コールセンター little soul cafe     リトル ソウル カフェ 下北沢のSOUL BAR    (ソウル バー)        :ダンスクラッシックス

ダンスクラッシックス

2018/06/17

Exp Express Express Yourself With A Little Exp
Exp Express / Express Yourself (With A Little Exp)
12inch Single


Luther Vandross は1976〜1977年に自身のバンド Luther 名義で Cotillion からアルバムを2枚リリースして、1981年に EPIC からソロデビューを果たします。空白期間が約4年ほどありますが N.Y. のスタジオシンガーとしては売れっ子で数多くのダンスプロジェクトの作品ではリードをとったり、バックシンガーの仕事で印象に残る歌声を届けてくれていたのはその時代のレコードを集めてる方にはおなじみといったところでしょう。
今回のシングルはその空白期間中に参加したシングル一枚だけをリリースしたダンスユニットでご自慢の歌声を披露(本人のクレジットなし)した作品。ラベルに年代の表記はありませんがサウンドや諸々を考慮して1980〜1981年のリリースと考えられます。CBS 傘下で10数タイトルの作品を80年代初頭にリリースしたマイナー Precision レーベルからの N.Y. 産らしいモダンファンクなダンステイストが心地よいブギー曲で、プロデュース、ライティング、ミックスは名手 Leon Pendarvis。マイナー作品としてはなかなかの仕上がりではないでしょうか。

Exp Express / Express Yourself (With A Little Exp)


ルーサーが1981年のソロデビューまでのスタジオシンガー時代に参加したダンスプロジェクトの作品に限定して、リードシンガーとしての歌声が楽しめる代表的なアルバムを復習しておきましょう。

Gregg Diamond,  Bionic Boogie Hot Butterfly 1978

プロデューサー Gregg Diamond のダンスプロジェクト Bionic Boogie、1978年のセカンド Hot Butterfly
のタイトルトラックでリードをとっています。あまりにも有名なルーサー参加のボーカルナンバーですが、Sweet Inspirations や Chaka Khan にもカヴァーされました。

Bionic Boogie / Hot Butterfly

Gregg Diamond Bionic Boogie Tiger Tiger 1979

同じく Gregg Diamond のダンスプロジェクト Bionic Boogie から。1979年のサード Tiger Tiger では2曲のダンストラックでリードをとっています。

Bionic Boogie / Lay It On The Line

Charme Let It In 1979

Misha Segal というプロデューサーが N.Y. を拠点に活動していたスタジオミュージシャンやシンガーを集めて制作した主にダンス系を扱うプロジェクト Charme の1979年の唯一のアルバム Let It In。ルーサーがリードをとるのは TOTO の名曲 Georgy Porgy のカヴァーということで、ファンにはよく知られているかと。
ちなみに他の収録曲のリードを眺めると Gwen Guthrie だとか Damaris Carbaugh もいて、彼女らも後にソロ・アルバム・デビューとなっています。

Charme / Georgy Porgy

Mascara See You In L.A. 1979

UK のレーベル Ensign Records のオーナー Chris Hill と Claudja Barry や Ronnie Jones を手掛けたドイツのプロデューサー Jurgen S. Korduletsch による1979年のダンスプロジェクト Mascara 唯一のアルバム See You In L.A.。ルーサーは数曲でリードをとっていますが、ボーカルグループ Tymes 1976年のカヴァー It's Cool のダンス仕立てのカヴァーが素晴らしい。一緒にリードをとる女性シンガーは Ula Hedwig。この人は1978年に Sharon Redd • Ula Hedwig • Charlotte Crossley というグループ名義でアルバムをリリースしたスタジオシンガー。
Mascara のアルバムですかシンガーやミュージシャンのクレジットは一切ありませんでルーサーの名前も記載されていません。USでのリリースはありませんでしたが当時国内盤もリリースされました。

Mascara / It's Cool

New York City Band 1979

John Travolta の実兄 Joey の主演映画 Sunnyside のため、N.Y.の一流セッションミュージシャンを集め New York City Band という即席バンドを結成、1979年にリリースしたダンストラックの音源集で、サントラみたいなものかな。プロデュースは Alan Douglas という人だけど、音楽ディレクター、キーボーディスト Harold Wheeler が実際には指揮をとったんじゃないのかなあと。
ルーサーはコーラスなども含めほぼ全曲で参加しているものと思われますが、リードをとってる Got To Have Your Body はミディアム・テンポのN.Y.ダンサー、さらっと流してるかのようでも込み上げ感は抜群のルーサー節は存在感抜群で素晴らしい。ボトムの硬さも自分好みな楽曲です。

