コールセンター little soul cafe     リトル ソウル カフェ 下北沢のSOUL BAR    (ソウル バー)        :女性ボーカル

女性ボーカル

2017/12/06

Linda Clifford March Across The Land 1973
Linda Clifford / March Across The Land
7inch Single


少し前に Expansion レーベルから Soul Festival 1971-1979 Soulful Floorfillers というタイトルのクロスオーヴァー&モダンソウルのコンピがリリースされ収録曲をチェックしてみたんですね。そしたら Linda Clifford / March Across The Land というのが収録され、曲のタイトルを見てこれってもしかして Voices Of East Harlem がサードアルバム Can You Feel It でやってたあの曲と一緒?となるんだけど、そうだったんですね。

The Voices Of East Harlem Can You Feel It  1974

Voices Of East Harlem にしろ Natural Four にしろ昔ほどはタンテには乗らなくなったけど、Leroy Hutson プロデュースの作品が好きなのは今も何ら変わることはないわけで。March Across The Land は店をオープンして何年かは相当な回数オンエアーしたうちの一曲なんじゃないのかなあ、だから思い入れも強いけど、これに原曲があったのは全く見落としてました。Linda Clifford のヴァージョンは Voices Of East Harlem より一年早い1973年のリリース。Curtom と契約してデビューアルバムをリリースするのが1977年で、Linda Clifford なんてとりあえずは10枚近くリリースしたアルバムを全部チェックしておけばいいんじゃないなんて思いこんでいたらアルバム以前にシングルのみのいい曲があったという、よくあるパターンであります。
Linda Clifford はアルバムリリース以前の1972年から1974年に3つのレーベルを渡り歩き4枚のシングルをリリース。March Across The Land はカーティスがプロデュースした2枚目のシングル (It's Gonna Be) A Long Long Winter の裏面に収録。 Voices Of East Harlem と同じくこちらのヴァージョンも Leroy Hutson がプロデュースして Voices Of East Harlem ヴァージョン同様素晴らしい。
なお Expansion からは最近7インチで再発もされたようですが、オリジナルもそんなにレアだったり高いというわけではありません。

Linda Clifford / March Across The Land

Voices Of East Harlem / March Across The Land

Linda Clifford


(20:00)

2017/10/25

Terri Gonzalez Hunger For Your Love 1980
Terri Gonzalez / Hunger For Your Love
12inch Single


7インチでも12インチでもいいんだけど、シングル盤のラベルに From The LP 〜 って記載されてる盤ありますよね。なるほどこのシングル曲はその 〜 ってタイトルの LP からカットされたんだなと知ることができるわけですね。でもたまにその 〜 って書かれているタイトルの LP が世の中に存在しないケースというのもあるわけで。From The LP 〜 って書かれているので LP がリリースされてるものだと信じ込んで真面目に探したって地球上のどこにも存在しない、つまりはリリースされていないケースというのもあるわけです。普通に考えればシングルをリリースする段階で LP をリリースする予定で事が運んでいたんだろうなと思いますが、シングルの売れ行きや評判がいまいちで LP の制作が取りやめになったとか、LP 用に収録する予定の曲は出来上がっていたけどリリースする前に金がショートしたとかレーベルが消滅したとか、担当者が異動になったもしくはどこかにいなくなったとか、契約とか著作権とか金銭とか、なんかの事情があるんでしょうね。
なので From The LP 〜 って書かれているのに当時リリースされずに世に中に存在しない LP、昔の作品だったら小さなレーベルからのケースが多いけど、もし本当に作品として仕上がっていたならどこかに埋もれている可能性はありますね。最近は発掘ブームのおかげで当時リリースされる予定だったけど市場に出回らなかったこういった LP 用に録音した音源が何十年の時を経て再発盤としてお目見えなんてケースもあります。ここ何年かだとモダンダンサーの人気盤として知られ、1982年にフロリダの Survivor Records から Never Stop Loving You のシングル一枚だけリリースした Caviar が当時制作したにもかかわらずリリースされなかった LP 音源が発掘されてリリースされなおしたのも記憶に新しいです。 Never Stop Loving You の当時のシングルのラベルにはしっかり From The Lp-Cavier SULP-0031 と書かれてますが、マイナーレーベルゆえか当時 LP は商品化されませんでした。

