コールセンター little soul cafe     リトル ソウル カフェ 下北沢のSOUL BAR    (ソウル バー)        :ヒップ・ホップ

ヒップ・ホップ

2019/10/04

Lost Boyz featuring Faith EvansTo Be Real 2000
Lost Boyz featuring Faith Evans / To Be Real 2000
12inch Single


ダンスクラシックスの定番 シェリル・リンの Got To Be Real 的な雰囲気が感じられる曲ということで89枚目にいってみましょう。

90年代に活躍したヒップホップ・グループ Lost Boyz、2000年にシングルのみでリリースした To Be Real 2000 で Got To Be Real をバックにノリよいラップを披露、バックボーカルでは Faith Evans がゲスト参加して Got To Be Real の替え歌を交え、その時代ならではのパーティ感が増した仕上がりとなってます。
個人的には90年代の印象に残るグループですが、1999年にメンバーの Freaky Tah が殺害されるという悲劇により、グループの活動が縮小していったのが残念ではあります。

Lost Boyz featuring Faith Evans / To Be Real 2000

Lost Boyz


(20:00)

2019/03/05

Biz Markie Unreleased Weekend Warrior Sessions
Biz Markie / To Be Real
アルバム Unreleased Weekend Warrior Sessions に収録


ダンスクラシックスの定番 シェリル・リンの Got To Be Real 的な雰囲気が感じられる曲ということで85枚目にいってみましょう。

ヒップホップ レジェンド Biz Markie が2003年にリリースした5th アルバム Weekend Warrior Sessions 用に作るも、お蔵入りとなった曲達をまとめた作品集。ここに Got To be Real をもろ使いしたトラック To Be Real が収録されています。この盤に収録されている曲はなぜ採用されなかったのかよくわかりませんが、やはりサンプリングの諸事情というのもあるでしょう。
Got To be Real に乗せていつもながら調子よさげにラップするビズでありますが、ダンスクラシックの大ねた使いという点では1993年の Let Me Turn You On での名唱を思い返すファンもいるのではないのかなと。時代が変われどこのキャラは唯一無二で楽しめるといったところでしょうか。

Biz Markie / To Be Real

(20:00)

2019/01/28

L.V. I Am L.V. 1996 Tommy Boy
L.V. / Throw Your Hands Up (Clark Kent Remix)
アルバム I Am L.V. に収録


ダンスクラシックスの定番 シェリル・リンの Got To Be Real 的な雰囲気が感じられる曲ということで83枚目にいってみましょう。

Coolio 1995年のモンスターヒット Gangsta's Paradise にフューチャーされアルバムデビューとなった元 South Central Cartel のメンバー L.V. 1995年のファーストシングル Throw Your Hands Up。この曲のリミックスヴァージョンに Got To Be Real をサンプリングした Clark Kent Remix Feat. Mic Geronimo ヴァージョンがあり、アナログ盤のアルバムとプロモ12インチシングルに収録されました。
アルバムのトップに収録されてるもともとのオリジナルヴァージョンをみると、こちらも大ネタ Bounce Rock Skate Roll をもろ使い、ラップパートは Naughty By Nature の Treach が担当、当時の西海岸ノリという点ではこっちのトラックのほうがネタ的には個人的好みといえるかも、Treach のラップも勢いあります。Clark Kent Remix のほうはネタ的にもうちょっと大衆的なパーティーノリのアゲ感が出てるといった雰囲気か、ラッパーパートは注目され始めてた Mic Geronimo が起用されました。ちなみに12インチでは Bounce Rock Skate Roll 使いのアルバムヴァージョンと同じトラックでラップパートを Kam が担当した Kam Version というのもあり、Kam のラップを聴くのは超久々だけど当時の G Funk 的なノリを感じます。Kam の声を聴くと思わず正座でもしたくなるという感覚は学生時代と変わっていないのだけど、Kam は1993年のファーストアルバムで Bounce Rock Skate Roll 使いの曲をやっていたなんてのも思い出すのでありました。

L.V. / Throw Your Hands Up (Clark Kent Remix Feat Mic Geronimo)

L.V. / Throw Your Hands Up (Treach Version) Music Video

L.V. / Throw Your Hands Up (Kam Version)

(20:00)

