コールセンター little soul cafe     リトル ソウル カフェ 下北沢のSOUL BAR    (ソウル バー)        :男性ボーカル

男性ボーカル

2019/07/27

Carl Douglas Love Peace And Happiness 1977 Pye Records
Carl Douglas / I'll Be Your Light
アルバム Love Peace And Happiness に収録


Kung Fu Fighting (1974年)の大ヒットで知られる Carl Douglas は、カンフーもので名をあげたシンガーということもありイロモノ的な一発屋イメージが付きまといます。昔のレコードを集め始めの頃、中古盤屋でこの人のファーストアルバムだとか国内盤シングルだとかが100円でわんさか売っていたのを思い出しますが、リリース当時日本でもこの人の一連のカンフーディスコナンバーは相当支持されたのでしょう。

60年代から作品をリリースして70年代にはアルバムを3枚リリースしてますが、カンフーもののファースト以外は全く話題になることはありません。ずいぶん昔に1978年のサードも買ってみましたがどんな内容だったのかは記憶にありませんで、やはりファーストのインパクトが強いのでした。
さてレコ屋に行ってサクサクしてるとこの人の持ってないアルバムを発見。というよりか Carl Douglas なので今まで目に入ってなかっただけなのかもしれません。今回取り上げるのは1977年リリースのセカンドというものですが、主に欧州プレスのタイトルということもありレコ屋で見かける機会はあんまりないんじゃないかなと。ということでそこそこレアだと思うのですが、キャラ的に欲しいと思う人はほぼ誰もいないのはなんとなくわかります、値段は400円ほど。ネットで検索しても情報は出てこないし、各中古盤屋での入荷履歴もなさそうなので相当な人気の低さといえるでしょう。昔の人とはいえ名前はそこそこビッグなんだけど、これだけ注目度の低い作品というのに巡り合えたというのでなんだかうれしくなります。
中身はというとファーストに引き続き UK の Biddu がプロデュースを担当、カンフー路線の曲もあるけどソウルやファンクに普通に取り組んで、ドキッとさせられるような曲があるわけではないけど人柄の良さが表れるというか気持ちよさそうに歌っているのであり、カンフーの人というイメージからの解放を望んでいるようにも感じられます。ジャケの意味不明なポーズは嫌いじゃないし中身もそんなに悪くはないけど何とも地味なアルバムではあります。

Carl Douglas / I'll Be Your Light

Carl Douglas / I'll Keep Lovin' You

(20:00)

2019/07/03

The First Bobby Hart Solo Album 1979 WEA
Bobby Hart / Still Hung Up On You
アルバム The First Bobby Hart Solo Album に収録


ずいぶん昔にミックスかなんかで聞いた、いい感じのメローグルーヴで曲名がわからないでいましたが、この曲の存在すら忘れていた最近になって US のソウル系のネットラジオで流れていて Shazam したら Bobby Hart という白人の曲だったということが判明。当時 Shazam なんてものが存在してすぐに答えが出ても買ったかどうかはわかりませんがせっかくなので探してみることに。
Bobby Hart という名前を意識するのは初めてになりますが、50年代からシンガーとして活動、60年代半ばに Tommy Boyce とコンビを組んでプロデュース、ソングライティング方面で活躍し、Monkees なんかを手掛け成功した人のようで、ポップス界隈では有名な人なのかもしれません。

今回の作品はアルバムとしては自身のファースト、1979年に WEA からのリリースで、ドイツ、オランダ、イタリア盤など欧州プレスのみでの流通のためレコ屋ではあまり見かけない印象かもしれません。ディスコ、バラード、メロー、ファンク、ブルージー、色んなテイストの曲が収録されてますが、野太い声質のボーカルのため好みが分かれるかもしれません。メローグルーヴの Still Hung Up On You はこの類としては確かにいい雰囲気だけど、似たようなテイストの曲は他に山ほどあるのでそれほど欲しがるようなものだったのかなあなんて実際に手に入れてしまえば思うのは毎回ではありますが。ほかの曲では Funky Karma というファンク曲がまあまあかなと。

Bobby Hart / Still Hung Up On You

Bobby Hart / Funky Karma

(20:00)

2019/06/18

Lowrell 1979 AVI
Lowrell / Mellow, Mellow Right On
アルバム Lowrell に収録


ソウルミュージックを楽しみながら気持ちよく酔える一本を紹介のコーナーということで、今回はペルー産のラムから Ron Millonario XO (ロン ミロナリオ XO)をピックアップしてみましょう。

