コールセンター little soul cafe     リトル ソウル カフェ 下北沢のSOUL BAR    (ソウル バー)        :Feel Like Makin' Love

Feel Like Makin' Love

2020/09/20

Mr President One Night 2020
Mr President /
Feel Like Makin' Love Feat. Luc Nyame'-Siliki (CD Bonus Track)
アルバム One Night に収録


Feel Like Makin' Love のカバーヴァージョンを紹介するコーナーということで、153枚目にいってみたいとおもいます。

フランスのプロデューサー、マルチミュージシャン Bruno Hovart のプロジェクト Mr President のサードアルバムがつい先日リリースされアナログ LP 盤を購入しました。Bruno Hovart は Mr President だけではなく、Patchworks、Taggy Matcher、Uptown Funk Empire、Voilaaa、Metropolitan Jazz Affair、Dynamics などなどいろんなプロジェクトごとにアーティスト名を使い分けて作品をリリースしていますが、ソウル、ファンク、ディスコ、ジャズ、レゲエ、アフロ、カリビアン、エレクトロ、ハウス、ヒップホップと様々なジャンルに愛着を持って自身の音楽観を表現する守備範囲の広さはすごい。

今回の新作、調べてみると一か月ほど早く P-Vine から日本先行の CD でリリースされているようで、その CD にはアナログ LP に収録されてないボーナストラックが3曲追加収録され、そのうちの一曲が Feel Like Makin' Love のカバーヴァージョンとのこと。
さすがに CD は買ってなくて、一曲丸ごと聞けるネット音源も見つからず、youtube のアルバム宣伝用ダイジェスト音源を聞いただけですが、Feel Like Makin' Love はなんとなく Chicago Gangsters が1976年のセカンドアルバム Gangster Love でカヴァーしたヴァージョンのようなにおいも感じつつ現代風クール&ジャジーなダンス仕立てのナイスな楽曲。
国内盤 CD にはさらに2014年のセカンド Hips Shaking に収録されていた I Get So Crazy の T-GROOVE Remix が収録され、そのオリジナルヴァージョンは気に入って当時店でよく流していたもの。ダイジェスト音源を聞くとこのリミックスもなかなかのもので、LP の収録は6曲とかなりコンパクトなのでこれらもまとめて収録されてればなおよかったのにと思います。

ちなみに Bruno Hovart は2007年に自身を中心とした The Dynamics というレゲエ、ダブ、ソウルバンドのファーストアルバムで Feel Like Makin' Love のカヴァーを取り上げてますので、彼としては全く別プロジェクトとはいえ二度目のカヴァーとなります。

Mr President / One Night アルバム・ダイジェスト
Feel Like Makin' Love のカヴァーは3分22秒あたりから聞けます



(19:00)

2020/08/18

Alice Fredenham Under The Covers 2017 Cherry Red
Alice Fredenham / Feel Like Makin' Love
アルバム Under The Covers に収録


Feel Like Makin' Love のカバーヴァージョンを紹介するコーナーということで、152枚目にいってみたいとおもいます。

今回はイギリスのテレビ局 ITV で放送されている公開オーディション番組 Britain’s Got Talent に2013年に出場、そこで注目を浴びクラウドファンディングで資金調達して2017年にアルバムデビューした Alice Fredenham という人のカヴァーヴァージョン。
もともとセラピストをしていた一般の方のようですが、スター誕生のイギリス版出演をきっかけにチャンスをつかみ、自分の作品を作ってしまったというのはよくありそうなはなしとはいえ、シンガーや人としての魅力はもちろん、行動力や運、周りのサポートなんかがばっちりハマったというべきなのでしょう。
アルバムは Britain’s Got Talent で歌ったスタンダード曲 My Funny Valentine をはじめ、ロックやポップスのカヴァーで占められるという内容。

Alice Fredenham / Feel Like Makin’ Love





(20:00)

2020/07/22

Aria Beautiful Life 2005 Rhythm Zone CD
Aria / Feel Like Makin' Love
Beautiful Life に収録


Feel Like Makin' Love のカバーヴァージョンを紹介するコーナーということで、151枚目にいってみたいとおもいます。

2005年に Avex 傘下 Rhythm Zone からデビューした R&B シンガー Aria、初リリースとなる今回の CD マキシシングル Beautiful Life の中の収録曲で、Feel Like Makin' Love のカバーを取り上げています。
初めて名前を聞く人ですが、レコ屋の過去の解説を見ると、日本人離れした作曲センスと歌唱力を持ち、日本の女性R&Bシンガーの中で唯一無二と言える存在感を放つ新星、とありますので勢いのあった Rhythm Zone としては期待を込めた大型新人だったのかもしれません。
Aria は2003年に同じ Rhythm Zone から Asuka という名前で一度デビューするも、2年後の2005年に Aria に改名、今回のシングルは再デビューということになります。アルバムは2010年までに4枚リリースしてるのでそれなりに存在感があった方なのではと思いますが、現在活動しているのかどうかは不明。