New York City Band / Got To Have Your Body

Michael Zager Band Zager 1980

プロデューサー、ソングライター、アレンジャーの Michael Zager のユニット Michael Zager Band。1980年のサード Zager 収録の Don't Sneak On Me でルーサーはリードを担当。ともにリードをとるのは Michael Zager 関連作品で頻繁に名前の出るシンガー、ライターの Alvin Fields。もろに Chic を意識したサウンドですが演奏もカッコよく快調そのもの。

Michael Zager Band / Don't Sneak On Me

Change The Glow Of Love 1980

イタリア人プロデューサー、 Jacques Fred Petrus、Mauro Malavasi によるおなじみのダンスプロジェクト Change。1980年のファーストの2曲でルーサーがリードをとっています。ダンスクラシックスのアルバム収集においては初めに手にする基本アーティストがこちらの Change というグループですが、スタジオダンスユニットとしてはアルバムは6枚もリリースしてかなりの成功といえます。

Change / Glow Of Love

Change / Searching

(20:00)

2018/05/27

Grace Jones My Jamaican Guy
Grace Jones / My Jamaican Guy
12inch Single


ソウルミュージックを楽しみながら気持ちよく酔える一本を紹介のコーナーということで、今回はジャマイカ産ラムの中から Blackwell Rum をピックアップしてみましょう。

Blackwell Rum はアイランド・レコードの創業者であり、プロデューサー、ビジネスマンのクリス・ブラックウェルの名にちなんだジャマイカ産ダークラム。アイランドは面白い音楽を発掘してきたレーベルのイメージで、ボブ・マーリーをはじめジャマイカのレゲエを国外に紹介して商業ベースに乗せた歴史云々というのはレコードを掘ってれば自然と身につく知識でありましょう。レコード好きにはおなじみのレーベルで、お店でもアイランドの作品は数多く扱ってよく流すので、彼の偉業に敬意をというので地味に置いているのであります。
2008年に始まったラムブランドで、もともとはジャマイカで音楽ビジネスをた立ち上げ、英国に移ってロック方面でも世界的成功を収めた人、その地のラムへのこだわりも強いのかなあなんて。味わいは口当たりは甘いけど、苦みやコクも目立つというもので英国〜ジャマイカタイプのラムらしいクラシカルな重厚感も感じられるのがポイント。店で扱っているラムでは低価格の部類に入りますが、味わいという点ではそれなりに主張も感じられ面白いのではないかと。
最近はブルーノ・マーズが手がけたラムも出回っていたり、ラムにも音楽糸とのコラボみたいなのが見られ、名前を借りてるだけだろうものもあるとしても、乗っかって楽しんでしまえばそれでいいのであります。

Blackwell Rum


Grace Jones / My Jamaican Guy

(20:00)

2018/05/09

greg d
Greg Diamond / Holding Back
アルバム Starcruiser に収録


プロデューサー、ソングライター、ミュージシャン、おおざっぱな扱いではディスコ系な Greg Diamond が1978年のアルバム Gregg Diamond's Star Cruiser で Holding Back というナンバーを取り上げています。小躍り系のキャッチーなナンバーで後に色んなアーティストがカバーしました。70後半から80前半のダンス系レコードを長年コレクトしてる方にはどんなカヴァーがあるのか整理がついていると思いますが、世代もどんどん変わり近年レコードを集め始めた若い方にはどれがオリジナルで他にどんなカヴァーが存在するのかなじみないかなと。最近 Holding Back のいろんなヴァージョンについて立て続けに質問されたので、大昔にも書きましたが、再度いろんなヴァージョンをピックアップして復習しておきましょう。
Greg Diamond がやった Holding Back の オリジナルヴァージョンは Marlin レーベルのこちらのアルバムに収録され、1979年には Doing That (Fancy Dancer) の裏面で7インチでもシングルカットされました。 なおボーカルはブルーアイドソウル・シンガー Gordon Grody。この曲がそれほど有名だったとか、話題になったとかの形跡はないようにも思いますが、のちにそれなりの数のアーティストが取り上げたというのには何らかの理由があったのかもしれません。

