コールセンター little soul cafe     リトル ソウル カフェ 下北沢のSOUL BAR    (ソウル バー)        :AOR ロック

AOR ロック

2017/11/30

Edgar Winter Above And Beyond 1979
Edgar Winter / Above And Beyond
12inch Single


オリジナルのプロモ盤と見分けがつきにくいブート盤も2012年にリリースされてるロフト、ガレージクラシックスでコズミックディスコの定番 Edgar Winter / Above And Beyond の12インチヴァージョン。以前も書いたのですが、この曲が収録された1979年のアルバムはプロデューサーの欄には本人のほかに Tom Moulton が名を連ね、バックはドラム Keith Benson、ベース James Williams、ギター Craig Snyder、コンガ Larry Washington ということで、後期 MFSB といったところ、録音はフィラデルフィアのシグマ。Edgar Winter Group の時代には Dan Hartman がバンドメンバーにいて、Dan がソロになって Instant Replay や Relight My Fire のディスコヒットで成功するのをみて、それでは自分もディスコ路線のアルバムを作ってみるかとスケベ心が働いたのかどうかは定かではありませんが、Edgar Winter に関わらず多くのロック系アーティストもこの時期にはディスコ寄りの作品を作ってました。Edgar Winter は先に取り上げた Dan Hartman の2曲が収録されたアルバムではサックスで参加し、そこでミックスを担当していたのが Tom Moulton ということで、両者はわりとすんなりアルバムの制作に運べたのではないかと思われます。アルバムはディスコとAORが程よく混じった素敵な内容で、今回ピックアップする Above And Beyond という曲もアルバムでたまにかけていますが、12インチヴァージョンが有名というので買ってみました。
イントロや後半のブレイクもかっこよくロングなディスコ仕様で別ヴァージョンとなってますが、アルバムのと比べてリズム隊やうわものが前に出てボーカルが後方に引っ込んでたり、中音域が整理され各楽器がクリアに鳴っていたり、シックみたいなスラップが挿入されたりかなり洗練したヴァージョンのように聴こえ同じ曲だけど曲の表情は全く異なるように感じます。BPMは12インチの方が二目盛くらい遅めでしょうか。ミックスは Edgar Winter 本人とクレジットされています。ごてごてしながらも若々しい高揚感が凝縮されたアルバムヴァージョン、大人っぽくクールに展開する12インチヴァージョンどちらも素晴らしいです。12インチの裏面にはインストが収録されこちらもDJの方には使い勝手が良いでしょう。

Edgar Winter / Above And Beyond (12inch Version)

Edgar Winter / Above And Beyond (Album Version)

(20:00)

2017/10/13

The Coon Elder Band Featuring  Brenda Patterson 1977 Mercury
The Coon Elder Band Featuring Brenda Patterson /
What Does It Take (To Win Your Love)
アルバム The Coon Elder Band Featuring Brenda Patterson に収録


いろんなレコ屋のサイトをぐるぐる回りながら試聴するのが何年もの日課になっています。新譜も中古もだし、日本だけでなく海外もなので相当な量、今はジャンルも増えているので追いかけるのは少し手間もかかります。新譜のチェックに関してはちょっとさぼってると最近はリリース量が多いのでまとめてやるのが面倒になりますが、プレス枚数が少ない商品も多いので買い逃しをしないように気を配ったりして。

ネット上でのレコ屋巡りは実際に買うかどうかよりは、トレンドの把握だったりというのもあります。試聴しながら今はこういうのがよく売れて、逆に売れ残るのはどういうテイストなのか。あとは中古盤なら時代によって新しい価値が付与されて再評価されるケースも多いので復習ついでにいろいろ見て回ります。レコ屋の解説も大変参考になります。持っていても最近かけてない曲とか、貼り付けられた試聴ファイルを聴きながら思い出してみたりして。ノーマークだった曲は頭にとりあえずはインプットして、いつかどこかのレコード屋に行ったときに探してみようとなり、最近たまたま見つけたのはこちらのレコード。カントリー系?のバンドでしょうか、なので自力ではたどり着きませんで、レコ屋の試聴ボタンを何気なく押すと流れてきたのはモータウン・クラシック Junior Walker の What Does It Take のカヴァーで、1977年 Mercury レーベル発の長ったらしいグループのアルバムに収録されている。いろんな人がカヴァーしてる有名曲で個人的にも目茶好きなのですが、このバンドのハートウォーミングなビター&スウィートなヴァージョンも文句なし。Harvey Fuqua、Johnny Bristol ペンによる名曲でありました。

