コールセンター little soul cafe     リトル ソウル カフェ 下北沢のSOUL BAR    (ソウル バー)        :AOR ロック

AOR ロック

2020/07/13

Troiano We All Need Love 1979 Capitol Records
Troiano / We All Need Love
12inch Single


カナダのロック系 Domenic Troiano 1979年のディスコ12インチ盤を購入。10年以上前まではアルバムに収録されたヴァージョンを年に2.3回は流していたような記憶もあるけど、近年は全く触ることがなくなってしまった一曲。今回の12インチはアルバムの 3:55 の尺より長い 5:50 のロングヴァージョンとなっていて、いつか購入しようかなと思っていたのだけどそのうち興味もなくなったので放置となってました。数年前に Edit されたりしましたが特に人気があるというわけでもなく安い値段でしたのでとりあえずは持って帰ることに。久しぶりに耳にすると当時の白人ロッキンディスコならではのやや前のめり加減だけどキャッチーでポジティヴなイメージは好感が持てます。厚かましくはないけどわりとアップリフティングでぐいぐい迫る雰囲気は気分によってはトゥーマッチと感じることもあって、この曲から遠ざかった原因はその辺にあるのかもしれない、元気のある時にタンテに乗せたいところです。ロングヴァージョン、音圧もアルバムよりでかくなって、ダンスフロア向けに DJ される方に使っていただいて盛り上げてほしい一枚です。

Troiano / We All Need Love (12inch Long Version)

(19:00)

2020/06/22

Joel Sarakula Companionship 2020
Joel Sarakula / London Road
アルバム Companionship に収録


店を再開して一か月近くが経過、営業時間はスタートが19時からに変更して、以前からは一時間早めています。休業中はブログのアクセス数が少し増えていたのは心配して見に来てくれる方がいたのか、時間を持て余しての暇つぶしだったのかというのを前にも書きましたが、現在は数字も徐々に戻りつつあるので皆様の生活も通常モードになっているのかなと。

ということで再開して久しぶりに会うお客さんから色々聞かれるので現在の状況を備忘録も兼ねてお伝えしておくことに。レコード酒場という不要不急の営業形態ゆえにお客さんは以前より少ないですが、これに関しては休業中に再開したら大体これくらい減少するだろうと予想していた数字とほぼドンピシャなので想定内の範囲といったところで、何とかやれている状況。今年いっぱいは仕事がなんにもなくてもそれはそれでしょうがないかなあなんてことも考えていたので営業ができているだけでもまだましで、無理をせず様子を見ながら対応しています。全体の客数が減るとほんの微々たる金額とはいえ客単価が上がるという現象が見られますが、お客さんが少ないとのんびり過ごせるので長居する傾向にあるのかもしれません。店側としても売り上げは減るけどお客さんは少ないほうが居心地よくていいんじゃないのかなと常日頃から考えていたのだけどその辺のバランスをとるのって難しい。暇な営業というのもそんなに悪いことばかりではないなんて良い風に考えるのはビジネスとしてはナンセンスなことかもしれないのだけれど。一人飲みとか二人飲みのお客さんはいるけど、複数人だとか5.6人の団体とかが少なくなっているので、その辺も客数の減少に影響してるのでしょう。まだまだ皆で集まって飲むなんて気分にはなれないのは普通の感覚。

お客さんの減少というのはまだまだ世の中が不安定なので不要不急の外出は避けるというのもあるけど、リモートワークの人は現在も多い印象で、以前は会社の帰りに寄ってくれていた方なんかは家にずっといるので外出するのも面倒なのでお店に足を運ぶ機会が減ってるということも聞きます。自粛期間中のはなしをいろんなお客さんから聞くと。思っている以上に外出を控えていたという方が多く、飲みに出かけるのは数か月ぶりなんて声もちらほら耳にします。この辺に関しては自分はのんびり過ごしてたとはいえわりとアクティヴにあちこち調査や散歩、遠出などもして出歩いていたので思っていた以上に人の流れは止まっていたのでしょう。当然と言えば当然ですが。今回の騒動がきっかけに業種は限られるけれどリモートワークだとかビジネスのデジタル化が加速するのかどうかはわかりませんが、その影響で都心に住まなくてもいいやと考える流れが出始めると長期的にはお客さんの数に多少影響するのかもしれません。世の中が今後どの方向に進むのかはわからないのだけど、新しい方向に進化すればするほどニッチなマーケットではアナログ的だったり生身の感覚というのはクローズアップされるかもしれないので、進化や変化という言葉に惑わされたり引きずられないよう立ち位置を確認しなければいけないなと思います。