Aria Beautiful Life 2007 Rhythm Zone EP

なお Feel Like Makin' Love のカヴァーは2007年にリリースしたアナログ盤 EP の Beautiful Life にも収録。ここには Jevetta Steele 1988年の名曲 Calling You を派手な R&B 仕立てでカヴァーしていたりしてなかなか面白いです。

Aria / Feel Like Makin' Love

(19:00)

2020/06/18

Roberta Flack Feel Like Makin' Love Kenny Dope Remix 1996
Roberta Flack / Feel Like Makin' Love (Kenny Dope Remix)
12inch Test Pressing EP に収録


いつもは Feel Like Makin' Love のカバーヴァージョンを紹介するコーナーですが、前回に引き続き番外編をお届け。

Feel Like Makin' Love のオリジナルヴァージョンは1974年に Roberta Flack により録音、Atlantic レーベルよりリリースされヒットしますが、90年代にその Roberta Flack の歌ったヴァージョンを Kenny Dope がリミックスしたヴァージョンというのがリリース元の Atlantic レーベルから制作されるもお蔵入りになり、そのヴァージョンを収録した盤は世には出なかったようです。

Discogs を散策して偶然見つけた盤となり、詳細の方はほぼ不明、Feel Like Makin' Love (Kenny Dope Remix) の音源もネット上には無くはっきりとした確認はできませんが、Discogs のデータからは1996年にテスト盤で以下の4曲収録の内容で25枚だけプレスされたとあります。Back Together Again は1979年のオリジナルヴァージョン、Uh Oh Uh Oh は1988年のシングル盤に収録した Steve Hurley がリミックスしたヴァージョン、残りの2曲は1996年当時の現代風サウンドに手直してまとめたクラブ向け作品集といった雰囲気。4曲入り EP での単発の企画盤だったのか、それとももしかするとリリースされなかった Roberta Flack のベスト盤のボートラ用だったり、実現はしなかったけど Roberta Flack のリミックス作品集みたいなのが当時企画されてそこに収録されるものの一部だったのかもしれません。ちなみにマーケットプレース上に今回のテスト盤は一枚だけ出品されており価格は5000ドル、50万円オーヴァーとなってますが、存在そのものだったり枚数も不明だし市場での過去の取引履歴もほぼないと考えると相場なんてないようなもの。

A1 Feel Like Makin' Love (Kenny Dope Remix)
A2 Back Together Again (Original LP Version)
B1 Uh Oh Uh Oh (Steve Hurley Remix)
B2 Killing Me Softly (Soul Solution Remix)

当時 Atlantic レーベルで A&R、リミックスコーディネーターの職に就いていた Johnny "D" De Mairo
という人の企画だったようで、Roberta Flack の過去の名曲現代風リミックスに関して彼は同じ1996年に Atlantic で下の2×12インチリミックスシングルも制作、こちらは規格番号 Atlantic 0-85501 の正規盤でリリースされました。

A1 Killing Me Softly With His Song (Reborn Club Vox)
B1 Killing Me Softly With His Song (Bonus Beats)
B2 Killing Me Softly With His Song (Radio Edit)
C1 Killing Me Softly With His Song (Dub #1)
D1 Killing Me Softly With His Song (Dub #2)

Feel Like Makin' Love (Kenny Dope Remix) は上でも書きましたがネット上に音源はなく聞くことはできませんが、ヒップホップアレンジにせよハウスアレンジにせよどのように調理されているのか気になります。

(19:00)

2020/05/20

Hummingbird We Can't Go On Meeting Like This 1976
Hummingbird / The City Mouse
アルバム We Can't Go On Meeting Like This に収録


いつもは Feel Like Makin' Love のカバーヴァージョンを紹介するコーナーですが、今回は番外編ということで、なんとなく似てる曲をピックアップしてみたいと思います。

3日前に英国の著名スタジオミュージシャン Max Middleton(鍵盤)と Robert Ahwai(ギター)連名のジャズロック、フュージョンアルバムを取り上げましたが、両者はこのアルバム以前に Hummingbird というバンドで演奏していたことを書きました。Hummingbird の各アルバムはお店ではそこそこ流す機会がありますが、いつもお気に入りの曲しか流しておらず、そおすると何年も聞いてない曲もあるわけで、なので復習ついでに通して聞いてみることにしました。その流れで1976年のセカンド We Can't Go On Meeting Like This の B面トップの The City Mouse が Feel Like Makin' Love に似てるのを発見するのですが、個人的になんとなくそう思うけど、全然似てないと感じる方もいるでしょう。昔のレコードの掘り起こし作業の遊びとして軽く流してもらえればと思います。