2018/12/15

Fat Joe Don Cartagena 1998
Fat Joe / Bet Ya Man Can't
アルバム Don Cartagena に収録


ダンスクラシックスの定番 シェリル・リンの Got To Be Real 的な雰囲気が感じられる曲ということで83枚目にいってみましょう。

調べものがあったので店のレコード棚から90年代後半のヒップホップのレコードをごそごそと。 Fat Joe 1998年のサードアルバムに目をやり引っ張り出すと、当時新譜で買ってシールドのまま20年間放置して一度も針を落としていないことに気が付くのだけど、このタイトルに限らず1998〜2002年くらいに買ったヒップホップのアルバムの何枚かはいまだにシールド状態で保管してるものが何タイトルかありまして。シングルも当然買ってたからそれらを先にチェックして、アルバムは買っても時間のある時に後から聞けばいいかなんてしてると、次々にニューリリースがあるので、ボリュームのあるヒップホップのアルバムは聞く余裕がないということだったのかも、リリース枚数が多い時代でありましたし。店をオープンさせたくらいの時期で身の回りが忙しかったのもあるだろうし、もちろん買うレコードは新譜中古限らずありとあらゆるジャンルだったわけで、なんて言い訳をしながらレイト90年代のヒップホップ皿に針をのせてその質感に耳を傾け20年前のことを思い出してなどしてると、つい先日のことだったんじゃないのかなあなんて手を伸ばすとすぐに逆戻りできるくらい近い距離のように錯覚するけどそんなわけはない、月日が流れるのは無情にも早すぎることになんだか落ち込むのでありました。シールドを開封する瞬間はまるで20代にタイムスリップしたような気にもなる。だからといっていまだ未開封の当時買った新譜を次々に開封してやろうなんて思うわけではありませんで、10年後なのか20年後なのかそれはわからないけれどまた何か機会でもあればこうやって針を乗せる機会もあるんだろうな、死ぬまで未開封であってもまあそれもよしとしましょう。

ということで今回の Fat Joe のサードをタンテに乗せると Bet Ya Man Can't というシングルカットもされたトラックの上で Got To Be Real がサンプリング使用されてることに気が付くのでした。アルバム収録曲はいろんなプロデューサー、ラッパーをゲストに迎え入れてという曲がいっぱい並んで当時の地図を広げて景色を思い返したりする。個人的にはファーストの印象が強い人、なので D.I.T.C っぽいサウンドのイメージが先行するけど Relativity から Alantic 系に移籍というのもあるし時代背景もあるのかな、サードでは重苦しさは後退してカラフルな印象を持ったのでした。Bet Ya Man Can't においては Big Punisher、Cuban Link、Triple Seis が参加。Fat Joe を先頭にブロンクスのいわゆる Terror Squad の面々によるマイクリレーということだけど、PVを見てると他のラッパーのキャラが目立つからか主役の Fat Joe の存在がややかすんでいる印象にも見えるけど、ここは仲間を前面に出そうという Fat Joe の親分肌の配慮と見たいところ。もちろん他の収録曲にも Terror Squad の面々はフューチャーされているのであります。2000年に28歳の若さで他界した Big Pun はやっぱ最高だねなんていかにも懐メロおやじになってしまうのはしょうがないところ。Fat Joe、Big Pun プエルトリカン、Cuban link キューバン、Triple Seis ドミニカンなんてカリビアンな血を引くラッパー達の集まりなんてのも思い出しておきたいところ。Big Pun、Cuban link がゲスト参加した他アーティストの作品は多いなかでは両者が参加してる Beatnuts の Off The Books 辺りも個人的当時の懐メロとしてすぐに頭に思い浮かぶのでありました。

Fat Joe / Bet Ya Man Can't

(20:00)

2018/12/03

Rock It... Don't Stop It! 2014 BBE
Terry Lewis And Wildflower / The People's Message, Take Two
Rock It... Don't Stop It! (Rapping To The Boogie Beat In Brooklyn, Boston And Beyond 1979-1983) に収録


2014年にBBEからリリースのオールドスクールブギーラップのコンピ盤。ヒップホップ黎明期1979〜1983年のローカルでアングラな面白音源を収録というもので、コンパイルしてるのはロンドンのコレクター兼エンジニアのSean P.。彼は Z Records でよく名前を見る人です。
マニアックな音源を集めたヒップホップ黎明期のコンピ盤の類は90年代から数多くリリースされていますが2000年以降になるとさらに深堀り感覚が増し、近年もぽつぽつとリリースされている印象。ジャンル的に需要はごく狭い人種に限られますが、最近も Soul Jazz Records から Boombox シリーズ第三弾がリリースされていたりで個人的にはまだまだ新たな発見があります。ローカルリリースの自主っぽいシングル盤も多いジャンルというので、一枚一枚収集するには情報的にも金銭的にも骨が折れるのでこういうコンピ盤を活用して当時のシーンを整理していきます。オールドスクールブギーラップのシングルに関しては当時どれくらいのタイトルがリリースされているのかは不明で、ドマイナーものとはいえ質のいいものとなると大体は出揃ったのかなあという気がするのは各コンピ盤でダブりもそれなりにあるからだけど、オリジナルではレアだったり高価すぎて買えないタイトルも多いので今後もニューディスカヴァリーな音源を紹介してほしいなと思います。
収録曲は以下の通りで、今回のコンピも一般レベルとしてはドマイナーな楽曲が並び初めて耳にする曲がありますが、この筋のディープなコレクターにはおなじみの曲だったり、過去に他のコンピに幾度か収録されてたり、再発なのかブートなのかよくわからない12インチで近年リリースされてるものもあります。

