレートやバニラの後味に包まれる優しい味わいは、初心者の方でもカジュアルに楽しめるタイプであります。ラベルのセンスがもう少し良ければより印象に残ったかもしれません。

Malteco 20 Years

Jr. Walker & The All Stars / I Don't Need No Reason

(21:00)

2016/01/13

Young-Holt Unlimited Oh Girl
Young Holt Unlimited / I'm Still Here
アルバム Oh Girl に収録


正月に新幹線に乗ってすぐに東京に戻ってきたときのこと、扉が開いてホームに降り立つといつもふらっと転びそうになるのですね、東京の街はとても眩しくて背筋が伸びているのでその空気に慣れるのに数秒かかるのであります。すぐに帰って荷物を置き、大量に抱え込んだやらなきゃいけないあれやこれやの雑用処理に頭を切り替えるべきとは分かっていても、現実の生活なんかにまだ戻りたくはないのであります、だってお正月だもん。ということでやっぱり渋谷で途中下車して、いつもの地下のレコード屋に吸い込まれるように足が向くのでありますが、もう毎年の行動が同じすぎてため息でもつきたくなるのだけど、今年一年もまだ始まったばかりとはいえ成長らしきもなく小さなところをぐるぐる回って季節が変わって終わっていくのかなという予感がする。レジに目を向けると自分のお店の仲良しの常連の若者が真面目な顔で立って仕事をしている、その姿を見てようやく東京に戻ったという現実に引き戻されるのでありますが、いやいやまだ俺の正月は終わっていないと陳列されたレコードサクサクするのであります。でもやっぱり東京のレコ屋は安いし商品の回転も速く、決してそんなに欲しいものではなくとも残り物でも何かしら買うものがあるのでいいなと気づくのでありました。レコ屋の若者の休憩時間の昼食に付き合いから、夜はご近所さん皆で集まって飲みに行くというのも毎年一緒。今年は昨年オコゼのから揚げ、一昨年アンコウのから揚げを食べた漁師風居酒屋と比べ店のランクが少しアップしたような気がしまして、サクサクした大きなカレイのから揚げを食べたのでした。その後も誰かの家に皆であがりこみ飲み会は継続、店に戻ってきたのは夜中の3時過ぎだと思うけど、大量に抱え込んだお正月休み中にやらなきゃいけないあれやこれやの雑用を目の前にウンザリするのも毎年一緒でありますが、連休が終わった現時点でもまだ半分くらいしか片付いていないというだらしなさも毎年のことなのですべて予定通りなのであります。

Young Holt Unlimited / I'm Still Here

(21:00)

2015/12/10

Sheba, Baby
Barbara Mason / I'm in Love With You
アルバム O.S.T.Sheba, Baby に収録


ソウルミュージックを楽しみながら気持ちよく酔える一本を紹介のコーナー。
今回はテキーラの中からコラレホ・レポサドをピックアップしてみましょう。

今まで扱ってないブランドのテキーラを何か飲んでみたいと思い、ネットで情報収集するも種類が多すぎて非常に迷うというのは毎度のこと、そしてテキーラに限ったことではありません。今まで飲んで美味しかったのをまた仕入れればリスクもないのだけど、なんか新しいのを飲みたくなる心境は、聴いたことのない新しいレコードが欲しくなるのと一緒なのかな。とりあえずネット上からは商品のデータは理解できても、美味いかどうかまでは分かりませんよね、味覚なんて個人差があるわけですから。専門的なテキーラになってくるとそれを正しく判定できる人もそんなに多くない可能性もあるし。よく商品のコメントに何チャラの賞を受賞と書いて品質の良さをアピールするケースも多いですが、よく分からないなんかの賞の冠が付いて美味しいとの判断なんてするはずもなく、なんとなく胡散臭いとさえ思うかかも。業者さんからバーの方まで関係者はネット上ではとりあえずはデータのみかポジティブなコメントしかしないでしょうね。とやかく批評するのは品がありませんから。自分も現在流通してたり扱っているものに関しては、それで生計を立てている人が居ることを考えるとネガティブなコメントは差し控えると思うけど、これはリリースして間もない新譜として流通しているレコードに関しても一緒。何十年も前の賞味期限が切れた昔の中古なら多少は好き勝手書けるでしょうけど。なので実際に飲んだことのあるお客さんの生の口コミを参考にしながら、最終的には長年の勘に頼ることが多いので、わりと適当なんだけど、ハズレくじを引くリスクとしては聴いたこともないソウルやファンクのレコ堀に較べたらカワイイもの。それにテキーラはラムに比べれば値段と味の比例は素直なので、ハズレても誤差の範囲内で収まることが多いような気もする。

Corralejo reposado

ここまで書くと、今回のテキーラはハズレなのかというと、全くその逆で、1口目はアルコール臭と苦味のようなのを感じるけど、2口目に樽香が顔をのぞかせ、3口目はすべてがバランスよくミックス、飲むごとに、つまりは空気に触れる時間が増すごとに味が七変化して最後には飲み口がクリーミーになるマジカルなテキーラ。テキーラを面白く楽しめる美味しい1本で、これに限らず100%純粋な原料で作られるプレミアムテキーラってそんなにハズレたことがないような気がします。アメリカンオーク、フレンチオーク、メキシカンオークの3種を組み合わせて作った樽を使用して4ヶ月熟成させたレポサドで、テキーラって本当に美味しいなと今回も幸せな気分になったのはいうまでもありません。

Barbara Mason / I'm in Love With You

(21:00)