The Coon Elder Band Featuring Brenda Patterson /
What Does It Take (To Win Your Love)


(20:00)

2016/12/28

Pegasus 1977  Sunshine Records
Pegasus / Dance With Me Baby
アルバム Pegasus に収録


1977年に Sunshine Records というドマイナーからリリースされたこの馬のイラストのレコードを買うのは今回で3回目くらいではと記憶している。一度目は90年代前半に中身はよくわからないまでも、なにかすごい曲でも入ってるんじゃないおかなあなんて、あてずっぽな雰囲気だけでレジに持って行き、家に帰って鳴らすとやっぱりよく分からなくて、すぐに手放したんじゃないのかなあ。それから10年くらいたって二度目の購入は、実はこの Pegasus というバンドはグレイドンとフォスターがレコーディングしたスーパー・セッション・グループだったなんて正体を知ってまた聴いてみようと思い購入、そして確認後にまた手放したんじゃないのかなあ。もちろん Bottom Line の76年盤や、Midnight Flyer の77年盤も両者が参加した覆面ユニット的な作品だったなんてのもその時に覚えた豆知識で、3作の聴き比べをしながらいわゆるエアプレイ結成以前のコンビの足跡をたどるみたいな感じで楽しんだことでしょう。そして10数年たって安く売れ残っていたからまた聴いてみようかなとなんとなく持って帰ってきた今回ですが、何十年たっても同じところをぐるぐる回っている感覚でありまして、さっき来た道を行ったり来たりなんてまあ死ぬまでそんなことをやってられれば、それはそれで幸せなことなんじゃないのかなあ。さてこの一年はいったいどんなレコードを買ったんだっけ、なんて大量に放置したガラクタの塊にため息交じりに目をやりながら、ああ今年も残りわずかでありますねえなどと一応は人並みにおもってみたりもする。年内の営業は30日までであります。

Pegasus / Dance With Me Baby

Pegasus / Fly


(21:00)

2016/07/18

Mother's Finest One Mother To Another 1983 Epic
Mother's Finest / Everybody Needs Somebody
アルバム One Mother To Another に収録


ファンクロックなバンド Mother's Finest の1983年盤を500円で購入。
なぜかこのアルバムだけほとんど見かけないのは、おそらくオランダの Epic 盤しか流通しなかったせいなのでしょう、なんで US でリリースされなかったのかは不明。
まじめにソウルやファンクが好きな方からすると、彼らの作品は Skip Scarborough が手掛けた1978年のサード Mother Factor 以外は見向きもされなさそうなのは持ち味のロック要素のためですが、さてこのアルバムはどうなのかな、願わくはロック抜きでといきたいところですが、期待値ほとても低いのであります。
前作がコケたからかなんとなく商業路線にも聞こえるロックテイストと、かといって過度にソウルやファンク寄りになるわけでもない、微妙なラインの上でひたすら Joyce Kennedy のボーカルが印象に残る、まるで彼女のソロアルバムにも聴こえる内容。翌年バンドから離れ A&M から R&B 寄りのソロアルバムを2枚リリースしていましたが、バンドとしてはいまいち時代の波に乗れずに方向が見えずらくなっていたのかもしれません。聴きようによっては Chaka 在籍時の70年代の Rufus みたいな楽しみ方も出来なくもないんだけどなあ。

Mother's Finest / Everybody Needs Somebody

Mother's Finest


(21:00)

2016/06/28

Louis Paul 1973 Enterprise
Louis Paul / Leave Tke Door Where You Found It
アルバム Louis Paul に収録


STAX 傘下の Enterprise から1973年にリリースされているけれど、中身はメンフィス産のスワンプっぽい、つまりは白人のロックアーティストの作品。そういうわけなので、STAX 系とはいえ気にはなってもジャケットも意味不明でなかなか手が出せないですね。人種を隠して売り出されたようで、イラストのピエロはそのせいなのかな。内ジャケの写真も顔に化粧がされていてとっつきにくい雰囲気がする。

