コールセンター little soul cafe     リトル ソウル カフェ 下北沢のSOUL BAR    (ソウル バー)        :Got To Be Real な雰囲気で

Got To Be Real な雰囲気で

2017/11/15

Full Force Ain't My Type Of Hype 1989
Full Force / Ain't My Type Of Hype
12inch Single


ダンスクラシックスの定番 シェリル・リンの Got To Be Real 的な雰囲気が感じられる曲ということで76枚目にいってみましょう。

今年はニュージャックスウィング(NJS)の誕生から30周年らしいです。なにやらジャーナリストのバリー・マイケル・クーパーという人が、ヴィレッジヴォイス誌にテディ・ライリーの記事を寄稿した際に、New Jack Swing と名付けたことからこの呼び名になったみたい。NJS の第一号は Keith Sweat 1987年の I Want Her という歴史認識であります。個人的にはDJ機材を買いそろえてレコード収集に夢中になる時期にすでに流行でありましたが、ヒップホップ的なビート感覚との融合性が高かったためとっつきやすかったともいえます。それまでの歌物路線のいわゆる当時のブラコンテイストなものがずっと続いていたらそもそもブラックミュージックに興味を持ったかどうかもわかりません。音楽だけではなくダンスやファッションを含め時代の空気を変える目新しさは抜群で、あれから30年とは時が流れるのは早いものです。
とはいっても今となってはあまり出番のあるジャンルとはいえないのは、現在は扱うジャンルが広くなっているのであまりお呼びがかからないということでしょうか。黒人音楽の進化の過程において時代性がもろに反映された面白いサウンドでありますが、猛烈に好きな人とそうでもない人の差も激しいですね。ダンスをやってる方は好きな人も多く、外国人のお客さんはほぼ無関心のジャンルというのはお店に立っていて感じることですね。Bruno Mars なんかが取り上げてましたが、時代が2周くらい回って新たな世代の人たちから再注目でもされて目新しい評価を付与され浮上してくれば面白いんだけどなあなどとはいつも考えているところ。

さてさてそんな NJS を振り返って Got To Be Real と接点のありそうな曲を重箱の隅を突っつくように探してみましょう。Full Force は80年代中盤から10年くらいメジャーシーンで活躍した R&B、ヒップホップ系のアーティスト、プロデューサーで当時は売れっ子。今回ピックアップするのは1989年リリースの4thアルバム Smoove からカットした12インチシングル Ain't My Type Of Hype で、アッパー系 NJS の筆頭とも呼べるファンクネスが凝縮されたダンスサウンド。曲名を目にするだけで暑苦しいですが、Hype の文字を見るとどうしてもテンションが上がってしまうのはこの時代を生きた証かな。Got To Be Real のあの印象的なホーンが随所に挿入されてますが、音が詰め込まれてるので目立つようで自然と溶け込んでいるのも不思議なもの。
B面に収録された Type Rider (F.F. Smoove Hype Mix) は古典サンプリングソースをこれでもかというくらいメガミックス感覚でぶち込んだ実験意欲満載のヴァージョンで拍手モノ。
映画 House Party でこの曲が使用されてるダンス映像もオールドスクールファンはぜひ。Kid N Play !!!!!!!!!

Full Force / Ain't My Type Of Hype

Full Force / Type Rider (F.F. Smoove Hype Mix)

映画 House Party の BGM 映像

(20:00)

2017/07/15

Chazz (4) Sassy Style
Chazz / Sassy Style
12inch Single


ダンスクラシックスの定番 シェリル・リンの Got To Be Real 的な雰囲気が感じられる曲というこ とで75枚目にいってみましょう。

ブート盤みたいなのが最近少量出回った1984年のテキサス産80’sブギーのドマイナー・シングル。詳細なんてのはわかりませんが、この筋のコレクターには人気がある曲なのかも。横揺れ感においては遠からずといったところで取り上げてみました。何を歌っているのかはよくわかりませんが、80’sらしい Sassy な雰囲気を味わいところであります。
近年以前にもまして7インチや12インチのレア音源のブート盤らしき類のリリースが加速してるようにも思い、日本に入ってこない商品もあったりですが、当時世界中のあちこちの町でこういったちょっとしたやる気のある人がレコードをプレスして表現活動をしていたんだなあというのを楽しみたいところ。