ロン ミロナリオのブランドというとお店では XO の他には15年熟成品も扱っていて、そっちはスペイン系の甘ラム好きな方には評判がよく、ラムのメニューの中ではわりと消費量が多いアイテムです。ロン サカパ23年みたいなのが好きな方に別の銘柄をお勧めする際に活躍してくれる業務上使い勝手の良い優れものとでもいえばいいでしょうか。
今回はその15年熟成品のさらに上のランクの XO ということで、見た目もゴージャス(仕事上は使いずらい)に加工されたデキャンタに収められています。ネットで調べると最大20年までのヴィンテージを厳選してブレンドと書いてあったり、20年以上熟成させた原酒をブレンドと書いてあったりとあいまいですが、20年熟成品ということにしておきましょう。15年熟成品もなかなかの完成度でしたが、XO はさらに味わいが凝縮されアルコール臭もほぼ感じさせないスペイン系長熟甘ラムの貫禄が楽しめるプレミアムクラスらしさといえばいいでしょうか。食後の口直しのデザートだったり、就寝前の最後の締めのまったりな一杯に最適といえます。

Ron Millonario   XO (2)

酒屋での価格が1万円弱ということで XO のほぼ倍近いお値段となりますが、スペイン系長熟甘ラムファンの方はグァテマラのロンサカパ XO、ペルーのカルタヴィオ XO、コスタリカのロンセンテナリオ長熟もの、コロンビアのディクタドール長熟ものなどと飲み比べて楽しむのもよいでしょう。このクラスはどれもおいしいですよ。

Lowrell / Mellow, Mellow Right On

(20:00)

2019/06/15

Harry Ray Ride Your Pony Girl Best Thing For Me 1974
Harry Ray / Ride Your Pony Girl
7inch Single


ボーカルトリオ Moments〜Ray, Goodman & Brown で活躍した Harry Ray 1974年のファーストソロシングルを購入。表面の Ride Your Pony Girl は頭のちょいブレイクもいい感じのモーメンツタイプのメローソウルでたまらない。裏面のスローももちろんグッド。
Ride Your Pony Girl はお店では同じ1974年にリリースされてる Moments と O' Jays の楽曲がごちゃ混ぜになったコンピ盤みたいな O'Jays Meet The Moments というアルバムでかけていますが、こちらのアルバムに収録の際は名義は Moments になっています。このアルバムそのものもよくわからない企画盤でしたが、Harry Ray のソロ名義曲を Moments としてリリースしている大雑把なところもシルビア姐さん率いる All Platinum 系といったところでしょうか。もしかするとその当時 Moments が軌道に乗って Harry Ray 自身がソロとして活動していくみたいな動きがあったのかもしれませんが取りやめになった可能性も考えられます。ということで Harry Ray がソロでのアルバムデビューするのはシルビア姐さんの Sugar Hill Records から1982年となっています。
よく言われる音の悪さというか All Platinum 系の独特の音質というのは今回のシングルも同様であり、そこがドキドキさせてくれるポイントであったりするのはいうまでもありません。

Harry Ray / Ride Your Pony Girl

Harry Ray / Best Thing For Me

(20:00)

2019/06/03

Leslie Wilson Wild Flower 87
Leslie Wilson / Wild Flower 87
12inch Single


100円レコードの残骸を拾いに行くお仕事に。
David Foster も在籍したロックバンド Skylark 1972年のヒット曲で、ソウル系ではファンクバンド New Birth 1973年のカヴァーで有名な Wildflower という心にしみるスローがあります。上田正樹の代表曲1982年の「悲しい色やね」と似ているなんてよく言われた曲でもあります。
有名曲ゆえに色んなアーティストにカヴァーされたりサンプリング使用でもおなじみの Wildflower ですが、昔から個人的にそれほど好きではないので知名度のわりにお店ではほとんどかけることもなく執着はあまりないのですが、今回はこの曲のカヴァーの一つを買ってみました。
New Birth 1973年のヴァージョンでボーカルを担当した Leslie Wilson が1987年に Macola レーベル傘下のドマイナー 1st Flight Records からリリースしたカヴァーで、打ち込みとなったものの塩辛い雰囲気はなかなかのものです。

Leslie Wilson / Wild Flower 87

New Birth / Wild Flower

Skylark / Wild Flower

(20:00)

