コールセンター little soul cafe     リトル ソウル カフェ 下北沢のSOUL BAR    (ソウル バー)        :カバー・バージョン

カバー・バージョン

2019/07/21

Nashville Rhythm Section Keep On Dancing Vol 1 1981
Nashville Rhythm Section / I Wanna Rock With You
アルバム Keep On Dancing (Country Style Swing) Vol 1 に収録


ナッシュビル周辺のカントリーやロック畑のスタジオミュージシャンが集まり、カントリーテイストをまぶして有名ディスコ曲をカヴァーする1981年の面白企画盤。買っても実用性がなさそうなのは初めからわかってはいても、つい怖いもの見たさで買ってきてしまうのがこの類のレコードではないかなと。ただ今回の Nashville Rhythm Section というグループのディスコ企画ものはずいぶん昔に7インチのみで同時期にリリースした Hall & Oates のI Can't Go For That のカヴァーを持っていたことがあるので、このアルバムは聞く前から大体どんなテイストのカヴァーをやるだろうなというのは予想が付くのであります。
ということでカントリーのスパイスがいたるところに散りばめられたなじみのあるディスコ曲に思わず脱力してしまう場面もあるけど、マイケルの Rock With You とか、アースの September とかのカヴァーも収録され、変なレコードを集めてる人にはちょっとしたオモチャだとか、なんかの研究資料にもなるかもしれませんね。
このカントリーテイストをまぶしたディスコカヴァー集は好評だったのかシリーズ化され同じ年に Vol 2 もリリースしたようです。

収録曲は以下の通り

A1 Keep On Dancing
A2 Star Love
A3 I'm Alright (Theme From Caddy Shack)
A4 I've Got The Next Dance
A5 Instant Replay
B1 Celebration
B2 Hot Stuff
B3 Reunited
B4 I Wanna Rock With You
B5 September

Nashville Rhythm Section / I Wanna Rock With You

Nashville Rhythm Section / September

(20:00)

2019/07/12

Saints Feel Like Makin' Love  Sound Hut
Saints / Feel Like Makin' Love
7inch Single


Feel Like Makin' Love のカバーヴァージョンを紹介するコーナーということで、139枚目にいってみたいとおもいます。

ノースカロライナのスモールレーベル Sound Hut からリリースした Saints というグループが歌った7インチシングルで、Tell It To Your Love の裏面に収録したヴァージョン。
レーベルもグループもドマイナーでしょうか?情報はありませんが、ラベルには1975年と印字されてますので、オリジナルのロバータフラックのヴァージョンの翌年リリースとなり、まあまあ早い段階にカヴァーされたうちの一曲になります。イナたい雰囲気が漂いますが、表面のほんわかスローと合わせてローカルソウルならではの楽しみも感じられこれはこれで面白いかなと。

Saints / Feel Like Makin' Love

Saints / Tell It To Your Love

(20:00)

2019/06/27

North Of Loreto Com Era 2019
North Of Loreto /
Amore plastico (Plastic Love) / Plastic Love (feat. Saucy Lady)
アルバム North Of Loreto に収録


最近リリースされたイタリアのプロデューサー Davide Bassi のプロジェクト North Of Loreto のアルバムを購入。Plastic Love のカヴァーが飛び道具的に収録されて一部で話題になるかどうかはわかりませんが、こんなところにも Plastic Love が人気になっている様子が伺えます。お店にいれば外国人が多いせいもあって、彼らの口からこの曲を耳にする機会は多いですが、海外でよく知られる日本のシティーポップ代表曲の一つ。今回のアルバムにはイタリア語ロボ声のヴァージョンと、ボストンの日本人プロデューサー Saucy Lady が手掛ける日本語リミックスヴァージョンを収録しています。
名曲ゆえ Plastic Love のカヴァーはそれなりの数に上りますが、最近のものでは Friday Night Plans が歌ったこれなんか原曲を崩すことなく2018年テイストに仕上げて雰囲気ばっちりで、こちらもアナログ盤でもリリースしてほしいところです。

さて Plastic Love はおいといて、アルバムのコンセプトは1985年周辺のサウンドのようで、LPのシュリンクに貼られたステッカーには Let's Party Like It's 1985 !と書かれています。80年代中盤の L.A. 産エレクトロヒップホップ風だったり、アーサーベーカー風だったり、ジャム&ルイス風なブラコンテイストだったり、ハウス前夜のちょっとアングラな N.Y. ガラージ風だったりというように、現代テイストまぶしてその時代を再解釈しているといったところでしょうか。時期的なものもあって Plastic Love が話題になるかもだけど、マニアックな目線で見れば見せ場は他の曲であり、音の質感もいいので面白アルバムではないのかなと。なおアルバムには収録されてませんが、マイケル Rock With You のリミックス Roc Uit Iu もシングルでリリースしています。

North Of Loreto / Amore plastico (Plastic Love)

North Of Loreto / Plastic Love (feat. Saucy Lady)

North Of Loreto アルバム全曲

(20:00)

2019/06/12

COMA CHI feel like makin' love 7inch edit (2)
COMA-CHI / Feel Like Makin' Love
7inch Single