同じケースとしてもしかしたら当時 LP をリリースする予定だったんだろうけどお蔵入りしたかなと思うのが、N.Y. のセッションシンガーで Inner Life の I'm Caught Up の作者としても知られる Terri Gonzalez がソロでシングルをリリースした活動初期。ボーカルグループ Tymes のメンバーやバックシンガーの仕事を経て彼女は N.Y. のマイナー・ダンスレーベル Eastbourne Records Ltd. から1980年に下記のシングルを3枚リリースしてます。

How Good It Is / Inst (101)
How Good It Is / Caught Up (In One Night Love Affairs) (EAR 102)
Hunger For Your Love / Short Ver (EAR 103)

´△離轡鵐哀襪離薀戰襪砲 From The LP Good To The Last Drop EAR-1001 と記載され、のシングルのラベルには From The LP Hunger For Your Love と記載。どこまで準備ができていたかはわかりませんが一応 LP をリリースする予定でいたと考えるのが自然でしょうか。今回買ったのはのシングルでジャケなし盤も多く流通してますが、ジャケをつけてのリリースということは売り出しにもそれなりに力も入っていたことでしょう。レーベルがローカルなマイナーで、他の所属アーティストは Zafra Brothers ただ一組で、レーベルは1981年に閉鎖されているので LP は計画倒れとなったのでしょうか、LP 用に作った音源が残っているか気になるところです。Hunger For Your Love のクレジットには Mixed By Tony Humphries となって、彼がレコードに関わった初期の作品ということになります。

Terri Gonzalez は1981年に Becket Records に移籍、Crown Heights Affair が制作に関わったシングルを2枚リリース。1987年にメジャーの Atlantic に移籍して Nile Rodgers のプロデュースでようやくアルバムデビューとなります。

Terri Gonzalez / Hunger For Your Love

(20:00)

2017/09/13

Jean Adebambo Feelings 1983
Jean Adebambo / Say That You Love Me
アルバム Feelings に収録


ずっと買わないとなあなんて頭の隅をうろうろしていた UK ラヴァーズものをようやくゲットしました。日常的にレコードを集めてる人なら何十枚ものレコードの欲しいものリストが頭の中にあると思いますが、個人的にはまあいつか買えればいいのかなあ程度のゆるいものが多いわけで。なのでべつに買えなくてもいいんだけど、なんとなくな毎日の生活の中でのちょっとした欲求を満たすためにコツコツというかフラフラというか買い足されていくことになるんですよね。

UK ラヴァーズ・ファンのお客さんなんかに尋ねると、ずばり名盤とのことですが、アルバムはあまり見かけない印象でしょうか。自身が運営する ADE.J というレーベルから1983年にリリースしたファーストで、この人は歌って、ギターを弾いて、曲も書いて、レーベルもやってと多才なアーティスト。さてこのアルバムはラヴァーズものとして素晴らしいのですが、一曲だけ Sylvia Striplin 的な可愛らしいブギー・ナンバー Say That You Love Me というのが収録され個人的にも目当てはその曲でありました。ロングヴァージョンの12インチもリリースされてそちらが欲しかったのですが、かなりレアということでとりあえずはアルバムを購入となった次第です。
2014年に Z Records からリリースされた Nick The Record 編集のブギーコンピ盤にはこの曲の Re-Edit ヴァージョンも収録されてました。

Jean Adebambo / Say That You Love Me (LP Version)

Nick The Record のヴァージョンはこちら
Jean Adebambo - Say That You Love Me (DJ Nick The Record Re-edit)

(20:00)

2017/07/06

Lisa Boray Searchlight 1983
Lisa Boray / Something About You
アルバム Searchlight に収録