A1 Hardkore / Boom
A2 Cat Claw And The Better Love Crew / The Golden Rule
A3 Jazzy 4 MCs / MC Rock
B1 Terry Lewis And Wildflower / The People's Message, Take Two
B2 Mr. Sweety "G" / At The Place To Be
C1 Rappers Rapp Group / Rappin' Partee Groove
C2 Rickey G. & The Everloving Five / To The Max
C3 Sinister Two / Rock It, Don't Stop It
D1 The Jackson Two / Oh, Yeah
D2 Kevin Fleetwood And The Cadillacs Of Sound / Sweat (The B Side)

Terry Lewis And Wildflower / The People's Message, Take Two

(20:00)

2018/10/28

Grandmaster Flash & the Furious Five Fly Girl 1988
Grandmaster Flash & the Furious Five / Fly Girl (Extended Version)
12inch Single


ヒップホップ12インチの100円レコードのダンボールをサクサクするお仕事に。おそらく入荷した当初は500円とか700円といったそれなりの値段で売られていたと思うけど、売れないのでしばらくしてちょっと値下げ、それでも売れないので数か月を経て100円となった盤が勢ぞろいしているのでしょう。皆が食い散らかした残りものであまり見向きをされないタイトルのいつもながらの最終処分所ですが、90年代初期のヒップホップクラシックの名盤12インチの姿をちらほら見ながらいい曲いっぱいあるんだけどなあなんて考えても、こうやって売れ残っているというのが現在の空気を映しているんだろうな。だからと言って聴く価値がないとかというのを示してるわけではないし、今は各人の好みが多様化しているので誰かに拾われる可能性もあるわけで、そしてこれらの盤が永遠に100円なのかはその時代の空気が決めることなのでまた風向きが変われば浮上してくることもないわけではないとは思いますが、レコードの将来の価格予測などはほぼ不可能といえるかも。何十年にもわたる100円レコードコーナー通いというのはトレンドの定点観測の場として面白いからというのはいつも書いてる通りであります。
さて今回は100円ダンボールの中から Grandmaster Flash & the Furious Five 1988年の Fly Girl の12インチを拾ってみましょう。欲しがる人がいるかは不明だけどとりあえずお客さんに譲る用に購入というのは、バックトラックはおなじみの Patrice Rushen の Remind Me をもろ使いして、途中で Collage の Get In Touch With Me の替え歌が乗っかる、大ネタ定番2曲を使用したラヴリーな仕様だからであります。なかなかのメローラップだと思うけどヒップホップとしては時代が中途半端なのですっかり忘れ去られた感も無きにしも非ずといったところでしょうか。アルバムヴァージョンとの違いは中盤のブレイクパートがほんの少し長くなっている点であとは一緒。youtube に12インチヴァージョンの音源がないのでアルバムヴァージョンのリンクを貼っておきます。

Grandmaster Flash & the Furious Five / Fly Girl

(20:00)

2018/07/20

Orange Krush Action Prep Street Records
Orange Krush / Action
12inch Single


ヒップホップ目線なアーリー80's の古典ファンク曲に Orange Krush / Action なんてのがあります。UBB にも収録され、ブレイクビーツ、サンプリングソースとして昔から有名かつド定番。オールドスクール期のこの類としては一家に一枚レベルという個人認識でしょうか。1982年リリースの下のマーキュリーレーベルの盤が多く流通して自分も長年こちらを所有してますが、もともとは写真上の Prep Street Records という Russell Simmons の初期 Rush マネジメント系の自主レーベル?からリリースした盤がファーストプレスで、すぐにマーキュリーとライセンスを結んでそのラベルの盤が広く流通することになったというものなのでしょう。ちなみにレコ屋では両方オリジナルとして扱われます。

Orange Krush Action Mercury

収録内容は両盤とも同内容で、A面 Elai Tubo がミックスした Radio Version、B面 John "Jellybean" Benitez がミックスした Disco Version。耳なじんだ古典曲というのもあるのでしょう、曲が流れると背筋がピンとなるファンキーな演奏で音質もいいんだけど、録音のクオリティーも両者ともほぼ一緒。

Orange Krush は古典ヒップホップ好きにはおなじみのグループだけど作品はこれ一枚。メンバーは NY のスタジオミュージシャン Larry Smith (bass)、Trevor Gale (drums)、David Reeves = Davy DMX (guitar / turntables)。 Russell Simmons が Def Jam レーベルを立ち上げる以前の初期 Rush 系アーティストの作品は彼らが制作や演奏にかかわっているものが多く、大きいところでは Run DMC、Kurtis Blow などなど。個別に Whodini、Fatboys などの作品の制作にも関わり Davy DMX は個人名義のシングルやアルバムもリリースします。なおボーカルを担当するのは High Fashion でのリードやスタジオシンガーの仕事をこなし、後に Def Jam からアルバムデビューする Alyson Williams。いよいよヒップホップ界隈が騒がしくなる頃というので各自プロデュース業などの仕事が忙しくなり Orange Krush という名前のバンドは自然消滅となったのでしょうか、その後も各自プロデューサー、ライター、ミュージシャンなどシーンの裏方として活動します。

Orange Krush / Action

(20:00)