Feel Like Makin' Love のカバーヴァージョンを紹介するコーナーということで、138枚目にいってみたいとおもいます。

今回はラッパー / シンガーの COMA-CHI が歌うカヴァーで、2018年のシングル Cycle の裏面に収録されてます。Cycle は新作アルバム Jomon Green からのカットのようですが、Feel Like Makin' Love は以前配信のみでリリースしたものをリマスタリングしたのだとか。本人のお気に入りだったのか、評判が良かったのか、過去録音ものだけどこうやって新譜でレコードいう形になってリリースされるるのは何ともうれしいではありませんか。
ちなみに CO-MACHI の過去録音曲でいえば、2013年に12インチでリリースした Junior / Mama Used To Say のラテンカヴァーも再度7インチでまもなくリリースされるようです。

COMA - CHI / Feel Like Makin' Love

(20:00)

2019/06/03

Leslie Wilson Wild Flower 87
Leslie Wilson / Wild Flower 87
12inch Single


100円レコードの残骸を拾いに行くお仕事に。
David Foster も在籍したロックバンド Skylark 1972年のヒット曲で、ソウル系ではファンクバンド New Birth 1973年のカヴァーで有名な Wildflower という心にしみるスローがあります。上田正樹の代表曲1982年の「悲しい色やね」と似ているなんてよく言われた曲でもあります。
有名曲ゆえに色んなアーティストにカヴァーされたりサンプリング使用でもおなじみの Wildflower ですが、昔から個人的にそれほど好きではないので知名度のわりにお店ではほとんどかけることもなく執着はあまりないのですが、今回はこの曲のカヴァーの一つを買ってみました。
New Birth 1973年のヴァージョンでボーカルを担当した Leslie Wilson が1987年に Macola レーベル傘下のドマイナー 1st Flight Records からリリースしたカヴァーで、打ち込みとなったものの塩辛い雰囲気はなかなかのものです。

Leslie Wilson / Wild Flower 87

New Birth / Wild Flower

Skylark / Wild Flower

(20:00)

2019/05/25

Henry Mancini The Cop Show Themes 1976 RCA
Henry Mancini / The Streets Of San Francisco
アルバム The Cop Show Themes に収録


映画音楽を数多く手掛けるコンポーザー Henry Mancini が、フュージョン系ミュージシャンを従え刑事ものドラマの主題歌ばかりをカヴァーした1976年の企画アルバム。10数年前まで保有してましたがどうしても欲しいというお客さんに譲ったため手に取るのは久々となります。いわゆるブレイクビーツやサンプリングネタがてんこ盛りの盤ということで一昔前はジャズファンク系のファンからはそれなりに需要があったような記憶もありますが、時代も流れて今はジャンル的にも聞いてみたいと思う人がそれほどいないのかとても安く買いなおせました。
ポリスもののテーマ曲というのでスリリングな展開のかっこいい曲が耳につきますが、イージーリスニングとまではいかないまでも時代の空気を読みながら大衆向けなアレンジでファンキーな要素をしっかりと織り込んで見事にカヴァーされてます。オリジナルを聞いたことがなくても演奏や音もいいのでアルバム一枚を通して素直に楽しいと感じることでしょう。
個人的には子供のころのテレビで再放送されていた刑事コロンボのテーマ曲 Mystery Movie Theme が当時にタイムスリップできるのでありました。

Henry Mancini / The Streets Of San Francisco

Henry Mancini / Police Woman

Henry Mancini / Baretta's Theme (Keep Your Eye On The Sparrow)

Henry Mancini / Mystery Movie Theme

(20:00)

2019/05/22

Jomanda I Like It Got To Be Real Remix
Jomanda / I Like It (Got To Be Real Remix)
EP The Remixes Plus に収録


ダンスクラシックスの定番 シェリル・リンの Got To Be Real 的な雰囲気が感じられる曲ということで86枚目にいってみましょう。

80年代後半から90年代前半に活動した女性3人組ボーカルユニットに Jomanda という人たちがいました。どちらかというとハウス系の人たちですが Debarge の I Like It のカヴァーを1993年にリリースして、R&B のファンにも広く名前が浸透したグループ。日本でもこのカヴァーは90年代R&Bを代表するナンバーと呼べるほどの人気曲となり、Debarge のオリジナルヴァージョンに興味を持った方も多かったことでしょう。

今回取り上げるのはその Jomanda の I Like It のカヴァーに Got To Be Real をループしたビートが乗っかったヴァージョンとなります。90年代の R&B でもヒップホップでも Got To Be Real のループトラックというのはそれほど珍しいわけではありませんが、通常のオフィシャルリリースものよりさらに大ネタ感が増すのは当然として、それなりに上手くはまっているのであります。おそらくは90年代後半頃にリリースされたと推測される、出どころがよくわからないブート盤みたいな4曲入り EP に収録されてますが、当時このヴァージョンを耳にしていたかどうかは記憶にありません。なお EP に収録された他曲を見ると、同じ Got To Be Real 使いで1998年にリリースされた Laila / Here We Go Again、そして Best Of My Love 使いで1997年にリリースされた Tamia / Falling For You が2ヴァージョンとなっている。いわゆる大ネタを使ったキャッチーな R&B を集めた DJ 向きなアイテムとして制作された EP なのでしょう。90年代中盤からゼロ年代初めにかけてはこういった類のブート扱いの R&B のシングルや EP が大量にプレスされていたのを思い出すのでありました。

あまりにもマイナーなヴァージョンだからでしょうか、Youtube に音源は見つかりませんでした。

(20:00)