もともと外国人比率がそれなりに多かったというのも客数の減少の要因となってます。4,5月の訪日外国人データを見るとともに前年比99.9パーセント減少というすごい落ち込みなので店から彼らの姿は消えて当たり前。だけど再開してすこし予想と違ったのは、多くいた外国人のお客さんはほぼすべていなくなるだろうと思っていたのだけど、今もそれなりに目に付く状況で、店に通ってくれていた外国人というのはうすうす気が付いてはいたけど、いわゆるインバウンド絡みも多かったけど、日本に住んでいる外国人が思っている以上に多かったということなのかもしれない。インバウンドが騒がれる2014年以前のお客さんに占める外国人の割合を思い出してみても彼らの数はそれなりに多かったような気もするのでありました。もちろん外国人といっても欧米系の人たちで、日本でいわれる外国人というと中心となるのは入国者の4分の3を占める東アジアからの人々となり、全く違う視点で考えないといけないのかもしれない。例えば渋谷の街のような繁華街を歩くと人が少ないように感じるのは、東アジアの外国人がごっそりいなくなったからなのかなという気もするけど、だからといって少なくなったとはいえ店の外国人はごっそりいなくなったわけではないのであります。インバウンドの外国人もいつになるのかは分からないけれどまた確率高く戻ってくることでしょう。

過去の経験則から第二波が確率高く来るといわれているので、現在はそれまでの中継ぎみたいな営業となっているのか、世の中がどんな風に動いていくのか不明で中途半端な状況ともいえますが、また長期の休みになることを想定してその期間にやることを考えておこうかなと思っています。
再開後に思いついたことを適当に書いてまとまりのない文章となってしまいました。世の中はまだまだ重苦しい雰囲気ですが、店はほぼ通常運転で営業しています。

Joel Sarakula / London Road

(19:00)

2020/02/08

Rupert Holmes Excelsior 1980
Rupert Holmes / Philly
アルバム Rupert Holmes に収録


AORシンガーソングライター Rupert Holmes が Pickwick 系の Excelsior レーベルから1980年にリリースしたアルバムを購入。以前お客さんからいい曲入ってるよとお勧めされた盤で、有名 DJ のミックスにも収録されてるとのこと。ヒット曲のある著名アーティストというので彼のアルバムはレコ屋では安く売られてるケースが多く、レコードを集め始めの頃にメジャーレーベルからリリースしてるアルバムは大体手にしたと思うけど、今回のタイトルは気が付きませんでした。なにやらメジャーデビュー前に録音した音源をコンパイルして後年リリースした未発表もののようで、1969〜1972年の作品集らしい。Excelsior レーベルからは今回のタイトルと同じくらいの時期に他にも2タイトルリリースしておりそちらも昔の音源なのかもしれません。
ドラマのワンシーンでも見てるかのようなファンキー&メローな Philly がたまらなく良いです、この一曲で十分満足しました。

Rupert Holmes / Philly



(20:00)

2020/01/27

Young Gun Silver Fox Whatcha Gonna Do For Me 2020 P-Vine
Young Gun Silver Fox / Whatcha Gonna Do For Me
7inch Single


先週7インチでリリースされたド定番曲 Whatcha Gonna Do For Me のカヴァーヴァージョン。さすがにおなじみのナンバーだけあって店で流していると誰がやってるのかと尋ねられる機会も多い。
まもなくサードアルバムがリリースされる Young Gun Silver Fox が以前タワレコのキャンペーン特典としてデータのみでリリースした今回のカヴァーを彼らの日本盤リリース元の P-Vine がフィジカル化とのこと。
Young Gun Silver Fox の Whatcha Gonna Do For Me は彼らの LP には収録されてなかったのでこの企画はうれしい、営業用アイテムとして使い勝手がよく重宝しています。
AOR シンガーの Ned Doheny と Average White Band の Hamish Stuart の共作で、オリジナルは Average White Band 1980年の名盤 Shine に収録。Chaka Khan が1981年のサードアルバムのタイトルトラックとして歌ったヴァージョンでも知られます。店では2014年に Numero が7インチでリリースした Ned Doheny 1980年の未発表ヴァージョンをよく流します。誰がやっても悪くなりようがない永遠の名曲とはこういうのを言うんでしょうね。
ジャケ用に差し込まれたペラ紙のデザインは Young Gun Silver Fox のファーストアルバムからのものだけど Donald Byrd 1975年の名盤 Places And Spaces 風になってるのもそそられます。

Young Gun Silver Fox / Whatcha Gonna Do For Me

<参考資料>

Ned Doheny - What Cha' Gonna Do For Me (Previously Unreleased Demo Version with AWB 1980)

Average White Band - Whatcha' Gonna Do For Me (1980)

Chaka Khan - What Cha' Gonna Do For Me (1981)

Ned Doheny - What Cha' Gonna Do For Me (From the album Life after romance 1988)

(20:00)