2019/05/07

Jesse Green Monopoly 1982
Jesse Green / Coming On Strong
アルバム Monopoly に収録


ジャマイカ出身のシンガー Jesse Green の1982年のアルバムを購入してみることに。彼のファースト Nice And Slow (1976)やセカンド Come With Me (1978)に比べレコ屋で目にする機会はあまりないような気もしますが、耳にとまるような曲がないというか、内容がいまいちなのであまり紹介されてこなかったのかも、決してレアというわけではありません。
Jesse Green は1976年に Nice And Slow というポップなダンスヒットを放って当時はそれなりに存在感はあったと思うけど、どのアルバムに関しても US プレスはなく、欧州やカナダプレスにとどまっていて、今回のタイトルも欧州プレスのみのリリースで、その地で人気のあったシンガーなのでしょう。

針をのせてアルバムを一通り耳にして特に気になる曲はありませんが、何か一曲といわれればラストに収録された Coming On Strong は Nice And Slow タイプのミッドダンサーでまあまあでしょうか。時期的にアーリー80"s 風なファンクっぽいディスコも収録してるけど、この人はカリビアンだったりマイアミソウル風のほんわか調を優しくポップに歌うのが似合う人というイメージ。ファースト、セカンドのメンツで作っていればもう少し面白いのができた気もします。

ちなみにレコード収集的な Jesse Green の豆知識として。
世界で一番初めに製品化された12インチシングルは Scepter レーベルから1976年にプロモ用にリリースした Jesse Green / Nice & Slow と Sweet Music / I Get Lifted 2曲のカップリング盤といわれています。当時Scepter レーベルの制作部にいた Mel Cheren による企画ですが、彼はすぐ後に West End レーベルを立ち上げ DJ カルチャーやダンスミュージックの発展に貢献した有名人。
ちなみに世界で一番初めに市販用としてリリースされた12インチシングルは Salsoul レーベル1976年の名曲 Double Exposure / Ten Per Cent というのはよく知られています。

今回の Jesse Green のアルバムの音源は youtube にはありませんで、人気のなさが何となくわかるのであります。

(20:00)

2019/05/04

Albert Jones The Facts Of Life  1977 Candy Apple
Albert Jones / Mother Nature
アルバム The Facts Of Life に収録


ソウルミュージックを楽しみながら気持ちよく酔える一本を紹介のコーナー。今回はフランス産のクラフトジンから Le Gin Christian Drouin Calvados Cask Finish をピック・アップ。発音すると ル ジン クリスチャン ドルーアン カルバドス フィニッシュとなんとも長ったらしい名前ですが、オーダーするときはル ジンだけで大丈夫です。

リンゴからつくられるブランデー、カルヴァドスの有名銘柄クール・ド・リヨンを製造するクリスチャン・ドルーアン社がリリースするジンということで。3代目の社長が長年のカルヴァドス造りから得たノウハウを生かし、盛り上がりを見せているというのもあったのでしょうか新たにジンの分野にも進出、研究を重ねながら2015年の秋に自社果樹園で栽培される30種類ものりんごをベースとしたクラフトジン Le Gin Christian Drouin を完成させます。使用するアロマはジュニパーベリー、ジンジャー、バニラ、レモン、カルダモン、シナモン、アーモンド、ローズの8種類で生産量限定でリリースされました。

クール・ド・リヨンというカルヴァドスは今は自分の店では扱ってないけど好きなブランドということもあり、 Le Gin Christian Drouin は輸入されてすぐに買ってみました。ほんのりリンゴのフルーティーさが香るジンという印象ですが、カルヴァドスやクール・ド・リヨンという名前であまり前のめりに期待するとちょいと薄味に感じるのかもしれません。とはいえフランス産らしい華やかなアロマが楽しめる美味なクラフトジンではあります。

Le Gin Calvados Cask Finish Christian Drouin

今回紹介するのはそのスタンダードの Le Gin Christian Drouin のデラックスヴァージョンと呼べるもの。スタンダード品との違いは、カルヴァドスの樽に移して6か月間樽熟成させる点。より複雑で重厚感のある味わいに仕上がり、グラスに注いだ瞬間からリンゴの味わいはさらに増しているのがよくわかるのでした。好みとしては断然こちらの樽熟成ヴァージョンといえます。

Albert Jones / Mother Nature


(20:00)