LOUIS PAUL は60年代中盤からガレージロックバンド、Guilloteens のメンバーとして作品をリリースし、プレスリーとも親交の深かったギタリスト、SSW。地元ではセッションミュージシャンとしても活躍していたのだとか。

冒頭に収録された Leave The Door Where You Found It が、わかりやすくて馴染みやすい展開のレアグル調のファンキー・ナンバー。キャッチーなこの曲だけはどこかで使い途がありそうな予感かも。価格は500円。

Louis Paul / Leave Tke Door Where You Found It

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(21:00)

2016/06/13

Wham Grt 1978
Wham / Love Maker
アルバム Wham に収録
 

半年くらい前にこのバンドの Lovemaker という曲をリクエストされたけど置いてなかったのを思い出して買ってみることに、価格は700円。昔から中古盤屋でよく見る印象なのは派手なジャケットが目に付くせいかもしれませんが、白人のロックテイストなディスコバンドと知っていたからずっと放置となっていました。近年は Harvey のプレイネタだったりエディットされていたりということらしく、人気とまではいかないまても、もしかするとどこかで少しくらいは注目されているのかも。同名だけどもちろんクリスマスソングで有名な80年代のあの有名なグループとは全く別ものです。

ナシュビル産の1978年の作品で、レーベルは GRT。 Lovemaker はいかにも Harvey 好みなブギーなテイストで、彼があの風貌とやり方でプレイすると、本来楽曲が持っているポテンシャル以上に活きてくるんだろうなという気がします。アルバムを買ってきて普通に部屋で鳴らしても期待したほど映えるような感じはないですが DJ によって新たな生命が吹き込まれ再度評価が与えられた点は素直に楽しみたいところ。この曲には Jim Burgess がミックスしたロングヴァージョンの12インチもリリースされています。収録曲では Prison Of Love みたいになんとなくきになる曲があったり、ドラムの打ち方やシンセの跳び方が今風に聴こえたりもするけど、全体的にはロッキン・ディスコなテイストで、ボーカルの歌いまわしとかを許容できるかどうかなんだろうな。ディスコアルバムとしては面白い部類。

Wham / Love Maker


(21:00)

2016/05/05

Bama Touch Me When We're Dancing 1979
Bama / Summer Nights
アルバム Touch Me When We're Dancing に収録


10年以上前だったと思うけど、当時見つけたらゲットしよう個人的リストに入れて、そのまま忘れていたんだけど、今頃になってようやく手にしたというたまにあるケース、価格は300円。どんな内容だったかなあ?なんて記憶はないのだけど、とりあえず持ち帰って Summer Nights というナンバーを鳴らすと、イントロのギターからして小躍り系いい曲の予感がする必勝パターンで、なるほこのナンバーに関してはいかにも好きな人が多そう。だけど今はあまり反応しない自分もいるわけで、こういう瞬間に時の流れを感じて少々寂しくなるのでありますが、魅力的な曲にはちがいありません。なおマリーンとシーウインドの共作 Summer Nights (82年)でこのナンバーがカヴァーされている。

Bama はマッスルショールズのセッションバンドで、アルバムは79年に Free Flight レーベルからリリースしたこれ一枚きりみたい。Free Flight というとマッスルショールズの同じようなブルーアイドソウル路線で Funky Communication Committee のファーストが思い浮かぶんだけどあっちも見かけのわりにまあまあなアルバムでした。

Carpenters Made In America 1981Alabama The Touch 1986

あと今回のアルバムに関しては、タイトル曲の Touch Me When We're Dancing は、カーペンターズが81年にカヴァーして小ヒット、アルバムでは Made in America に収録。その後86年にはカントリーロックバンド Alabama が取り上げ、カントリーチャートのナンバーワンになっているという、なんともいえない切ないロマンティックこみ上げナンバー。

Summer Nights よりももしかすると Touch Me When We're Dancing が目当てで当時欲しかったのかもしれないなんて気もするけど、アラバマ産は侮れないですね。

Bama / Summer Nights

Bama / Touch Me When We're Dancing

(21:00)