お客さんから2枚同じレコードを買ってきたので1枚お譲りしますといわれ、せっかくなんでラム酒1杯と物々交換となりました。オランダのブルー・アイド・ソウルで、Lisa Schulte Nordholt 名義で American Gypsy にも在籍、バンドメンバーはじめオランダのスタジオミュージシャンが大勢参加した1983年に Philips からリリースされたソロファーストとなります。
当時のオランダ産らしいポップなダンストラックが並んで、目立つポイントとしては、1981年の Angela Bofill のヴァージョンでよく知られる AOR〜フュージョン・ダンサー Something About You のカヴァーが入っているという点でしょうか。 この曲は Bobbi Walker が1980年のアルバム Diamond In The Rough に収録したヴァージョンがオリジナルで、この二者の完成度は抜群でありますから比べてしまうと Lisa Boray のヴァージョンはやや不利になりますが、曲の良さに助けられ大崩れはしないのであります。
ほかにはクインシーのブラコンダンストラックな雰囲気も感じられるしっとりブギー All Of The Love もまあまあ気に入りましたということで、ジャケからして知らなければ自分じゃ絶対買わないようなレコードをお譲りいただきありがとうございました。

Lisa Boray / Something About You

Lisa Boray / All Of The Love

(20:00)

2017/06/30

Debbie Greer Young Free & Single MCM Records 1984
Debbie Greer / Young Free & Single
12inch Single


ファンクバンド Sunfire が唯一リリースした1982年のアルバムは人気の高い名盤ですが、そこに Young, Free And Single という甘酸っぱいビートバラードが入っていて、これはかなり印象に残るナンバーで好きな人も多いんじゃないのかなあ。
そんでもってこの曲にはカヴァーがあって、UK の Intense Records Limited から1983年にリリースされた Lorita Grahame なるシンガーのラヴァーズ仕立てのヴァージョンはわりと知られているかも。原曲がいいだけにこちらの甘酸っぱさもなかなかのもの。

Lorita Grahame Young Free And Single Intense 1983

さて今回購入したのは別のシンガーが歌う Young, Free And Single のラヴァーズ・カヴァーで Debbie Greer という聞いたこともない名前の人の1985年ころと推測されるヴァージョン。リリースもとはブルックリンのドマイナー MCM Records で、 Mr Easy & James Johnson というこちらも聞いたこともない人が歌う Isley Jasper Isley 1985年のヒット曲 Caravan Of Love のラヴァーズ・カヴァーのカップリング裏面曲としてリリースされている。
Young, Free And Single のカヴァーのプロデューサーを見ると Lorita Grahame のヴァージョンと同じ Carey Taylor という人がクレジットされていて、別のシンガーに再度カヴァーさせたのかなあと思ったんだけど、聞いてみると同じように聞こえて、Lorita Grahame の名前を Debbie Greer という実在するのかさえ分かんないアーティスト名に変えて、全く同じ曲を知らんぷりしてブルックリンの地元周辺で再度リリースしなおしたんだろうなとも思えるということで、おそらくは同一人物のヴァージョンではないでしょうか。
もし同じだとしたら流通量も多くて値段も手ごろな Lorita Grahame の盤を買ったほうがいいような気がします。アーティスト名が違うから別ヴァージョンと思って買ったら全く同じ内容だったなどというケースは長くレコードを買ってればたまに出くわすとはいえちょっとがっかりしますね。

Debbie Greer / Young Free & Single

(20:00)

2017/06/02

Patti Austin End Of A Rainbow CTI 1976
Patti Austin / Say You Love Me
アルバム End Of A Rainbow に収録


名門 CTI レーベルから1976年にリリースされたおなじみの Patti Austin のデビュー盤ですが、プロモ盤と通常盤の音質の違いをチエックしようとしたところ、調べるとこのタイトルのUSオリジナルプレスと扱われる盤にはラベルのデザインだけでも少なくとも4種類が存在するようです。レコード収集していると CTI のラベルはもう見慣れすぎていて気にすることはあまりないと思いますがどれがファーストプレスなのかな?音質の違いは?なんて考えてしまいます。

Patti Austin End Of A Rainbow 1976  PS Promo

’鬟薀戰襪離廛蹈眸廖CTIロゴにPS文字の印刷あり、表面裏面を示す数字表記なし。

Patti Austin End Of A Rainbow 1976  PS

通常ラベル盤、CTIロゴにPS文字の印刷あり、表面裏面を示す数字表記なし。上のプロモ盤の正規盤と考えられます。

Patti Austin End Of A Rainbow 1976 PS1

D名錺薀戰詒廖CTIロゴにPS文字の印刷あり、表面裏面を示す数字表記あり。

Patti Austin End Of A Rainbow 1976  1

つ名錺薀戰詒廖CTIロゴにPS文字の印刷なし、表面裏面を示す数字表記あり。

ラベルのデザインから判断すると、,鉢△脇韻源期と考えられますがい呂修譴蕕箸魯廛譽垢気譴浸期がそれぞれ違っているのかもしれません。CTI のタイトルを買っていると表面裏面を示す数字表記あるのとないのがありますが、あんまり気にしたことはなかったです。