Hummingbird / The City Mouse

(20:00)

2020/04/20

The Oatmeal Jazz Combo Instant Oats 2016
The Oatmeal Jazz Combo / Feel Like Makin' Love
アルバム Instant Oats に収録


Feel Like Makin' Love のカバーヴァージョンを紹介するコーナーということで、148枚目にいってみたいとおもいます。

今回はよくわからない小編成ジャズバンドの作品から。The Oatmeal Jazz Combo という名の、おそらく自主レーベルから2016年にリリースしたアルバムに収録したヴァージョン。
ネット上を見渡しても情報はほとんど見当たりませんがニューヨーク州立大学 ストーニーブルック校の生徒により2009年に結成され、メンバーは地理的にバラバラになりながらも粘り強く活動を続け当アルバムで5作目となるらしい。アルバム各曲からはモダンで粋な演奏を楽しみながら行う様子が感じ取れます。Feel Like Makin' Love はピアノソロのヴァージョンとなっており、ピアニストがどおしてもやりたかったのかもしれませんね。

Oatmeal Jazz Combo / Feel Like Makin' Love







(20:00)

2020/03/21

Ayako Hosokawa With  T. Miyama & The New Herd Call Me (2)
Ayako Hosokawa With T. Miyama & The New Herd /
Feel Like Makin' Love
アルバム Call Me に収録


Feel Like Makin' Love のカバーヴァージョンを紹介するコーナーということで、147枚目にいってみたいとおもいます。

今回は、ジャズシンガー 細川綾子が宮間利行とニューハードの演奏をバックに、和ジャズ名門レーベル Three Blind Mice (TBM) から1979年にリリースしたサードアルバムに収録したヴァージョン。
細川綾子は1977年 TBM からのファーストアルバム Mr. Wonderful で一度 Feel Like Makin' Love を取り上げているので二度目のカヴァーとなります。
その Mr. Wonderful に収録のヴァージョンですが、お店を始めたころだから20年位前になりますが、Feel Like Makin' Love のカヴァーといえばその頃はこのヴァージョンをもっともよくかけていたんじゃないのかなあという記憶、個人的にはとても気に入っていたヴァージョンでした。
細川綾子のレコードを初めて買ったのはこの Mr. Wonderful で、確か大学2.3年の頃に高田馬場の Didc Fun というレコ屋の100円コーナーで見つけたと思う。今はオリジナル盤は万単位の価格で取引されてるのを考えると100円という価格は信じられないような話だけど、TBM のレコードも時と場合によっては90年代初頭はそんな感じで買えることもありました。大学2.3年の頃というと中古レコードの収集に関してはまだ駆け出しのころといえますが、細川綾子という人物がどんな人なのかを知ってて買ってたわけではなく、なんとなく知ってる曲のカヴァーとかが収録されてるよくわからない日本人ジャズシンガー程度のもの。もちろん TBM がどんなにこだわったレーベルなのかなんてのは何一つ知るわけもありませんでした。そのころに今より安い値段で TBM の素晴らしい名盤の数々をそろえておけばよかったねとは考えたとしても当時の自分自身には知識も情報もないので無理なはなし。細川綾子のアルバムに関してはセカンドの No Tears もレコファンで安く買うことができたのだけど、今回取り上げたサードアルバムの存在を知るのはずっと後になってからであり、すでに TBM も名門として再評価されたのもあったし、もともとこのサードはプレス枚数が少ないのか?他のタイトルに比べなかなか見かけなかったのでした。それでもそのうち運よく安く出会えるんじゃないかなあと甘く考えるものの、何年たっても買える様子もないようで。そんなところへ先月にたまたま細川綾子の TBM 過去の4作品が再発されますよという告知のポスターをレコ屋で見ることに。Mr. Wonderful のみアナログ盤で残りはCDでリリースとのこと。残念ながら今回の Call Me はアナログ盤ではないのだけど、もはや2、3万円出してオリジナル盤を買う気も今後起きそうもなく、長年聞いてみたかったのもありCDで購入となりました。聞きなじみがある安心感というものでしょうか、細川綾子の声を耳にするとリラックスした気分になります。Feel Like Makin' Love は Mr. Wonderful 収録ヴァージョンに比べややしっとりした印象。

残念ながら youtube に今回のヴァージョンの音源はないようです。


(20:00)