Chazz / Sassy Style

(20:00)

2017/06/08

Cristina Camargo 1980 CBS
Cristina Camargo / Moral Tem Hora
アルバム Cristina Camargo に収録


ダンスクラシックスの定番 シェリル・リンの Got To Be Real 的な雰囲気が感じられる曲というこ とで74枚目にいってみましょう。

3年位前にフランスの Favorite Recordings からリリースされたブラジリアン・ブギーのコンピ盤に収録されて知った1980年のナンバーだけど、横揺れ感やアレンジはUSのそれらをうまく取り入れて出来上がったもの。

リエディット・レーベル Barefoot Beats からは数か月前に Ray Mang による再構築ヴァージョンが CC Amor というタイトルでリリースされ原曲をちょっと思い出したのですが、こちらはオリジナルの良さを崩すことなくDJ向けなロングヴァージョンのフロア仕様となってます。

Ray Mang CC Amor 2017

Camargo / Moral Tem Hora は Marcos Valle、Paulo Sergio Valle コンビがソングライティングしたナンバーで、Marcos Valle 自身も1981年のブラジル、USクロスオーヴァー人気の名盤 Vontade De Rever Voce で、Pecados De Amor のタイトルでアレンジを変えて取り上げてました。

Marcos Valle Vontade De Rever Voce 1981


Cristina Camargo / Moral Tem Hora

Ray Mang / CC Amor

Marcos Valle / Pecados De Amor





(20:00)

2017/04/04

Tomato'n Pine PS4U
Tomato'n Pine / ワナダンス!
アルバム PS4U に収録


ダンスクラシックスの定番 シェリル・リンの Got To Be Real 的な雰囲気が感じられる曲というこ とで73枚目にいってみましょう。

アイドルグループが2012年にリリース、クオリティーの高さで一部では当時話題になったアルバムということで、その時に取り上げようと思いながら今頃になって登場であります。ピックアップした「ワナダンス!」というナンバーはド定番 Ain't No Stopping Us Now を下敷きというのは誰の耳にも明らかですが、きらびやかなうわものをちりばめながらディスコティークな匂いをふりまいたダンスクラシックス風 J-Pop 名曲。Got To Be Real との関連性はというと、曲の後半であのイントロの弾き直しが2小節挿入されるというもので、ラストに向かっての盛り上がりの起爆剤に少なからずなっていることでしょう。

歌詞におけるミラーボール空間での描写も優秀といえるもの。おそらく主人公はディスコ遊びを覚えたての年齢の、今後遊び人になる可能性もないとは言えないながらも、決してそうはならないであろう1.2年で夜遊びから去っていくであろう普通よりかは少し可愛めのどこにでもいそうな大勢の女子。今まで経験したこともないような非現実な音と光の空間に舞い降りて一時的に様々な人間模様を楽しむこととなるでしょう。歌詞はおいしいキーワードを詰め込んで表面上はハッピーでノリノリだけど、不安定なように聞こえるボーカルは裏側にあるあまりにもグラグラなこの年代特有の心理が垣間見えなどとは深読みしすぎかもしれませんが、夜の世界に何十年も身を置いているとそんなのがちらりと見えてしまって、その切なさににドキッとさせられます。刹那な快楽と現実のはざまとでもいえばいいのでしょうか、人生においてパーティーはずっと続くわけではありません。グループはアルバムリリース4か月後に活動を休止してしまいます。

Tomato'n Pine / ワナダンス! ライブ映像を含めこちらでたくさんご覧になれます。

(20:00)

2016/08/17

Beatmaniac The Qualified EP 2002
Beatmaniac / Hands In The Air
アルバム The Qualified EP に収録