なおCTIロゴにPS文字の印刷が入ってる盤は、1976~1977年にリリースされた5000番台の下に記した8枚のようで、PS は Pop Series を表すのだとか。ということでレーベルに以前から所属していたアーティストの作品とは何らかの線引きが行われていたということなのでしょう。Patti Austin のセカンドや Seawind の2枚のプロデューサーはレーベルオーナの Creed Taylor ではなく外部から起用なんてのも気が付きますね、レーベルにとっての転換点ということでしょうか。
なお5000番台はロゴにPS文字の印刷が入ってる盤がファーストプレスのようです。よく調べると表ジャケ右下に配置された CTI ロゴにもPS文字の印刷ありとなしの盤がありますので皆様お手持ちの盤はどれなのか調べてみるとよいでしょう。
なお今回取り上げた Patti Austin のファーストのジャケに関しては、通常のものに加え見開き仕様の盤も出回ってますが、流通枚数は少ないような気がします。

CTI 5000 Lalo Schifrin / Black Widow
CTI 5001 Patti Austin / End of a Rainbow
CTI 5002 Seawind / Seawind
CTI 5003 Lalo Schifrin / Towering Toccata
CTI 5004 John Blair / We Belong Together
CTI 5005 David Matthews / Dune
CTI 5006 Patti Austin / Havana Candy
CTI 5007 Seawind / Window of a Child

おそらくはファーストプレスであろうプロモ盤の,箸修寮亀盤△猟阿比べですが、40年以上前にプレスされそれぞれが別の環境でそれなりに経年劣化もしてると思いますので少しくらいの参考にしかならないかもしれませんが一応書いておきましょう。出力レベルは,里曚Δやや高く、低音もよく鳴るような気がしますが、△諒が透明感があって全体のバランスもいいように聴こえます。どちらが良い音かの判断は各人の好みとなるでしょうし、高音質な装置で再生すれば聞こえ方も違うことでしょう。い硫纂舛盖い砲覆蠅泙后

Patti Austin / Say You Love Me



(20:00)

2017/05/30

Grace Jones Pull Up To The Bumper Remixed Version
Grace Jones / Pull Up To The Bumper (Remixed Version)
12inch Single


Grace Jones 1981年のアルバム Nightclubbing は、Sly & Robbie や Wally Badarou をバックにコンパス・ポイント・スタジオで録音された名盤で、お店でもよくかけていますが、そこに収録されてる Pull Up To The Bumper はリリース元の Island Records からだけでもいろんなヴァージョンが出てますし、後年のDJによるエディット盤だとかつい最近の Joey Negro のリミックスなんかもあったりで、一体いくつのヴァージョンがあるのかなあなんて。

ちなみに2014年に2枚組CDでリリースされた Nightclubbing のデラックス仕様の盤には Island Records からシングルで当時リリースされた次のような別ヴァージョンの Pull Up To The Bumper が収録されてます。

Pull Up To The Bumper (Album Version) 4:42
Pull Up To The Bumper (Long Version) 5:46
Pull Up To The Bumper (Remixed Version) 7:18
Pull Up To The Bumper (Party Version) 5:02
Pull Up To The Bumper (1985 Remix) 6:25

今回買ったのはUKから1981年にリリースされた Walking In The Rain (Remixed Version) の裏面に Pull Up To The Bumper (Remixed Version) 7:18 が収録された盤。Pull Up To The Bumper は Steven Stanley がリミックスを担当、インスト主体のダビーな仕上がりとなってもちろん最高です。このヴァージョンはどれに収録されてるのかなあなんて長年思っていたので今回見つかってよかったです。

Grace Jones / Pull Up To The Bumper (Remixed Version)

(20:00)