RinLewAllStars
RinLew All Stars / Holding Back
アルバム Holding Back に収録


オリジナルを含め色んなヴァージョンがありますが、お店で Holding Back を流す際はおそらくこのヴァージョンをかけることが多いかなと。1979年作、AVI レーベルの Laurin Rinder と Michael Lewis が中心となり、その仲間たちみたいなレコーディングのためだけのロス録音スタジオミュージシャンの即席集合体。野球ジャケもナイスですし、あまり見かけないからか需要のあるヴァージョンではないかと。

david simmons
David Simmons / Holdin' Back
アルバム The World Belongs To Me に収録


同じく1979年のカヴァーでフィラデルフィアの David Simmons が歌ったヴァージョン。WMOT Records からリリースした Ingram ファミリー制作のセカンド The World Belongs To Me に収録してますが、シングルカットもされ12インチでは 6:06 のロングヴァージョンとなっています。目指せテディペンらしい、押せ押せな太いボーカルが印象に残ります。

R-1482128-1228022354
Sweet Inspiration / Holding Back
アルバム Hot butterfly に収録


こちらも1979年のカヴァーで、ガールズグループ Sweet Inspirations がラストアルバム Hot Butterfly で取り上げたヴァージョン。ちなみにアルバムタイトル曲の Hot Butterfly も Greg Diamond がオリジナルの楽曲でヴォーカルは Luther Vandross だったなんてのはディスコレコードの基本事項であります。なお Hot Butterfly は Chaka Khan も1980年に Papillon (AKA Hot Butterfly) というタイトルで取り上げています。

Edmund Sylvers Have You Heard 1980
Edmund Sylvers / Holdin' Back
アルバム Have You Heard に収録


目指せジャクソン・ファイヴという存在だったとはいえアルバムもたくさんリリースして商業的にもなかなかの成果を収めた兄弟グループに Sylvers なんてのがいました。ボーカル担当だった Edmund Sylvers は1980年にCasablanca レーベルから Benjamin Wright のプロデュースでこちらのソロアルバムをリリースし、Holding Back のカヴァーを歌っています。

Jackie Moore Holding Back 1983
Jackie Moore / Holding Back
12inch Single


シングルのみでリリースのこちらは Jackie Moore が歌った1983年のカヴァー。サウスカロライナのマイナー Catawba Records から、Bobby Eli プロデュース、John Morales & Sergio Munzibai M+M ミックスのアーリー80’sのブギー仕立て。メインの Breakdown Mix ヴァージョンは9分の長尺ということで、M+M もこだわってつくったのではと。
ちなみに Jackie Moore の Catawba Records に残したシングルでは、前年の Seconds も少し印象に残っていますが、こちらは Salsoul Orchestra (1982年)、Gladys Knight & The Pips (1983年)、Johnnie Taylor (1984年)も取り上げたナンバーでした。

(20:00)

2018/04/18

Gloria Weems Lovelight 1983
Gloria Weems / Push It Up
アルバム Lovelight に収録


南アフリカのヨハネスブルグにある Ccp Records から1983年にリリースした Gloria Weems のブギーアルバム。ここに収録の Wanna Dance With You は US の Prelude Records がライセンス契約を結びシングルとして US マーケットにも投入されそれなりの数出回り日本の中古磐屋でも安く見かけますが、アルバムは南アフリカ盤のみでわりとレアです。
Wanna Dance With You 路線の少しアフリカンなテイストの N.Y. やヨーロッパのブギーシーンと連携したサウンドで占められたアルバムといったところ。
Gloria Weems についての情報はありませんが、1979年に Giorgio Moroder が手がけた Suzi Lane や、カナダ産ディスコプロジェクト THP のアルバムでバックコーラスで参加。1989年には Taylor Dayne のアルバムにも参加していたりと裏方で活動したシンガーだったのかもしれません。
制作を手掛けたのは Chris Palmer、Jim Duncombe で、前者は Surface Noise、Morrissey Mullen、Cayenne、 Linda Taylor といった80年代前半の UK のジャズファンクやブギーのシーンで活動したプロデューサー、ライター、アレンジャーで、自身で Groove Production レーベルの運営も行っていました。おそらく Groove Production からデビューさせた Linda Taylor のシングル You And Me Just Started がダンスシーンでヒットして、US の Prelude Records と契約を結び、その流れで今回の Gloria Weems も US 流通ということになったのでしょう。ということで Gloria Weems の当アルバムは Chris Palmer 人脈で UK で録音されたものとも考えられます。
ブギーコレクターのお客さん曰く、南アフリカには良質なブギーレコードがたくさんあって欲しいのがたくさんあるのだけど流通枚数も少なく価格も高価でなかなか買いにくいとのことです。