2020/01/15

Rhead Brothers Black Shaheen
Rhead Brothers / Oh Darling
アルバム Black Shaheen に収録


2か月前に 213 という LA のセッションミュージシャンたちによる1981年作の AOR 未発表アルバムを買いました。今でもほぼ毎日のように店のタンテに乗せていて、営業アイテムとしては使い勝手がとてもいいのであります。213 の未発表アルバムはノルウェイの Preservation Records という AOR 系の再発レーベルからリリースされており、ここからは他にも California Flight Project や Thelma Houston の未発表音源もそこそこ気に入って一時期店で流していました。
ということで Preservation Records からの作品は自分の好みに合う確率がわりと高いのではという判断ができますが、持ってない他のタイトルにいいのがあるかもしれないというのでカタログをチエックしてみて目についたのが今回取り上げる Rhead Brothers のセカンド、こちらの再発は2016年のリリース。

Rhead Brothers は UK の兄弟デュオらしいが、ネットで調べると今回のセカンドのオリジナルは1978年に UK の EMI からプレスされるものの何らかの事情で即廃棄となったらしい。 なので初めにプレスしたのが少数だけ市場に漏れただけだとすると今オリジナルの EMI 盤を手に入れようとすると少々レアということになります。
1977年にファースト Dedicate をリリース後にすぐに今回の作品を作ることになり、AOR 方面でもおなじみ、アラバマ州マッスル・ショールズの名プロデューサー・コンビ Clayton Ivey、Terry Woodford に制作を依頼。マッスル・ショールズのスタジオミュージシャンによる確かな演奏を土台に、UK ならではのメロディアスさと甘口の歌声が調和しメローからグルーヴィーなトラックまで軽く水準以上のブルー・アイド・ソウル作品となってます。

Rhead Brothers / Oh Darling

(20:00)

2019/11/27

Elkie Brooks Shooting Star 1978 A&M Records
Elkie Brooks / Learn To Love
アルバム Shooting Star に収録


UK のポップスシンガー Elkie Brooks 1978年のサードを購入。1979年の4作目 Live And Learn に収録された The Rising Cost Of Love を一時期お店でよく流してそれなりに印象に残っている人だけど、レコ屋では今回のアルバムのほうがよく見かける印象でしょうか。昔からサクサクしながら目はよく合ってるものの聞くのは初めてのタイトル。
Andy Newmark、Jerry Knight、Jean Roussel、Elliott Randall 等による心地よいファンキー&メローな演奏をバックに Ned Doheny、Stevie Wonder、Neil Young、Peter Frampton、Faces のカヴァーに自身のオリジナルを混ぜ素敵な歌声を次々に披露していくというもの。キラートラック収録みたいな特別感のあるアルバムではないけど、かといって物足りなくて針を飛ばしたくなるわけでもない。それなりに気持ちよく時が流れ気が付いたら一枚が聞き終わっているということで、何気ない BGM としては優秀なのでありました。スティーヴィーの AS のカヴァーはバラードで始まり途中からアップになる変則アレンジ。ネッド・ドヒニーの Prone 収録 Think Like A Lover のカヴァーは Elkie Brooks のアルバムでは LearnTo Love というタイトルに変更され、こちらで聞かれるネット節もたまらないです。

Elkie Brooks / Learn To Love



(20:00)

2019/11/21

213 Three Little Words Preservation
213 / Oh Me, Oh My
アルバム Three Little Words に収録


ここ何年かはアナログレコードが注目されてるというので新たなタイトルのリリースも多め、なので日常的に行う新譜の試聴も量が多くてそれなりに時間がかかるのだけど、今回の盤みたくクオリティーの高い曲に出合うとうれしい。なにやら1981年の AOR 未発表音源らしいけど、冒頭の2曲はメロディアスだったり疾走感がたまらない西海岸グルーヴィー AOR の名曲の仲間入りレベル。他の収録曲はロックっぽかったりいわゆる AOR バラードだったりで好みとは言えないけどその2曲はお店でも使えそうなので即購入となりました。
213というアーティスト名からしてアルバムの詳細がよくわからないのでググると金澤さんの Light Mellow ブログにいかなるものかの詳しい解説が書いてある。未発表のややこしい経緯が実に興味深いのでここで書くよりもそちらを読んでいただきたい。
当時の実力派スタジオミュージシャンが集まってメジャーレーベル向けに作ればこれくらいのものができ上っていたのは特に不思議でないにせよ、さすがに今頃になって出てきてしまうとわくわくする。普段から未発表音源みたいなのに接する機会はあるけど残りかすみたいなのに出会うことが多いと言えば失礼だけど今回の作品の2曲は目に止まったのであります。リリース元はノルウェイの Preservation Records。ここは昨年の California Flight Project や、2年前の Thelma Houston の未発表音源のリリースなどいい仕事が目立ちます。

213 / Oh Me, Oh My

213 / Three Little Words








(20:00)