ダンスクラシックスの定番 シェリル・リンの Got To Be Real 的な雰囲気が感じられる曲というこ とで72枚目にいってみましょう。

身内しかいなくなった深夜の時間帯にある常連客が買ってきた100円レコードの試聴会を始めるなんてたまにあるんですよね。中身もわからずに買ったようなレコードばかりなので思わず苦笑いの場面もあるけど、本人が落ち込まないように何とかいい点を見つけてあげたりなんていうのももう慣れっこになっている。
さてそんな中から Got To Be Real ネタの2002年のクラブトラックを発見しましたが、こんなの買ってどうするの?なんてのは思っていてももちろん誰も口にしないのであります、本人が一番そう思っているはずだし、運試しのゲーム感覚の要素も強いわけであります。

Beatmaniac / Hands In The Air

さてこの Got To Be Real 使いのナンバー、正確には DJ Jazzy Jeff & The Fresh Prince 1988年のアルバム He's The DJ, I'm The Rapper に収録された Live At Union Square (November 1986) を再利用しているというのが正しいですね。Jazzy Jeff が Got To Be Real やブレイクビーツを操って、見事なターンテーブルさばきで観客を盛り上げた DJ パフォーマンス実況録音の名曲であり、Will Smith 少年の MC の煽りも古典そのもの。
このライブの音源ですがアルバムでは4分尺での収録ですが、Youtube に20分のフルヴァージョンが上がっていますね、下に貼り付けておきましたのでオールドスクール・マニアの方は当時の資料としてご活用ください。

DJ Jazzy Jeff & The Fresh Prince / Live At Union Square (November 1986)

Dj Jazzy Jeff & The Fresh Prince - Live At The Union Square (Complete Full Version)

DJ Jazzy Jeff & The Fresh Prince 1988 Jive


(21:00)

2016/06/20

King Bee Must Bee The Music
King Bee / Must Bee The Music (Frisco Disco Mix)
12inch Single


ダンスクラシックスの定番 シェリル・リンの Got To Be Real 的な雰囲気が感じられる曲というこ とで71枚目にいってみましょう。

またしょうもない Got To Be Real ネタのラップ作品を発見しましたのでご報告を。
オランダの DJ Allstar Fresh によるユニット、King Bee が1990年にリリースしたサード・シングル Must Bee The Music には、いろんなミックスがありますが、その中の一つ Frisco Disco Mix と名が付いたヴァージョンで Got To Be Real がもろ使いされています。J.B.トラック上にいろいろなサンプリングが散りばめられ、賑やかなパーティー感覚を演出。いかにも当時の欧州産らしいヒップホップを利用したお手頃ダンスサウンドといったところ。
ちなみにこの曲のオリジナルヴァージョンには、Secret Weapon / Must Be The Music のコーラスパートの歌いまわしがちゃんと入ってます。

King Bee

King Bee / Must Bee The Music (Frisco Disco Mix)

(21:00)

2016/05/02

Jordan Hill 1995
Jordan Hill / Got To Be Real
アルバム Got To Be Real に収録


ダンスクラシックスの定番 シェリル・リンの Got To Be Real 的な雰囲気が感じられる曲というこ とで70枚目にいってみましょう。

抜群の歌唱力が評価されデイヴィッド・フォスターの後押しで96年に16歳でデビューしたジョーダン・ヒル。彼女も1stで Got To be Real を取り上げていたというお客さんからのご指摘でありますが、20年前にこの新人が話題になったことはうっすらと記憶しているのでありますが、現在はどうしているのかな。

もともと Got To Be Real は、シェリル・リン、デイヴィッド・フォスター、デイヴィッド・ペイチ(Toto)の共作で、その流れでフォスターが取り仕切る今回のアルバムでカヴァーとなったのでしょう。この曲に関してはプロデュースとアレンジは SoulShock & Karlin が担当し、Got To Be Real のカヴァーだけを取り出して今聴くと歌の上手さを引き出すための無難なトラックといった印象だけど、でしゃばり過ぎずまとめたともいえなくもない。あくまでもアルバムの中の一曲で、他にフォスターがやったいい曲も入っているので全体のバランスを見ればあまり派手に目立ちすぎてはいけないのであります。

Jordan Hill / Got To Be Real

(21:00)