Gloria Weems / Push It Up


(20:00)

2018/03/31

Jimmy Williams All Of My Lovin'
Jimmy Williams / All Of My Lovin'
12inch Single


毎月担当しているファッション誌のコラムでも書いたけど、最近レコードの数は1万4千枚以上に増えていることがわかりまして。もちろん正確に数えたわけではないんだけど。レコードが占有してる棚や段ボールや隙間といったあらゆるスペースを一直線上につなぎ合わせたら全長で何十メートルになるかで大体の枚数をはじき出すという方法で保有枚数を計算してみたわけです。通常サイズの一枚組アナログLPというのはぎゅうぎゅうに隙間なく200枚収納するのに約70センチの幅を必要とするという認識。前回といってもいつなのかはもう覚えてないけど、おそらくその時は一直線上にレコードを収納するのに42メートル分のスペースで収まって、それで算出したのが1万2千だったと思うのです。なのでお客さんから何枚あるのかと聞かれるとその数字を何年も言っていたわけで、外人に向かってはトゥエルヴサウザンズと返すんだけど、トゥエルヴの発音というのは少し難しくって何回か言い直ししないと通じない場合があるのが面倒だったりするんですよねえ。1万2千枚から何年経っているのか定かではないけれど今回新たに測ってみると、51メートルに延長しており、そうするとレコードの枚数は1万4千5百枚以上となる。レコードの枚数ってそれを知ったところでどうなるわけでもないけど対外的にはある程度ちゃんとした数字を伝えてあげなきゃというのはあるのかもしれないわけで。でもレコードの枚数をあまり数えたくないというか知りたくないというのもあるんですよね。本来はスペースの都合上増やしたくないのに増えてしまっている事実から目を背けたいからでもあるんだけど。収納スペースがもう残ってなくて床や客席にレコードがドカッと積み重なっている状況なのはお店に来たことある方ならご存知の通り。何食わぬ顔でしれっとしてれば問題なくともやはりあふれてしまっているのは気になりますよね。あとは家にもヒップホップや、ハウス、クラブ系のシングルの2軍3軍のレコードが2〜3千枚あるのでそれを合わせると保有枚数は1万7千枚くらいになりそう。
なのでもう余計なのはなるべく持ち帰らないようにしないといけないんだけど、ついつい拾ってきちゃうのですね。70年代後半から80年代前半の後期MFSB絡みやサルソウルやフィリー録音ものでわりと名前の見るベーシスト Jimmy Williams のファーストシングルを購入。Crown Heights Affair の Bert Reid 制作の1983年のモダンブギーでオリジナルはサルソウルからリリース。今回のは同年にジャケ付きでリリースされたオランダ Rams Horn 盤。N.Y.産らしい硬質でかっこいいファンクダンサーなんだけど、一度自分のタンテに乗せて聴いてしまえば満足してとくにお店でかけることもなさそうで、こういう積み重ねによってレコードは増えていくわけですね。似たようなのをたくさん持っているんだからもうそんなに必要はないでしょとはいっても、レコードというのは必ずしも絶対に必要なものだけを買うという風にはならないのは皆様も一緒なのではないのかなあと。

Jimmy Williams / All Of My Lovin'

(20:00)

2018/03/07

Sterling Void It's All Right 1989
Sterling Void / Someday
アルバム It's All Right に収録


初期ハウス、Sterling Void 1989年のファーストアルバムを購入。ピアノのフレーズとオーライの歌詞が印象に残る1987年の It's All Right の古典ヒット一発でシカゴハウスの歴史に名を刻んだ人物で、今でもこの曲はハウスのパーティーでたまに耳にします。 D.J. International Records レーベルを代表するナンバーで、翌年にUKのポップグループ Pet Shop Boys がカヴァーしてそちらもヒットしました。上京したころというのはいよいよハウスが日本でも盛り上がりそうという時期で、クラブでもよく耳にしたので It's All Right のシングルはすぐに購入、個人的にハウスを意識し始めたもっとも初期の頃の曲だったかもしれません。だけどアルバムを購入まではいかなかったのは当時のほかのハウスのアーティストと同様、DJの素材としてはシングルの方が機能的だったからで、アルバムは無視みたいな存在でした。随分とあとになってから、もしかしたらアルバムになんか使える曲でも入ってないかなあと思って、ぽつりぽつりでも拾ってみようという気になるのはもう時代が2周も3周もしていろんな視点で見直せるからであり。だけどそんな30年近く前のハウスの音源でしかもアルバムにしか入ってないいい曲ないかなあなんてのは、スーパー裏サイドな曲探しみたいなもので、そんなのに魅力を感じてレコ堀をしてるから店にお客さんがあんまり来ないんだろうなという気もしますが、他人があまり興味を示さないジャンルというのは外的ノイズが少なくていいのであります。針を乗せるとこの時代のドラムマシンの音はチープだけどアングラ感もあってぞくぞくします。
ある寒い日に店の開店の準備をしながら試聴していたら外国からのお客さんが入ってきて、ちょうどかかっていたのが Summertime というタイトルのノリの良い曲。2月の真冬に夏をテーマにしたしかも大昔のハウスを流してきっとおかしな店だと思われたかも。人のいない時間帯に普段の営業では流さない変な曲を聴いてたらいきなり入ってくるというのはよくあることなのですがね。
ジャケ写は時代感のよく出たヘアスタイルもバッチリきまって、裏ジャケの少し照れたようにポーズをとったのもグッド。タック入りのチノパン風にキャッチーなロゴの上着をお行儀よくしまい込み、足元はモカシンかなんかでしょうか、アングラ感漂うシカゴのアシッドな雰囲気とはかけ離れてところがなんだかなあ。これに限らず、D.J. International のピクチャースリーヴというのはなにかと突っ込みどころがある作品が多いような気がします。

Sterling Void It's All Right Back


Sterling Void / Someday

Sterling Void / Summertime

(20:00)

2018/03/01

The Doobie Brothers What A Fool Believes 12 1977
Doobie Brothers / What A Fool Believes (A Jim Burgess Mix)
12inch Single


ドゥービーのおなじみの大ヒット曲の12インチ盤が目茶安かったので買ってみることに。AOR路線の集大成となる1978年の名盤 Minute by Minute に収録の個人的にも好きなナンバーですが、ここ何年かはほとんど触らなくなっていたようにも思え、この機会にまたかけることもあるかなあと考えてます。
さてこの12インチ盤はオリジナルのアルバムヴァージョンとは異なっています。違いはというとイントロが倍の16小節に延長、ブレイクパートをほんの少し追加などで、尺はアルバムが 3:41 で、12インチは 5:31とかなり長くなっています。さらにドラムをかぶせてボトムをより強くしてますので曲の印象は若干違って聞こえます。ウエストコーストのからっと軽快なアルバムヴァージョンに慣れていると、少し重心が低く圧も感じますが、ダンスフロア仕様ということです。

Jim Burgess

ミックスを手掛けたのは NY の DJ Jim Burgess で、70年代後半のダンス系のレコード収集でクレジットを確認されている方ならまあおなじみの人物でしょう。活動期間は短いですが70年代後半から80年ころにかけて今でも頻繁に耳にするダンスクラシックスのリミックスやエディットを数多くこの世に輩出した大御所。Ripple 1977年のサルソウル名曲 The Beat Goes On And On のロングヴァージョンのミックス辺りが個人的には好きですが、印象に残る曲を上げるときりがありませんが下にいくつか記しておきましょう。

Peter Allen - Don't Wish Too Hard
Herman Kelly & Life - Dance To The Drummer's Beat
Linda Clifford - Runaway Love
Rod Stewart - Da Ya Think I'm Sexy?
Gregg Diamond Bionic Boogie - Hot Butterfly
Nicolette Larson - Lotta Love
Prince - Just As Long As We're Together
Alicia Bridges - I Love The Nightlife
Wham - Superslick / Lovemaker
Alton McClain & Destiny - It Must Be Love
Alton McClain & Destiny - Crazy Love
KISS - I Was Made For Lovin' You
Deniece Williams - I've Got The Next Dance
Change - A Lover's Holiday

Doobie Brothers / What A Fool Believes (Jim Burgess 12 Mix)

Doobie Brothers / What A Fool Believes (Album Version)

(20:00)